サンクトペテルブルクはロシア第2の都市で、市内に運河が流れることから「北のヴェネツィア」とも呼ばれています。モスクワから高速列車や寝台列車でアクセスでき、2019年10月からはフィンランド発なら無料電子ビザだけで観光が可能になりました。
当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「サンクトペテルブルク④宮殿など」になります(^^)
「サンクトペテルブルク④宮殿など」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
サンクトペテルブルクには多くの見どころがありますが、ここは外せないという10ヶ所を厳選しました。こちらのページでは緑のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
1714年に建てられた宮殿で、サンクトペテルブルク中心部から西に約30km離れています。ピョートル大帝の「夏の離宮」で見どころは大小様々な噴水が並ぶ庭園です。画面をぐるっと回して周囲を見てみてください。
階段状の滝は「大滝(グランドカスケード)」といいます。2つあって、その間には人工の洞窟があります。奥に写っている部分ですね。
大滝の下には「サムソンの噴水」があります。「サムソン」は岩の上に立つ人間の像のことで、ライオンの顎を引き裂こうとしていますΣ(・∀・;)
実はサムソンはロシアを擬人化したものなんです。ライオンはというと、実はスウェーデンの国章に描かれているんです。つまり、ここではスウェーデンに見立てられています。この噴水は1700~1721年に起こった「大北方戦争」で、ロシアがスウェーデンに勝利したことを表現しているんですね。
噴水はポンプなどを使わずに24時間稼働している優れもので、5月~10月中旬まで見ることができます(^^) この場所だけでもスゴイですが、実は途方も無い規模の宮殿なんです。下の写真の赤で囲んだ場所が「大滝とサムソンの噴水」部分です。
photo by:Andrew Shiva
広すぎですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 宮殿の後ろにはベルサイユ宮殿の影響を受けたフランス式庭園が広がり、大滝の下には約150の噴水が設置された庭園が広がっています。もちろん内部も豪華絢爛なつくりで見応えがあります。
市内中心部からのアクセス方法は2つで、1つは高速船を使います。エルミタージュ美術館の前に船着き場があります。
ここから約30分でペテルゴフ宮殿前の船着き場へ到着します。
もう1つはバスで、地下鉄「Avtovo駅」の前のバス停から「200番」の路線バスに乗ります。
降車のバス停はこちらです。
【ペテルゴフ宮殿】
・土曜以外:9時~20時
・土曜:9時~21時
・大宮殿:10時半~18時
・下の庭園:500ルーブル
・大宮殿:550ルーブル
サンクトペテルブルクから南に約25km離れた「ツァールスコエ・セロー」という場所にあります。1717年に、ピョートル大帝の妻だった第2代ロシア皇帝エカテリーナ1世が「夏の離宮」として造らせました。その後、娘のエリザヴェータが増改築を命じ、1756年に現在の姿になりました。
大階段を登ったところにある、可愛らしい天使の像が人気です(*´ω`*)
photo by:schlaeger
そして、最も名高いのが「琥珀の間」。部屋全体が琥珀で埋め尽くされていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
photo by:Byron Howes
1770年に完成したのですが、戦争中にドイツ軍に琥珀を全て奪われてしまったため、現在の「琥珀の間」は2003年に復元されたものです。そのほか「絵画の間」「アラベスクの間」「緑の食堂」「白の主食堂」などがあり、どこも絢爛豪華できらびやかな空間が広がっています。
【エカテリーナ宮殿】
・12時~18時45分
・料金:1000ルーブル
・公式HP
18世紀に、スウェーデンからの攻撃に備えるために築かれた要塞で、名前はロシア語で「ペトロとパウロの要塞」を意味します。
中央の大聖堂にはピョートル大帝以降のロシア皇帝が埋葬されていて、たくさんの棺が並んでいます(^^;)
【ペトロパヴロフスク要塞】
・10時~18時
・無休
・聖堂:200ルーブル
・監獄:130ルーブル
・共通券:300ルーブル
以上になります(^^) 4ページに渡りサンクトペテルブルクをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
サンクト・ペテルブルグは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
■バッキンガム宮殿(イギリス) |
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イギリスのエリザベス女王の住まいで、約1万坪という広大な敷地の中に775の部屋があり、年間で約4万人の招待客が訪れています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ヴェッキオ宮殿(イタリア) |
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一時期は大富豪メディチ家も住んでいた宮殿で、現在はフィレンツェ市庁舎として使われています。鐘楼からの眺めや「500人大広間」は必見です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ドゥカーレ宮殿(イタリア) |
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ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁だった建物です。「世界最大の油絵」と言われている「天国」など見どころ満載です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■シェーンブルン宮殿(オーストリア) |
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ヨーロッパに君臨したハプスブルク家が「夏の離宮」として使用してきました。マリー・アントワネットも15歳まで過ごしています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ベルヴェデーレ宮殿(オーストリア) |
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こちらもハプスブルク家が所有していました。上宮と下宮があり、上宮はオーストリアで2番目に大きな美術館になっています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ホーフブルク王宮(オーストラリア) |
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ハプスブルク家の「冬の離宮」で「世界で最も美しい図書館」と言われる「オーストリア国立図書館」が入っています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■アムステルダムの王宮(オランダ) |
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元々は1665年に市庁舎として建てられました。ナポレオン3世の時代に王宮として使われるようになり、以降、オランダ王室の宮殿になっています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■アルハンブラ宮殿(スペイン) |
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「イスラム建築の最高傑作」と呼ばれていて、サグラダ・ファミリアなどと並ぶスペインを代表する観光地の1つです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■セビーリャのアルカサル(スペイン) |
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14世紀に造られたムデハル様式の王宮で、アルハンブラ宮殿を参考に造られています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■サンスーシ宮殿(ドイツ) |
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ドイツのポツダムは「北のヴェルサイユ」と呼ばれるほど数多くの宮殿が建てられていて、サンスーシ宮殿はプロイセンの偉大な王・フリードリヒ2世の夏の離宮として造られました。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ヴェルサイユ宮殿(フランス) |
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「太陽王」と呼ばれたルイ14世によって造られた壮大な宮殿で、フランスを代表する世界的観光地です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ブリュッセル王宮(ベルギー) |
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1904年に完成した王宮で「Heaven of delight」という天井がスゴいです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ペーナ宮殿(ポルトガル) |
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元々は修道院だった建物ですが、19世紀に改修が行われ、現在のテーマパークのような外観になりました。詳細は下記からご覧ください。 | |
■国民の館(ルーマニア) |
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1980年代にルーマニアの独裁者・チャウシェスクが造った宮殿で、アメリカのペンタゴンに次ぐ世界で2番目に大きな建物として知られています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■カザンのクレムリン(ロシア) |
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タタールスタン共和国の首都・カザンのクレムリンで、モスクワのクレムリンを凌ぐ大規模なものです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■モスクワのクレムリン(ロシア) |
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12世紀に築かれた旧ロシア帝国の宮殿で、現在も「大統領府」や「大統領官邸」が置かれています。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-モスクワ(約10時間)
・モスクワ-サンクトペテルブルク(約1時間半) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 ロシア |
ガイドブック | ロシアのガイドブック |
ビザ | 必要 |
パスポート残存期間 | 出国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | ・全部で11のタイムゾーンがある
・サマータイムは無し |
チップ | レストランで10%程度 |
日本への電話 | 8-10(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるロシア語 | ①おはよう。
Доброе утро.(ドーブラエ ウートラ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | ルーブル(通貨コード:RUB、記号:₽)で補助通貨はカペイカ(kopek)。1ルーブル=100カペイカ。
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日本大使館 | ・HP |
ロシアの絶景一覧 |
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