ロシア旅行の基本情報と絶景一覧(目次)
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ロシアの基本情報・徹底解説
人口は約1億4680万人で、面積は日本の45倍にあたる1710万km²。もちろん世界一だよ。日本との大きさを比べてみるとこんな感じ。普通の地図は南北に行くほど大きく表示されるので、重ねてみると日本も大きくなるよ。

photo by:thetruesize.com/
広大すぎるため人々の起源は絞りきれないけれど、ロシア民族の祖としては、現在のウクライナやベラルーシがある「北東ルーシ」という地域に居住していたスラヴ族とフィン族がルーツと言われているよ。モスクワやサンクトペテルブルクなど定番の見どころも良いけど、バイカル湖やマンププニョルといった大自然もオススメ。
それでは観光の基本情報をまとめるよ。もちろん、地域によって文化も気候も全て違うので、下記をしっかり読んで十分な準備をしていってね。
1・入国まで(←クリック)
①ビザ関係 ②入国に必要なパスポート残存期間 ③治安(外務省の海外安全情報の該当ページ) ④ガイドブック ⑤航空便例 ⑥時差 ⑦トラベルカレンダー ⑧様々な国別指数
2・空港に到着したら
⑨通貨 ⑩ATM事情 ⑪SIMカード ⑫タクシー事情 ⑬配車アプリ ⑭交通カード
3・滞在中
⑮Googleマップの精度 ⑯クレジットカードの普及率 ⑰トイレ事情 ⑱喫煙事情 ⑲コンタクト用品は買えるか? ⑳生理用品は買えるか? ㉑定番のスーパーやコンビニ ㉒定番の軽食やファーストフード ㉓犯罪や病気 ㉔緊急電話番号 ㉕チップ事情 ㉖電圧とプラグ ㉗現地で使える◯◯語(公用語) ㉘現地の日本大使館 ㉙この国の絶景一覧
| ビザ関係 | 【大使館でのビザ申請】
これまでどおり、自らロシア大使館の窓口へ行って申請し、紙の観光ビザを発行してもらうタイプ。「シングル(1回入国)」と「ダブル(2回入国)」は最大90日の滞在が可能で、「マルチプル(複数回入国)」は「180日間のうち合計90日」まで何度でも入国可能。
【電子ビザ(E-visa)】
結論として、大使館に行くことが出来ず、E-visaも申請出来ない場合、手数料は取られるが、日本の「ロシア専門旅行代理店」に代行申請を依頼するのが確実。 |
|---|---|
| パスポート残存期間 | ビザ申請時および入国時に、6ヶ月以上の有効期間と、2ページ以上の余白が必要。 |
| 治安 | 外務省・海外安全情報:ロシア |
| ガイドブック | ロシアのガイドブック |
| 航空便例 | ・日本-北京(約4時間)
・北京-モスクワ(約9時間) |
| 時差 | ・11のタイムゾーンがある
・サマータイムは無し
【代表的な場所】 |
| トラベル
カレンダー |
【概要】
世界最大の国土を持つロシアは、北極圏・東欧・コーカサス・シベリア・極東にまで広がるため、地域による気候差が極端に大きい。西部のモスクワやサンクトペテルブルク周辺は、四季が比較的明瞭で、夏は観光しやすく、冬は雪景色が美しい。南部のコーカサス方面では、高山地帯や乾燥した草原地帯も広がり、イスラム文化圏も見られる。一方、シベリア内陸部は世界有数の極寒地帯で、冬は-30~-50度級になる地域もある。極東のカムチャツカは、火山・温泉・原野が広がる自然地帯で、ヒグマや海洋生物でも有名。以下、計6つのトラベルカレンダーと、クリスマスの特徴を記載。 ①モスクワなどロシア西部
【カレンダー①モスクワなどロシア西部】
■1~2月
■3~4月
■5~6月
サンクトペテルブルクでは5月後半頃から「白夜」が始まり、深夜でも空が薄明るい状態となる。ネヴァ川沿いでは夜遅くまで人が歩き、跳ね橋見学も有名。新緑が美しい時期で、黄金環都市では修道院や木造家屋の景観が映える。キジ島周辺も雪解け後の湖の景色が非常に美しい。
■7~8月
■9~10月
■11~12月
【カレンダー②カザン・ヴォルガ川流域】
■1~2月
■3~4月
■5~6月
■7~8月
■9~10月
■11~12月
【カレンダー③コーカサス・南部ロシア】
■1~2月
■3~4月
■5~6月
■7~8月
■9~10月
■11~12月
【カレンダー④シベリア・バイカル湖・極北ロシア】
■1~2月
■3~4月
■5~6月
■7~8月
■9~10月
■11~12月
【カレンダー⑤極東ロシア・カムチャツカ】
■1~2月
■3~4月
■5~6月
■7~8月
■9~10月
■11~12月
【カレンダー⑥食べ物】
■1~2月
■3~4月
■5~6月
■7~8月
■9~10月
■11~12月
【ロシアのクリスマスについて】
熱心な正教徒は、イブにあたる1月6日は断食を行うが、これはポーランドなどの「肉食を避ける断食」より遥かに厳格で、文字通り「食事を断つ」もの。ただ、24時間ということではなく「日の出から最初の星(ベツレヘムの星)が出るまで」。無事に星が現れたら「ソチヴォ(Sochivo)」という「麦や米を炊き、蜂蜜、ナッツ、ドライフルーツを混ぜた甘いお粥のような食べ物」を最初に口にするのが伝統で、これがロシア語の「クリスマス・イブ」である「ソチェリニク(Sochelnik)」の由来となっている。
そして、6日の深夜から7日の早朝にかけて、ロシア全土の教会で荘厳なミサが行われる。イスが無く、数時間立ちっぱなしで祈る正教会のミサは、ロシア人の信心深さを象徴する光景と言える。これをもって宗教的制限が終わり、7日の昼食では、メインディッシュの「グーシ(鴨やガチョウのロースト)」「ポロセーノク(豚の丸焼き)」「ホロデーツ(豚の足や耳などの煮こごり)」「ペリメニ(ロシア風水餃子)」など、数ヶ月前から準備してきた豪華な肉料理を楽しむ。やはり広大な国なので、モスクワやサンクトペテルブルクから離れたエリアは、例えば下記のような独自の特色もある。
■タタールスタン共和国
■シベリア・極東地域
そのうえで、ロシア独自のクリスマスを味える最高の場所は下記。
■モスクワ
■スズダリ(Suzdal)
■チュイスキー・トラクト沿いの村々 |
| 様々な
国別指数 |
・パスポートの強さ(信頼性)
・国際平和度(安全性) |
| 通貨 | ルーブル(通貨コード:RUB、記号:₽)で補助通貨は「カペイカ」。1ルーブル=100カペイカ。
※ロシアには、途上国に見られる「路上の独立した両替所」が基本的に無い。もちろん空港にはあるが、レートが極めて悪く、10~20%も損をするため、空港では最低限の両替にとどめ、街中の銀行で残額を両替するのが鉄則。また、日本円からの両替は可能だが、レートが極めて悪いため、USドルかユーロを持参すること。 |
|---|---|
| ATM | ATMは街中に豊富にあるが、日本発行のクレジットカードは一切使えない。中国の「アリペイカード」などを持参出来る場合はいいが、出来ない場合は必要分の現金を持参し、上記のとおり街中の銀行でルーブルに両替する必要がある。 |
| SIMカード | 大手は「MTS」「Beeline」「MegaFon」「Tele2」。eSIMも普及しているが不安定な場所も多い。 |
| タクシー | 公認タクシーはメーター制。空港タクシーは定額制の場合もある。白タクは交渉制。都市部なら「流し」もつかまえられるが、公認タクシーですら「遠回り」「メーターを回さない」「改造メーター」などのボッタクリが多いため、ロシアでは配車アプリ一択でいい。
ロシアでは「白タク文化」と「ヒッチハイク文化」の境界が曖昧な地域もあり、そこでは一般車がそのまま客を乗せるケースもある。旅行者や、特に女性は利用しない方が無難。 |
| 配車アプリ | 「Yandex Go」が最も普及していて、これ一択でいい。「Uber Russia」というのもあるが、これも実は「Yandex」が運営している。 |
| 交通カード | モスクワは「Troika(トロイカ)」、サンクトペテルブルクは「Podorozhnik(ポドロジニク)」がある。地下鉄、バス、トラム、空港特急(アエロエクスプレス)の全てに利用可能で、カード代(約80ルーブル)は返金可能だが、手続きが複雑なため実質「使い捨て」。タッチ決済は普及しているが、上記のとおり「日本発行のクレジットカードはロシア全土で使えない」ため、スマホも含めタッチ決済は不可能。しかし「バス車内での現金支払は不可」なので、事前に切符や上記の交通カードを買うのが必須。 |
| Googleマップ | 利用可能だが国産アプリの「2GIS」や「Yandex Maps」の方が圧倒的に正確。 |
|---|---|
| クレジットカード | 世界トップレベルに普及しているが、上記のとおり日本発行のクレジットカードは使えない。ATMで現金を引き出すことも出来ないため、現金を持参して銀行でルーブルに両替するのが必須。 |
| トイレ | 大都市のホテル・レストラン・モールなどの観光施設は比較的清潔。紙も設置されており、そのまま水に流せる。ただ、広大な国なので、地方や田舎へ行けば行くほどトイレ環境は悪化する。トイレットペーパーやポケットティッシュは常に持参し、ゴミ箱がある場合は流さずに捨てること。公衆トイレは有料(約50ルーブル)が多い。大自然エリアや極地の集落などに行く場合は、簡易トイレも普通にある。 |
| 喫煙 | 屋外なら比較的寛容。1箱180~250ルーブル。 |
| コンタクト用品 | 容易に購入可能 |
| 生理用品 | 容易に購入可能 |
| スーパーや
コンビニ |
■コンビニ
24時間営業のミニスーパーや、ガソリンスタンド併設店がコンビニ代わり
■スーパー
■ドラッグストア |
| 定番の軽食や
ファーストフード |
ロシア料理は、寒冷地らしい保存食・発酵・煮込み文化が非常に強いのが特徴。広大な国土のため地域差も大きく、西部ロシアでは「黒パン・スープ・ロシア正教圏の家庭料理」が中心。カザンなどタタール圏では、イスラム世界を感じさせる「羊肉料理・小麦料理」。シベリアでは「川魚・狩猟肉・保存食」。極東では「カニ・サケ・海産物」が中心となる。季節性も地域によってかなり変わるが、大別すると「夏:キノコ、ベリー、川魚」「冬:煮込み料理・保存食」が主軸となる。
国産チェーンでは、バーガーの「Vkusno i tochka(フクースノ・イ・トーチカ)」、ブリヌイの「Teremok(テレモク)」、カフェの「Shokoladnitsa(ショコラドニツァ)」、ベーカリーの「Bushe(ブーシェ)」などが有名。世界的チェーンは、バーガーキングやケンタッキーが残っているが、マクドナルドは上記の「フクースナ・イ・トーチカ」へ転換されるなど、ロシア系ブランド化が進んでいる。
■主食・軽食
■肉・魚・メイン料理
■デザート・飲み物 |
| 犯罪や病気 | ■モスクワ・サンクトペテルブルク・西部ロシア周辺
ロシアの中では最も観光インフラが整っており、主要観光地は比較的安全。ただし、地下鉄・主要駅・観光地では、今もスリや置き引きが多い。特に「モスクワの地下鉄」「サンクトペテルブルクのネフスキー大通り周辺」には注意。深夜の繁華街では、酔っぱらいによるトラブルや、ボッタクリバーによる高額請求もある。
サッカー熱が非常に強く、一部のクラブには過激なフーリガンも存在する。昔に比べると沈静化しているが「CSKAモスクワ」「スパルタク・モスクワ」「ゼニト・サンクトペテルブルク」などのチームが試合の際には、スタジアム周辺やパブなどが荒れることがある。
また、政治・軍事関連には非常に敏感で、軍事施設・警察・検問などの撮影は避けること。デモが行われている場合も近づかないこと。特にウクライナ情勢以降は、政治的な話をすること自体、慎重になる必要がある。冬は凍結路面による転倒も多く、寒さ・氷・滑りやすい石畳に注意。
■カザン・ヴォルガ川流域周辺
■コーカサス・南部ロシア周辺
■シベリア・バイカル湖・極北ロシア周辺
ただ、最大のリスクは自然環境。冬は-30~-50度級になる地域もあり、低体温症や凍傷リスクが非常に高い。特にヤクーツク方面では、肌を短時間露出するだけで危険な場合がある。また、猛吹雪で前が見えなくなることも普通にある。そして夏は、湿地・湖・森林周辺で蚊やマダニが非常に多い。ダニ媒介性脳炎の報告地域もあり、森歩きでは虫除けが重要。この辺りは英語も通じにくく、医療水準も低くなる。
■極東ロシア・カムチャツカ周辺
■ロシア全体
タクシーのボッタクリは常なので、配車アプリが基本。また、職務質問時に身分証提示を求められることがあるため、パスポートは常に携帯すること。
■そのほか
具体的には、咬まれてから数時間以内の「曝露後ワクチン(PEP)」接種が絶対条件で、まずは石鹸で15分以上患部を洗い、イソジンやアルコールで消毒する。その間にタクシーや救急車など移動手段を手配しておき、すぐに病院へ行くこと。モスクワなどの大都市なら、これらに対応できる高度な病院があるが、地方や極地だとそうとは限らないため、場合によっては大都市への救急搬送が必要。
よって大切なのは、自分の旅程に合った海外旅行保険を契約すること。短期旅行ならそれほど心配する必要は無いが、長期であれば、通常の枠を超えた高額な補償の保険であることはもちろん、現地での支払いが不要で後日完全に保険会社が支払う「キャッシュレス診療対応保険」、別な国への緊急搬送ができる「海外医療搬送対応保険」などをしっかり検討するのが大事。ちなみに「戦争」に対応する海外旅行保険は、一般旅行者向けには無い。正規メディア、プロのジャーナリスト、政府や軍事関係者などに超高額の保険があるのみ。 |
| 緊急電話番号 | 警察・救急・消防:112(英語が通じるのは都市部に限られる) |
| チップ | 定着している。レストラン:10%程度。タクシー:端数を切り上げる。ホテル:枕チップは不要。ポーターには100ルーブル。 |
| 電圧とプラグ | ・電圧:220V
|
| 現地で使える
ロシア語 |
①おはよう。
ドーブラエ ウートラ
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい/いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩もう少し安くなりますか?
※「旅で使える英語40選」は「アメリカの基本情報と絶景一覧」を参照。 |
| 日本大使館 | ・公式HP |
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photo by:Owen Byrne
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