サンクトペテルブルクへの行き方と空港から市内

 

サンクトペテルブルクはロシア第2の都市で、市内に運河が流れることから「北のヴェネツィア」とも呼ばれています。モスクワから高速列車や寝台列車でアクセスでき、2019年10月からはフィンランド発なら無料電子ビザだけで観光が可能になりました。

 

当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「サンクトペテルブルク①各地からのアクセス」になります(^^)

 

 

「サンクトペテルブルク①各地からのアクセス」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

サンクトペテルブルクは、1917年のロシア革命までロシアの首都だった都市で、その後「ペトログラード」→「レニングラード」と名前を変えていき、現在は元の名前に落ち着いています。人口は約530万人。

 

最寄りの空港はプルコヴォ空港(LED)。サンクトペテルブルクの国際空港です。国内外合わせて約120の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はルーブル(通貨コード:RUB、記号:₽)で補助通貨はカペイカ(kopek)。1ルーブル=100カペイカで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

 
photo by:Poudou99

 

空港は市内中心部から南に約20km離れています。移動方法は、路線バス、タクシー、空港送迎の3つです。

 

サンクトペテルブルクへの行き方と空港から市内
photo by:Tim Adams

 

2両が連結された「39番」の路線バスが、空港から市内中心部の地下鉄駅「モスコフスカヤ駅」までをつないでいます。料金は車内で運転手に支払います。

・5時頃~25時半頃まで運行
・5~10分おきに運行
・所要時間:約20分
・料金:40ルーブル
・大きな荷物1つにつき+40ルーブル

 

■モスコフスカヤ駅
 
photo by:A.Savin

 

・所要時間:約15分
・料金:約1500ルーブル

 

「サンクトペテルブルク①各地からのアクセス」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。

 

 

モスクワから鉄道で行く

概要
■列車の種類
①サプサン(Sapsan・「ハヤブサ号」)
②レッドアロー(Red Arrow・「赤い矢号」)
③グランドエクスプレス(Grandexpress)
④ダブルデッカー(Double-Decker)
⑤メガポリス(Megapolis)
⑥トゥーキャピタル(Two Capitals train)
⑦スメナ(Smena)
⑧エクスプレス(Express)

 

モスクワからサンクトペテルブルクへは飛行機でも約1時間半かかります。ただ、今は高速鉄道もあるので旅程に合わせて検討してみてください(^^) 種類は全部で8つありますが、一般的に旅行者が使うのは所要時間が短い①~③になるので、その3つをご紹介します。

 

サンクトペテルブルクへの行き方と空港から市内
photo by:Sergey Korovkin 84

 

日本でいう新幹線で、時速250km・所要時間は約3時間40分。現在のところ最も速い列車で、モスクワの「レニングラード駅」からサンクトペテルブルクの「モスクワ駅」をつないでいます。

 

■レニングラード駅(モスクワ)
 
photo by:Sergey Korovkin 84

 

駅名が非常にややこしいですよね。レニングラードは上記のとおりサンクトペテルブルクの旧名ですし、到着駅がモスクワ駅となると完全に逆になっている感じがあります(^^;) 例えるなら大阪の「江戸駅」から東京の「大阪駅」へ行く、みたいな感じでしょうか…間違えないように注意してください。ちなみに外観までそっくりです。

 

■モスクワ駅(サンクトペテルブルク)
 
photo by:A.Savin

 

1日16便と結構な本数があります。クラスは「特等/1等/2等」の3つで、2等だと料金も40ドルからと手頃です。1等だと食事がついていて、2等だとついていませんが、食堂車や車内販売がありますし、時間も4時間弱なので大丈夫だと思います。公式HPから予約できます。

 

サンクトペテルブルクへの行き方と空港から市内
photo by:Glucke

 

いわゆる「豪華寝台列車」で、こちらも上記の2つの駅をつないでいます。サプサンよりも高いですが、寝台車なので宿泊費が浮くと考えると変わらなくなります。ソビエト時代からの歴史がある寝台列車なので、レトロな雰囲気が逆に魅力です(^^)

・1日1本
・23:55発-07:55着(双方向共に)
・料金:80ドル~
・部屋の種類:5種類
・チケットは公式HPから購入

 

部屋は下記の種類があります。

・シャワー付き個室:1等(1人部屋と2人部屋)
・シャワー無し個室:1等(1人部屋と2人部屋)
・シャワー無し個室:2等(4人部屋)

 

こちらは4人部屋。グループにはピッタリですね(^^)

 

 

「サンクトペテルブルク①各地からのアクセス」徹底ガイド 【旅の大事典】
出典:公式Facebook

 

最も豪華な寝台列車で「走るホテル」とも称されます。多くのクラスがあるので詳細は公式HPからご覧ください。所要時間は8時間56分。こちらも上記の2つの駅をつないでいます。最上級クラスは「グランドインペリアル」。料金は約500ドルです(^^;)

 

「サンクトペテルブルク①各地からのアクセス」徹底ガイド 【旅の大事典】
出典:Гранд Экспресс

 

朝食だけでなく夕食も付いています。アメニティも充実していてホテルそのものですね。一番安いクラスは「エコノミーベーシック」で約35ドルです。朝食や無料Wi-Fiは付いているので、移動する分には何も問題なく快適に過ごすことができます。

 

 

ヘルシンキから無料電子ビザで行く

サンクトペテルブルクへの行き方と空港から市内
photo by:Smiley.toerist

 

以前から「サンクトペテルブルクライン」というフェリーツアーを使うことで「フィンランド・スウェーデン・エストニア発の、3日間限定の『ビザ無し』サンクトペテルブルク観光」ができていました。

 

フィンランド発の場合、ヘルシンキを18時に出発し、サンクトペテルブルクに翌朝9時に到着します。料金は100€。

■条件
・往復チケットを購入していること
・ロシアでの滞在時間が72時間以内であること
・観光ツアーに申し込み済みであること
・滞在ホテルの予約確認書があること
・フィンランドは「ヘルシンキ」、フィンランドは「ストックホルム」、エストニアは「タリン」の発着フェリーであること

 

しかし2019年10月からは、無料の電子ビザを取得することで、フィンランドのヘルシンキ発で連続8日以内のサンクトペテルブルク滞在が可能になりましたヾ(≧∇≦*)/ 色々条件が書いてありますが、基本的に問題は無いものばかりです。

■条件
・「レニングラード州」以外の場所には行けない
・電子ビザの有効期限は30日間
・入国する4~20日前に公式HPから手続きを行う
・4日以内に発給される
・滞在ホテルの予約書などは必要なし
・ロシアで有効な海外旅行保険に加入していること
・パスポートの有効残存期間6ヶ月
・空路:「ヘルシンキ-サンクトペテルブルク」の直行便のみ
・陸路:「Imatra」「Nuijamaa」「Vaalimaa」の3ヶ所で国境超え可能
・海路:上記の「サンクトペテルブルクライン」を利用。

 

陸路の場合、バスだと所要時間約8時間、料金は14€からです。列車だと「Allegro号」という国境超えの列車がありまして、所要時間約3時間半、料金は約40€です。

 

 

サンクトペテルブルク・シティパス

サンクトペテルブルクへの行き方と空港から市内

 

市内観光がメインの場合は必須になってくるパスです。20ヶ所の美術館・博物館が無料になり、レストランやカフェなどでも割引が効きます。詳細は公式HPをご覧ください。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から市内の見どころをご覧ください。

 

サンクト・ペテルブルグは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「サンクトペテルブルク①各地からのアクセス」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-モスクワ(約10時間)

・モスクワ-サンクトペテルブルク(約1時間半)

ベストシーズン 6月~8月
外務省 海外安全情報 ロシア
ガイドブック ロシアのガイドブック
ビザ 必要
パスポート残存期間 出国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 ・全部で11のタイムゾーンがある

・サマータイムは無し
・モスクワで6時間、ウラジオストクは1時間

チップ レストランで10%程度
日本への電話 8-10(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
8-10+81+3+9999-9999

現地で使えるロシア語 ①おはよう。

Доброе утро.(ドーブラエ ウートラ)

 

②こんにちは。
Добрый день.(ドーブライ ヂェン)

 

③こんばんは。
Добрый вечер.(ドーブライ ヴェーチェル)

 

④ありがとう。
Спасибо.(スパシーバ)

 

⑤さようなら。
До свидания.(ダスヴィダーニャ)

 

⑥はい・いいえ。
Да・Нет.(ダー・ニェット)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ルーブル(通貨コード:RUB、記号:₽)で補助通貨はカペイカ(kopek)。1ルーブル=100カペイカ。

 

日本大使館 HP

ロシアの絶景一覧

ロシアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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