ウィーンの見どころ

 

ウィーンは、ベートーベン、モーツァルト、シューベルトなどが活躍した「音楽の都」です。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。このページは「ウィーン②宮殿・教会など」です(^^)

 

 

「ウィーン②宮殿・教会の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

ウィーンの見どころ一覧

 

ウィーンには多くの見どころがありますが、ここは外せないという13ヶ所を厳選しました。赤が宮殿・教会系、青がその他の見どころで、こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

シェーンブルン宮殿

ウィーンの見どころ 

 

1750年頃に完成した宮殿で、ヨーロッパに君臨したハプスブルク家の歴代君主が夏の間の離宮として使用してきました。マリー・アントワネットも15歳まで過ごしています。ここが実家というわけですね(^^;)

 

■最初のデザイン             ■最終的なデザイン
ウィーンの見どころ ウィーンの見どころ

 

建設当初は、パリのヴェルサイユ宮殿に匹敵する壮大な宮殿を建設する予定でしたが、財政状況がそれを許さず現在の規模になりました。建物の色も当初は黄金にする予定でしたが、財政的に厳しいため女帝マリア・テレジアが黄色に変更した経緯があり「テレジアン・イエロー」と呼ばれています。

 

ウィーンの見どころ
出典:https://www.hanachasingdreams.com ※拡大できます

 

幅は約175m、奥行き55m、宮殿内には1441の部屋、139の調理場などがあります。外観はバロック式ですが、部屋の内装はロココ式。現在は約40の部屋が公開されていて年間で約670万人が訪れます。どこを見ても豪華絢爛ですが、特に見逃せないのがこちら。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

「鏡の間」といって、あのモーツァルトがマリー・アントワネットに求婚したとされる部屋です。マリー・アントワネットも、モーツァルトと結婚していれば悲劇的な結末にはならなかったのでしょう(ノД`) マリー・アントワネットの悲しい一生については「ヴェルサイユ宮殿③内部の見どころ」をご覧ください。続いてこちらは「グレートギャラリー」。

 

 

圧巻ですね(,,゚Д゚) 贅を尽くすとはこのことかという感じです。画面は矢印の方向に動かせるので色々見てみてください。見学可能な場所はほとんど写っています。

 

 

公開されている部屋は基本的に2階にあるのですが、なんと1階は賃貸住宅として貸し出されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ ただ、現代向きな住まいではないため人気は低いそうです。確かに大阪城に住んで良いよと言われても、日常生活としては不便そうですもんね。

 

ウィーンの見どころ

 

敷地内には東西約1.2km、南北約1kmという広大な庭園があり、オーストリアを代表する名園と言われています。ヨーロッパ最大級の温室「パルメンハウス」も見逃せません。

 

■パルメンハウス
ウィーンの見どころ

 

また、併設されている「シェーンブルン動物園」は世界最古の動物園として有名です。

 

■シェーンブルン動物園
ウィーンの見どころ
photo by:Daniel Zupanc

■シェーンブルン宮殿
・料金:12~18€
公式HP
・シェーンブルン駅から徒歩約10分

 

 

ホーフブルク王宮

ウィーンの見どころ 

 

上記のシェーンブルン宮殿が、ハプスブルク家の「夏の離宮」だったのに対し、こちらは「冬の主宮」として使用されてきました。現在では、オーストリア大統領の公邸や、オーストリア国立図書館などが置かれています。特に旧王宮は見どころが多く、旧市街で一番の見どころと言われています(^^)

 

ウィーンの見どころ

 

新王宮と旧王宮があるのですが、新王宮のテラスでは1938年にヒトラーがオーストリア併合を宣言し、第2次世界大戦が加速していきました。

 

そして、王宮内には「エフェソス博物館」「中世武器博物館」「古楽器博物館」「民俗学博物館」など、様々な博物館が造られています。

 

ウィーンの見どころ
photo by:Rafa Esteve

 

旧王宮にある、ホーフブルク王宮で一番の見どころです。ハプスブルク家が愛用した豪華な銀器が並んでいます(,,゚Д゚)

 

 

旧王宮にある、ハンガリー国王フランツ・ヨーゼフ1世が使用していた部屋です。赤と金を貴重にした、きらびやかな部屋になっています。

 

 

旧王宮にある、ヨーゼフ1世の后エリザベートに関する博物館です。エリザベートはヨーロッパでは幾度となく映画や舞台のテーマにされてきた有名人です。ドレスなども飾られていて女性に人気がある部屋です。

 

 

かの有名なウィーン少年合唱団が日曜のミサで「天使の歌声」を披露しています(*´ω`*)

 

 

古典馬術の維持保存を目的とした組織で、バロック式の屋内馬場で「白馬のワルツ」を見るという優雅な体験ができます(^^)

 

 

「世界で最も美しい図書館」と言われる図書館で、長さ80m、高さ20m、天井には豪華なフレスコ画が描かれています。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。オーストリア最大の図書館でもあり、なんと約750万点を収蔵していますΣ(゚∀゚ノ)ノ 貴重な本が多々ありますが基本的に触れないので注意してください。

 

世界のすごい図書館や書店は「ブエノスアイレス:徹底ガイド」のページに一覧を載せております。

 

ゲガルド修道院とロンギヌスの槍
photo by:Saibo

 

「エヴァンゲリオン」のキーアイテムとしても知られる「ロンギヌスの槍」は、「キリストが磔にされた際に、ローマ兵が死を確認するため脇腹を刺した槍」のことです。当然、キリスト教世界における超重要アイテムで現在、世界の3ヶ所に存在しています。

 

その内の1つがこちらにありまして、他の2つはアルメニアの「ゲガルド修道院」と、バチカン市国の「サン・ピエトロ大聖堂」になります。それぞれ記載しておりますので興味のある方はご覧ください。

■ホーフブルク王宮
公式HP
・トラム「D番」の「Burgring」で下車

 

世界のすごい図書館や書店は「ブエノスアイレス:徹底ガイド」のページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

ベルヴェデーレ宮殿

ウィーンの見どころ 

 

1714年から1723年にかけて造られた宮殿で、マリー・アントワネットも過ごしたことがあり、モーツァルトも御前演奏などを行いました。1815年のウィーン会議が行われた場所でもあります。上宮と下宮の2つがあり、上の写真は上宮、下の写真が下宮です。現在は両方とも美術館として使用されています。

 

ウィーンの見どころ

 

特に上宮は美術史美術館に次ぐオーストリアで2番目に大きな美術館で「オーストリア・ギャラリー」と呼ばれます。グスタフ・クリムトとエゴン・シーレのコレクションが特に有名です。こちらも庭園は圧巻の規模と鳴っています(,,゚Д゚)

 

ウィーンの見どころ

■ベルヴェデーレ宮殿
・料金:14€
公式HP
・トラム「D番」の「Schloss Belvedere」下車

 

ヨーロッパのすごい宮殿や王宮については「ロンドン③バッキンガム宮殿」などのページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

シュテファン大聖堂

ウィーンの見どころ 

 

ウィーンのシンボルでもあるゴシック様式の大聖堂で、高さ136.7mの尖塔は、教会の塔としては世界で3番目の高さです。ちなみに、1番はドイツのウルム大聖堂で161m、2番は同じくドイツのケルン大聖堂で157mです。

 

 

ハプスブルク家の歴代君主の墓所であり、モーツアルトの結婚式と葬儀が行われた場所としても有名です。北塔と南塔は両方登ることができ、北塔はエレベーターが付いていますが、南塔は350段の階段を登らなくてはいけませんΣ(・∀・;)

 

 

また、地下にはカタコンベがあり、17世紀のペストの大流行で亡くなった2000人もの遺骨が収められています。

■シュテファン大聖堂
・北塔:5.5€
・南塔:4.5€
・カタコンベ:5.5€
公式HP
・地下鉄1・3号線の「Stephansplatz駅」で下車

 

 

ペーター教会

ウィーンの見どころ 

 

シュテファン大聖堂の裏にある教会で、平日の15時からパイプオルガンのコンサートが行われているのですが、無料で見学することができます。

 

■ペーター教会
・地下鉄1・3号線の「Stephansplatz駅」で下車

 

世界の教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

ウィーンは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ウィーン②宮殿・教会の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-ウィーン(約12時間)
ベストシーズン 5月~9月
外務省 海外安全情報 オーストリア
ガイドブック オーストリアのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。日本との2国間の「査証免除取極」が優先され6ヶ月以内の観光はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシー:10%程度

・レストラン:10%程度
・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるドイツ語

(公用語)

①おはよう。

Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)

 

②こんにちは。
Guten Tag.(グーテン・ターグ)

 

③こんばんは。
Guten Abend.(グーテン・アーベント)

 

④ありがとう。
Danke schön. (ダンケ シェーン)

 

⑤さようなら。
Tschüss.(チュース) 

 

⑥はい・いいえ。
Ja・Nein.(ヤー・ナイン)

 

⑦~へ行きたい。
Ich möchte ~ gehen.
(イッヒ メヒテ ~ ゲーエン)

 

⑧これがほしいです。
Ich möchte das.
(イッヒ メヒテ ダス)

 

⑨これはいくらですか?
Wie viel kostet das?
(ヴィー フィール コステット ダス)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Konnen Sie~?
(ケンネン ズィー~?)

電圧とプラグ 230V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

オーストリアの絶景一覧

オーストリアの絶景

 

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