サンクトペテルブルクの大聖堂

 

サンクトペテルブルクはロシア第2の都市で、市内に運河が流れることから「北のヴェネツィア」とも呼ばれています。モスクワから高速列車や寝台列車でアクセスでき、2019年10月からはフィンランド発なら無料電子ビザだけで観光が可能になりました。

 

当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「サンクトペテルブルク②5つの聖堂」になります(^^)

 

 

「サンクトペテルブルク②5つの聖堂」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

サンクトペテルブルクの見どころ一覧

 

サンクトペテルブルクには多くの見どころがありますが、ここは外せないという10ヶ所を厳選しました。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

血の上の救世主教会

 

 

1907年に完成した教会で、正しくは「ハリストス復活大聖堂」といいます。ロシア語だと「スパース・ナ・クラヴィー大聖堂」。「血の上」という恐ろしい名前は、この教会が1881年にときの皇帝アレクサンドル2世がテロに遭い亡くなった場所に建てられているからです。

 

サンクトペテルブルクの大聖堂

 

第2次世界大戦中には野菜倉庫として使われていて「ジャガイモの上の教会」などと揶揄されたそうです。また、この場所はドイツ軍による砲撃を多く受けたのですが、なんと1961年になって壁の中から24cmもの不発弾が発見されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

内部は全面に圧巻のフレスコ画が描かれていますが、悲劇的な理由で建てられた教会のため、聖書の中から悲劇的なエピソードが選ばれて描かれています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

川沿いには土産物屋が並んでいて、観光客やカップルで賑わっています。ドームは全部で9つあって、最上部の高さは94m。見る場所によって外観が変わるので周囲を歩いてみてください(^^)

【血の上の救世主教会】
・5~9月:10時半~22時半
・10~4月:10時半~18時半
・水曜日休み
・料金:250ルーブル
公式HP

 

 

聖イサアク大聖堂

 

 

40年の歳月をかけて1858年に建てられたロシア正教会の大聖堂で、サンクトペテルブルクの中心に位置します。高さ101.5m、長さ111.28m、幅97.6m。大聖堂としては世界で3番目に大きなものです(,,゚Д゚)

 

 

柱廊には48本の柱が立ち並んでいますが、この柱は1本1本が114トンにもなるそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ 内部は荘厳な空間になっていて、特に天井のフレスコ画は見事です。

 

 

ドームには螺旋階段で登ることができ、展望台からサンクトペテルブルクの街を一望できます(^^)

 

【聖イサアク大聖堂】
■営業時間
・5~9月:10時半~22時半
・10~4月:10時半~18時半
・水曜日休み

 

■料金
・入場のみ:250ルーブル
・展望台:150ルーブル
・音声ガイド:100ルーブル
・展望台の音声ガイド:150ルーブル
・夜間入場料:400ルーブル
・夜間展望台:300ルーブル
・深夜展望台:400ルーブル

 

公式HP

 

 

トロイツキー大聖堂

 

 

1835年に建てられた木造の大聖堂で別名は「至聖三者大聖堂」。「至聖三者」とはカトリックでいう「三位一体」を意味します。収容人数は最大3000人。高さは80mで、木造の教会としては世界最大規模のものです。

 

サンクトペテルブルクの大聖堂

 

青いドームには星が散りばめられていて非常に美しい外観をしています。このドームは実は2006年に火災で焼失してしまったのですが、現在では修復されています(^^)

 

 

内部は無料で入ることができますが、写真を撮ることは禁止されています。聖堂の前には露土戦争の勝利を記念した「栄光の塔」が建てられています。

【トロイツキー大聖堂】
・平日:9時~19時
・休日:6時~20時
公式HP

 

 

カザン大聖堂

 

 

1811年に建てられた大聖堂で、ロシア正教会で最も重要なイコン(聖人画)の1つとされている「カザンの生神女」がまつられていました。1904年に盗難に遭い、現在は複製画が飾られています。コリント式の列柱が並ぶ建物は、ローマのサン・ピエトロ大聖堂をモデルにしています。

 

上の3つの大聖堂・教会と違い博物館的な意味合いは無く、今でも毎日礼拝が行われています。中は無料で入ることができますが、写真撮影はできません。

 

【カザン大聖堂】
・平日:8時半~18時
・休日:6時半~18時
公式HP

 

 

スモーリヌイ聖堂

 

 

1835年に完成した大聖堂で、白い壁にパステルブルーの外観が印象的です(,,゚Д゚) サンクトペテルブルクを建設したピョートル大帝の娘であるエリザヴェータの命により造られました。ネフスキー大通りから「22番」か「181番」の路線バスで行けます。またトロリーバスの「5番」でも大丈夫です。

 

中は広い空間になっていて、白を基調にしたスッキリとした装飾になっています。

 

 

上部には展望台があり、階段で上がることができます。

 

 

サンクトペテルブルクのほとんどの見どころは中心部に集中しているので、街の中心部から東に離れたスモーリヌイ聖堂からは、他とは違う街並みを見ることができます。

 

【スモーリヌイ聖堂】
・7時~20時
・料金:150ルーブル
公式HP

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から市内の見どころをご覧ください。

 

サンクト・ペテルブルグは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「サンクトペテルブルク②5つの聖堂」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-モスクワ(約10時間)

・モスクワ-サンクトペテルブルク(約1時間半)

ベストシーズン 6月~8月
外務省 海外安全情報 ロシア
ガイドブック ロシアのガイドブック
ビザ 必要
パスポート残存期間 出国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 ・全部で11のタイムゾーンがある

・サマータイムは無し
・モスクワで6時間、ウラジオストクは1時間

チップ レストランで10%程度
日本への電話 8-10(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
8-10+81+3+9999-9999

現地で使えるロシア語 ①おはよう。

Доброе утро.(ドーブラエ ウートラ)

 

②こんにちは。
Добрый день.(ドーブライ ヂェン)

 

③こんばんは。
Добрый вечер.(ドーブライ ヴェーチェル)

 

④ありがとう。
Спасибо.(スパシーバ)

 

⑤さようなら。
До свидания.(ダスヴィダーニャ)

 

⑥はい・いいえ。
Да・Нет.(ダー・ニェット)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ルーブル(通貨コード:RUB、記号:₽)で補助通貨はカペイカ(kopek)。1ルーブル=100カペイカ。

 

日本大使館 HP

ロシアの絶景一覧

ロシアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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