「アルハンブラ宮殿②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

アルハンブラ宮殿は、イスラム建築の最高傑作と呼ばれるグラナダの象徴で、サグラダ・ファミリアなどと並ぶスペインを代表する観光地の1つです。こちらのページでは観光の見どころをご紹介します。グラナダへのアクセスについては「アルハンブラ宮殿①」をご覧ください(^^)

 

 

「アルハンブラ宮殿②」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

アルハンブラ宮殿へのアクセス

アルハンブラ宮殿への行き方 

 

アルハンブラ宮殿は市内中心部から約1kmの場所にあり「C30」「C32」の路線バスで行くことができます。乗り場は「イサベル・カトリカ広場」です。もちろん徒歩でも可能です。

 

 

ちなみに「アルバイシン地区」へは「C31」の路線バスを使います。「サン・ニコラス展望台」行きです。また「サクロモンテ地区」へは「C34」の路線バスを使います。それぞれ「ヌエバ広場」で乗車します。

 

■ヌエバ広場
 

 

 

アルハンブラ宮殿の概要

宮殿のつくり
アルハンブラ宮殿への行き方
出典:公式HP ※拡大できます

 

アルハンブラ宮殿は広大な敷地に3つの有料ゾーンがあります。上の地図の、赤・オレンジ・青で説明がされてる部分です。ここに入らなければ無料で観光も可能です。

■有料エリア
・赤:ナスル朝の宮殿
・オレンジ:アルカサバ
・青:ヘネラリフェ庭園

 

また入口が3つあります。チケットは正門で販売されています。アイコンをクリックすると名前と写真が出ます。

 

・赤:正門(地図の1)
・青:「裁きの門」(地図の62)
・緑:「車両の門」(地図の63)

 

■入場時間
①4月~10月中旬
・昼:8時~20時
・夜:22時~23時半(月曜は休み)

 

②10月中旬~3月
・昼:8時半~18時
・夜:20時~21時半

■チケット
・全エリア用(昼):14€
・ナスル朝の宮殿(夜):8€
・ヘネラリフェ(夜):5€
・12歳未満は無料
・ナスル朝の宮殿は完全予約制です

チケットは色々な種類があります。購入は公式HPで可能です。また日本語の観光サイトも合わせてご覧ください。

 

 

アルハンブラ宮殿に加え、カテドラルや王室礼拝堂などグラナダの見どころ10ヶ所とバスのチケットがセットになった「グラナダカード」というツーリストパスもあります。こちらは現地か公式HPで購入できます。

・ベーシック(37€):観光10ヶ所、バス乗車5回、3日間有効
・プラス(40€):観光10ヶ所、バス9回、5日間有効

 

ネット予約の場合は、QRコード付きのチケットをプリントする必要があります。バスの乗車券は現地で交換します。ヌエバ広場のグラナダ市役所が分かりやすいです。

 

■乗車券に交換できる場所

 

 

アルハンブラ宮殿

アルハンブラ宮殿への行き方

 

「イスラム建築の最高傑作」と呼ばれるアルハンブラ宮殿は、城塞としての性質も備えていて、最盛期は数千人が居住する都市でもありました。1984年に「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区」として世界遺産に登録され、現在では「サグラダ・ファミリア」「ネルハ洞窟」などとともに、スペイン屈指の観光地になっています。

 

宮殿は大きく「ナスル朝宮殿」「アルカサバ」「ヘネラリフェ」という3つのエリアに分かれています。

 

アルハンブラ宮殿への行き方
出典:https://queverengranada.com ※拡大できます

 

ナスル朝宮殿はアルハンブラ宮殿のハイライトで「メスアール宮」「コマレス宮」「ライオン宮」の3つに分かれています。入場時間が30分毎に決められていて、予約時間から30分以内でないと本当に入場できないので注意してください。

 

こちらは有名な「ライオンの中庭」です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

ここは「王妃との密会を疑われた男36人が処刑され、夜中になるとうめき声が聞こえてくる」という伝説も残されています。特に素晴らしいのが「ライオンの中庭」に面する「二姉妹の間」の天井です。「ムカルナス」というデザインで、5416個もの鍾乳石が使われています(,,゚Д゚)

 

アルハンブラ宮殿への行き方

 

アルハンブラ宮殿への行き方

 

アルハンブラ宮殿で最も古いエリアで、9世紀に造られた軍事要塞をもとに増築されていきました。城塞の中心にある「夜警の塔(ベラの塔)」からは、アルバイシン地区の素晴らしい景色を一望することができます(^^)

 

 

アルハンブラ宮殿への行き方

 

ムハンマド3世の時代に夏の別荘として造られました。「水の宮殿」とも呼ばれていて、日本から持ち込まれた竹や柿、杉などが植えられています。

 

 

アルハンブラ宮殿への行き方

 

イスラム様式のアルハンブラ宮殿において、こちらはローマのコロッセオを模して造られています。現在では、毎年夏になるとグラナダ国際音楽祭が開催されています。1階は国立の美術館になっています。

 

 

 

サン・ニコラス展望台

アルハンブラ宮殿への行き方 

 

典型的なアルハンブラ宮殿の景色を見ることができる定番の展望台です。「アルバイシン地区」へ行く「C31」の路線バスが「サン・ニコラス展望台行き」です。展望台は、ほかに「ラ・ロナ展望台」「サンタ・イサベル・ラ・レアル展望台」「サン・ミゲル展望台」などがあります。

 

 

以上になります。スペインが誇るイスラム建築の傑作。ぜひ行ってみてください(^^) グラナダへのアクセスについては「アルハンブラ宮殿①」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「アルハンブラ宮殿②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-マドリード(約14時間)

・マドリード-グラナダ(約1時間)

ベストシーズン 6~9月
外務省 海外安全情報 スペイン
ガイドブック スペインのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 ・シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上

・未使用査証欄1ページ以上

時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・レストラン:5~10%

・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ程度

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるスペイン語 ①おはよう。

Buenos días.(ブエノス ディアス)

 

②こんにちは。
Hola.(オラ)

 

③こんばんは。
Buenas noches.(ブエナス ノチェス)

 

④ありがとう。
Gracias.(グラシアス)

 

⑤さようなら。
Adiós.(アディオス)

 

⑥はい・いいえ。
Sí・No.(シ・ノー)

 

⑦~へ行きたい。
Quiero ir a ~.(キエロ イル ア ~)

 

⑧これがほしいです。
Quiero esto.(キエロ エスト)

 

⑨これはいくらですか?
¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Mas barato,por favor?(マス バラト ポル ファボール?)

電圧とプラグ 230V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

スペインの絶景一覧

スペインの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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