アルガンツリーはヤギが登る不思議な木で、モロッコ南部にしか生息していないことから、世界でここでしか見られないモロッコ名物になっています(^^)
「ヤギのなる木・アルガンツリー」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:マラケシュ
1-2:エッサウィラ
2・エッサウィラ空港から市内
3・ヤギ&アルガンツリーを見られる場所
4・マラケシュからエッサウィラ
5・アガディールからエッサウィラ
6・ヤギ&アルガンツリー
7・アフリカの特にすごい動物スポット
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
マラケシュはモロッコ第4の都市で、11世紀頃に本格的に整備されました。様々な歴史的建造物が並んでいて、1985年には世界遺産に登録されています。人口は約90万人。
最寄りの空港はマラケシュ・メナラ空港(RAK)。国内外合わせて60以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「マラケシュ:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
エッサウィラは大西洋に面した港町で、旧市街が世界遺産に登録されています。リゾート地としても有名でヨーロッパから多くの観光客が訪れます。昔は「モガドール」という名前でした。人口は約78000人。
最寄りの空港はエッサウィラ空港(ESU)。国外の3都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はディルハム(通貨コード:MAD、記号:DH)で、補助通貨は「サンチーム(C)」。1ディルハム=100サンチームで、本日のレートはこちら。
エッサウィラ空港から市内
photo by:Uploadmo
空港は市内中心部から南東に約16km離れています。市内への移動方法は、バス、タクシー、空港送迎の3つです。
・バス:6ディルハム
・タクシー:150ディルハム
空港送迎は色々あります。詳細はこちらからご覧ください。
「エッサウィラ~マラケシュ」と「エッサウィラ~アガディール」の道路沿いで見ることができます。
マラケシュからエッサウィラ
■マラケシュのバスターミナル
CTM社がエッサウィラへの直通バスを運行しています。
・1日2本
・所要時間:約2時間半
・料金:80ディルハム
・公式HP
■エッサウィラのバスターミナル
アガディールからエッサウィラ
■アガディールのバスターミナル
こちらもCTM社がエッサウィラへの直通バスを運行しています。
・1日3本
・所要時間:約3時間半
・料金:70ディルハム
・公式HP
また「スープラトゥール社」も運行しています。
・1日1本
・所要時間:約3時間半
・料金:70ディルハム
・公式HP
アガディール間のアルガンツリーを見る場合、エッサウィラからローカルバスやミニバスでアクセス出来ます。エッサウィラからの所要時間は約45分、料金は5ディルハムです。
こちらが世にも奇妙な「ヤギがなる木」ですΣ(゚∀゚ノ)ノ
本物ですね(^^;) なんで木に登っているのでしょうか?その理由がこちら。
アルガンツリーはモロッコ南部のみに生息する木で緑色の実をつけます。ヤギはこの実が大好物なので、こぞって木に登って実を食べます。
これにより、ここでしか見られない「ヤギのなる木」が完成するというわけです。
アルガンの実は1年かけて成熟し6月~7月に収穫時期を迎えます。本来、ある程度実が熟してからでないとヤギも木に登らないのですが、もはや「ヤギ&アルガンツリー」はモロッコを代表する観光地の1つなので、観光客が訪れると世話をしているオジサンがヤギたちを木の上に上げてくれます( ̄▽ ̄;)
天然物とは言い難い光景ですが見られないよりは遥かに良いですよね(^^) ということで、天候や時間帯なども関係しますが、基本的には見られますのでご安心ください。ヤギたちは実を食べたあと種を吐き出します。これにより種が遠くへ移動するため、アルガンツリーにとってはヤギたちが繁殖を手伝ってくれてる形になり、まさに共生関係が築かれています。
この種からとれる油は「アルガンオイル」と呼ばれ古くから珍重されてきました。約30kgの実から、たった1リットルしか採れないそうです(,,゚Д゚)
そして近年の研究によって様々な効果があることが分かり、スローフード大賞を受賞するなど世界的に注目が高まっています。
■アルガンオイルの効果で一般的に言われていること
・肌の保湿力を高める
・コレステロールを抑える
・ビタミンEがオリーブオイルの数倍含まれていて老化防止に効果がある
「モロッコの黄金」「砂漠の金」とまで呼ばれているのでモロッコ土産には最適です。アルガンオイルの工場を見学するツアーなども出ていますから時間がある方にはオススメです。
アルガンの実は高い位置にあり、人間が採りに行くのは危険なためヤギを利用するようになったそうです。
以上になります。モロッコでしか見られない奇景アルガンツリー。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で申し込める現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ウガンダのマウンテンゴリラ |
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「アフリカの真珠」と称されるウガンダは、絶滅危惧種のマウンテンゴリラを安全に観光することが出来る貴重な国です。現在2つの国立公園でツアーが行われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■キバレ国立公園(ウガンダ) |
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人間に最も近い動物とされる「チンパンジー」を観察するツアーが出ています。詳細は下記からご覧ください。 |
■クィーン・エリザベス国立公園(ウガンダ) |
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ウガンダで2番目に大きな国立公園で、珍しい「木登りライオン」が見られます。同じページに記載しておりますので下記からご覧ください。 |
■シミエン国立公園(エチオピア) |
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エチオピア高地のみに生息する「ゲラダヒヒ」を観察できます。天空でノンビリと暮らす様子は、まさに「ゲラダヒヒの楽園」という感じです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハレンナの森(エチオピア) |
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バレマウンテン国立公園にある森で、まるで冬用の分厚い帽子をかぶったロシア兵のような「アビシニアコロブス」を見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。 |
■パガ・クロコダイル・パーク(ガーナ) |
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ブルキナファソとの国境付近にある池で、巨大なワニと一緒に写真を撮ることができます。ガーナから行くかブルキナファソから行くか、アクセスが悩みどころです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ケニア3大国立公園 |
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「マサイマラ国立公園」「アンボセリ国立公園」「ナクル湖国立公園」のことで、近くのフラミンゴスポットと合わせてご紹介します。詳細は下記からご覧ください。 |
■ジラフマナー(ケニア) |
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![]() photo by:Jonathan Wisner |
「ジラフセンター」というキリン保護施設の中にあるホテルです。詳細は下記からご覧ください。 |
■キュリーズ島(セーシェル) |
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巨大なアルダブラゾウガメが放し飼いにされていて、しかも触れ合うことが出来ます。お隣のプララン島と共に貴重な動植物の宝庫となっていて、海も非常に美しいので多くの観光客が訪れます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ジュッジ鳥類国立公園(セネガル) |
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世界3位の規模の鳥類保護区で、北にあるモーリタニアのバン・ダルガン国立公園と共に西アフリカにおける重要な野鳥繁殖地になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■セレンゲティ国立公園(タンザニア) |
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アフリカで最も有名な国立公園の1つで、「ヌーの大移動」が見られます。詳細は下記からご覧ください。 |
■アルシェイのゲルタ(チャド) |
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砂漠地帯の貴重な湧き水スポットで、キャラバンに連れられた無数のラクダを見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。 |
■バズーレ(ブルキナファソ) |
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首都のワガドゥグから車で2時間ほどの場所にある小さな村です。近くに無数のワニが生息する池があり、そこでは巨大なワニの上に乗ったり、横に寝っ転がったりすることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■オカバンゴ・デルタ(ボツワナ) |
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「世界最大の内陸デルタ」で、雨季のみ日本の岩手県と同じ面積の湿原が生まれます。詳細は下記からご覧ください。 |
■キリンディ国立公園(マダガスカル) |
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マダガスカルのアイドル・シファカを見ることが出来ます。バオバブ街道と合わせて訪れるのが一般的です。詳細は下記からご覧ください。 |
■クルーガー国立公園(南アフリカ共和国) |
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アフリカ全体でも最大級の国立公園で3カ国にまたがって広がっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ボルダーズ・ビーチ(南アフリカ共和国) |
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ケープタウン郊外にあるビーチで、こちらもケープペンギンが生息しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■南アフリカの直接動物と触れ合える場所3選 |
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「ウクトラ・ライオンパーク」「モホロホロ・アニマル・リハビリテーション・センター」「ヒッポ・ジェシカ」の3ヶ所をご紹介しています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な動物スポットがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい162ヶ所を18のテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-イスタンブール(約12時間)
・イスタンブール-マラケシュ(約5時間半) |
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ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 モロッコ |
ガイドブック | モロッコのガイドブック |
ビザ | 90日以内の滞在はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 入国時3ヶ月以上。未使用査証欄1ページ以上 |
時差 | 夏:-9時間/冬:-8時間 |
チップ | ポーターに10ディルハム×宿泊数程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるアラビア語 | ①おはよう。
サバーフ ルハイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 110Vと220V
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通貨 | ディルハム(通貨コード:MAD、記号:DH)で、補助通貨は「サンチーム(C)」。1ディルハム=100サンチーム。
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日本大使館 | ・HP |
モロッコの絶景一覧 |
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