マラケシュへの行き方と見どころ

 

マラケシュは「南の真珠」「ローズピンクの街」とも呼ばれる非常に美しい街です。特に旧市街の巨大な広場には、世界中からの観光客、大道芸人、地元の人々などが集まって、途方も無いエネルギーにあふれています(^^)

 

 

「マラケシュ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

マラケシュはモロッコ第4の都市で、11世紀頃に本格的に整備されました。様々な歴史的建造物が並んでいて、1985年には世界遺産に登録されています。人口は約90万人。

 

最寄りの空港はマラケシュ・メナラ空港(RAK)。国内外合わせて60以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はディルハム(通貨コード:MAD、記号:DH)で、補助通貨は「サンチーム(C)」。1ディルハム=100サンチームで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

 

 

空港は市内中心部から南西に約4km離れています。市内への移動方法は、空港バス、路線バス、タクシー、空港送迎の4つです。

 

空港から市内中心部の「ジャマ・エル・フナ広場」をつないでいます。支払いはディルハムの現金のみで、乗車時に支払います。

・「19番」のバス
・30分に1本程度運行
・所要時間:約20分
・料金:30ディルハム

 

 

路線バスも運行していて、空港を出た先の幹線道路にバス停があります。

・「11番」「12番」のバス
・所要時間:約30分
・料金:4ディルハム

 

・定額制
・所要時間:約10分
・料金:70ディルハム

 

「マラケシュ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。

 

 

カサブランカからマラケシュ

鉄道で行く
 
photo by:Sambasoccer27

 

カサブランカの「カサ・ヴォヤジャー駅」から、マラケシュ駅へ直通列車が出ています。

・1日9本程度
・所要時間:約3時間
・料金:49ディルハム~

 

■マラケシュ駅
 
photo by:Stolbovsky

 

■カサブランカのCTM

 

CTM社がマラケシュまでの直通バスを運行しています。マラケシュには3つのバスターミナルがありますが、同じCTMのバスターミナルへ行きます。

・1日9本程度
・所要時間:約3時間半
・料金:95ディルハム~
公式HP

 

■マラケシュのCTM

 

 

マラケシュの見どころ一覧

 

マラケシュには多くの見どころがありますが、ここは外せないという6ヶ所を厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

ジャマ・エル・フナ広場

 

 

旧市街のメディナにある広場で「死人の集まる場」という意味がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ その昔、公開処刑が行われていたことから名付けられました。縦400m、横300mという世界屈指の面積を誇ります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

現在は100を超える屋台が並び、飲食店から金属細工まで何でも売っています。大道芸人達が毎日パフォーマンスを行っているので、毎日お祭りが行われているような場所です。もちろん夜まで賑やかです(^^)

 

 

名物はフレッシュ・オレンジジュースで、至るところにオレンジジュースの屋台があります。1杯4ディルハム。もちろん、タジン鍋、カタツムリのスープ、シシカバブなどのモロッコ料理も堪能できます(*´﹃`*)

 

 

スーク

 

 

ジャマ・エル・フナ広場の北側には世界最大規模のスークが広がっています。巨大な迷路のようになっているので迷わないように注意してください。迷ったら広場の方向を教えてもらえば戻れます(^^) お土産に人気のモロッコスリッパ「バブーシュ」や、雰囲気たっぷりの絨毯・ランプ・シーシャなどが並んでいて、歩いているだけで楽しい場所です。

 

マラケシュへの行き方と見どころ

 

世界の面白い市場については「アコデセワ・フェティッシュ・マーケット:徹底ガイド」に一覧を載せております。

 

 

クトゥビーヤ・モスク

 

 

12世紀末に造られたマラケシュ最大のモスクで、ミナレットの高さは69mにもなりますΣ(゚∀゚ノ)ノ ミナレットは4面それぞれが違うデザインになっているという凝ったつくりで、スペインのセビーリャにある「ヒラルダの塔」のモデルになっています。

 

 

世界には他にも魅力的なモスクがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいモスク総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい38ヶ所を6つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

バヒア宮殿

 

 

19世紀末に宰相アリ・バハメットが建てた宮殿で、4人の王妃と20人以上の側室が住んでいました。床や壁一面にタイルが敷き詰められていて、その美しさから「モロッコのアルハンブラ宮殿」と称されます(,,゚Д゚)

 

・営業時間:9時~17時
・料金:10ディルハム

 

 

アグノウ門

 

 

旧市街のメディナは城壁に囲まれていて、たくさんの門が設置されています。12世紀に造られたアグノウ門は、処刑された人間の首がさらされたという恐ろしい場所ではありますが、同時に城壁の中で最も美しい門と言われています。

 

 

門は古来より幸運の象徴である馬蹄形になっていて、コーランの一説も装飾されています。皇帝も通った門なだけあって、非常に見応えがあります。

 

 

マジョレル庭園

 

 

マラケシュで最もインスタ映えするスポットで、1923年にフランス人アーティストのジャック・マジョレルによって造られました。彼は画家であると同時に植物の収集家でもあり、世界中から植物を集めて緑が生い茂るエキゾチックな空間を生み出しました。

 

 

最大の見どころは真っ青な建物です。モロッコといえば「シャウエン・ブルー」や「フェズ・ブルー」が有名ですが、こちらも「マジョレル・ブルー」と称されています。そして1980年に、世界的デザイナーであるイヴ・サンローランが改修を加えて、より美しい姿になりました。

 

建物は「ベルベル美術館」として、北アフリカのイスラム文化や宝石などが展示されています。

■営業時間
・8時~18時(5~9月)
・8時~17時半(10~4月)
・9時~17時(ラマダン期)

 

■入場料
・大人:40ディルハム
・学生:35ディルハム
・12歳以下:無料

 

世界の博物館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。

 

 

以上になります。「神の国」と称される魅惑の都市マラケシュ。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「マラケシュ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-イスタンブール(約12時間)

・イスタンブール-マラケシュ(約5時間半)

ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 モロッコ
ガイドブック モロッコのガイドブック
ビザ 90日以内の滞在はビザ不要
パスポート残存期間 入国時3ヶ月以上。未使用査証欄1ページ以上
時差 夏:-9時間/冬:-8時間
チップ ポーターに10ディルハム×宿泊数程度
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるアラビア語 ①おはよう。

サバーフ ルハイル

 

②こんにちは。
アッサラーム・アライクム
マルハバン(午前中)
マサーウルハイリ(午後)

 

③こんばんは。
マサーウルハイリ

 

④ありがとう。
シュクラン

 

⑤さようなら。
マアッサラーマ

 

⑥はい・いいえ
ナアム・ラー

電圧とプラグ 110Vと220V

コンセントタイプ

通貨 ディルハム(通貨コード:MAD、記号:DH)で、補助通貨は「サンチーム(C)」。1ディルハム=100サンチーム。

 

日本大使館 HP

モロッコの絶景一覧

モロッコの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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個別のガイド記事です。

 

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大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

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