バルパライソはチリでもトップクラスの人気を誇る観光地で、美しい海岸線や美味しいシーフード、カラフルな街並みとその中を走る「アセンソール」という乗り物が有名です。こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。各地からのアクセスについては「バルパライソ①」をご覧ください(^^)
「バルパライソ②観光の見どころ」徹底ガイド:目次
1・バルパライソの見どころ一覧
2・プラット港
3・コンセプシオンの丘
4・カサ・ガロス・ホテル&ロフツ
5・青空美術館
6・オススメのアセンソール3選
6-1:アルティジェリア・アセンソール
6-2:コルディジェラ・アセンソール
6-3:ポランコ・アセンソール
7・世界のすごいロープウェーやケーブルカー
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
バルパライソには多くの見どころがありますが、ここは外せないという6ヶ所を厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
プラット港は、バルパライソとビーニャ・デル・マルをつなぐ列車「メトロ・バルパライソ」の終点である「プエルト駅(Estacion Puerto)」の正面にあります。現在のチリの最大の軍港であり、商船も多く出入りしているので活気があります。
周辺にはレストランがあり、セビチェをはじめとする最高のシーフードを食べることができます(*´﹃`*) 港からはバルパライソを一周するクルーズも出ているので時間がある人にはオススメです。注意点として軍艦の写真は撮らないようにしてください。即没収になる可能性があります。
港を楽しんだら少し西側に歩き「ソトマヨール広場」へ行きましょう。
画面をグルッと回して周囲を見てみてください。広場の中央には、太平洋戦争中のイキケ海戦を記念して造られた像が立っています。
正面の立派な建物は海軍総司令部です。ワンピースでしか聞かない言葉ですね(^^;) 広々として気持ちの良い場所です。ここから南に約500m歩くと「コンセプシオンの丘」があります。
バルパライソのハイライトで、絶景を一望できます。画面をグルッと回して周囲を見てみて下さい。
周辺はオシャレなレストランやショップが立ち並びます。バルパライソはサンセットや夜景が素晴らしいので夕食をここで食べるのもオススメです。
バルパライソはアセンソールだけ見学して次の町へ行く人もいますが、せっかくこんな遠いところまで行くのなら、一泊して世界遺産の夜を堪能するのも良いと思います。海側と山側では全く違う夜景が広がるのも魅力です(^^)
コンセプシオンの丘にある一番人気の宿で、親切なスタッフと部屋の窓から見える絶景に定評があります。最大の目玉は屋根の上のテラスで、バルパライソの夜景を眺めながら素晴らしい時間を過ごすことができます(*´ω`*) 詳細はこちらからご覧ください。
青空美術館
photo by:manuez.rodriguel
バルパライソのカテドラルから南に向かう坂道を上って行くと「右側の壁一面に絵が描かれているエリア」に入ります。下のストリートビューの右側の道を下っていくとカテドラルで、左の道から青空美術館のエリアです。
グーグルマップで表示すると、青空美術館という赤のアイコンを囲んでいる青い道がアートを見られる道です。
ガイドマップはこちら。上の地図とは上下が逆になってますね。
出典:https://camalexrc.wordpress.com ※拡大できます
出典:http://regiondevalpo.blogspot.com
ロベルト・マッタなど、チリを代表するアーティストの作品が20点描かれていて、ノンビリ見ると約1時間はかかります。明るくて人が多い日中に行ってください。
バルパライソは傾斜が多い町で「アセンソール」というケーブルカーのような乗り物が市民の足として使われています。とはいえ現在は路線も減っていて10本ほどになってしまいました。
このまま無くなってしまうのかなと不安になるところですが、アメリカン・エクスプレスが「世界の保存すべき重要な歴史的建造物」に選出したこともあり、財政面で支援を受けながらしっかり稼働しています。
運賃は上り100ペソ、下り50ペソが基本です。なんと傾斜は最大で50度にもなりますΣ(゚∀゚ノ)ノ 10本全て乗る必要はありませんが、観光で訪れたい3本をご紹介します。
ソトマヨール広場から徒歩10分。「アルティジェリア(Artilleria)の丘」の上に行きます。頂上の展望台からはバルパライソの町並みや港、ビーニャ・デル・マルや背後の山々など絶景を堪能できます。有名な場所なので多くの観光客で賑わっています。
バルパライソで一番古いアセンソールで。1855年に設置されました。ペリーが浦賀にやってきた2年後ですね(,,゚Д゚) 当時の雰囲気がしっかりと残されているので、バルパライソの歴史を感じるのにピッタリです。
photo by:Jpfergoy
珍しい乗り物といえるアセンソールの中でも、さらに珍しいタイプのアセンソールです。ポランコの丘に掘られたトンネルを通り、途中から垂直にアセンソールが延びています。断面図がこちら。
出典:https://puenteritoperfecto.wordpress.com
国の記念物に指定されていて、住民にも人気の遊歩道となっています。
以上になります。チリで一番人気の町バルパライソ。ぜひ行ってみてください(^^) 各地からのアクセスについては「バルパライソ①」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
ロープウェーやケーブルカーは世界中にありますが、ここでは当サイトでご紹介している中から特にオススメの場所をピックアップしています(^^)
■マサダ(イスラエル) |
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中東のシーギリヤ・ロックともいうべき岩山で、周囲には雄大な荒野が広がっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■サッソルンゴ(イタリア) |
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イタリア北部のアルプス地帯「ドロミテ街道」にある岩山で「棺桶ゴンドラ」と呼ばれるロープウェーが面白いです。詳細は下記からご覧ください。 |
■シーニックワールド(オーストラリア) |
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シドニー郊外の有名観光地「ブルーマウンテンズ国立公園」にある施設で、床がガラスの「シーニック・スカイウェイ」など3つのスゴい乗り物があります。詳細は下記からご覧ください。 |
■サントリーニ島のロープウェー(ギリシャ) |
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フィラの町から「オールドポート」という港までを結んでいて、眼下には紺碧のエーゲ海が広がります。詳細は下記からご覧ください。 |
■スルジ山(クロアチア) |
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「アドリア海の真珠」と称されるドブロブニク旧市街を一望できます。詳細は下記からご覧ください。 |
■チアトゥラ(ジョージア) |
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旧ソビエト主導の繁栄と衰退を味わった町で、ゴーストタウンに近い雰囲気と、ウソのように錆びついたロープウェーが旅人を惹きつけます。詳細は下記からご覧ください。 |
■カブリオ(スイス) |
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世界初の2階建てオープンデッキのロープウェーです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ゲルマーバーン(スイス) |
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![]() photo by:Kraftwerke Oberhasli AG |
世界で2番目に急勾配なケーブルカーです。詳細は下記からご覧ください。 |
■シュトースバーン(スイス) |
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世界一急勾配なケーブルカーです。詳細は下記からご覧ください。 |
■テイデ国立公園(スペイン) |
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アフリカ北西部に浮かぶスペイン領・カナリア諸島の国立公園です。標高2356m地点から3555m地点まで一気に上がり、火山島特有のワイルドな大地を一望出来ます。詳細は下記からご覧ください。 |
■猫空ロープウェイ(台湾) |
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天空のお茶処「猫空」へ簡単にアクセス出来る人気のアトラクションで、透明床のゴンドラがオススメです。詳細は下記からご覧ください。 |
■張家界と武陵源(中国) |
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「AVATAR」の舞台として有名な世界的奇岩群で、巨大な岩がニョキニョキ切り立つ中をロープウェーで移動できます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ポン・ジ・アスーカル(ブラジル) |
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リオ・デ・ジャネイロの有名な観光スポットです。1本目のロープウェーで「ウルカの丘(青)」の頂上へ行き、2本目で「ポン・ジ・アスーカル(赤)」の頂上へ行きます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ゴールデン・ブリッジ(ベトナム) |
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2018年に造られた「天空の異形の橋」で、5801mという世界最長レベルのロープウェーでアクセスします。詳細は下記からご覧ください。 |
■サンワールド・ファンシーパン・レジェンド(ベトナム) |
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標高3143mのファンシーパン山に造られたテーマパークです。世界で2番目に長い6293mのロープウェーがあり、眼下の棚田を一望できます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ミ・テレフィリコ(ボリビア) |
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世界一標高の高い首都ラパスでは、ロープウェーが交通網として整備されています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ポルト(ポルトガル) |
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世界遺産に登録されている街で、ドウロ川沿いにガラス張りのロープウェーが通っています。詳細は下記からご覧ください。 |
■テーブルマウンテン国立公園(南アフリカ共和国) |
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ケープタウンのハイライトで、標高1086mの見事なテーブルマウンテンです。絶景が広がる中、なんと360度回転し続けるロープウェーで簡単にアクセス出来ます。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-ニューヨーク(約12時間半)
・ニューヨーク-サンティアゴ(約10時間半) |
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ベストシーズン | 10月~4月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 チリ |
ガイドブック | チリのガイドブック |
ビザ | 90日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上 |
時差 | 夏:-12時間/冬:-13時間 |
チップ | ・タクシー:不要
・レストラン:10%程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | チリ・ペソ(通貨コード:CLP、記号:$)。補助通貨は「センターボ(¢)」ですが使われていません。1ペソ=100センタボス。
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日本大使館 | ・HP |
チリの絶景一覧 |
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