スメラ僧院は岩壁に張り付くようにして建てられた修道院で、2019年に修復工事が終わったので、再び中に入ることが出来るようになっています。トルコでは人気の観光地なので年間数十万人が訪れます(^^)
「スメラ僧院」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はトラブゾン。黒海沿岸の都市で、トルコ東北部における経済的な中心地の1つです。紀元前7世紀頃に造られた交易都市で、周辺には美しい自然が広がっています。人口は約23万人。
最寄りの空港はトラブゾン空港(TZX)。国内外合わせて14都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はトルコ・リラ(通貨コード:TRY、記号:TL)で、補助通貨はクルシュ(Kr)。1リラ=100クルシュで、本日のレートはこちら。
空港は市内中心部から東に約7km離れています。市内への移動方法はバスかタクシーです。バスはフライトに合わせて運行していて、料金は乗車時に支払います。市内中心部までは、所要時間約20分、料金は6リラです。公式HPはこちら。
スメラ僧院はツアーバスで簡単にアクセスできます(^^) ツーリスト・インフォメーション(赤)の近くにある「ウルソイ社(青)」や「メトロ社(緑)」などが催行していて、朝9時頃に各バス会社の前から出発します。料金は30リラです。
4世紀頃に端を発する修道院で、標高1200m地点の岩壁に張り付くように造られていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 渓谷の底からの高さは約300mにもなります。
ツアーバスで行けるところまで行ったら、最後は下車して徒歩で修道院へ向かいます。途中、岩壁に張り付く姿が見えます(,,゚Д゚)
一帯はものすごいロケーションです。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
このロケーションだけでも、この修道院に並々ならぬストーリーがあることが伺えます。バスを降りてからは自由観光になるので、バスが出発する時間をしっかり確認してください。
この階段を上りきって入場料10リラを払ったら、最後にもう1つだけ急な階段を上ります(^^;)
そして到着です。内部は写真から受ける印象よりも遥かに規模が多くて、1つの村のようになっています。
こちらは広場になっている部分です。
2015年9月22日から修復工事が行われ、当時は内部を見ることがほとんど出来ませんでした。しかし、2019年5月25日に完了して、再び大勢の観光客が訪れるようになっています。そして、こちらがスメラ僧院です。
外壁もフレスコ画で満たされていますが、内部がまた圧巻です(,,゚Д゚)
マリア(左下)の顔が黒いのが特徴的で、黒をギリシャ語で「メラス」ということから「スメラ僧院」と呼ばれるようになったのではないかと言われています。
伝説によれば、まず385年にギリシャのアテネから「聖母マリアの肖像画」がこの地に飛んできましたΣ(゚∀゚ノ)ノ そして、聖ソフロニオスと聖バルナバという2人が、大天使ガブリエルのお告げを受けてこの地を訪れます。すると、お告げどおり聖母マリアの肖像画を発見したため、この地に住み着いたそうです。
ここの近くには「奇跡の水」と呼ばれている水があり、長い行列が出来ていることが多いです。
外壁がフレスコ画で埋め尽くされている教会というのは、ルーマニアの「モルドヴィア地方の教会群」や、ブルガリアの「リラ修道院」など、一部の地域のみに見られるものなので非常に貴重です。
■ルーマニアの教会
帰りのバスは、麓のレストランの前から出発します。マイナスイオンに溢れた気持ち良い場所なので、早めに戻ってノンビリするのもオススメです(^^)
以上になります。絶壁に張り付く奇跡の修道院。ぜひ行ってみてください(^^)
■プレジャマ城(スロヴェニア) |
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ポストイナ洞窟の近くにある有名な観光地で、高さ127mの岸壁にお城がすっぽりと収まっています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■華山(中国) |
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建物が張り付いているわけではないのですが、崖に造られたウソのような通路が有名です。五岳の中で最も険しい山で「奇険天下第一山」と称されます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■懸空寺(中国) |
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その名のとおり「空に懸かっている寺」で中国に複数あります。中でも山西省の懸空寺が有名なので、それをメインにご紹介しています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■麦積山石窟(中国) |
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巨大な岩山を利用して造られた石窟寺院で、岩壁に張り巡らされた桟道が有名です。また、近くにある「水簾洞石窟」も素晴らしいです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■タクツァン僧院(ブータン) |
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ブータンの象徴的な場所で、標高3120mの断崖絶壁に建てられたチベット仏教寺院です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ゲガルド修道院(アルメニア) |
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4世紀初頭に端を発する修道院で、かの有名な「ロンギヌスの槍」が伝わっています。 詳細は下記からご覧ください。 | |
■サンガルガーノ修道院(イタリア) |
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photo by:fry_theonly |
オルチャ渓谷にある修道院跡で「岩に刺さった聖剣」がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。 |
■ペチェールシク大修道院(ウクライナ) |
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キーウの巨大な修道院で、敷地内の地下墓地には歴代の高名な僧たちがミイラとなって安置されていますΣ(・∀・;) 詳細は下記からご覧ください。 | |
■メテオラ(ギリシャ) |
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ギリシャを代表する世界的観光地で、奇岩の上に複数の修道院が建てられています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■レコレクシオン修道院(グアテマラ) |
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歴史上で複数回の大地震に襲われた古都・アンティグアにある「修道院の廃墟」です。地震で崩壊したままの姿が残されています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ストラホフ修道院(チェコ) |
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プラハにある修道院で、内部のフレスコ画が圧巻です。 詳細は下記からご覧ください。 | |
■セナンク修道院(フランス) |
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プロヴァンス地方の代表的なラベンダーポイントの1つです。 詳細は下記からご覧ください。 | |
■モン・サン・ミシェル(フランス) |
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「西洋の驚異」と呼ばれる修道院で、フランスを代表する世界的観光地です。 詳細は下記からご覧ください。 | |
■リラ修道院(ブルガリア) |
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首都のソフィアから日帰りで行ける場所にあり、外壁を埋め尽くす見事なフレスコ画が有名です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■スナゴヴ修道院(ルーマニア) |
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ドラキュラのモデルとされるヴラド3世が埋葬されています。 詳細は下記からご覧ください。 | |
■至聖三者聖セルギイ大修道院(ロシア) |
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セルギエフ・ポサドにあり、ロシア正教において最重要な修道院とされています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ノヴォデヴィチ女子修道院(ロシア) |
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1524年に造られた女子修道院で、1994年に世界遺産に登録されています。エリツィンやフルシチョフなど歴代の最高権力者の墓などもあります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-イスタンブール(約12時間)
・イスタンブール-トラブゾン(約1時半) |
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ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 トルコ |
ガイドブック | トルコのガイドブック |
ビザ | 90日以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 入国時150日以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | -6時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるトルコ語 | ①おはよう。
Günaydın(ギュナイドゥン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | トルコ・リラ(通貨コード:TRY、記号:TL)で、補助通貨はクルシュ(Kr)。1リラ=100クルシュ。
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日本大使館 | ・HP |
トルコの絶景一覧 |
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