スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

スナゴヴ修道院は、ドラキュラのモデルとされるヴラド3世が埋葬されている修道院で、独特な雰囲気のフレスコ画と、祭壇の前の棺が見どころです。周辺は非常に美しいのでオススメです(^^)

 

 

「スナゴヴ修道院」徹底ガイド:目次

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はブカレスト。ルーマニアの首都であり最大の都市です。戦争やチャウシェスクによる独裁などの苦難を乗り越え、現在は経済的な成長を見せています。人口は約170万人。

 

最寄りの空港はアンリ・コアンダ国際空港(OTP)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「国民の館:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はレイ(通貨コード:RON、記号:L)で補助通貨はバニ(bani)。1レイ=100バニです。本日のレートはこちら。

 

 

 

スナゴヴ修道院

 

 

スナゴヴ修道院は、ブカレストから北に約45km離れた「スナゴヴ湖」に浮かぶ島にあります。直通の公共交通機関が無いので、日帰りツアーに参加するのも良いと思います。どうしても公共交通機関で行きたい方は、こちらからご覧ください。

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

空から見ると絶景ですね(*´ω`*) スナゴヴ修道院は、このロケーションの美しさもさることながら、ドラキュラのモデルとなったヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)の遺体が埋葬されたことで有名です。橋を渡って島へ入ります。

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

そして到着。こちらがスナゴヴ修道院です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

中に入ると山程のイコン(聖人画)が並んでいて、東ヨーロッパの宗教建築物という感じがします(,,゚Д゚)

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

シャンデリアの明かりが、さらに不気味な雰囲気を増しているような気がします(^^;)

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

そして、こちらがヴラド・ツェペシュのお墓です。

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

下の四角い部分に眠っています。

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

ヴラド・ツェペシュは15世紀のワラキア公国の君主で、反逆者の多くを串刺し刑に処したことから「串刺し公」とも呼ばれていますΣ(・∀・;) 厳密にはヴラドが名前で、「ツェペシュ」は「串刺し」を意味します。

 

ドラキュラのモデルとして知られて「ドラキュラ公」とも呼ばれているので、てっきりドラキュラのように人の血を欲して串刺し刑を行ったのかと思ってしまいますが、実際には全く違います。

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

まず、彼の父親であるヴラド2世が、ハンガリー王国の「ドラゴン騎士団」の団員に任命されたことで「ドラクル」=「ドラゴン公」と呼ばれていました。実は「ドラキュラ」には「ドラゴンの息子」という意味があり、ヴラド3世は「ドラゴン公の息子」だから「ドラキュラ公」になったんですね。

 

これだけなら、あの「吸血鬼ドラキュラ伯爵」には結びつかないんですが、彼の晩年に理由がありました。

 

スナゴヴ修道院への行き方と見どころ

 

当時はオスマン帝国が猛威を奮っていて、ヨーロッパ諸国は対応に追われていました。そんな中、軍略に秀でたヴラド3世は対オスマン帝国の旗印として活躍していました。これをよく思わなかったのが、大国ハンガリーのマーチャーシュ1世でした。

 

マーチャーシュ1世は、ポーランドとともに「東欧のカトリック大国」としてオスマン帝国との戦いを強いられていました。しかし、戦局は思わしくなく手を引きたいというのが本音でした。しかし、近隣の小国であるワラキア公国やアルバニアが奮戦していたため、それを切り出すことができません。

 

■マーチャーシュ1世
「スナゴヴ修道院」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

そこで思いついたのが、ヴラド3世を「オスマン帝国の味方をした」という理由で幽閉することでした。こうすることで全体の戦局を悪いものとし、オスマン帝国との戦いに見切りをつける狙いでした。

 

しかし、それはあまりに理不尽な行為だったので、世間を納得させるために当時の最新技術である活版印刷をも使い「ヴラド3世は無差別に人間を殺し、その血肉で晩餐会を開いている」というウソを広めました。

 

これによりヴラド3世は12年間も幽閉され、しかもその間に妻が投身自殺してしまいました。これらの逸話が「吸血鬼ドラキュラ伯爵」につながったといわれています。

 

 

1474年に幽閉から開放されると、1476年に再びオスマン帝国と戦い、そこで戦死します。首はイスタンブールに持ち帰られてしまったため、首から下がスナゴヴ修道院に埋葬されたとされています。ちなみに、「ドラキュラ城」のモデルとして有名な「ブラン城」は、実際はほとんど何も関係がありません。

 

 

以上になります。ドラキュラ伯爵が眠る「スナゴヴ修道院」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「スナゴヴ修道院」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界のすごい修道院

■ゲガルド修道院(アルメニア)

4世紀初頭に端を発する修道院で、かの有名な「ロンギヌスの槍」が伝わっています。 詳細は下記からご覧ください。

「アルメニア③ゲガルド修道院」徹底ガイド

■サンガルガーノ修道院(イタリア)

photo by:fry_theonly

オルチャ渓谷にある修道院跡で「岩に刺さった聖剣」がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。

「オルチア渓谷②観光の見どころ」徹底ガイド

■ペチェールシク大修道院(ウクライナ)

キーウの巨大な修道院で、敷地内の地下墓地には歴代の高名な僧たちがミイラとなって安置されていますΣ(・∀・;) 詳細は下記からご覧ください。

「キーウ②観光の見どころ」徹底ガイド

■メテオラ(ギリシャ)

ギリシャを代表する世界的観光地で、奇岩の上に複数の修道院が建てられています。詳細は下記からご覧ください。

「メテオラ①アクセスと概要」徹底ガイド

■レコレクシオン修道院(グアテマラ)

歴史上で複数回の大地震に襲われた古都・アンティグアにある「修道院の廃墟」です。地震で崩壊したままの姿が残されています。詳細は下記からご覧ください。

「アンティグア」徹底ガイド

■ストラホフ修道院(チェコ)

プラハにある修道院で、内部のフレスコ画が圧巻です。 詳細は下記からご覧ください。

「プラハ③旧市街以外の見どころ」徹底ガイド

■スメラ僧院(トルコ)

岩壁に張り付くようにして建てられた修道院で、2019年に修復が終わったので再び入れるようになっています。詳細は下記からご覧ください。

「スメラ僧院」徹底ガイド

■セナンク修道院(フランス)

プロヴァンス地方の代表的なラベンダーポイントの1つです。 詳細は下記からご覧ください。

「プロヴァンス」徹底ガイド

■モン・サン・ミシェル(フランス)

「西洋の驚異」と呼ばれる修道院で、フランスを代表する世界的観光地です。 詳細は下記からご覧ください。

「モン・サン・ミシェル③内部の見どころ」徹底ガイド

■リラ修道院(ブルガリア)

首都のソフィアから日帰りで行ける場所にあり、外壁を埋め尽くす見事なフレスコ画が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「リラ修道院」徹底ガイド

■至聖三者聖セルギイ大修道院(ロシア)

セルギエフ・ポサドにあり、ロシア正教において最重要な修道院とされています。詳細は下記からご覧ください。

「セルギエフ・ポサド」徹底ガイド

■ノヴォデヴィチ女子修道院(ロシア)

1524年に造られた女子修道院で、1994年に世界遺産に登録されています。エリツィンやフルシチョフなど歴代の最高権力者の墓などもあります。詳細は下記からご覧ください。

「モスクワ③ノヴォデヴィチ女子修道院」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

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観光の基本情報(全記事同じ項目です)

入国まで
ビザ シェンゲン協定加盟国。90日以内の観光はビザ不要。
パスポート残存期間 「シェンゲン協定加盟国からの出国予定日」から3ヶ月間以上が必要。
治安 海外安全情報:ルーマニア
ガイドブック ルーマニアのガイドブック
航空便例 ・日本~イスタンブール(約13時間)

・イスタンブール~ブカレスト(約1時間半)

この場所の

ベストシーズン

5~6月:気候が過ごしやすい。新緑が美しく、湖のボート・アクティビティもフル稼働する。春のルーマニアの伝統料理「ウルジー」のスープも堪能できる。

 

9~10月初旬:木々が色づきだし、ドラキュラ伝説にふさわしい「哀愁のある雰囲気」になってくる。収穫祭の時期でもあり、新鮮なワインやキノコなど「森の恵み」を楽しめる。

 

【ルーマニアのクリスマスについて】
正教会の国だが修正ユリウス暦なので12月25日がクリスマス。12月20日の「聖イグナットの日」から本格的な準備が始まり、農村部では翌年1年の豊作と家族の健康を願い、飼育していた豚を屠殺(イグナット)するのが伝統。「クリスマス用の豚肉料理をゼロから準備する神聖な共同作業」という位置づけ。

 

そして24日の夕食には「サルマーレ(豚ひき肉とお米を塩漬けしたキャベツの葉で巻いて長時間煮込んだ、ルーマニア風ロールキャベツ)」をメインディッシュに、「ピィティェ(豚の足や耳などの「煮こごり」)など「豚のフルコース」を楽しむ。デザートは、クルミのペースト・ココア・トルコ菓子などを練り込んだ伝統的なパウンドケーキ「コゾナック」など。また、この夜にはルーマニア全土で「コリンダ(Colindă)」という伝統的な行進が見られる。伝統衣装を纏った子供や若者のグループが近隣の家々を訪ねて、イエスの誕生を祝う歌(コリンダ)を披露し、家主はお礼として自家製のパン(コヌリッチ)、リンゴ、ナッツ、小銭などを渡す。24日の午後から26日は国全体が完全停止するため、旅行者は食料の確保に注意。

 

クリスマスが終わると、特にルーマニア北東部のモルドヴァ地方では、世界的に有名な「クマのダンス(Jocul Ursului)」が31日までに行われる。「古い年を追い払い、新しい年を迎える」ための魔除けの儀式で、本物のクマの皮を被った男性たちが、太鼓のリズムに合わせて激しく踊る。ウクライナ国境近くの街「シゲット・マルマツィエイ」では、毎年12月27日に「伝統的冬の祭典」が開催され、ルーマニア中から「クマのダンス」のチームが集まる。ただ、ブカレストの旧市街や中央広場でも必ず見られる。ルーマニアの独自のクリスマスを味える最高の場所は下記。

 

■ブカレスト
国内最大級のクリスマス・マーケットが開催。「国民の館」を背景にした巨大なツリーは圧巻。

 

■シビウ
トランシルヴァニア地方の古都。「ルーマニアで最も美しい」と言われるクリスマス・マーケットが開催される。中世の街並みとプロジェクション・マッピングの融合は欧州屈指のクオリティ。

時差 ・3月下旬~10月下旬:-6時間

・10月下旬~3月下旬:-7時間

空港に到着したら
通貨とレート レイ(通貨コード:RON、記号:L)で補助通貨はバニ(bani)。1レイ=100バニ。

 

ATM 都市部では問題なく使えるが、路上のATMはスキミング被害もあるため、銀行併設ATMを使うこと。地方では現金切れや故障で使えないことがあるため注意。
SIMカード 大手は「Orange」「Vodafone」「Digi」。eSIMも普及している。
タクシー メーター制。安全だが観光客へのボッタクリが多いため、流しのタクシーは使わないこと。公認タクシーは黄色の車体で、ドア横に料金が明記されている。ルーマニアでは配車アプリ一択と思っていい。
配車アプリ 「Bolt」が最も普及している。「Uber」も主要都市なら利用可能。
交通カード ブカレストには「Multiplu(使い捨て)」や「Activ(チャージ式)」がある。市内のバス・トラム・トロリーバス・地下鉄で利用でき、空港からの列車(CFR)やバス(STB)でも使える。カード代は返却不可。バス車内での現金支払は不可だが、タッチ決済が全線で可能。
滞在中
Googleマップ 完全に利用可能
クレジットカード 普及しているが、現金は必須。
トイレ 紙はゴミ箱に捨てるケースもまだ多い。公衆トイレは有料(2~3レウ)が多い。
喫煙 屋外なら寛容。1箱24~28レウ。
コンタクト用品 容易に購入可能
生理用品 容易に購入可能
スーパーやコンビニ ■コンビニ

「Mega Image」というスーパーの小型店「Shop & Go」がコンビニ代わり

 

■スーパー
「Lidl」と「Kaufland」が安スーパー

 

■ドラッグストア
「dm」「Farmacia Tei」「Sensiblu」

定番の軽食や

ファーストフード

■軽食

コヴリジ(Covrigi):ルーマニア風のプレッツェルで、街中の「Luca」や「Petru」で格安で買える。

 

■ファーストフード
国産チェーンでは、サラダ専門店の「Salad Box」や、ギリシャ風肉料理の「Spartan」が人気。世界的チェーンはマクドナルドが圧倒的。

犯罪 凶悪犯罪は少ないが、観光地でのスリ、置き引き、タクシーのボッタクリ、夜間の酔っぱらいなどに注意。
緊急電話番号 警察・救急・消防:112(英語が通じる)
チップ 定着している。レストラン:10%程度。タクシー:端数を切り上げる。ホテル:枕チップは不要。ポーターには5~10レウ。
電圧とプラグ ・電圧:230V

コンセントタイプ

現地で使える

ルーマニア語

①おはよう。

Buna dimineata.
ブナ・ディミネアーツァ

 

②こんにちは。
Buna ziua.
ブナ・ズィア

 

③こんばんは。
Buna seara.
ブナ・セアラ

 

④ありがとう。
Multumesc.
ムルツメスク

 

⑤さようなら。
La revedere.
ラレベデレ

 

⑥はい・いいえ。
Da・Nu.
ダ・ヌー

日本大使館 公式HP
ルーマニアの

絶景一覧

ルーマニアの絶景

 

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