ムリーノの滝へのアクセスと見どころ

 

ムリーノの滝は温泉で出来た石灰華段で「世界一美しい温泉」として有名です。公共交通機関では実質的にアクセス出来ないのですが、レンタカーやツアーで簡単に行くことができます(^^)

 

 

「ムリーノの滝」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

オルビエト
 

 

オルビエトは、ウンブリア州テルニ県にある町で「世界一美しい丘上都市」とも言われています。町の中心にそびえ立つ、300年かけて造られた大聖堂は圧巻です。ぜひ時間をとって滞在してみてください。人口は約2万人。オルビエトへのアクセスは「チヴィタ・ディ・バニョレージョ:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

ムリーノの滝へのアクセスと見どころ 

 

サルトゥニアは「ムリーノの滝」から北に約3km離れた場所にある村です。規模は小さいですが、観光客で賑わっているのでレストランやカフェなどが豊富です。もちろん宿もあります。人口は約280人。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地ではセントを「チェンテージモ(単数形)」「チェンテージミ(複数形)」と呼んでいます。本日のレートはこちら。

 

 

 

サルトゥニアへのアクセス

 

サルトゥニア(赤)へのアクセスはレンタカーかツアーになります。というのは鉄道が通っていなくて、バスも周辺から1日1本みたいなレベルなんですね(^^;) なので、オルビエト(青)やグロッセート(緑)まで鉄道で行ってレンタカーを借りるか、むしろローマ(黄)からレンタカーで行ってしまうのもありだと思います。道のりにして約150kmなので2時間半もあれば到着します。

 

 

ムリーノの滝

ムリーノの滝へのアクセスと見どころ 

 

トスカーナ州は温泉に恵まれていて多くの温泉どころがあります。そんな中でも特に有名なのが「ムリーノの滝」です。イタリアでは非常に有名な観光地なので多くの人で賑わっています。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ トルコのパムッカレを思わせる幻想的な景観です。約700m上流にある源泉から、毎秒なんと約800Lもの温泉が湧き出ていて、石灰質の土壌だったことと、高低差があったことから見事な石灰華段が誕生しました。

 

 

温度は37.5℃で、季節によっては出た後に肌寒くなってしまうので、厚手のバスタオルを持っていってください。拭く用と羽織るようの2枚あると安心です(^^) 底にたまっている泥は「ファンゴ」と呼ばれていて、天然の泥パックとして効果があります。

 

 

ちなみに、ここは24時間入浴可能で、しかも無料ですΣ(゚∀゚ノ)ノ これは人気観光地になるわけですね。ただ、それは「施設ではなく自然の川で遊ぶだけ」ということでもあります。見ての通り水着着用なのですが、現地に脱衣所やロッカーなどはありません。必ず車を出るまでに水着を着用してください。駐車場はたっぷりあるのでレンタカーでも心配いりません。

 

 

サルトゥニアは一帯の地名であり、古代ローマの神話に伝わる「サートゥルヌス(Sāturnus)」が語源になっています。農耕の神で「種をまく者」という意味があるそうです。そんな神様のご加護なのか、この温泉は関節痛や呼吸器・循環器系に効果があるとされています(^^)

 

 

こちらは下流からの眺めです。画面を左に回していただくと、川となって奥の方へ流れているのが分かるかと思います。

 

 

川の方になると浅くなってきて、スーパー銭湯でよくある寝湯のようになります(*´ω`*) 逆に上流に行くと細い川になっています。源泉に近いのと深さがあるためか、少し温度が高くなるので日本人向きです。人も少なくなりますし。

 

 

ただ、虫などがいるかもしれないので草木の方には行かない方が良いと思います(^^;) 川はそのまま道路まで続いています。ちなみに厳密に言うと、上流が「ゴレッロの滝」で、下流が「ムリーノの滝」です。

 

 

こーゆー場所に行くときは2つ非常に便利なアイテムがあります。1つ目は「マリンシューズ」。濡れる場所専用のクツなので川でも滝壺でも入っていけますし、もちろん滑りづらく作られています。ビーチサンダルだと滑って危ないだけでなく、水の中ではすぐに脱げてしまい安全に歩くことが出来ません。

 

■マリンシューズ             ■アウトドアサンダル
ムリーノの滝へのアクセスと見どころ ムリーノの滝へのアクセスと見どころ

 

足首に固定できる「アウトドアサンダル」なら脱げることが無いためまだマシなのですが、素足が露出しているので、肌を切ってしまったり突き指をしてしまうことがあります。マリンシューズなら足全体が保護されている上に、メッシュ素材のものが多いので「乾きやすい」「かさばらない」といったメリットもあります。

 

そして2つ目は「ウォータープルーフバッグ」です。

 

 

ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。

 

バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。

 グランドキャニオンのハバスパイの見どころ

 

中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。また、ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。

 

 

脱衣所は無いですが、有料のシャワーやカフェなどはあるので出た後にノンビリすることはできます。また、すぐ近くには「Hotel Terme di Saturnia」というリゾートスパがありますので、時間がある方にはオススメです。

 

 

以上になります。イタリアの「世界一美しい温泉」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

ムリーノの滝へのアクセスと見どころ

 

 

世界の面白い温泉(国名の50音順)

■ブルーラグーン(アイスランド)

世界最大の露天入浴施設で、面積は「50mの競泳用プールが4つ分」の約5000m²にもなります。詳細は下記からご覧ください。

「レイキャビク③ブルーラグーン」徹底ガイド

■ミーヴァトン・ネイチャー・バス(アイスランド)

アイスランド北部にある露天入浴施設で「北のブルーラグーン」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「ダイヤモンドサークル②観光の見どころ」徹底ガイド

■ランドマンナロイガル(アイスランド)

ランドマンナロイガルは「土地の人々の浴場」という意味で、周辺は「アイスランドの至宝」と称されるほどの絶景が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「アイスランド南部②2つの秘境」徹底ガイド

■バーニョ・ヴィニョーニ(イタリア)

イタリア屈指の大自然が広がるオルチア渓谷にある温泉で、中世の頃からの歴史があります。詳細は下記からご覧ください。

「オルチア渓谷②観光の見どころ」徹底ガイド

■マタランカプール(オーストラリア)

ノーザンテリトリーにある天然温泉で温度は34度くらいです。森の中に澄み切った水が流れる様子は神秘的です。詳細は下記からご覧ください。

「マタランカプール」徹底ガイド

■タバコン温泉リゾート(コスタリカ)

地熱に温められて温水プール状態になった川を利用した温泉施設です。詳細は下記からご覧ください。

「タバコン温泉リゾート」徹底ガイド

■ボヘミアの温泉三角地帯(チェコ)

ボヘミア西部に位置する「カルロヴィ・ヴァリ」「マリアンスケー・ラーズニェ」「フランチシュコヴィ・ラーズニェ」を総称して「温泉三角地帯」と呼びます。入浴よりも「飲泉」がメインです。詳細は下記からご覧ください。

「温泉三角地帯①カルロヴィ・ヴァリ」徹底ガイド

■パムッカレ温泉(トルコ)

石灰華段で有名なパムッカレにある温泉で、中には本物の遺跡が沈んでいますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。

「ヒエラポリス-パムッカレ②観光の見どころ」徹底ガイド

■ブダペスト(ハンガリー)

「ドナウの真珠」と称される美しい街並みと、ヨーロッパ屈指の温泉が大人気の世界的観光地です。詳細は下記からご覧ください。

「ブダペスト②温泉」徹底ガイド

■ヘーヴィーズ温泉湖(ハンガリー)

湖がまるごと温泉になっているスパリゾートで、ブダペストから日帰りで行くことができます。詳細は下記からご覧ください。

「ヘーヴィーズ温泉湖」徹底ガイド

■ポルケス温泉(ボリビア)

ウユニ塩湖からチリのサン・ペドロ・デ・アタカマへ抜ける道中にある温泉で、標高は4400mになります。詳細は下記からご覧ください。

「ウユニ③周辺の絶景」徹底ガイド

■カルディラ・ヴェーリャ(ポルトガル)

絶景の宝庫「アゾレス諸島」の森の中にある温泉です。詳細は下記からご覧ください。

「カルディラ・ヴェーリャ」徹底ガイド

■トラントンゴ温泉(メキシコ)

メキシコシティから車で約4時間離れた山奥にある天然温泉施設で、本物の温泉川や巨大な温泉滝など、日本では不可能なスケールで温泉を楽しむことができます。詳細は下記からご覧ください。

「トラントンゴ温泉」徹底ガイド

■ハママートマイン(ヨルダン)

ヨルダンの有名な観光地で、なんと滝自体が温泉になっています。詳細は下記からご覧ください。

「ハママートマイン」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-ローマ(約13時間)
ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 イタリア
ガイドブック イタリアのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国出国時90日以上
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシー:10%程度

・レストラン:基本的には不要
・ホテルで荷物を運んでもらう:1~5ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるイタリア語 ①おはよう。

Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

②こんにちは。
Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

③こんばんは。
Buona sera.(ボナ セーラ)

 

④ありがとう。
Grazie.(グラッツェ)

 

⑤さようなら。
Ciao.(チャオ)

 

⑥はい・いいえ。
Si・No.(スィ・ノ)

 

⑦~へ行きたい。
Voglio andare ~.(ヴォリオ アンダーレ~)

 

⑧これがほしいです。
Voglio questo.(ヴォリオ クエスト)

 

⑨これはいくらですか?
Quanto costa?(クワント コスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Un po’ di scont, per Favore?
(ウン ポ ディ スコント ペル ファボーレ?)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

イタリアの絶景一覧

イタリアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

スポンサーリンク