トラントンゴ温泉への行き方

 

トラントンゴ温泉は、メキシコシティから車で約4時間離れた山奥にある天然温泉施設です。美しい川や滝も全て温泉で、ジップラインなども設置されています。ツアーもありますが個人でも行ける場所なので詳しくご紹介します(^^)

 

 

「トラントンゴ温泉」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

テオティワカンへの行き方と見どころ 

 

拠点の街はメキシコシティ。メキシコの首都であり同国最大の都市で、中南米全体で見ても3本の指に入る世界都市です。標高2240mの高山気候ですが緯度が低いので過ごしやすい気温になっています。人口は約900万人。

 

最寄りの空港はメキシコシティ国際空港(MEX)。国内外合わせて約100都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「メキシコシティ①観光の基本情報」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はメキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。

 

 

 

トラントンゴ温泉へのアクセス

「トラントンゴ温泉」徹底ガイド 【旅の大事典】 
photo by:Thelmadatter

 

メキシコシティから行く場合は北バスターミナルを使います。北バスターミナルへはメトロ5号線に乗り「Autobuses de North駅」で下車します。直通バスは無いので、まず「イスミキルパン」という町に行きます。所要時間は約3時間、料金は130~200ペソです。

 

バスの席は前の方に座ってください。後方にトイレがあるため後ろの席は臭いです(^^;) イスミキルパンへ着くと道路沿いで降ろされるので、バスターミナルがある「サン・アントニオ教会」へ向かいます。路線バスを待つか30分ほど歩くかになります。

 

■サン・アントニオ教会
 

 

ここからトラントンゴ温泉へのバスが出ています。所要時間は約1時間、料金は50ペソです。温泉に到着するとバスにスタッフが入ってきて、車内で入場料120ペソを支払います。カードは不可なので必ず現金を用意してください。

 

 

イスミキルパンからの戻りの最終バスは19時頃ですが、シーズンにより異なると思うので必ず現地で確認してください。週末はメキシコシティまでの直通バスがあります。

 

 

トラントンゴ温泉

概要
 

 

メキシコシティから車で約4時間かけて到着すると、そこには天然温泉を利用した大規模な温泉テーマパークが広がっています。訪れる上で決めておかないといけないのは「日帰りにするか宿泊にするか」です。日帰りであれば、何せ片道4時間ですから、メキシコシティを早朝に出て昼には到着するスケジュールにしないと慌ただしいですε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

■エリア内地図(拡大できます)
トラントンゴ温泉への行き方

 

宿泊する場合、現地には4つのホテルがあるのですが全て予約不可の先着順になっています(^^;) 特に週末などはすぐ満員になりまして、その場合はテントをレンタルしてキャンプになります。値段も安く、テントはスタッフが組み立ててくれるので、多くの人がキャンプしています。食事処は多く、安くて美味しいので心配いりません。詳細は公式HPをご覧ください。

【施設】
■1番:トラントンゴ川温泉(下)
■3番:洞窟(右端)
■8番:人工プール温泉(左端)
■11番:キャンプ場(川沿い)
■18番:LA GRUTA HOTEL(右下)
■19番:LA HUERTA HOTEL(真ん中下)
■20番:PARAÍSO ESCONDIDO HOTEL(左の中腹)
■21番:MOLANGUITO HOTEL(左上)
■39番:バス停(左上)

 

【そのほか】
・入場料:120ペソ
・ロッカー:50ペソ
公式HP

 

トラントンゴ温泉への行き方

 

なんと本物の川が温泉になっていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 安全性を考慮して多少整地されていると思いますが、流れるプール的なものではありません。段々になっているのでペルーの「ミルプの天然プール」に似ています。

 

■ミルプの天然プール
トラントンゴ温泉への行き方

 

ミルプの方は「石灰華段」という魅力がありますが、こちらは「温泉」なので甲乙つけがたいです(^^) 画面をグルッと回して周囲を見てみて下さい。

 

 

この地域のベストシーズンは乾季で気温も下がる11~4月なんですが、トラントンゴ洞窟温泉は水温が35~38度なので、その時期だと温泉から出たときに少し寒くなります。なのでここだけを考えると5~10月の暖かい内に行くのがベストではあります。

 

ただ、その時期は雨季にあたり、雨が降った後だと川が濁ってしまうので魅力が半減してしまいます。どちらを優先するかですが、やはり美しい景観が広がるほうが良いので、厚手のタオルなどを持っていって乾季に行くのが良いと思います。

 

トラントンゴ温泉への行き方

 

こちらは温泉自体は本物で、入る部分が人工的に造られています。フォトジェニックなので人気が出るのもわかりますね(*´ω`*) トルコのパムッカレにはそっくりの天然プールがあります。

 

 

川沿いを進み地図の1番右側に行くと大きな滝が出てきます。これも、もちろん温泉の滝ですΣ(゚∀゚ノ)ノ ちなみに上のストリートビューでは後ろに山程の人が写ってます。ハイシーズンはこれくらい混んでるわけですね。そして、滝をくぐると洞窟温泉があります。

 

 

洞窟の奥には落差約15mの温泉滝があって、それが一帯の源泉になっています。混んでるときだと奥の部分は長くいられません。スタッフが「はい、進んで進んで」と促していくので1分位見学するような感じになります(^^;) 空いてればずっと入っていて大丈夫です。

 

洞窟へ行く途中に吊り橋がありまして、その奥には別途70ペソを支払うことで入れるエリアがあります。

 

 

特別な何かがあるわけではなくて、人混みが無くなってノンビリ湯につかれる場所という感じです。時間がある方にはオススメです(^^)

 

 

一帯には4本のジップラインが設置されていて、1本が50ペソです。絶景のトラントンゴ川の上を渡り、巨大なサボテンの側を通り、そしてホテルまで早くたどり着くので基本的にはオススメです。ただ、服を着ていないとダメなので注意してください。

 

トラントンゴ温泉への行き方
出典:公式HP

 

こーゆー場所に行くときは2つ非常に便利なアイテムがあります。1つ目は「マリンシューズ」。濡れる場所専用のクツなので川でも滝壺でも入っていけますし、もちろん滑りづらく作られています。ビーチサンダルだと滑って危ないだけでなく、水の中ではすぐに脱げてしまい安全に歩くことが出来ません。

 

■マリンシューズ             ■アウトドアサンダル
「トラントンゴ温泉」徹底ガイド 【旅の大事典】 「トラントンゴ温泉」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

足首に固定できる「アウトドアサンダル」なら脱げることが無いためまだマシなのですが、素足が露出しているので、肌を切ってしまったり突き指をしてしまうことがあります。マリンシューズなら足全体が保護されている上に、メッシュ素材のものが多いので「乾きやすい」「かさばらない」といったメリットもあります。

 

そして2つ目は「ウォータープルーフバッグ」です。

 

 

ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。

 

バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。

 グランドキャニオンのハバスパイの見どころ

 

中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。

 

 

以上になります。世界最大規模の天然温泉施設。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

トラントンゴ温泉への行き方

 

 

世界の面白い温泉

■ブルーラグーン(アイスランド)

世界最大の露天入浴施設で、面積は「50mの競泳用プールが4つ分」の約5000m²にもなります。詳細は下記からご覧ください。

「レイキャビク③ブルーラグーン」徹底ガイド

■ミーヴァトン・ネイチャー・バス(アイスランド)

アイスランド北部にある露天入浴施設で「北のブルーラグーン」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「ダイヤモンドサークル②観光の見どころ」徹底ガイド

■ランドマンナロイガル(アイスランド)

ランドマンナロイガルは「土地の人々の浴場」という意味で、周辺は「アイスランドの至宝」と称されるほどの絶景が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「アイスランド南部②2つの秘境」徹底ガイド

■バーニョ・ヴィニョーニ(イタリア)

イタリア屈指の大自然が広がるオルチア渓谷にある温泉で、中世の頃からの歴史があります。詳細は下記からご覧ください。

「オルチア渓谷②観光の見どころ」徹底ガイド

■ムリーノの滝(イタリア)

温泉が流れている小さな滝で、その下に石灰華段が出来ています。無料で入ることができて「世界一美しい温泉」と言われています。詳細は下記からご覧ください。

「ムリーノの滝」徹底ガイド

■マタランカプール(オーストラリア)

ノーザンテリトリーにある天然温泉で温度は34度くらいです。森の中に澄み切った水が流れる様子は神秘的です。詳細は下記からご覧ください。

「マタランカプール」徹底ガイド

■タバコン温泉リゾート(コスタリカ)

地熱に温められて温水プール状態になった川を利用した温泉施設です。詳細は下記からご覧ください。

「タバコン温泉リゾート」徹底ガイド

■ボヘミアの温泉三角地帯(チェコ)

ボヘミア西部に位置する「カルロヴィ・ヴァリ」「マリアンスケー・ラーズニェ」「フランチシュコヴィ・ラーズニェ」を総称して「温泉三角地帯」と呼びます。入浴よりも「飲泉」がメインです。詳細は下記からご覧ください。

「温泉三角地帯①カルロヴィ・ヴァリ」徹底ガイド

■パムッカレ温泉(トルコ)

石灰華段で有名なパムッカレにある温泉で、中には本物の遺跡が沈んでいますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。

「ヒエラポリス-パムッカレ②観光の見どころ」徹底ガイド

■ブダペスト(ハンガリー)

「ドナウの真珠」と称される美しい街並みと、ヨーロッパ屈指の温泉が大人気の世界的観光地です。詳細は下記からご覧ください。

「ブダペスト②温泉」徹底ガイド

■ヘーヴィーズ温泉湖(ハンガリー)

湖がまるごと温泉になっているスパリゾートで、ブダペストから日帰りで行くことができます。詳細は下記からご覧ください。

「ヘーヴィーズ温泉湖」徹底ガイド

■ポルケス温泉(ボリビア)

ウユニ塩湖からチリのサン・ペドロ・デ・アタカマへ抜ける道中にある温泉で、標高は4400mになります。詳細は下記からご覧ください。

「ウユニ③周辺の絶景」徹底ガイド

■カルディラ・ヴェーリャ(ポルトガル)

絶景の宝庫「アゾレス諸島」の森の中にある温泉です。詳細は下記からご覧ください。

「カルディラ・ヴェーリャ」徹底ガイド

■ハママートマイン(ヨルダン)

ヨルダンの有名な観光地で、なんと滝自体が温泉になっています。詳細は下記からご覧ください。

「ハママートマイン」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本ーメキシコ・シティ(約12時間半)
ベストシーズン 11月~4月
外務省 海外安全情報 メキシコ
ガイドブック メキシコのガイドブック
ビザ 180日以内の観光は不要。
パスポート残存期間 滞在日数以上
時差 ・東部時間:-14時間(カンクンなど)

・中部時間:-15時間(メキシコシティなど)
・山岳時間:-16時間(チワワなど)
・太平洋時間:-17時間(ラパスなど)

チップ ・タクシー:不要

・レストラン:10~15%。お釣りの小銭をテーブルに残す。
・ホテルで荷物を運んでもらう:約20ペソ
・ツアーガイドなど:200~500ペソ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるスペイン語 ①おはよう。

Buenos días.(ブエノス ディアス)

 

②こんにちは。
Hola.(オラ)

 

③こんばんは。
Buenas noches.(ブエナス ノチェス)

 

④ありがとう。
Gracias.(グラシアス)

 

⑤さようなら。
Adiós.(アディオス)

 

⑥はい・いいえ。
Sí・No.(シ・ノー)

 

⑦~へ行きたい。
Quiero ir a ~.(キエロ イル ア ~)

 

⑧これがほしいです。
Quiero esto.(キエロ エスト)

 

⑨これはいくらですか?
¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Mas barato,por favor?(マス バラト ポル ファボール?)

電圧とプラグ 110V、120V、127V

コンセントタイプ

通貨 メキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボ。

 

日本大使館 HP

メキシコの絶景一覧

メキシコの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国に細かい見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

スポンサーリンク