クリムトゥ山は、山頂にある3つのカルデラ湖が全て違う色をしていることで有名です。現地では非常に神聖な山とみなされていて、インドネシアの旧5000ルピア紙幣の図柄にもなっていました(^^)
「クリ・ムトゥ山」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
モニは非常にのどかで素朴な山間の村です。宿泊施設は10数軒ありますがピークシーズンは予約をしていく方が安心です。ここから車と徒歩でクリムトぅ山にアクセスします。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
エンデは、エンデ県の県庁所在地で18世紀末に一帯を支配していた王国の領地でした。インドネシアの初代大統領であるスカルノが反植民地運動を起こして流刑された土地でもあります。人口は約7万人。
最寄りの空港はエンデ空港(ENE)。国内の5都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
マウメレはフローレス島最大の街で、インドネシアでは珍しくキリスト教徒が大多数を占めています。ダイビングやサーフィンでも有名で海には大型のイルカが多数生息しています。人口は約27万人。
最寄りの空港はマウメレの「ワイ・オティ空港」(MOF)。国内の6都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はルピア(通貨コード:IDR、記号:Rp)で、補助通貨はセン(sen)。1ルピア=100センで、本日のレートはこちら。
まずエンデ空港を目指します。もちろんマウメレでも良いのですが、ジャカルタやバリから行く人が多いと思いますので位置的に近いこちらをご紹介します。エンデ空港に着いたら、モニの村まではタクシーか乗り合いバスを利用します。乗り合いバスはエンデとマウメレ間を1日数本走っていて、途中のモニで下ろしてもらいますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
エンデからモニは2時間~2時間半、マウメレからモニは約3時間~3時間半です。エンデ空港に夕方に着くとバスはもう無いのでタクシー1択になります。料金は約30万ルピアです。
ただ、タクシーでも良いかと思います。こういう乗り合いバスな上に、非常に悪路なので2時間は結構キツイものがあります(^^;) また周辺の山々の景色が非常に良いので、広々としたタクシーで悠々と2時間過ごすのも悪くないと思います。2人以上で行かれる方は検討してみてください。
また、荷物が少ない方であればオジェ(バイクタクシー)でも良いかと思います。バイクタクシーだと約15万ルピアです。
モニの村にはバンガローが十数軒あります。どれもとても気持ちの良い宿ですが、何せ需要に対して供給が見合ってない場所で、ハイシーズンは予約しておくことをオススメします。旅行者に評判の良い宿がこちらです。
■Bintang Lodge Cafe & Restaurant
レストランも併設されているのですが、とても眺めの良い場所に造られていて、朝食夜食ともに素晴らしい時間になります(^^) 部屋も清潔で値段も手頃です。詳細はこちらからご覧ください。
クリムトゥ山は日の出が素晴らしいので、宿の出発は朝の4時頃になります。モニの村から15分ほど車を走らせると山の麓に到着します。入山料は2万ルピア。麓から山頂までは30分ほど緩やかな山道をあがります。道中は満点の星空が広がっているので、それだけでも価値があります(^^)
山頂に到着すると日の出まで少し待ちます。山の上なので普通に寒いですからダウンジャケットなどがあると良いです。温かいコーヒーや紅茶などが売られています。
そして周囲が赤らんできて朝日が昇ります。
日が昇りきると…
「おぉー色が本当に違うーー」と感動の瞬間です(,,゚Д゚) それでは画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
絶景過ぎますねΣ(・∀・;) 位置関係ですが、画面後ろを見ていただくと山肌に道が横に延びていて、右側の標高が一番高い場所に、上の写真の「柱が立っている場所」があります。小さくて見えない場合は画面をアップにしてみてください。その頂上からの景色がこちらです。
画面後ろの雲が溜まっている場所に3つ目の湖があります。さらに高い位置からがこちら。
改めてのご説明になりますが、クリムトゥ山の山頂には3つのカルデラ湖があり、それぞれに色が違います。これは含有する成分がそれぞれ違うからなのですが、これだけ近い場所であるにも関わらず、これだけ色が違うというのは、やはり大自然の神秘と言えます。
これが現在の色なのですが、実は長い間に刻々と変化しており、数十年前はこのような色だったそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ
これは画像加工をしているわけではない本当の色で、インドネシアの旧5000ルピアに色付きで描かれています。
方向的には西側に1つ、東側に2つあります。こちらは東側の2つを正面から見た様子です。右側が真っ黒になっているのが分かります(,,゚Д゚)
湖面からのアングルがこちら。
これだけ神秘的な湖ですから、もちろん古来より信仰の対象となっていて、西側の湖は「老人の霊の行く湖(Tiwu Ata Mbupu)」、東側の手前の湖は「若い男女の霊の行く湖(Tiwu Nuwa Muri Koo Fai)」、奥の湖は「罪人の霊の行く湖(Tiwu Ata Polo)」と呼ばれています。
また、色だけに注目してしまいがちですが、とにかく道中は絶景が広がっていて、仮に色が同じでも十分に行く価値があります。
特に帰るときは明るく暖かくなっているので、気持ちの良いハイキングになります。
以上になります。インドネシアがほこる神秘の山。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ヴィーティ(アイスランド) |
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アイスランドの「ダイヤモンドサークル」と呼ばれるエリアにあります。美しいカルデラ湖は入ることもできるようです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ケリズの火口跡(アイスランド) |
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アイスランドのハイライト「ゴールデンサークル」の周辺にある火口跡です。詳細は下記からご覧ください。 |
■アリゾナ大隕石孔(アメリカ) |
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太古の昔に隕石が衝突して出来たクレーターで、保存状態が極めて良いことで知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■クレーターレイク国立公園(アメリカ) |
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オレゴン州にあるカルデラ湖で、非常に透明度の高い湖と、そこに浮かぶフォトジェニックな島々、そして可愛らしいリスなどの動植物が魅力です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ダイヤモンド・ヘッド(アメリカ) |
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ワイキキビーチから見える雄大なダイヤモンドヘッドは誰もが認めるハワイのシンボルです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハレマウマウ・クレーター(アメリカ) |
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世界遺産に登録されている「ハワイ火山国立公園」のハイライトです。以前は赤く輝く溶岩が見られたのですが、2018年に噴火が起こって地形が変わり見られなくなってしまいました。詳細は下記からご覧ください。 |
■サンタアナ火山(エルサルバドル) |
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エメラルドグリーンの美しい火口湖を持つ活火山で、比較的簡単に登頂できるので観光客に人気があります。詳細は下記からご覧ください。 |
■マウントガンビアのブルーレイク(オーストラリア) |
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冬は灰色の水面なのに、夏になると見事なコバルトブルーになるという神秘の湖です。詳細は下記からご覧ください。 |
■城山日出峰(韓国) |
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韓国最大の島・済州島のハイライトです。詳細は下記からご覧ください。 |
■アル・ワバ・クレーター(サウジアラビア) |
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火口までをハイキングしたり、クレーターの外周をトレッキングしたりすることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■カルデラ・デ・バンダマ(スペイン) |
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カナリア諸島のグラン・カナリア島にある巨大なカルデラです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ティマンファヤ国立公園(スペイン) |
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カナリア諸島のランサローテ島にある国立公園で、1730年代に100以上の火山が噴火し「月面」と称されるほどの奇景となっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ラ・カルデラ・デ・タブリエンテ国立公園(スペイン) |
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カナリア諸島のラ・パルマ島にある世界最大のカルデラです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ンゴロンゴロ クレーターロッジ(タンザニア) |
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南北約16km・東西約19kmという巨大な「ンゴロンゴロ クレーター」を見渡せる高級ホテルです。下記からご覧ください。 |
■トンガリロ国立公園(ニュージーランド) |
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映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地となった壮大な公園で、大規模なクレーターを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■セテ・シダーデス(ポルトガル) |
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アゾレス諸島にある村で3つの絶景カルデラ湖があります。近くには「森の中の温泉」として有名な「カルディラ・ヴェーリャ」もあります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な山がたくさんあります。興味のある方は「世界の『旅行で行けるスゴい山』総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい74ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-デンパサール(約8時間)
・デンパサール-エンデ(約2時間半) |
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ベストシーズン | 5月~9月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 インドネシア |
ガイドブック | インドネシアのガイドブック |
ビザ | 30日以内の観光ならビザ不要。 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄連続3ページ以上 |
時差 | ・サマータイム:無し
・西部時間:-2時間(ジャカルタなど) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 001/007など(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるインドネシア語 | ①おはよう。
Selamat Pagi. (セゥラマット パギ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | ルピア(通貨コード:IDR、記号:Rp)で、補助通貨はセン(sen)。1ルピア=100セン。
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日本大使館 | ・HP |
インドネシアの絶景一覧 |
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