カナリア諸島は、アフリカ大陸の北西沿岸近くにある7つの島の総称で、モロッコに近いですがスペイン領です。当サイトでは8ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「カナリア諸島④ランサローテ島」になります(^^)
・カナリア諸島①テネリフェ島(1)拠点の街と細かい見どころ
・カナリア諸島②テネリフェ島(2)テイデ国立公園
・カナリア諸島③ラ・パルマ島
・カナリア諸島④ランサローテ島
・カナリア諸島⑤グラン・カナリア島
・カナリア諸島⑥ラ・ゴメラ島」
・カナリア諸島⑦フエルテベントゥラ島
・カナリア諸島⑧エル・イエロ島
「カナリア諸島④ランサローテ島」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
3・テネリフェ島からフェリーで行く
4・ティマンファヤ国立公園
5・ラ・ヘリアのブドウ畑
6・ベルデ洞窟
7・ハリア村(アリア村)
8・ハヌビオ塩田
9・ムセオ・アトランティコ
10・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ランサローテ島は、カナリア諸島の中でアフリカ大陸に最も近い島です。「カナリア諸島で最も独特の景観が広がる島」としても有名で、火山地帯ならではの奇景を見ることができます。人口は約14万人。
拠点の町はアレシフェ。カナリア諸島の先住民であるグアンチェ族が今も暮らしています。18世紀からワインの生産がはじまり、19世紀から20世紀にかけて次第に主要港へと成長していきました。人口は約57000人。
最寄りの空港はランサローテ国際空港(ACE)。国内外合わせて50以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地では「エウロ」「センティモ」と呼ばれています。本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Frank Härtelt
空港から市内中心部から西に約6km離れています。市内へは「INTERCITY BUS」が運行しています。
出典:公式Facebook
・6:55~22:30まで運行
・頻繁に運行
・公式HP
テネリフェ島のサンタ・クルス港からランサローテ島へのフェリーが出ています。チケットは「direct ferries」というサイトで予約できます。所要時間は約9時間。
■アレシフェの港
172km²という広大な国立公園で、1730年代に100以上の火山が噴火しました。それにより幾つもの噴火口が残り、島の4分の1は溶岩で覆われ、火山灰で埋め尽くされた地面も生まれました。その結果出来上がった光景は「月面」と称されるほどの奇景となっています(,,゚Д゚)
観光の方法は「レンタカーやタクシーでビジターセンターまで行って、ツアーバスに乗り換える」という形になります。
■ビジターセンター
ビジターセンターでは様々な地熱体験をすることが出来ます。まずは2mの穴に枯れ葉が落とされます。すると…
あっという間に燃えだしますΣ(・∀・;) これは、地下2mの温度がなんと200℃にも達するためです。続いては地下12mの穴。温度はなんと400℃。そこへ水を入れると…
爆発音とともに水蒸気の柱があがりますΣ(゚∀゚ノ)ノ そして、ビジターセンターの隣には「El Diablo Restaurant」というレストランがあります。そこでは地熱を使ったカナリア料理を味わうことができます。
また、公園内をラクダに乗って周るキャメルツアーも出ています。
公園は入場制限もありピーク時には待たされることになるので、朝早くから行くのがオススメです。公式HPはこちら。
世界のクレーターやカルデラについては「アリゾナ大隕石孔:徹底ガイド」などのページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
「ラ・ヘリア(La Geria)」にある「エル・グリフォ・ワイナリー」が作る白ワインは、非常に希少なワインとして高い人気があります。スペイン本土でもなかなか手に入らないため、わざわざ島に購入に来る人もいるそうです。
島の表面は火山灰に覆われていますが、その下には豊かな土壌があるため、深く穴を掘って1本ずつブドウの木を植えています。その結果、他では見ることの出来ない光景が生まれました(,,゚Д゚) 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
ブドウは独自の品種で、樹齢100年を超えるものもあります。エル・グリフォ・ワイナリーではこれらの希少なワインを味わうことができます。公式HPはこちらです。
コロナ火山から海底へと続く約7kmの溶岩洞窟です。約1時間のツアーで訪れることができ、迫力の地下空間を見ることができます。入り口はこちら。
溶岩洞窟というのは、元々溶岩で埋まっていた場所が噴火によって溶岩が流れ出たことで空洞になっている場所を指します。
日本から近い場所では、韓国最大の島である済州島に「万丈窟(マンジャングル)」という世界遺産の溶岩洞窟があります。そして見逃せないのが、近くにある「ハメオス・デル・アグア」です。
絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ こちらは、同じ溶岩洞窟が整備された施設で、美しいプールやレストランなどがあります。
陸上部分も非常に美しいですが、地下の湧水洞窟も幻想的です(^^)
元々この洞窟は、16~17世紀にかけて北アフリカからの海賊の攻撃と侵略に対する「住民の隠れ家」として使用されていたそうです。現在では大掛かりな劇場なども造られ、スペインを代表する観光資源になっています。公式HPはこちら。
いわゆる「スペインの白い村」に約1000本のヤシの木が加わった村です。これには理由がありまして、村は昔、海賊に襲われてほとんどの木々が燃やされてしまいました。それ以降、村に女の子が生まれたら1本、男の子が生まれたら2本と、ヤシの木を植えるのが伝統になったそうです。
村の人口は約2000人。カナリア出身の作家アルベルト・バスケスは「間違いなく世界で一番美しい村」と讃えたそうです(^^)
スペイン最大の塩田で、様々な種類の塩が作られています。濃度の違いなどから各塩田は異なる色合いをしていて観光客に人気です。
ダイビングスポットで、訳すと「アトランティコ博物館」。メキシコのイスラ・ムヘーレス(カンクン)と同じく水中に様々なアート作品が並べられています。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
・カナリア諸島①テネリフェ島(1)拠点の街と細かい見どころ
・カナリア諸島②テネリフェ島(2)テイデ国立公園
・カナリア諸島③ラ・パルマ島
・カナリア諸島④ランサローテ島
・カナリア諸島⑤グラン・カナリア島
・カナリア諸島⑥ラ・ゴメラ島」
・カナリア諸島⑦フエルテベントゥラ島
・カナリア諸島⑧エル・イエロ島
ランサローテ島は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-マドリード(約14時間)
・マドリード-テネリフェ島(約3時間) |
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ベストシーズン | 5月中旬~6月中旬 |
外務省 | 海外安全情報 スペイン |
ガイドブック | スペインのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | ・シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
・未使用査証欄1ページ以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 230V |
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
スペインの絶景一覧 |
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