中洞組は巨大な洞窟の中に造られたミャオ族の村で、佐藤健寿さんの「奇界遺産」でも紹介された珍スポットです。アクセスは大変ですが、周辺は風景区にもなっているほど美しい自然が広がっているのでオススメです(^^)
「中洞組」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街は貴陽市。昔から少数民族が多く暮らしていて、今でも市内には森林が多いため「林城」とも呼ばれます。標高1100mの高原都市なので、夏でも過ごしやすいのが特徴です。人口は約350万人。
最寄りの空港は貴陽龍洞堡国際空港(KWE)。国内外合わせて約80都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「平壩農場:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨は人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分で、本日のレートはこちら。
中洞組へのアクセス
■金陽バスターミナル
まずは貴陽市のバスターミナルから、安順市のバスターミナルへ行きます。所要時間は約2時間です。
■安順客運東站
ここから「16路」の市バスに乗り「紫雲」のバスターミナルへ行きます。こちらも約2時間です。
■紫雲汽車站
紫雲から中洞組がある山の入口まではバイクタクシーを利用します。所要時間は約1時間。これは往復にしないと帰りの足が無くなってしまうので必ずドライバーに伝えて待ってもらってください。そして、山道を約1時間歩いたら到着です(^^)
一帯は昔からミャオ族(苗族)が住んでいて、この洞窟村も同様です。周辺はカルスト地帯なので大きな洞窟や美しい渓谷があり「格凸河風景区」として保護されています。
本当に巨大な洞窟です(,,゚Д゚) 一見すると、何か歴史の流れがあって「ここに追いやられてしまった」のかと思ってしまいますが、決してそんなことはなく彼らは自分たちの意志でここに住んでいます。
洞窟の中は気温が一定に保たれていて、同時に雨も防ぐことが出来るので非常に過ごしやすいそうなんです。確かにそもそも山岳民族でその地に住んでいるのであれば、わざわざ山地を切り開いて木で家を建てるより、巨大な洞窟を利用するほうが速いですよね(^^)
1998年には政府主導で洞窟の外に住宅が用意され、近代的な生活をする機会が与えられたのですが、彼らは一度それを経験した後に自発的に洞窟に戻ったそうです。
入場料などは無く自由に入って写真を撮ることが許されています。家の中もOKです(^^;)
現在は10~20世帯が暮らしていて、人口は約80人。1つの大きな家族みたいなものですね。衣食住が安定しているのであれば、コミュニティ全体で子育てや教育を行うのは正解なのかもしれません(^^)
この村の人にとって一番幸せな時期が「春先の14時頃」なんだそうです。そのときは光の角度の関係で洞窟の奥まで照らされるそうです。
子供たちも笑顔です(*´ω`*)
以上になります。若者が流出することで人口は少しずつ減っているということなので、いずれ無くなってしまう村なのかもしれません。行きたい人は早めに行ってみてください(^^)
■ピグミー族の村(ウガンダ) |
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ピグミー族は成人になっても身長が150cmに満たない部族で、ウガンダのフォートポータル近郊の村で触れ合うことができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■オモ川流域の少数民族(エチオピア) |
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エチオピア南部の「オモ川流域」には、たくさんの個性的な少数民族が暮らしています。当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。 |
■首長族の村(タイ) |
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テレビなどで一度は見たことがあるであろう首長族。正しくは「パドゥン・カレン族」といって、タイとミャンマーに居住しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■雲南民俗村(中国) |
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![]() photo by:Arian Zwegers |
雲南省は中国南西部にあり、ミャンマーやラオスと国境を接する山岳地帯で、25の少数民族が暮らしています。雲南民俗村では全ての民族と触れ合うことができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ヒンバ族の村(ナミビア) |
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ナミビアのヒンバ族は「世界一美しい裸族」と呼ばれていて、赤土を塗って真っ赤になった肌と髪の毛が有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ラップランドのサーミ人の村(ノルウェー) |
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スカンディナビア半島の北部にはラップランドと呼ばれるエリアが広がっていて、サーミ人が居住しています。ノルウェーのトロムソなどでは文化体験ツアーが行われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■エンベラ族の村(パナマ) |
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![]() photo by:Ken Mayer |
エンベラ族はパナマを中心に居住している先住民族で、パナマシティから体験ツアーが出ています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハイランドショー(パプアニューギニア) |
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「地球最後の秘境」と称される国・パプアニューギニアの「先住民族の舞踏祭り」のことです。詳細は下記からご覧ください。 |
■マスクフェスティバル(パプアニューギニア) |
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パプアニューギニアには500を超える先住民族が存在していて、それぞれに奇抜な仮面が受け継がれています。マスクフェスティバルは、それらを一挙に見られる大興奮の祭りです。詳細は下記からご覧ください。 |
■イフガオ族の棚田(フィリピン) |
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![]() photo by:Renzelle Mae Abasolo |
フィリピンのルソン島には世界遺産に登録されている「コルディリェーラの棚田群」があります。バナウェのビューポイントでは先住民の「イフガオ族」が記念写真に応じてくれます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ボルネオ島のイバン族の村(ブルネイ) |
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![]() photo by:Thomas Wanhoff |
イバン族はボルネオ島の先住民族で、ロングハウスという独特な伝統住居に住んでいます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ムーカンチャイ(ベトナム) |
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「ベトナムで最も美しい」と言われる棚田があり「ベトナムの隠れた宝石」と呼ばれています。「青モン族」がホームステイを行っていて、伝統料理を味わったり農業体験をすることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■チチカカ湖(ペルー・ボリビア) |
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ペルーとプーノにまたがる広大な湖で、その中の島では先住民族がホームステイをさせてくれます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ドゴン族の村(マリ) |
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ドゴン族はマリの先住民族で、高さ500mの断崖周辺に居住しています。「住居」「仮面」「ダンス」「彫刻」「漁」「神話」など多くの見どころがあり、当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。 |
■インレー湖(ミャンマー) |
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ミャンマーを代表する観光地で、インレー湖伝統の足漕ぎ漁を見ることが出来ます。また、ミャンマーに住む首長族が観光用に「出張」してくれているので出会うことができます。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-北京(約4時間)
・北京-貴陽(約3時間半) |
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ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
ガイドブック | ・中国のガイドブック |
ビザ | 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。 |
パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
チップ | 無し |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
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日本大使館 | ・HP |
中国の絶景一覧 |
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