ブルネイはマレーシアの中にチョコンと存在する国ですが、世界最大の水上集落、ボルネオ島にしかいないテングザル、アジア最大級の巨大なモスクなど様々な見どころがあります。当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。こちらのページは「ブルネイ④ウル・テンブロン国立公園」になります(^^)
「ブルネイ④ウル・テンブロン国立公園」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ブルネイには多くの見どころがありますが、ここは外せないという7ヶ所を厳選しました。こちらのページでは紫のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
ブルネイで最初の国立公園で、面積は東京23区より少し小さい550km²。「ブルネイの緑の宝石」と称され、ボルネオ島固有種のミュラーテナガザル、絶滅危惧種のサイチョウ、約400種のチョウなど無数の動植物が生息しています。
■ミュラーテナガザル
photo by:Greg Hume
■サイチョウ
photo by:JP Bennett
ブルネイは4つの区に分かれていて、首都のバンダル・スリ・ブガワンを含む3区(黒)に対し、ウル・テンブロン国立公園がある「テンブロン地区(青)」は「飛び地」になっています。
アクセスはツアーになり、これまではバンダル・スリ・ブガワンからボートでテンブロン地区へ向かっていました。しかし、2019年に全長30kmの「テンブロン橋(赤)」が完成し車でも行けるようになりましたヾ(≧∇≦*)/
ただ、開通が2020年3月だったのですが、既にコロナが世界を覆っていたためか、この橋を利用してのツアー情報というのがありません。ここでは、従来のツアー内容でご紹介します。ツアーは120~140B$が相場です。
・赤:ボート乗り場
・青:バンガー
・緑:レインフォレストロッジ
・紫:キャノピーウォーク
バンダル・スリ・ブガワンの「テンブロン・ボート・ジェティ(Temburong Boat Jetty)」(赤)を朝の7時半頃に出発し、まずはテンブロン地区の行政庁所在地であるバンガー(青)という街に向かいます。
ボートは時速60~80kmくらいで約45分ぶっ飛ばしますΣ(・∀・;) バンガーに到着したらバスに乗り換えてジャングルの中の拠点へ。拠点はツアー会社ごとに異なり「レインフォレストロッジ」などが有名です。所要時間は約30分です。
少し休憩して、落ち着いたらロングボードに乗り換えて川を遡上していきます。
ボートでは普通に濡れるので防水対策をしっかりしてください(^^;)
約40分遡上したら国立公園の事務所に到着。このあと大変なので不要な荷物はカギをかけた上で置いておくのがオススメです。トイレも忘れずに済ませて下さい。
キャノピーウォークまでは約30分のトレッキングです。上りになるので体力はいりますが、コースは整備されているので安心です。最後に716段の階段が登場ですΣ(・∀・;)
150段ごとに休憩スペースがあるので、ゆっくりゆっくり上がって下さい(^^) そして到着。密林の中に突如現れる高さ43mものタワーです。
2段階構造になっていて、まずはブリッジまで上がります。既に絶景が広がっているので、画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
そして正面奥の展望台に上ってゴールです。ここからの眺めは圧巻です(,,゚Д゚)
絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 標高は950m。雲が出てもまた幻想的です。
このあと近くの「ドクターフィッシュがいる滝壺」に行くのが一般的です。現場に更衣室はないので、水に入りたい場合あらかじめ着用していって下さい。また、無料オプションでジップラインやカヤックも付いています。どれか1つなので、あらかじめ希望のものを伝えておき、昼食前後で行います(^^)
ちなみに、こーゆー場所に行くときはウォータープルーフバッグがあると便利です。
ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。
バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。
中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。
photo by:John Ragai
ボルネオ島の先住民族であるイバン族の文化を体験するツアーもあります。これはキャノピーウォークとセットになっているツアーもあれば、別になっているツアーもあります。セットツアーの場合、上記のカヤックやジップラインの代わりにイバン族文化体験が入ります。
カヤックやジップラインは世界中で体験できるので、ここではやはりイバン族文化を体験するのがオススメです。(上の写真はイメージで、ツアーの際に扮装しているわけではありません(^^;))
photo by:Thomas Wanhoff
彼らはロングハウスという独特な伝統住居に住んでいます。高床式のアパートのようなイメージで、一言でいうと「親戚が全員集まって暮らしている」という感じです。もちろん各家庭に部屋があり、写真に写っているのは共用部です。学校の廊下と教室のような構造ですね。
photo by:Pavel Kirillov
みんなで協力できるので良いですよね。ツアーでは伝統料理の作り方を見せてもらい、実際に食べることができます。実は彼らは元々「首狩り族」だったことで有名ですΣ(・∀・;)
photo by:Wellcome Library, London
「首狩り」はアジアやアマゾンの先住民族に見られる文化です。人間の首を「霊的な力が宿るもの」と捉えていて、「自らの力を示すため」「成人の証として」「結婚の際の結納品として」「儀式の道具として」など、様々な意味合いがありました。
photo by:John Ragai
首を狩ること自体は「首級をあげる」といって珍しいことではありません。戦の際、敵の将軍を自分が仕留めた証拠として首を狩るのは、どこの世界でも見られたことでした。ただ、先住民の場合は、それを「干し首」にしたりするなど独特な文化も見られるので、俗に「首狩り族」と呼ばれるようになりました。
もちろん今は違うので安心してツアーに参加して下さい( ̄▽ ̄;)
photo by:Takuya Photography
以上になります(^^) 4ページに渡りブルネイをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
ブルネイは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
■フォレストタワー(デンマーク) |
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コペンハーゲンから日帰りで訪れることが出来る「森の中の展望台」です。ヨーロッパでは人気のアトラクションで、当サイトでは7ヶ所をご紹介しています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■モンテベルデ自然保護区(コスタリカ) |
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エコツーリズムが発達しているコスタリカの象徴的な場所で、ケツァールやハチドリなどの貴重な生き物を容易に観察出来たり、森林の中に造られた数々のアトラクションを楽しむことが出来ます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■オトウェイ・フライ・ツリートップウォーク(オーストラリア) |
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「グレート・オトウェイ国立公園」にあるツリートップウォークで、なんと1.9kmもの長さがあります。詳細は下記からご覧ください。 | |
■キナバル自然公園(マレーシア) |
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マレーシア最高峰のキナバル山を含む広大な自然公園で、高さ42m地点に全長157mのキャノピーウォークが設置されています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■グヌン・ムル国立公園(マレーシア) |
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広大な面積の国立公園で、全長480mに及ぶキャノピーウォークが設置されています。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | 日本-ブルネイ(約6時間半) |
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ベストシーズン | 2月~4月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ブルネイ |
ガイドブック | ブルネイのガイドブック |
ビザ | 14日以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。 |
時差 | -1時間(サマータイム無し) |
チップ | ・基本的には不要 |
日本への電話 | 00(識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるマレー語 | ①おはよう。
Selamat pagi.(スラマッ パギ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 230V |
通貨 | ブルネイ・ドル(通貨コード:BND、記号:B$)で、補助通貨はブルネイ・セント(sen)。1ブルネイ・ドル=100ブルネイ・セント。
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日本大使館 | ・HP |
ブルネイの絶景一覧 |
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