ベイ・オブ・ファイアーズへの行き方

 

ベイ・オブ・ファイヤーズは、海岸に並ぶ巨岩がオレンジ色に染まっているという世界でも珍しいエリアです。レンタカーで行くのがベストですが、公共バスやツアーの選択肢もあるので詳しくご紹介します(^^)

 

 

「ベイ・オブ・ファイアーズ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

ホバート
 

 

ホバートはタスマニア州の州都で、オーストラリアではシドニーに次いで古い都市でもあります。明確に四季がありますが、夏でも基本的には25度くらいなので過ごしやすいです。人口は約22万人。

 

最寄りの空港はホバート国際空港(HBA)。国内の約10都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「ロス・ビレッジ・ベーカリー:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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セント・ヘレンズはベイ・オブ・ファイヤーズの最寄り町で、ツアーなども多く出ています。ゲームフィッシングのメッカとして有名で、タスマニアで一番の漁港もあります。シーフードは最高で特にカキが名産です。人口は約2000人。

 

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ローンセストンはタスマニア北部の最大都市です。空港もあり、大学なども置かれています。行きたい場所が北部に固まっている場合は、そもそもホバートではなくこちらに来てしまう方が効率的です。人口は約10万人。

 

最寄りの空港はローンセストン空港(LST)。国内の5都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「ブリッドストゥ・ラベンダーファーム:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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通貨はオーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セントです。本日のレートはこちら。

 

 

 

セントヘレンズを拠点にする方法

 

ホバートからセントヘレンズは、基本的にはレンタカーになります。バスも2つのルートであるのですが、直通が無いんですね。そして本数が全て1日1~2本という…(^^;) 一応ご紹介します。

 

「エッピング・フォレスト」経由

■ホバート~エッピング・フォレスト
・所要時間:約2時間
・1日1本
時刻表検索

 

■エッピング・フォレスト~セントヘレンズ
・所要時間:約1時間45分
・1日2本
・13時発、16時発
時刻表検索

 

「ビシェノインフォメーションセンター」経由

■ホバート~ビシェノインフォメーションセンター
・所要時間:約3時間
・1日1本
時刻表検索

 

■ビシェノインフォメーションセンター~セントヘレンズ
・所要時間:約1時間半
・1日1本
時刻表検索

 

セントヘレンズからはツアーが出ているので、時間があったらインフォメーションへ行ってツアーを探してみてください。宿で相談しても何かしらのツアーを紹介してくれると思います。

 

■インフォメーション
 

 

また、ここからは車で20分くらいなので時間が無い方はタクシーチャーターをしてしまっても良いと思います。

 

 

 

ローンセストンを拠点にする方法

■ホバートのバス乗り場
 

 

ホバートからローンセストンまで直通バスが出ています。

・バス会社:レッドライン
・1日3本運行
・10:15、15:00、17:30発
・所要時間:約2時間半
・料金:40~55A$
時刻表検索

 

ベイ・オブ・ファイアーズまでは車で3時間の距離になるので、レンタカーかツアー参加になります。ただ、ツアーは少ないようです。

 

 

ベイ・オブ・ファイアーズ

 

 

ホバートを出て約5時間。オレンジ色に染まった不思議な海岸線「ベイ・オブ・ファイアーズ(炎の湾)」が現れます(,,゚Д゚)

 

ベイ・オブ・ファイアーズへの行き方

 

名付けられたのは1773年のこと。タスマニアを航行していたイギリス船の船長が、この海岸でアボリジニの人々が火を焚いていたのを見て名付けたそうです。岩の色が由来ではないんですね(^ω^;) このオレンジの正体は「地衣類」という「苔よりも原始の植物」が全体を覆っているためです。

 

ベイ・オブ・ファイアーズへの行き方

 

湾自体は「マウント・ウィリアム国立公園」の端にある「エディストンポイント(Eddystone Point )」から、南にある「ビナロング・ベイ(Binalong Bay)」までの約30kmに渡っているのですが、その中腹の一部分だけがこのようになっています。

 

局地的には「ガーデンズ(The Gardens)」と名付けられていて、周辺が「ベイ・オブ・ファイアーズ保護地域」に指定されています。

 

 

ただ、オレンジ岩のエリアがそこまで広くないんですよね(^^;) ずーっといられる場所でも無いので、一番美しくなるサンセット時に照準を合わせて、その前は周辺に整備されているハイキングコースを歩くのがオススメです。海も素晴らしい美しさで「世界で2番目に素晴らしいビーチ」に輝いたことがあります。

 

ベイ・オブ・ファイアーズへの行き方

 

そしてサンセット時にはこうなります。

 

ベイ・オブ・ファイアーズへの行き方

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 空や海だけでなく大地までオレンジに染まるのが神秘的です。

 

 

以上になります。レンタカーを使わない場合はアクセスが不便なのでツアーにした方が良いと思います。世界でも珍しいオレンジの海岸。ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

世界の特殊なビーチ

■レイニスフィヤラ・ビーチ(アイスランド)

アイスランド南部にあるブラックサンドビーチで、冬になると氷が流れてくるため「ダイヤモンドビーチ」とも呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「アイスランド南部①沿道の見どころ」徹底ガイド

■カウアイ島のグラスビーチ(アメリカ)

ハワイのカウアイ島南部の「エレエレ」という町にあるビーチで、非常に多くのシーグラスを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。

「ハワイ⑤カウアイ島の見どころ」徹底ガイド

■カリフォルニアのグラスビーチ(アメリカ)

世界的に有名なグラスビーチなのですが、長い間に人々が少しずつシーグラスを持ち帰ってしまい規模は小さくなっています。詳細は下記からご覧ください。

「グラスビーチ」徹底ガイド

■サリコビーチ(アンゴラ)

アフリカのアンゴラにある「船の墓場」です。詳細は下記からご覧ください。

「アンゴラ②観光の見どころ」徹底ガイド

■シャークベイのシェルビーチ(オーストラリア)

見どころ満載の「シャークベイ」のハイライトの1つで、世界最大のシェル(貝殻)ビーチです。詳細は下記からご覧ください。

「シャークベイ」徹底ガイド

■フレーザー島のマヒノビーチ(オーストラリア)

フレーザー島は「世界最大の砂島」で、マヒノビーチには迫力の「難破船マヒノ号」があります。詳細は下記からご覧ください。

「フレーザー島②観光の見どころ」徹底ガイド

■セントマーチン島のマホビーチ(オランダ領)

テレビで一度は見たことがあるであろう場所で、飛行機が地上スレスレの高さを飛んで空港に着陸していきます。詳細は下記からご覧ください。

「マホビーチ」徹底ガイド

■ナヴァイオビーチ(ギリシャ)

「紅の豚」のポルコの隠れ家とも噂される有名ビーチです。詳細は下記からご覧ください。

「ナヴァイオビーチ」徹底ガイド

■スマイアのビーチ(スペイン)

バスク地方のスマイアにあるビーチで、フリッシュ層という珍しい地形を見ることができます。詳細は下記からご覧ください。

「スマイアのフリッシュ層」徹底ガイド

■セーシェルのビーチ(セーシェル)

絶景の宝庫であるセーシェルのビーチには、独特な丸みを帯びた巨岩がそこかしこに並んでいます。詳細は下記からご覧ください。

「キュリーズ島」徹底ガイド

■モエラキ・ボールダーズ(ニュージーランド)

海岸に50cm~2mの丸い巨岩がいくつも並んでいる不思議な場所です。詳細は下記からご覧ください。

「モエラキ・ボールダーズ」徹底ガイド

■ベナジル洞窟(ポルトガル)

天井にポッカリと穴が空いた洞窟で、海からしか行くことが出来ないので秘境感たっぷりの場所です。詳細は下記からご覧ください。

「ベナジル洞窟」徹底ガイド

■プラヤ・デル・アモール(メキシコ)

メキシコ本土から5kmほど離れたマリエタス諸島にあるビーチで、洞窟の天井にポッカリと大穴が空いた不思議な空間が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「プラヤ・デル・アモール」徹底ガイド

 

世界には他にも素晴らしいビーチがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいビーチ総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい46ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ケアンズ(約7時間)

・ケアンズ-シドニー(約3時間)
・シドニー-ホバート(約2時間)

ベストシーズン 12月~2月
外務省 海外安全情報 オーストラリア
ガイドブック オーストラリアのガイドブック
ビザ ・ビザかETASの取得が必要

・30日まで滞在可

パスポート残存期間 滞在日数分あればOK
時差 ・東部時間:+1時間(シドニーなど)

・中部時間:+30分(ウルルなど)
・西部時間:-1時間(パースなど)
・サマータイム:あり(1時間すすめる)

チップ ・基本的には無し

・タクシーなど:端数を切り上げて渡す
・高級レストランなど:10~15%
・ルームサービスなど:2~5A$

日本への電話 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
0011+81+3+9999-9999

公用語 英語
電圧とプラグ 220/240V

コンセントタイプ

通貨 オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。

 

日本大使館 HP

オーストラリアの絶景一覧

オーストラリアの絶景

 

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