「アンゴラ②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

アンゴラは、アフリカらしい雄大な大自然が魅力的な国で、巨大な滝や「船の墓場」など多彩な見どころがあります。こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。アンゴラの概要や拠点の街については「アンゴラ①」をご覧ください(^^)

 

 

「アンゴラ②観光の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

アンゴラの見どころ一覧

 

アンゴラには多くの見どころがありますが、ここは外せないという5ヶ所を厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

サリコビーチ

アンゴラの見どころ 

 

ルアンダ中心部から北東に約40km離れた場所にあるビーチで、アフリカ屈指の「船の墓場」になっています。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

ディストピア感というか…スゴい迫力ですね(,,゚Д゚) ここは「シップレックビーチ」や「カールマルクスビーチ」と呼ばれていて、タンカー・漁船・貨物船など種類に関係なく約20隻が朽ち果てた状態で並んでいます。

 

アンゴラの見どころ

 

船の墓場というと、ウズベキスタンの「ムイナク」のように「水位が下がって船が取り残された」パターンや、バングラデシュの「チッタゴン」のように「解体が産業になっている」パターンがあります。しかし、ここの場合は不法投棄というか勝手に捨てていっている感じのようです( ̄□ ̄;)

 

アンゴラの見どころ

 

巨大な船が朽ち果てていく様子は非常にフォトジェニックで、少しずつ訪れる人が増えているのですが、とはいえ地元の漁師さん達にとっては死活問題になっていて、サビた船から流れ出る物質が海を汚染し漁業に悪影響が出ています。

 

 

2004年には政府が対策を打ち出したのですが、結局今も状況は変わっておりません。船は劣化が激しいので、中に入ったりはしないようにしてください。アクセスはタクシーチャーターのみになります。宿などで信頼できるタクシーを手配してもらってください。

 

世界のビーチについては「世界のすごいビーチ総特集」をご覧ください。

 

 

ミラドゥロ・ダ・ルア

アンゴラの見どころ 

 

アンゴラを代表する景勝地で、名前には「月の展望台」という意味があります。侵食と風化によって形成された奇岩群で、オレンジ・黄土色・灰色と3色のグラデーションになっています。アメリカのグランドサークルにある「ブライスキャニオン国立公園」を小さくしたような感じですね(^^)

 

アンゴラの見どころ

 

1993年にポルトガルとアンゴラが共同制作した映画「O MiradourodaLua」で広く知られるようになりました。ルアンダ中心部からは南に約60km離れていて、アクセスはツアーかタクシーチャーターです。入場料などは無いので、サンセットに合わせて行くのがオススメです(*´∀`*) ただ、やはり信頼できるタクシーを使ってください。

 

 

世界の奇岩群については「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。

 

 

カランドゥーラ大瀑布

アンゴラの見どころ 

 

知名度は低いですが、アフリカ最大級の瀑布の1つです。ルアンダからは東に約360km離れていて、マランジェという町を経由します。

 

【ルアンダ~マランジェ】
■バス
・所要時間:約7時間
・料金:20~30US$
・「Macon Trans社

 

■鉄道
路線があり運行しているはずなのですが、最新の状況が不明です。

 

【マランジェ~滝】
・タクシーチャーター

 

ビクトリアの滝に匹敵する素晴らしい滝で、雄大なロケーションは「これぞアフリカ」という感じです。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

絶景ですね(,,゚Д゚) 高さ105m、幅400m。ベストシーズンは雨季の9月~4月で、11月~1月に最も水量が豊富になります。展望台も造られていて大迫力のパノラマを一望できます。

 

 

ただ、ここはなんと自由に近づけますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

アンゴラの見どころ

 

ガイド同行というわけでもなく普通に近づけます。まさに手つかずの大自然なのですが、何かあったら大変なので絶対に無茶はしないようにしてください。近年になって近くにホテルが出来たので、宿泊すればノンビリ滝観光を楽しめます(^^)

 

アンゴラの見どころ

 

 

ルアカナ滝

アンゴラの見どころ 

 

こちらもアフリカ最大級の瀑布で、ナミビアとの国境付近に位置します。アクセスはレンタカーが基本で、アンゴラ観光というよりは「ヒンバ族の村」などと合わせてナミビア観光に組み込む方が効率的です(^^)

 

アンゴラの見どころ

 

2つの滝が並んでいるような状態になっていて、高さは120m、幅は700mにもなりますΣ(・∀・;) 直瀑のカランドゥーラ大瀑布と違って、斜めに滑り落ちていくような形状をしています。非常にフォトジェニックな滝で、こちらをご覧ください。

 

アンゴラの見どころ

 

流れも迫力がありますが、植物に注目してください。これは何かというと…

 

アンゴラの見どころ

 

そう、バオバブです(*´ω`*) なんと激流の中にバオバブが群生しているんです。

 

アンゴラの見どころ

 

しかも滝の上だけでなく流れ落ちる途中にもたくさん生えています(,,゚Д゚) これはカッコいいですね。

 

アンゴラの見どころ

 

「こんな場所は唯一無二です」と言いたいところですが、近くにある「エプパ滝」も同様にバオバブが群生しています。

 

■エプパ滝
アンゴラの見どころ

 

エプパ滝は、同じくアンゴラとナミビアの国境付近にあり、こちらはナミビアに属します。

 

・赤:エプパ滝
・青:ルアカナ滝
・紫:カルエックダム

 

地図を拡大していただくと分かるのですが、国境に沿うように白い道が見えるので、意外と車で簡単に両方行けるのかなと思ったのですが、グーグルマップで表示するとこうなります。

 

 

超遠回りですね(;一_一) グーグルマップは徒歩表示にすると交通ルールに関係なく最短距離を出してくれることが多いのですが、徒歩表示でもこうなります。

 

 

距離は半分になりましたが、まだ遠回りです。「何で国境沿いの道で表示されないんだろうか…?(=_=;)」と色々見たところ、緑の星の部分に原因がありました。

 

アンゴラの見どころ

 

拡大するとこうなっています。

 

アンゴラの見どころ

 

川で道路が途切れているんですね。衛星写真で見るとこんな感じです。

 

アンゴラの見どころ

 

渡し船などの設備がある感じはしないので、つまるところアフリカでよく見られる「雨季のみ出現する川」で、乾季には通れるんだと思われます。ただ、そもそも乾季だとルアカナ滝もエプパ滝も水がろくに流れていません( ̄▽ ̄;)

 

というのは、両方ともクネネ川にある滝なんですが、紫の場所に「カルエックダム」が造られたことで、従来の迫力ある光景は雨季(10月~3月)でないと見られなくなっています。

 

■カルエックダム

 

結論としましては「これらの滝に行くなら雨季のみだが、その時期は川を渡れないので非常に遠回りになる」ということですね。でも周遊旅行をしている方には、ぜひチャレンジしていただきたいところです。両方とも行く日本人はほとんどいないので貴重な体験になります(^^)

 

世界の滝については「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。

 

 

セラ・ダ・レバのイロハ坂

アンゴラの見どころ 

 

ルバンゴから南西に約45km離れた場所にあります。見ての通り見事な「いろは坂」になっていて、「世界のスゴい道路特集」などでよく取り上げられています。アクセスはレンタカーが基本ですが、ルバンゴへ飛行機で行く人であれば、タクシーチャーターでも十分に行ける距離です。

 

アンゴラの見どころ

 

アンゴラの見どころ アンゴラの見どころ

 

世界のすごい道路については「アトランティック・オーシャン・ロード:徹底ガイド」をご覧ください。

 

 

以上になります。アフリカの雄大な光景を堪能できるアンゴラ。ぜひ行ってみてください(^^) アンゴラの概要や拠点の街については「アンゴラ①」をご覧ください。

 

アンゴラは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

アンゴラの見どころ

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-アンゴラ(約8時間)

ベストシーズン 6月~9月
外務省 海外安全情報 アンゴラ
ガイドブック 南部アフリカのガイドブック
ビザ 事前のビザ取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 -8時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるポルトガル語

(公用語)

①おはよう。

Bom dia.(ボン ジーア)

 

②こんにちは。
Oi.(オイ)

 

③こんばんは。
Boa noite.(ボア ノイチ)

 

④ありがとう。
Obrigado.(オブリガード)

 

⑤さようなら。
Tchau.(チャウ)

 

⑥はい・いいえ。
Sim・Nao.(シン・ナウン)

 

⑦~へ行きたい。
Quero ir a ~.(ケーロ イル ア ~)

 

⑧これがほしいです。
Quero este.(ケーロ エスチ)

 

⑨これはいくらですか?
Quanto é ?(クアント エ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Faz desconto?(ファス・デスコント?)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 クワンザ(通貨コード:AOA、記号:Kz)で、補助通貨は「センティモ(centimo)」。1クワンザ=100センティモ。インフレやデノミの可能性がある国なので必ず最新情報を確認。

 

日本大使館 HP

アンゴラの

絶景一覧

アンゴラの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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個別のガイド記事です。

 

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大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

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