「フレーザー島②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

フレーザー島は世界最大の砂島です。美しい砂浜・海・空に加えて、砂地の上に亜熱帯林が形成されているという稀有な自然環境で、1992年に世界遺産に登録されました。こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。アクセスについては「フレーザー島①」をご覧ください(^^)

 

 

「フレーザー島②観光の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

フレーザー島の見どころ一覧

 

フレーザー島には多くの見どころがありますが、ここは外せないという6ヶ所を厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

フレーザー島の概要

 

 

世界最大の砂島であるフレーザー島は、南北に約123km、東西に約25kmで、香川県と同じくらい面積があります。ほぼ全域が「グレート・サンディ国立公園」に指定されていて、350種を超える野鳥が生息する「野鳥の楽園」でもあります(,,゚Д゚)

 

フレーザー島の見どころ

 

島が形成されたのは14万年以上前のこと。オーストラリア東岸のグレート・ディバイディング山脈が豪雨によって浸食され、風化した後に砂が風で運ばれ現在のフレーザー島の位置に堆積しました。日本との大きさを比較するとこんな感じです。(写っているのは四国地方です)

 

フレーザー島の見どころ
photo by:thetruesize.com/

 

 

難破船マヒノ号

 

 

島の東岸の中域にある難破船で、全長120mの船体は迫力があると共に、全体が錆びついているため背景と相まって非常にフォトジェニックです。元々はニュージーランドとオーストラリアを結ぶ定期船で、1935年にサイクロンで難破してフレーザー島で座礁しました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

東岸のビーチは「75マイルビーチ」と呼ばれていて、なんと100km以上も砂浜が続きますΣ(゚∀゚ノ)ノ ここを4WDでひた走るのも人気のアクティビティの1つです。4WDツアーに参加する場合は8時頃に出発し、75マイルビーチ、マヒノ号、イーライ川、亜熱帯林の散策などを行います。

 

フレーザー島の見どころ

 

「世界の○○の墓場」と呼ばれる場所については「チアトゥラ②ロープウェーの墓場」などのページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

マッケンジー湖

 

 

島には100を超える湖がありますが、こちらは砂が石英(クリスタル)で出来ているため非常に透明度が高いです。水質は酸性で髪の毛や歯を洗うのに適しているそうです。雨水が溜まったものなので海水のようにベタベタしません。

 

 

フレーザー島は、先住民族アボリジニのバッチュラ族によって「パラダイス」を意味する「クガリ」と名付けられていましたが、その理由がよく分かる場所になっています(^^)

 

 

ビラビーン湖

 

 

マッケンジー湖の南約6kmに位置する湖で、砂は同じく石英です。砂丘の中に水が溜まっている独特な美しさは、ブラジルの「レンソイス」など世界でも限られた場所でしか見られない絶景です。

 

 

 

ワビー湖

 

 

深いエメラルドグリーンをした湖で、砂丘の色との対比が圧巻です。元々は小川でしたが、ユーカリの森と砂丘にせき止められて湖となりました。砂の移動により少しずつ縮小しているそうです。

 

 

 

シャンパン・プールズ

 

 

島の北東部の海岸にあり、岩場が組み合わさって天然のプールになっています。岩場に波が打ち付けて泡のようになることから名付けられました。多くの水鳥が集まる場所としても知られています。

 

 

 

イーライクリーク

 

 

島の東岸にある小川で、砂で濾過された美しい水が流れています。浅いので、みんな裸足で川の中を歩いていきます。海に近づくと木道も整備されていてフォトジェニックな写真が撮り放題です(^^)

 

 

世界の美しい川については「キャノ・クリスタレス:徹底ガイド」などのページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

ディンゴ

フレーザー島の見どころ

 

オーストラリア周辺に生息する「タイリクオオカミ」の一種です。オーストラリア本土のディンゴは犬などとの混血がほとんどになってしまっていますが、フレーザー島は純血のディンゴの生息地として知られています(,,゚Д゚)

 

島には現在120~150頭が生息していて、人間になつくわけではないので不用意に近づかないように注意してください。2001年には男の子が襲われて死亡した事故もありました。

 

 

ホエールウォッチング

フレーザー島の見どころ

 

8月~10月にかけて、北西部のハーバー湾に約2000頭ものザトウクジラが集まりますΣ(゚∀゚ノ)ノ 中には親子連れのザトウクジラもいて、ウォッチングツアーで訪れる人々を楽しませてくれます。ツアーは半日ツアーが多く、8時頃に出発して昼には終わります。料金は約100A$です。

 

 

以上になります。世界最大の砂の島。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスについては「フレーザー島①」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「フレーザー島②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界のすごい島

■バリ島(インドネシア)

言わずとしれた世界的なリゾート地で、現在は「スイング」が大ブームになっています。詳細は下記からご覧ください。

「バリのスィング総特集」徹底ガイド

■カンガルー島(オーストラリア)

オーストラリアでも有数の「野生動物と触れ合える場所」として知られています。また、大自然が造り上げた芸術作品ともいえる奇岩群は必見です。詳細は下記からご覧ください。

「カンガルー島②フリンダーズ・チェイス国立公園」徹底ガイド

■ロード・ハウ島(オーストラリア)

全長約10kmの三日月型の島で、内側の湾には美しいサンゴ礁が手つかずのまま残されています。また、近くにある「ボールズ・ピラミッド」は大迫力です。詳細は下記からご覧ください。

「ボールズ・ピラミッド」徹底ガイド

■セントマーチン島(オランダ・フランス)

南がオランダ領、北がフランス領という島で、テレビなどで一度は見たことがある、飛行機が地上スレスレの高さを飛ぶビーチがあります。詳細は下記からご覧ください。

「マホビーチ」徹底ガイド

■ニューファンドランド島(カナダ)

バイキングが入植した北米最初の土地で、世界トップクラスの壮大な自然が広がっています。また、タイタニック号が沈没した海域に近いことでも知られています。詳細は下記からご覧ください。

「ニューファンドランド島①アクセスと概要」徹底ガイド

■ザンジバル島(タンザニア)

タンザニアの東に浮かぶ島で、美しすぎる海と、岩の上に造られたレストラン「ザ・ロック」が特に有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ザ・ロック」徹底ガイド

■海南島(中国)

「中国のハワイ」と呼ばれる海南島は、世界最大の観音像やコスタリカを思わせる大規模なエコパークなど、たくさんの見どころがあります。詳細は下記からご覧ください。

「三亜」徹底ガイド

■イースター島(チリ)

太平洋上に浮かぶ絶海の孤島で、巨大な石像「モアイ」があまりにも有名です。詳細は下記からご覧ください。

「イースター島①アクセスとハンガロア村」徹底ガイド

■コイバ島(パナマ)

ガラパゴス諸島やココ島と同じ海域にあり、島の周辺には20種ものクジラやイルカが生息しています。上陸するとアメリカンクロコダイルが普通に歩いています。詳細は下記からご覧ください。

「コイバ島」徹底ガイド

■タヴェウニ島(フィジー)

photo by:Paul Lenz

「最もフィジーらしい」と称される島で、かつて日付変更線が通っていたことで有名です。また「世界のすごいダイビングスポット50」に選ばれるほどの世界的なダイブサイトでもあります。詳細は下記からご覧ください。

「タヴェウニ島」徹底ガイド

■ボホール島(フィリピン)

フィリピンで10番目に大きな島で「チョコレーオヒルズ」や世界最小のメガネザル「ターシャ」などで有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ボホール島②チョコレートヒルズ」徹底ガイド

■ヤップ島(ミクロネシア連邦)

戦時中に日本が統治した島で、巨大な石貨が有名です。また、大量のマンタに出会える世界トップレベルのダイビングスポットとしても知られています。詳細は下記からご覧ください。

「ヤップ島」徹底ガイド

■キジ島(ロシア)

キジ島は木造の巨大建築物であるプレオブラジェンスカヤ教会などが有名で、それらの教会は世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。

「キジ島②観光の見どころ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な島がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい島&諸島総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい83ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-ブリスベン(約9時間)
ベストシーズン 4月~5月/9月~10月
外務省 海外安全情報 オーストラリア
ガイドブック オーストラリアのガイドブック
ビザ ・ビザかETASの取得が必要

・30日まで滞在可

パスポート残存期間 滞在日数分あればOK
時差 ・東部時間:+1時間(シドニーなど)

・中部時間:+30分(ウルルなど)
・西部時間:-1時間(パースなど)
・サマータイム:あり(1時間すすめる)

チップ ・基本的には無し

・タクシーなど:端数を切り上げて渡す
・高級レストランなど:10~15%
・ルームサービスなど:2~5A$

日本への電話 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
0011+81+3+9999-9999

公用語 英語
電圧とプラグ 220/240V

コンセントタイプ

通貨 オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。

 

日本大使館 HP

オーストラリアの絶景一覧

オーストラリアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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