シャークベイの見どころ

 

シャークベイは、野生のイルカの餌付けに成功した「モンキーマイア」、貝殻で出来た「シェルビーチ」、そして世界最古の生物である「ストロマトライト」が生息する「ハメリン・プール海洋保護区」など、世界的な見どころが集中しています(^^)

 

 

「シャークベイ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

エクスマウス
 

 

エクスマウスは、世界遺産のサンゴ礁「ニンガルーリーフ」の拠点となる町で、シーズンにはジンベエザメが多く集まるので、ダイバーには有名な場所です。シャークベイからは北に約600km離れています。人口は約2500人。

 

最寄りの空港はエクスマウス空港(LEA)。パースとのみ就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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デナムはシャークベイの観光用に発展した町です。1616年にオランダの探検家が偶然発見した地域で、ヨーロッパ人がオーストラリアで2番目に発見した場所とされています。4月~9月を中心に観光客で賑わい、年間で約11万人が訪れます。人口は約800人。

 

最寄りの空港はシャークベイ空港(MJK)。国内の2都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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通貨はオーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セントです。本日のレートはこちら。

 

 

 

シャークベイ空港

 

 

空港はデナムの町から北東に約10km離れています。町への移動方法はレンタカーかタクシーになりまして、所要時間は約10分。料金は約30A$です。

 

 

 

モンキーマイア

 

 

「シャークベイ」は、その恐ろしい名前とは裏腹に、遠浅で温かい海に約300種もの生物が生息しています。世界自然遺産に登録されるための4つの基準である「自然美」「地形・地質」「生態系」「生物多様性」を全て含むという、極めて珍しく貴重な場所です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

絶景ですね(,,゚Д゚) この海にはジュゴン、ウミガメ、ジンベエザメなど海のアイドルがたくさんいるのですが、その象徴であるイルカたちが自らエサをもらいにやってくるのがモンキーマイアなんです。餌付けを行っているのは、こちらの「モンキーマイア・ドルフィン・リゾート」。

 

 

モンキーマイア唯一のホテルで、オーストラリアサイズの広大な敷地に建てられています。予約はこちらから可能です。朝の7時45分と9時ちょうどにスタッフがエサを持って海に出ます。

 

シャークベイの見どころ
photo by:rggoldie

 

既に理解している野生のバンドウイルカたちが多いときで10頭以上集まりますΣ(゚∀゚ノ)ノ 宿泊客のみが見学することが出来て、エサやりも現場でランダムに選ばれた数名の客のみになります。

 

シャークベイの見どころ

 

なので「餌付け体験が出来る」というよりは「餌付けを見学する」のが基本です。とはいえモンキーマイアのビーチには、餌付けの時間以外でもイルカが普通に来ますので、たくさん写真を撮ることが出来ます(^^)

 

「シャークベイ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。

 

 

シェルビーチ

 

 

世界最大の貝殻ビーチで、深い部分では約10mにもなる貝殻ビーチが、なんと約110kmにも渡って続いていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 貝の大きさは約1cmで、約4000年に渡って堆積し続けて現在に至ります。

 

シャークベイの見どころ

 

実は、シャークベイの海水は少し塩分濃度が高いため、生息できる生物が限られているそうです。この貝はその数少ない生物で、天敵がいない中で繁栄することが出来たというわけなんです。貝殻なので割れやすいため裸足で歩くことは出来ません。

 

 

上記のデナムの町には、この貝殻で造られたブロックが建設資材に使われていて、町中の至るところで見ることができます。下のストリートビューの真ん中に写っているのは、貝殻ブロックで出来ていることで有名なレストランです(,,゚Д゚)

 

 

ここ以外のシェルビーチというと、アメリカ・フロリダの「サニベル島」にカラフルなシェルビーチがあることで知られています。

 

■サニベル島
 

 

世界の変わったビーチについては「世界のすごいビーチ総特集」をご覧ください。

 

 

ハメリン・プール・ストロマトライト

 

 

ストロマトライトは35億年前から存在する世界最古の生物です。完全に岩にしか見えないんですが生物なんです。しかも酸素をつくり出してくれています( ̄□ ̄;) 正体は「シアノバクテリア」という細菌で、砂や泥の表面に付着した状態で日中に光合成を行います。

 

シャークベイの見どころ

 

夜になると活動を休止するのですが、粘液が出ていて、そこにまた砂や泥が付着します。これを繰り返すことで1年間で0.33mmという速度で成長します(^^;) そして35億年という途方も無い歳月を経て、このような岩石風になっているということなんですね。

 

ストロマトライトの化石は世界中にあるのですが、現生しているのはメキシコの「クアトロ・シエネガス」とここだけです。クアトロ・シエネガスは淡水なので、海水だとここだけです。

 

■クアトロ・シエネガス
シャークベイの見どころ

 

 

エクスマウスとニンガルーリーフ

 

 

ニンガルーリーフはオーストラリアの北西部に広がる、長さ260kmものサンゴ礁です。東部のグレートバリアリーフがあまりにも有名なので知名度は低いですが、魚類が約500種類、サンゴが約300種類、軟体動物が約600種類、その他多くの生き物が生息するスゴい海なんです(*´ω`*)

 

 

特に北部のエクスマウスは、3月下旬~7月上旬にかけてジンベエザメが産卵に訪れるため高確率で出会うことができ、ダイバー憧れの海の1つになっています。

 

 

その他、5月~11月にはマンタが現れ、6月~10月にはザトウクジラまでも現れますΣ(゚∀゚ノ)ノ さらに3月4月の満月の夜から約10日後にはサンゴの産卵を見ることも出来ます。

 

 

以上になります。見どころ満載の世界遺産シャークベイ。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。モンキーマイアを含むツアーはこちらです。

「シャークベイ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-パース空港(約10時間)

・パース空港-エクスマウス空港(約2時間)

ベストシーズン 12月~3月
外務省 海外安全情報 オーストラリア
ガイドブック オーストラリアのガイドブック
ビザ ・ビザかETASの取得が必要

・30日まで滞在可

パスポート残存期間 滞在日数分あればOK
時差 ・東部時間:+1時間(シドニーなど)

・中部時間:+30分(ウルルなど)
・西部時間:-1時間(パースなど)
・サマータイム:あり(1時間すすめる)

チップ ・基本的には無し

・タクシーなど:端数を切り上げて渡す
・高級レストランなど:10~15%
・ルームサービスなど:2~5A$

日本への電話 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
0011+81+3+9999-9999

公用語 英語
電圧とプラグ 220/240V

コンセントタイプ

通貨 オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。

 

日本大使館 HP

オーストラリアの絶景一覧

オーストラリアの絶景

 

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