モエラキ・ボールダーズはニュージーランドが誇る奇岩群で、海岸に50cm~2mの丸い巨岩がいくつも並んでいます。まるで他の惑星に降り立ったような景観は圧巻です。類似の場所も2つあるので合わせてご紹介します(^^)
「モエラキ・ボールダーズ」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
2-1:バスで行く
2-2:シャトルバスで行く
2-3:タクシーで行く
2-4:空港送迎で行く
3・ダニーデンからモエラキ
4・モエラキ・ボールダーズ
5・周辺の同様の場所
5-1:カティキ・ポイント
5-2:コウツ・ボールダー
6・世界の同様の場所
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ダニーデンはニュージーランドで5番目に大きな街で、南島ではクライストチャーチに次ぐ都市です。市内中心部には八角形の広場があり、大聖堂やパブリック・アート・ギャラリーなどが並んでいます。人口は約13万人です。
最寄りの空港はダニーデン空港(DUD)。国内外合わせて3都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はニュージーランド・ドル(通貨コード:NZD、記号:NZ$)で、愛称は「キーウィドル」。補助通貨はセント(¢l)で、1ニュージーランド・ドル=100セントです。本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Andrewrutherford
空港は市内中心部から西に約28km離れています。市内への移動方法は、バス、シャトルバス、タクシーの3つです。
インターシティ・コーチラインが1日3本運行しています。
・11:25、12:15、20:10発
・所要時間:約35分
・料金:16~23N$
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。 ダニーデンの「オタゴ大学」前にあるバスターミナルから、モエラキへの直行バスが出ています。 ・1日2本 ダニーデンから車を走らせること約1時間、モエラキ・ボルダー海岸に到着します。クライストチャーチからだと約3時間半です。 現地はこのようになっています。つい駐車場(緑)に車を置いてしまいますが、実はカフェ(青)の前にも駐車場がありまして、そこから海岸へ行くことが出来るのでカフェを起点にする方が良いです。海岸への入り口はこちら。 カフェも丸々としているので画面をグルっと回して周囲を見てみてください(^^) そして… 出ましたΣ(゚∀゚ノ)ノ 周りにもいっぱいあります。 何か恐竜の卵が並んでいるような…不思議な景観です。これらの巨岩は一言でいうと「巨大な真珠のようなもの」なんです。 形成されたのは約6500万年前、ちょうど恐竜が絶滅した頃です。正しくは「亀甲石凝固」といって、中心に何かしらの「核」になるものがあり、そこに炭酸カルシウムが集積していって、約400万年という途方も無い歳月を経て、このように丸く巨大になっていきました(,,゚Д゚) ちなみにそれは海中での出来事だったのですが、約1500万年前に地層が隆起したことで地上に現れました。そして雨風による浸食で周囲の地層が洗い流されて、丸い巨石だけが残されたというわけなんです。壮大な話ですね(^^;) 先住民族マオリの伝説によれば、これらは約1000年前にこの海岸で座礁したカヌー船「アライテウル号」に積んでいた「ヒョウタン形のウナギ漁のカゴ」が流れ着いたものなんだそうです。そのときの乗組員たちは海に沈んだ後に海岸の丘に姿を変えられたそうで、周辺の丘には乗組員たちの名前が付けられています。 以上になります。ちなみに、運が良いと海岸にイルカが現れるそうです。ぜひ行ってみてください(^^) 実はニュージーランドには、あと2ヶ所このような場所があります。1つ目はモエラキ・ボールダーズから車で10分程の場所にある「カティキ・ポイント」。白くてカワイイ灯台が目印です。ここにも巨大な丸岩がたくさんあります。 また野生動物も多く生息していて、まずはアザラシがゴロゴロ(*´ω`*) さらにペンギンまでいますΣ(゚∀゚ノ)ノ 「イエロー・アイド・ペンギン」といって目の周りから後頭部にかけて黄色くなっています。そのほか海鳥がたくさんいます。 世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。 2つ目は「コウツ(Koutu)」という町の海岸です。北島にありまして、オークランドから車で約3時間半かかります。しかし、モエラキ・ボールダーズよりも大きな丸岩もあり、見応えタップリです。ただ、丸くない石も多いので、全体的な美観としてはモエラキ・ボールダーズに軍配が上がります。 ■カンチャ・デ・ボチャス(アルゼンチン) ■デビルズ・マーブル(オーストラリア) ■リマーカブル・ロックス(オーストラリア) ■キュリーズ島(セーシェル) ■スプリット・アップル・ロックス(ニュージーランド) ■ゴールデンロック(ミャンマー) 世界には他にも魅力的な岩系大自然がたくさんあります。興味のある方は「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい92ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^) ・オークランド-ダニーデン(約2時間) 例)03-9999-9999へかける場合 Mōrena.(モーレナ) ②こんにちは。 ③こんばんは。 ④ありがとう。 ⑤さようなら。 ⑥はい・いいえ。 アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m ■赤のアイコン ■その他の色のアイコン
・目的地へ送迎
・料金:25N$(1人)
・追加1名ごと:7N$
・所要時間:約35分
・料金:約90N$
ダニーデンからモエラキ
■バス乗り場
・行き:7:50、13:15発
・帰り:12:34、18:49発
・所要時間:約1時間
・料金:18~26N$
「ボチャスの競技場」という意味で、ボチャスとは球技の一種です。アルゼンチンの「イスチグアラスト州立公園」にあります。詳細は下記からご覧ください。
丸みを帯びた巨大な石がゴロゴロしています。詳細は下記からご覧ください。
風化してもろくなった花崗岩が風でなめらかに彫刻された結果、唯一無二の不思議な形をした岩がたくさん並んでいます。詳細は下記からご覧ください。
絶景の宝庫であるセーシェルのビーチは、独特な丸みを帯びた巨岩がそこかしこに並んでいます。詳細は下記からご覧ください。
南島の「エイベル・タスマン国立公園」にあります。結構大きくて迫力があります。詳細は下記からご覧ください。
ミャンマーで3番目に重要な寺院とされる「チャイティーヨー・パゴダ」にある奇岩です。詳細は下記からご覧ください。
航空便例
・日本-オークランド(約10時間半)
ベストシーズン
10月~4月
外務省
海外安全情報 ニュージーランド
ガイドブック
ニュージーランドのガイドブック
ビザ
3ヶ月以内の観光は不要
パスポート残存期間
滞在日数+6ヶ月以上
時差
夏:+4時間/冬:+3時間
チップ
不要
日本への電話
00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
00+81+3+9999-9999
現地で使えるマオリ語
①おはよう。
Kia ora.(キア・オラ)
Pō mārie.(ポー マーリエ)
Ka pai.(カ バイ)
Enohor.(イノー ラ)
Ae・Kao.(アエ・カオ)
電圧とプラグ
230V・240V
通貨
ニュージーランド・ドル(通貨コード:NZD、記号:NZ$)で補助通貨はセント(¢l)。1ニュージーランド・ドル=100セント。
日本大使館
・HP
ニュージーランドの絶景一覧
個別のガイド記事です。
大都市など周辺に見どころが多い場所や、近いエリアに同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。