キューケンホフ公園への行き方と見どころ

 

キューケンホフ公園は「ヨーロッパの公園」とも呼ばれる世界最大級の植物園で、約800種類ものチューリップを見ることができます。たった2ヶ月間しか開園していないにもかかわらず、100万人以上が訪れる大人気の観光スポットです(^^)

 

 

「キューケンホフ公園」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

アムステルダムは13世紀に漁村として始まった町で、現在はオランダの首都ですが実は首都機能の多くはデン・ハーグにあります。人口は約82万人。

 

最寄りの空港はアムステルダム・スキポール空港(AMS)。国外の約250都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動については「アムステルダム①アクセスと観光パス」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントです。本日のレートはこちら。

 

 

 

キューケンホフ公園へのアクセス

 

アムステルダムから行く場合、最も簡単な方法が「スキポール空港まで電車で行って、そこから直通バスに乗る」というものです。それ以外だと下図のようになりまして「アムステルダム中央駅から地下鉄+バス」(赤丸)か、「アムステルダム国立美術館からバス+バス」(青丸)となります。

 

出典:公式HP ※拡大できます

 

やはりスキポール空港から行くのが一番分かりやすいと思います。空港からのバスは「858番」(右)です。所要時間は約40分で、料金は次の項目でまとめます。

 

 

 

キューケンホフ公園のチケットの買い方

アムステルダム&リージョン・トラベルチケットを使う
「キューケンホフ公園」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

「アムステルダム&リージョン・トラベルチケット」は「アムステルダム+近郊」で使える「公共交通機関乗り放題チケット」で、バス・トラム・地下鉄・フェリーなどが対象です。

 

スキポール国際空港との鉄道往復や、キューケンホフ公園への往復も対象になります。また、風車で有名な「ザーンセ・スカンス」へも行くことができます。アムステルダム市内の観光もする場合は、移動はこちらのチケットを使って、キューケンホフ公園のチケットは個別で買うのがオススメです(^^)

■料金
・1日券:19.5€
・2日券:28€
・3日券:36.5€
※24時間単位ではありません
公式HP

 

「アムステルダム&リージョン・トラベルチケット」を使わない場合は、空港からの往復と入場券がセットになっているコンビチケットを購入します。料金は27.5€で、空港で購入できます。

 

例えばレンタカーや、知人の車などで行く場合は入場券だけを買うことになります。その場合、現地で買うと19€ですが、公式HPから買うと17.5€になります。

 

 

キューケンホフ公園

概要
 

 

「ヨーロッパの公園」とも呼ばれるキューケンホフ公園は、3月中旬~5月中旬のみに開園する世界最大の球根植物園で、東京ドーム8個分に相当する32ヘクタールもの敷地に、約700万本もの花が植えられていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

■園内マップ(拡大できます)
キューケンホフ公園への行き方と見どころ

 

花のシーズンは下記になります。行く際は必ず公式HPでその年の開園日を確認してください。

・3月中旬~:クロッカス
・4月上旬~:スイセンや小さいのチューリップ
・4月中旬~:ヒヤシンス
・4月下旬~:大きなチューリップ

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ

 

現在でもオランダの産業の柱になっている球根植物の栽培は、約400年前に端を発します。特にオスマン帝国からヨーロッパにもたらされたチューリップは、それまでヨーロッパにあったどの花とも違う美しさ・力強さを持っていたため、すぐに「贅沢品」として大人気になりました。

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ
photo by:JayHenry

 

1636年から1637年にかけては、有名な「チューリップ・バブル」を引き起こし、チューリップ1本が熟練の職人の年収の10倍以上の価格で取引されましたΣ(・∀・;)

 

キューケンホフ公園の歴史としては、17世紀に「オランダ東インド会社」の提督が造った屋敷の庭園が元になっていて、1949年に屋外球根展示会が行われたことでリニューアルされて現在に至ります。

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ

 

園内には800種類に及ぶチューリップが植えられています。量もさることながら、日本では見られない種類も多いので見ごたえがあります。特に、同じオランダの象徴である風車との共演は、どこよりも「オランダに来た」という実感を与えてくれます(^^)

 

 

風車は上の地図の右端中段の⑦にあります。上に登れるようになっていて、それほど高くはありませんが良い眺望を楽しむことが出来ます(^^)

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ

 

キューケンホフ公園の周囲は水路で囲まれていて、その外側にある花畑が素晴らしいです。ボート乗り場は風車の後ろにあります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

衛星写真で見ると分かりやすいのですが、この花畑はキューケンホフ公園の「敷地外」にあるものなので間違えないようにしてください。料金は8€です。

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ
photo by:Guilhem Vellut

 

園内には4つのパビリオンがあります。どれも見応えがあるのでオススメです(^^)

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ
photo by:Guilhem Vellut

 

キューケンホフ公園への行き方と見どころ

 

毎年テーマを変えて企画展が行われています。2017年は「ダッチデザイン」、2018年は「ロマンティック」、2019年は「フラワーパワー」でした。このため、毎年必ず足を運ぶというファンも少なくありません。

 

 

以上になります。オランダの象徴チューリップを堪能できる「キューケンホフ公園」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「キューケンホフ公園」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の花の名所

■サウスダコタ州のひまわり畑(アメリカ)

世界一のひまわり畑が広がっている場所で、さすがアメリカ、その規模はケタ違いです(^^;) 詳細は下記からご覧ください。

「サウスダコタ州のひまわり畑」徹底ガイド

■ブリッドストゥ・ラベンダーファーム(オーストラリア)

タスマニア州にある世界最大のラベンダー畑です。詳細は下記からご覧ください。

「ブリッドストゥ・ラベンダーファーム」徹底ガイド

■カルモナのひまわり畑(スペイン)

日本で大人気の「アンダルシアのひまわり畑」が見られる場所です。詳細は下記からご覧ください。

「カルモナ」徹底ガイド

■タレーブアデーンの蓮の花(タイ)

総面積約36k㎡の湖で、一面に咲き誇る紅い睡蓮が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「タレーブアデーン」徹底ガイド

■パー・ヒンガーム国立公園のサイアムチューリップ(タイ)

タイの国立公園で、奇岩や群生するサイアムチューリップ、そしてインスタ映えバッチリの崖など様々な魅力があります。詳細は下記からご覧ください。

「パー・ヒンガーム国立公園」徹底ガイド

■レッドロータス水上マーケットの蓮の花(タイ)

2017年に誕生した新しい観光地で、1万本の蓮の花に囲まれながらドローン撮影などができます。詳細は下記からご覧ください。

「レッドロータス・水上マーケット」徹底ガイド

■平壩農場(中国)

貴州省の「平壩(ピンバー)農場」は「世界最大の桜園」と言われる場所で、シーズンには70万本の桜が咲き誇ります。詳細は下記からご覧ください。

「平壩農場」徹底ガイド

■羅平の菜の花(中国)

「中国3大菜の花スポット」の1つに数えられる名所で、カルスト地形の山々を背景に広がる黄色い絨毯は壮観です。中国の他の菜の花スポットも合わせてご紹介しています。詳細は下記からご覧ください。

「羅平と菜の花畑」徹底ガイド

■テカポ湖のルピナス(ニュージーランド)

テカポ湖は世界トップクラスの星空が見られる場所として有名で、夏にはルピナスの花が咲き乱れ、コバルトブルーの湖面にアクセントを加えます。詳細は下記からご覧ください。

「テカポ湖」徹底ガイド

■フンザの杏の花(パキスタン)

フンザは昔から旅人に人気の場所で、春には杏の花が咲き誇ります。詳細は下記からご覧ください。

「フンザ②観光の見どころ」徹底ガイド

■北パンタナールのイペーの花(ブラジル)

ブラジルに広がる「世界最大の湿原」こと「パンタナール湿原」は南北に大きく分かれていて、北パンタナールではブラジルの国木「イペーの木」を見ることができます。詳細は下記からご覧ください。

「パンタナール⑧ギマラインス高原国立公園」徹底ガイド

■プロヴァンスのラベンダー畑(フランス)

世界的に有名なラベンダースポットで、シーズンによってはヒマワリ畑が並んでいる場所もあります。詳細は下記からご覧ください。

「プロヴァンス」徹底ガイド

■ブリュッセルのイングリッシュ・ブルーベル(ベルギー)

ベルギーの国有林「ハルの森」では、4月~5月の2週間だけヒヤシンスの一種である「イングリッシュ・ブルーベル」が一面に咲き誇ります。詳細は下記からご覧ください。

「ブリュッセル③郊外の見どころ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な植物系スポットがたくさんあります。興味のある方は「世界の植物の名所総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい69ヶ所を8つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-アムステルダム(約12時間)
ベストシーズン 4月~8月
外務省 海外安全情報 オランダ
ガイドブック オランダのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシー:10~15%

・レストラン:基本的には不要
・ポーターやベッドメイキング:1ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるオランダ語 ①おはよう。

Goedemorgen.(フッデモルヘン)

 

②こんにちは。
Goededag.(フッデダッハ)

 

③こんばんは。
Goedenavond.(フッデアボント)

 

④ありがとう。
Dank ku wel.(ダンクーウェル)

 

⑤さようなら。
Tot ziens.(ト ツィーンス)

 

⑥はい・いいえ。
Ja・Nee.(ヤー・ネイ)

電圧とプラグ 230V

コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

オランダの見どころ一覧

オランダの絶景

 

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