羅平は「中国3大菜の花スポット」の1つに数えられる名所で、カルスト地形の山々を背景に広がる黄色い絨毯は壮観です。中国全体の菜の花スポットも合わせてご紹介します(^^)
「羅平と菜の花畑」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:昆明
1-2:羅平
2・昆明から羅平へのアクセス
3・興義から羅平へのアクセス
4・金鶏峰(きんけいほう)
5・牛街螺糸田
6・羅平名物の五色米
7・中国の菜の花畑スポット
7-1:門源回族自治県
7-2:婺源
7-3:貴州省南部カルスト台地
7-4:芭石鉄道
7-5:興化
8・世界の同様の場所
9・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街は昆明。雲南省の省都で、765年からの歴史が残る古都でもあります。石林や九郷風景区への拠点になり、ミャンマーとも国道でつながっています。人口は約610万人。
最寄りの空港は昆明長水国際空港(KMG)。国内外合わせて約140都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「雲南民俗村と少数民族:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
羅平は元の時代に「羅雄州」が設置されたことに端を発し、明の時代に「羅平州」に改名されました。1913年に羅平県になり現在に至ります。人口は約55万人。
最寄りの空港は興義空港(ACX)。国内の10都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨は人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分で、本日のレートはこちら。
昆明から羅平へのアクセス
■東部バスターミナル(東部客運站)
羅平へのバスは東部バスターミナルから出ています。東部バスターミナルは市内中心部から東に約10km離れていて、地下鉄かバスでアクセスします。バスは昆明駅の近くにある「永平路バス停」などが分かりやすいです(^^)
・地下鉄3号線(市内から)
・地下鉄6号線(空港から)
・路線バス:22、29、60、237、902、906、C137、K17、K18、K39、Z110
東部バスターミナルから羅平までのバスは、所要時間約3時間半、料金は72元です。
貴州省の興義西ターミナルから羅平へのバスが出ています。所要時間は約2時間。興義も菜の花は有名で、羅平に近い風景も見れます。また「馬嶺河峡谷」はとても美しい場所なので、時間があったら半日でもとってみてください(^^)
■馬嶺河峡谷
羅平の菜の花の名所は2ヶ所あります。規模が大きいので個人で行く場合はタクシーチャーターがベストです。1日約200元を目安にしてください。タクシードライバーが色々な場所を提案してくると思いますが、まずはご紹介する2ヶ所を見て、時間や予算に余裕があれば残りに行くという形が良いと思います。どこも見事なので行って損はありません(^^)
1つ目の名所がこちらの「金鶏峰」です。
絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 金鶏村の小高い山に設置された展望台のことで、羅平の典型的な景観を見ることが出来ます。料金が別途10元かかり、夜間だと20元になります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
これは黄色い菜の花畑が少ないのが見て取れます。シーズンを外すとこのようになってしまいますので、出来る限り2月下旬から3月中旬に行ってください。約300段の階段を登るので疲れますが、絶景が見られるので頑張ってください(^^) そして、小山群の中にも入っていけます。
菜の花畑の中には遊歩道が敷かれていて、牛車でノンビリ周ることもできます。
ただ、ミツバチが多くいるので黒い服は避けてください。天気に関わらず、髪を隠すため帽子を持参するのがオススメです。ハチは怖いですからね(ノД`) バスで行く場合は「羅平バスターミナル(羅平汽車客運站)」で「板橋」行のマイクロバスに乗り、金鶏峰のバス亭で下車します。
■羅平バスターミナル
2つ目の名所がこちらです。羅平から北に約6km離れた「牛街」という村にあり、上記の「羅平バスターミナル」から「牛街」行きのバスに乗ります。「螺糸田」は「タニシ」などの巻貝などを指す言葉で、渦巻状の美しい菜の花畑を見ることができます。
ちょっと時期が違いますが、空からの景色がこちらです。
羅平名物の五色米
出典:http://www.mafengwo.cn
羅平に行ったらぜひ買いたいのがカラフルな五色米です。天然の着色料が使われていて、もちろん食べることが出来ます。別々に炊いて合わせても良いですし、混ぜて炊いても面白いです(*´﹃`*)
「中国3大菜の花スポット」の1つです。青海省にあり、総面積は500km²。これは北九州市や大分市に相当しますΣ(゚∀゚ノ)ノ 山の斜面の上にも畑がつくられているので、下から上に上がっていく菜の花畑を見ることが出来ます。こちらの見頃は7月上旬~中旬です。
こちらも「中国3大菜の花スポット」の1つです。江西省にあり、棚田状の菜の花畑が見事です。こちらの見頃は3月中旬~下旬です。
少数民族が多く住んでいる貴州省南部は中国屈指のカルスト地帯です。ニョキニョキとした小山と菜の花のコントラストが美しく、羅平より山に丸みがあってカワイイ感じですね(^^) 見頃は2月中旬~3月上旬になります。
四川省の「石渓鎮」から「黄村井」までの約20kmを走るSL列車で、広大な菜の花畑を通過します。こちらの見頃は3月中旬~下旬です。
江蘇省にある「千島菜の花風景区」で、約120km²に及ぶ水郷地帯が菜の花で埋まります。観光は船で周る形になります。こちらの見頃は4月上旬~中旬です。
以上になります。美しい菜の花畑が見られる「羅平」。ぜひ行ってみてください(^^)
昆明は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
■グラス・ハウス・マウンテンズ(オーストラリア) |
|
---|---|
![]() |
高さ100~400mの山が11峰集中していて不思議な景観になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■桂林(中国) |
|
![]() |
広西チワン族自治区にある中国を代表する景勝地で、「黄山」「武夷山」と並び「中国人が一生に一度は訪れたい場所」と言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■八角寨風景区(中国) |
|
![]() |
広西チワン族自治区にある丹霞地形で、8つの峰が「龍の8つの角」に見えることから「八角寨」と名付けられました。詳細は下記からご覧ください。 |
■チョコレートヒルズ(フィリピン) |
|
![]() |
フィリピンが誇る絶景で、高さ30~50mの小山が1000以上も集まっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■タムコック(ベトナム) |
|
![]() |
「陸のハロン湾」と呼ばれる場所で、足漕ぎボートが有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハロン湾(ベトナム) |
|
![]() |
伝説によれば、中国がベトナムに侵攻したとき龍の親子が現れて敵を撃退し、その際に龍が口から吐き出した数々の宝石が湾内の島々になったと言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な山がたくさんあります。興味のある方は「世界の『旅行で行けるスゴい山』総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい74ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-北京(約4時間)
・北京-昆明(約4時間) |
---|---|
ベストシーズン | 2月下旬~3月中旬 |
外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
ガイドブック | ・中国のガイドブック |
ビザ | 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。 |
パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
チップ | 無し |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
|
日本大使館 | ・HP |
中国の絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。