ギザのピラミッドは、エアーズロックやグランドキャニオンと並ぶ世界的観光地で、未だに多くの謎が残されている世界屈指のオーパーツでもあります。当サイトでは5ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ギザ①アクセスとピラミッドビュー・ホテル」になります(^^)
「ギザ①アクセスとピラミッドビュー・ホテル」:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:カイロ
1-2:ギザ
2・カイロからピラミッドへのアクセス5パターン
2-1:エアコン付きバスで行く
2-2:エアコン無しバスで行く
2-3:地下鉄+バスで行く
2-4:タクシーやウーバーで行く
2-5:空港からギザへ直接行く
3・バクシーシとは
4・ピラミッドが見えるホテル
4-1:マリオット・メナ・ハウス・ホテル
4-2:メリディアン・ピラミッド・ホテルズ&スパ
4-3:グレート・ピラミッド・イン
5・世界のピラミッド系遺跡
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
カイロは、エジプトの首都であり同国最大の都市です。イスラム世界の中心地の1つとして長らく繁栄し、世界都市ランキングでは常にアフリカ1位に選ばれています。人口は約1200万人。
最寄りの空港はカイロ空港(CAI)。国内外合わせて90都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。市内への移動は「カイロ①空港から市内への移動」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ギザは都市圏としてはカイロに含まれていますが「ギザ県」という独立した行政区分です。カイロがアフリカ最大の都市なので小さいように思えてしまいますが、ピラミッドを中心に発展してきたギザも十分に大都市と言える規模です。人口は約370万人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はポンド(通貨コード:EGP、記号:E£)で、補助通貨は「ピアストル(Pt)」。1ポンド=100ピアストルで、本日のレートはこちら。
カイロからピラミッドへのアクセスは、現地ツアー以外だと「エアコン付きバス」「エアコン無しバス」「地下鉄+バス」「タクシーやウーバー」「空港からギザへ直接行く」という5種類に大別されます。それぞれご紹介します。
「357番」「355番」のバスがエアコン付きの快適なバスです。どこでも乗降できるバスなのですが、旅行者にはハードルが高いため、一般的には「タフリール・バスターミナル」から乗車します。タフリール・バスターミナルは東側と西側がありますが、その間の道に停車します。
・所要時間:約40分~
・料金:2ポンド
明確なバス停が無く分かりづらいので周辺の人に聞くのが良いのですが、聞くと高い確率でバクシーシを要求されるので、ご自身で判断してください。バクシーシはエジプト旅行ではついてまわるものなので、ある程度の期間周るつもりであれば自分なりの対応を決めておく必要があると思います。詳細は後述いたします(^^)
「990番」「997番」などがエアコン無しのバスで、料金が1ポンドと半額になります。上記のタフリール・バスターミナルの西側から出ていて、こちらの方が分かりやすいです。大型バスだけでなくマイクロバスもあり、アラビア語でピラミッドを意味する「ハラム」と連呼しているバスがピラミッド行きです(^^)
ただ、行き先が「クフ王のピラミッド側」と「スフィンクス側」で分かれるので、ドライバーなどに確認する必要があります。ピラミッド側に行きたいときは「メイダーン・リマーヤ(リマーヤ広場)」(赤)と聞いていただき、スフィンクス側であれば「アブル・ホール(スフィンクス)」(青)と聞いてみてください。
■クフ王のピラミッド側チケット売り場
ピラミッドの内部に入るためのチケットを売っているのは「クフ王のピラミッド側のチケット売り場」なので、そちらから入って順番に見ていくのが一般的です。注意点として、ピラミッドやスフィンクスの最寄りのバス停が終点ではありません。周囲の人やドライバーに降りる場所を確認して教えてもらうのが確実です(^^)
タフリール広場近くにある「サダト駅(sadat)」から「ギザ駅(Giza)」へ行きます。ギザ駅からはピラミッド行きのマイクロバスが出ているので、それに乗車します。料金はそれぞれ2.5ポンド。所要時間はトータルで約40分です。
・6時~24時まで運行
・所要時間:約1時間~
・料金:1ポンド
「積極的な喜捨」という文化で「現地の人が自ら旅行者に声をかけ、道案内をしたり荷物を持ってあげたりして、最後にチップを要求する」というものです。ちなみに、ヨーロッパには「身分の高い者は社会的弱者を救済する責任や義務がある」という考え方があり「ノブレス・オブリージュ」と呼ばれます。この解釈が少し変化したのがバクシーシです。
すなわち「お金を持たない者は、お金を持つ者から金銭をもらって当然である。ただ、その人に何もしない状態で金銭をもらうのはおかしいから、自ら積極的に手助けをした上で堂々とお金を要求する」という感じです。
例えば「ピラミッドの近くで、現地の人が自ら『写真を撮りますよ』と言ってきて、『ありがとう』と撮ってもらったら金を要求される」ということですΣ(・∀・;)
photo by:Andrew Currie
これは文化なので仕方ないのですが、日本人が初めてエジプトに行くと「困ってるときに助けてくれてスゴイ良い人だと思ったら、その後に金を要求されてとてもガッカリした」という印象を持ってしまうケースが多いです(^^;) 長く旅をしている人でも、例えば同じアラブ圏のイランの人々と比べてしまって、とまどったりします。
■イランの人々
photo by:s1ingshot
「イランの人はみんな善意で助けてくれて、中には無料で食事や宿を提供してくれる人もいる。さらには、こちらがお礼を渡そうとしても断られたりする。それなのにエジプト人は、求めてもいないのに勝手に手助けをしてきて金を要求してくる。挙句の果てにそれを断ると『サービスを受けたのになんで金を払わないんだ』と怒ってきたりするので最悪だ。」という感じです。
バクシーシも1つの異文化として捉えると、エジプト旅行は気楽で楽しいものになるかと思います(^^)
ギザを代表するピラミッド・ビュー・ホテルで、地図で見ると分かりますが、ピラミッドの目の前に建てられていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細はこちらからご覧ください。
マリオット・メナ・ハウス・ホテルの少し後方に位置するホテルです。こちらも部屋やプールからピラミッドを見ることができます。詳細はこちらからご覧ください。
スフィンクスの正面に位置するホテルで、上の2つに比べるとかなり安価になります。ピラミッドが見える部屋は4室なので宿泊の際には確認が必要です。屋上のテラスからは素晴らしいピラミッドビューが広がります。詳細はこちらからご覧ください。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
ギザは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ガイウス・ケスティウスのピラミッド(イタリア) |
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ローマのオスティエンセ街道のサン・パオロ広場にあるピラミッドです。詳細は下記からご覧ください。 |
■サッカラ(エジプト) |
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今も次々に新しい遺跡が発見されている「古代エジプトの巨大墓地」です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ダハシュール(エジプト) |
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ギザから南に約30km離れた場所にあるネクロポリスで、クフ王の父であるスネフェル王が残した壮大な2つのピラミッドが有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■コーケー遺跡(カンボジア) |
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高さ35mの階段ピラミッド状の遺跡「プラサットトム」をハイライトとした、約30もの遺跡の総称です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ティカル遺跡(グアテマラ) |
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マヤ文明最大の遺跡であり中米で最も人気のある遺跡です。大人気マンガ「ONE PIECE」の空島編で登場した「黄金都市・シャンドラ」のモデルとも言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■メロエ(スーダン) |
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古代メロエ王国が築き上げたピラミッド群の1つで、エジプトのピラミッドよりも小ぶりなのが特徴です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ウシュマル(メキシコ) |
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極めて保存状態の良いマヤ遺跡で、特に修復によって見事に再現されたプウク様式の壁面装飾は圧巻です。詳細は下記からご覧ください。 |
■カラクムル(メキシコ) |
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メキシコとグアテマラの国境付近の密林に存在する遺跡で、グアテマラのティカルに並ぶマヤ文明屈指の巨大遺跡として知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■チチェンイツァ(メキシコ) |
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マヤ文明で最も有名な遺跡の1つで、1988年には世界遺産となり、2006年には「新世界の七不思議」の1つに選出されました。詳細は下記からご覧ください。 |
■テオティワカン(メキシコ) |
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中南米で最大級の古代遺跡で、最盛期には20万人もの人々が暮らしていたとされています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な遺跡がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい遺跡総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にすごい91ヶ所を7つのエリアに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | 日本-カイロ(約13時間半) |
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ベストシーズン | 10月~3月(冬季) |
外務省 | 海外安全情報 エジプト |
ガイドブック | エジプトのガイドブック |
ビザ | ビザ取得が必要 |
パスポート残存期間 | 申請時6ヶ月以上 |
時差 | -7時間(サマータイム無し) |
チップ | 不要だが、バクシーシ(積極的な喜捨)を求められるので注意。いらないサービスは明確に断ること。 |
日本への電話 | 010(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるアラビア語 | ①おはよう。
サバーフ ルハイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | ポンド(通貨コード:EGP、記号:E£)で、補助通貨は「ピアストル(Pt)」。1ポンド=100ピアストル。
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日本大使館 | ・HP |
エジプトの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
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