
ウシュマルは極めて保存状態の良いマヤ遺跡で、特に修復によって見事に再現されたプウク様式の壁面装飾は圧巻です。魔法使いのピラミッド、グランピラミッド、総督の館と見どころが多く、ジャングルに囲まれたロケーションも神秘的です(^^)
「ウシュマル」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
3・メリダからウシュマル
4・ウシュマルの概要
5・魔法使いのピラミッド
6・尼僧院
7・グランピラミッド
8・総督の館
9・大球戯場
10・世界のピラミッド系遺跡
11・コメント欄
12・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はメリダ。ユカタン州の州都で交通の要所になっています。治安はとても良く夜に歩いても問題ありません。チチェン・イツァだけでなくウシュマルの拠点にもなるので、両方行きたい人はこちらに滞在してセットで周るのがオススメです。人口は約83万人。
最寄りの空港はメリダの「マヌエル・クレセンシオ・レホン国際空港(MID)」。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
通貨はメキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Sharon Hahn Darlin
空港は市内中心部から南西に約10km離れています。市内への移動方法は、バス、タクシー、空港送迎の3つです。
■バスで行く
・「79番」のバス
・30分に1本程度
・所要時間:約50分
・料金:8ペソ
■タクシーで行く
・所要時間:約20分
・料金:250ペソ
空港送迎は色々あります。詳細はこちらからご覧ください。
メリダとカンペチェの間を走っているバスが1日5本ウシュマルを経由しています。乗り場はメリダのバスターミナルで、降りる場所は幹線道路沿いなので入口まで3分ほど歩きます。
・所要時間:約1時間半
・料金:60ペソ
ここが下車の場所で、右側の道を歩いていきますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
ウシュマルは、7~10世紀頃にかけては雨の神「チャック」を崇拝する文化でしたが、その後200年ほどは中央高原のシウ人に支配されたのでケツァルコアトル信仰も加わりました。次の動画はマヤ文明を3Dで再現しているものです。色々な場所が混ざっているのですが、ウシュマルは00:12~01:12/6:30~7:10くらいまでにまとまっています。
最盛期には、ユカタン半島西部地域で最も強大な勢力を持ち、同時期に東部地域で最強だったチチェン・イツァと同盟を結ぶことで、ユカタン半島のほぼ全域を支配しました。

出典:https://yucatantoday.com ※拡大できます
スペインによる征服後は、1550年代まではそれなりに多くの人が住んでいたのですが、そこに新しくスペイン風の町が造られていくことはなく、やがて廃墟となりジャングルに覆われてしまいました。
■ウシュマル
・営業時間:8時~16時
・入場料:561ペソ
・公式HP
高さ36m、幅36.5m。最大の特徴は、土台が楕円形で角が無い滑らかなシルエットになっていることです(,,゚Д゚) そのあまりの美しさからついた名前が「魔法使いのピラミッド」。現地にはこんな逸話が残されています。
~昔この地に魔法を使う老婆が住んでいた。老婆に子供がいないことを聞いた小人たちは彼女のために卵を贈った。彼女がそれを温めていると、ある日卵が割れて小人が誕生した。その子は生まれてすぐに言葉が話せるほど賢かった。
一方、ウシュマルでは新しい王の選出が検討されていた。その小人は王が与える数々の試練を突破し、ついに王位継承者となった。彼は「ウシュマルには都にふさわしい神殿が必要だ」といって、わずか一晩でピラミッドを造り上げてしまった。これが「魔法使いのピラミッド」であり、ジャングルの中に悠然と立つピラミッドを見た人々は、新しい王に敬服し治世を受け入れた。~

もちろん実際にはチチェン・イツァと同じで
数百年に渡り神殿を造り重ねていきました。
特筆すべきは超急傾斜の階段で頂上まで
118段ありますΣ(゚∀゚ノ)ノ
昔は上れたそうなんですが今は禁止されて
います。危なそうですもんね(^^;)
見る角度によって印象が変わる建物なので
周囲を回ってみてください。
「魔法使いのピラミッド」の西隣に建つ壮麗な建築群です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
実際には尼僧が住んでいたわけではなく「支配者階級の宮殿」だったという説が強いです。四角い中庭を中心として、東西南北に異なるデザインの建物が造られていて、屋根や壁に施されたプウク式の装飾は圧巻です(,,゚Д゚)

プウク式はユカタン半島独特の建築様式で、切り出した石を重ねることで壁面にモザイク状の模様を作り出します。描かれているのはジャガーやカメなどの動物や、蛇の神「ククルカン」など。特に北側の壁がスゴイので注目して見て下さい(^^)
高さ32m、底面が30×80mのピラミッドです。側面がまだ土に埋もれているため、ただの階段のようにも見えます。頂上には神殿があり様々な神様の像が並んでいて、こちらも素晴らしいプウク式モザイクを見ることができます。頂上からは密林の中に造られたウシュマルを一望できます。
マヤ建築の最高傑作と呼ばれる建物です。180m×152m×12mの土台の上に建てられていて、コロンブス到着以前の中米では最長の建物だったそうです。こちらも壁一面にプウク式モザイク装飾が施されていて、土台の上からは密林の中にそびえ立つ「魔法のピラミッド」を見ることができます。
館の庭部分に「双頭のジャガー」の像があります。近づくことはできないのですが、ウシュマルのシンボルの1つなので時間があったら見てみて下さい(^^)

マヤ文明には「ポク・タ・ポク(Pok Ta Pok)」というサッカーのような競技がありました。ヒジやヒザや腰で打ったボールを石の輪に通すと得点になるというもので、試合が白熱するほど雨が降って豊作になると信じられていました。
ウシュマルの球戯場は規模こそ小さいですが、ゴールの輪の保存状態が非常に良く、精巧なレリーフを確認することができます。また「901年にチャン・チャク・カクナル・アハウ王によって造られた」という銘文が刻まれていて、歴史的にも意味の大きい建造物です。

以上になります。カンクンから少し遠くなるからかチチェン・イツァと比べると知名度が低い気もしますが、こちらも素晴らしい遺跡です。ぜひ行ってみて下さい(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
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■ガイウス・ケスティウスのピラミッド(イタリア) |
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ローマのオスティエンセ街道のサン・パオロ広場にあるピラミッドです。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ギザ(エジプト) |
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世界一有名な古代遺跡の1つで未だに多くの謎が残されています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■サッカラ(エジプト) |
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今も次々に新しい遺跡が発見されている「古代エジプトの巨大墓地」です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ダハシュール(エジプト) |
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ギザから南に約30km離れた場所にあるネクロポリスで、クフ王の父であるスネフェル王が残した壮大な2つのピラミッドが有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■コーケー遺跡(カンボジア) |
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高さ35mの階段ピラミッド状の遺跡「プラサットトム」をハイライトとした、約30もの遺跡の総称です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ティカル遺跡(グアテマラ) |
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マヤ文明最大の遺跡であり中米で最も人気のある遺跡です。大人気マンガ「ONE PIECE」の空島編で登場した「黄金都市・シャンドラ」のモデルとも言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■メロエ(スーダン) |
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古代メロエ王国が築き上げたピラミッド群の1つで、エジプトのピラミッドよりも小ぶりなのが特徴です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■カラクムル(メキシコ) |
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メキシコとグアテマラの国境付近の密林に存在する遺跡で、グアテマラのティカルに並ぶマヤ文明屈指の巨大遺跡として知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■チチェンイツァ(メキシコ) |
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マヤ文明で最も有名な遺跡の1つで、1988年には世界遺産となり、2006年には「新世界の七不思議」の1つに選出されました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■テオティワカン(メキシコ) |
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中南米で最大級の古代遺跡で、最盛期には20万人もの人々が暮らしていたとされています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な遺跡がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい遺跡総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にすごい91ヶ所を7つのエリアに分けてご紹介しています(^^)
| ビザ | 180日以内の観光・商用はビザ不要 |
|---|---|
| パスポート残存期間 | 法律的には「滞在予定日数以上」あれば入国可能だが、航空会社が搭乗拒否を避けるための安全基準として6ヶ月以上推奨。 |
| 治安 | 海外安全情報:メキシコ |
| ガイドブック | 中米のガイドブック |
| 航空便例 | ・日本-メキシコシティ(約13時間)
・メキシコシティ-メリダ(約2時間) |
| この場所の
ベストシーズン |
10月末~11月初旬:メキシコ最大のイベント「死者の日」がある。11~4月:乾季で過ごしやすい。 |
| 時差 | ・東部時間:-14時間(カンクンなど)
・中部時間:-15時間(メキシコシティなど) |
| 通貨とレート | メキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボ。
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|---|---|
| ATM | どこにでも設置されていて、安定しているが、治安の面から銀行内やモール内のATMを利用すること。 |
| SIMカード | 大手は「Telcel」。eSIMも利用可能。 |
| タクシー | 広い国なので都市や状況により異なる。メキシコシティはメーター制。カンクンは交渉制でメーターは無し。空港はエリアごとの定額制。ただ、大前提として「流しのタクシーは治安の面から絶対に使わない」こと。 |
| 配車アプリ | 「Uber」が圧倒的に普及していて、旅行者は安全のため、これ一択。「DiDi」も利用可能。 |
| 交通カード | メキシコシティには「TMI(Tarjeta de Movilidad Integrada)」があり、地下鉄・メトロブス・ケーブルカーなどに共通で使える。空港からの地下鉄も適用。 |
| Googleマップ | 完全に利用可能 |
|---|---|
| クレジットカード | 極めて高いレベルでタッチ決済が利用でき、現金不要な場面が多い。屋台やローカルバスなどは現金。 |
| トイレ | トイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てる |
| 喫煙 | 世界で最も規制が厳しい国の1つ。屋外も公共の場所(公園、ビーチ、路上など)はほぼ全面禁煙。1箱約80ペソ。 |
| コンタクト用品 | ドラッグストアで容易に購入可能 |
| 生理用品 | どの街でもスーパーなどで購入可能 |
| スーパーやコンビニ | ・コンビニ:「OXXO(オクソ)」「7-Eleven」
・スーパー:「Walmart」「Chedraui」「Soriana」 |
| 定番の軽食や
ファーストフード |
■軽食
タコス、トルタ(メキシコ流サンド)、タマレス(Tamales):トウモロコシ粉の生地を葉で包んで蒸したもの。など ■ファーストフード ケンタッキーやバーガーキングが多い。 |
| 犯罪 | 流しのタクシーによる強盗(特急誘拐)、ATM利用後の強盗、など凶悪犯罪も起こるので、最大限の注意を払うこと。 |
| 緊急電話番号 | 911(スペイン語だがメキシコシティやカンクンなどの世界的観光地なら英語が通じる可能性は高い) |
| チップ | 必須です。レストラン:10%程度。ホテルでの枕チップや荷物運び:20~50ペソ。 |
| 電圧とプラグ | 電圧:100~120V
|
| 現地で使える
スペイン語 |
①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
| 日本大使館 | ・公式HP |
| メキシコの絶景一覧 | ![]() |
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