ウルルは「地球のへそ」と呼ばれる世界最大級の一枚岩で、オーストラリアのほぼ中央に位置します。世界でもトップクラスのパワースポットであり、先住民族アボリジニの力強い文化に触れることもできます。
当サイトでは12ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。多分、日本で一番詳しい記事ですよ(^^) こちらのページは「⑤ウルル登山」になります。
①アクセスと高級ホテル
②安宿とキャンプ
③バスの使い方
④タウンスクエアと展望台
⑤ウルル登山
⑥周囲の観光
⑦サンライズとサンセット
⑧キャメル・ライド・ツアー
⑨セグウェイ・ツアー
⑩遊覧飛行ツアー
⑪その他のオプショナルツアー
⑫カタ・ジュタ
「⑤ウルル登山」徹底ガイド:目次
ウルル(エアーズロック)は2019年10月25日をもって登頂が禁止されました。当記事は、それ以前の情報としてご覧ください。登頂以外のアクティビティは変わらず行うことができます。
ウルルは同じオーストラリアにある「マウント・オーガスタ」に次いで、世界で2番目に大きな一枚岩です。英語では「エアーズロック」。「エアー」は「Air(空気)」ではなく「Ayers」と表記します。これは1873年にエアーズロックを発見したイギリスの探検隊の隊長が、当時南オーストラリアで首相をしていた「ヘンリー・エアーズ(Henry Ayers)」にちなんで名付けたためです。
地表からの高さは335m。周囲は10.6kmにもなりますΣ(゚∀゚ノ)ノ 周辺一帯の砂岩は鉄分を多く含んでいるため、空気に触れている部分は酸化して、つまりは錆びて赤く染まっています。これにより朝日と夕日を浴びるとより一層赤く輝きます。
ほぼ垂直に無数の縦縞が入っていて、近くから見ると迫力を増しています。周辺には1万年以上前からアボリジニが暮らしていて、約1000年前に描かれたとされるアボリジニの壁画も残っています(,,゚Д゚) ちなみに「ウルル」という言葉には特に意味は無いそうです。そして、行く前にぜひ知っておいていただきたいのがこちらです。
なんと、ウルルとカタジュタは同じ地層の両端が隆起しているものなんですΣ(・∀・;) 後ほど、頂上から見るカタジュタの写真を載せますが、これを知っていると地球のとてつもないスケールに圧倒されます。
登山口は「Mala Car Park」。グーグルマップでは「エアーズロック・カーパーク」となっています。
まだ薄暗い内から既に多くの登山客が列をなします。これには理由があり、実はエアーズロックは様々な条件をクリアしたときでないと入ることが出来ません。
■閉鎖される条件
・最高気温が36度以上と予想される日
・風速25ノット以上の風が吹くと予想されたとき
・周囲50kmの北西か南西に強い低気圧があるとき
・3時間以内の降水確率が20%以上だったとき
・3時間以内の落雷確率が5%以上だったとき
・ウルルの山頂より下に雲があるとき
・日の出から1時間半以上前、日の入りから1時間半以上後
・ウルルで救援活動が行われている場合
・アボリジニの祝日など文化的な理由
入れる確率は25~40%で、運が悪いと数日滞在しても登れずに終わることもあります。ただ、朝には登れなくても時間が経って登れる状態になれば門が開かれるので、とにかくみんな朝イチで訪れて、少しでも登れる確率を高めるんですね。
無事に入れることになると、一列でゆっくり登っていきます。上にはトイレは一切無いので、気になる方は必ず駐車場のトイレで済ませてください。
最初が一番傾斜がキツくて、補助のチェーンが設置されています。本格的な登山なので、できるだけちゃんとした靴を履いてのぞんでください。
振り向くと奥にカタジュタが見えます。ここで、先程の図をもう一度みてください。
とんでもないですよね(^^;) これを知ってると感動もひとしおです。しかも間は約40km離れているので、その間に何もないというのがオーストラリアの雄大さです。そして登山開始から約1時間で頂上に到着します。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
絶景ですね(,,゚Д゚) 頂上からは360度何もないアウトバックの大地を見渡すことができます。非常に広い上に目印になるものが何も無いので、ルートは白い線で示されています。最高点には記念碑があり、オーストラリア国内の山々の方角を指し示しています。
ちなみに登る前は「暑さとか風とか別に大丈夫だからとにかく登らせて!せっかくここまで来たんだから!ヽ(`Д´)ノ」と思ってしまうのですが、実際に登ると「こ…これは確かに天候が悪いと絶対に無理だ…危なすぎる…」と感じます。
ですので閉鎖になってしまったとしても、それは適切な判断なので、気持ちを切り替えて他のツアーなどに参加するのがオススメです。
頂上で過ごす時間は自由です。凹んだ部分がたくさんあるので、ファミリーやカップルがしゃがんでプライベートルームのようにくつろいでいます(^^) 下山も約1時間ですが、山は下りの方が足にかかる負担が大きくなるので、くれぐれも無理をしないようにしてください。下山はずーっと絶景です。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
①アクセスと高級ホテル
②安宿とキャンプ
③バスの使い方
④タウンスクエアと展望台
⑤ウルル登山
⑥周囲の観光
⑦サンライズとサンセット
⑧キャメル・ライド・ツアー
⑨セグウェイ・ツアー
⑩遊覧飛行ツアー
⑪その他のオプショナルツアー
⑫カタ・ジュタ
ウルルは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ケアンズ(約7時間)
・ケアンズ-エアーズロック(約3時間) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 オーストラリア |
ガイドブック | オーストラリアのガイドブック |
ビザ | ・ビザかETASの取得が必要
・30日まで滞在可 |
パスポート残存期間 | 滞在日数分あればOK |
時差 | ・東部時間:+1時間(シドニーなど)
・中部時間:+30分(ウルルなど) |
チップ | ・基本的には無し
・タクシーなど:端数を切り上げて渡す |
日本への電話 | 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220/240V |
通貨 | オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
オーストラリアの絶景一覧 |
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