コーケー遺跡は「東南アジアのピラミッド」とも言える遺跡で、日本での知名度は低いですが非常に雄大で立派です。また、周辺にある数々の小さい遺跡も魅力的なものばかりです(^^)
「コーケー遺跡」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・コーケー遺跡へのアクセス
3・コーケー遺跡の概要
3-1:概要
3-2:プラサット・プラン
3-3:プラサット・ドムライ
3-4:プラサット・リンガ
3-5:ニエンクマウ
4・プラサット・トム
5・世界のピラミッド系遺跡
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はシェムリアップ。アンコール遺跡観光の拠点で、オールドマーケット付近が中心部です。名前は「シャム人敗戦の地」という意味で、元々はシャム王国(現タイ王国)の領土でした。人口は約14万人。
最寄りの空港はシェムリアップ空港(REP)。国内外合わせて91都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「アンコール遺跡①観光の基本情報」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はリエル(通貨コード:KHR、記号:R)で、補助通貨は「カク(kak)」及び「セン(sen)」。1リエル=100カクで、本日のレートはこちら。
コーケー遺跡はシェムリアップから北東に約120km離れていて、車では約2時間半です。ベンメリアからは約60kmで約1時間半です。さらに奥に進むとプリアヴィヒア遺跡があります。
タクシーチャーターは約80ドルで、トゥクトゥクは約60ドルです。ただ、ツアーも含め結局は他の行き先との絡みになるので、あくまでも目安にしてください。
コーケー遺跡は、10世紀にジャヤバルマン4世によって造られたヒンドゥー教の遺跡群です。高さ35mの階段ピラミッド状の遺跡「プラサット・トム」をハイライトとして、約30もの遺跡があります。わずか16年間だけ国の都だったそうです。
出典:https://zizuhotel.ru ※拡大できます
ツアーで行くと、プラサット・トムの他に4~5つの遺跡を周ってくれます。入場料は10ドルです。まずは、プラサット・トム以外の代表的な遺跡をご紹介します(^^)
コーケー遺跡の入り口に位置する遺跡で、タ・プロームに迫る圧倒的な存在感を放っています。5つのレンガ造りの塔があり、その内の2つが完全に木に飲み込まれています(,,゚Д゚)
これを見るだけでもコーケー遺跡に行く価値があると行っても過言ではありません。
象の寺院と呼ばれる遺跡で苔むした象が見ものです。レリーフにも象がきざまれています。
「リンガ」はヒンドゥー教のシヴァ神の象徴であり、男根を象徴的に現したものでもあります。とはいえ十数cmのものが一般的ですが、こちらには約1mのリンガがまつられていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
「黒い貴婦人」と称される遺跡で、小規模ではありますが、茶色から黒へのグラデーションが美しいです。
他にも様々な遺跡がありますが、これくらいを押さえれば充分だと思います。もし時間があまり無ければ「プラサット・プラン」だけ行ってみてください。ホントに素晴らしい遺跡です(^^)
プラサット・トムはコーケー遺跡のハイライトとなる寺院です。広い敷地の奥にそびえ立っていて、そこまでに登場する立派な門や、柱が崩れた参道なども見応えがあります。
そして、林の奥に巨大なピラミッドが登場します(,,゚Д゚)
形はエジプトの階段ピラミッドですが、中米のピラミッドのように階段で上まで登れるようになっています。全部で7段あり、高さは35m。画面は矢印方向に動かせるので色々見てみてください。
1辺の幅は約60m。非常に立派な遺跡です。
現在は正面の階段からは登れないのですが、裏に階段が造られていて頂上まで登れるようになっています。
頂上からは360度広がる密林を一望できます(,,゚Д゚)
以上になります。東南アジアのピラミッド「コーケー遺跡」。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ガイウス・ケスティウスのピラミッド(イタリア) |
|
---|---|
![]() |
ローマのオスティエンセ街道のサン・パオロ広場にあるピラミッドです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ギザ(エジプト) |
|
![]() |
世界一有名な古代遺跡の1つで未だに多くの謎が残されています。詳細は下記からご覧ください。 |
■サッカラ(エジプト) |
|
![]() |
今も次々に新しい遺跡が発見されている「古代エジプトの巨大墓地」です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ダハシュール(エジプト) |
|
![]() |
ギザから南に約30km離れた場所にあるネクロポリスで、クフ王の父であるスネフェル王が残した壮大な2つのピラミッドが有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ティカル遺跡(グアテマラ) |
|
![]() |
マヤ文明最大の遺跡であり中米で最も人気のある遺跡です。大人気マンガ「ONE PIECE」の空島編で登場した「黄金都市・シャンドラ」のモデルとも言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■メロエ(スーダン) |
|
![]() |
古代メロエ王国が築き上げたピラミッド群の1つで、エジプトのピラミッドよりも小ぶりなのが特徴です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ウシュマル(メキシコ) |
|
![]() |
極めて保存状態の良いマヤ遺跡で、特に修復によって見事に再現されたプウク様式の壁面装飾は圧巻です。詳細は下記からご覧ください。 |
■カラクムル(メキシコ) |
|
![]() |
メキシコとグアテマラの国境付近の密林に存在する遺跡で、グアテマラのティカルに並ぶマヤ文明屈指の巨大遺跡として知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■チチェンイツァ(メキシコ) |
|
![]() |
マヤ文明で最も有名な遺跡の1つで、1988年には世界遺産となり、2006年には「新世界の七不思議」の1つに選出されました。詳細は下記からご覧ください。 |
■テオティワカン(メキシコ) |
|
![]() |
中南米で最大級の古代遺跡で、最盛期には20万人もの人々が暮らしていたとされています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な遺跡がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい遺跡総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にすごい91ヶ所を7つのエリアに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ハノイ(約6時間半)
・ハノイ-シェムリアップ(約2時間) |
---|---|
ベストシーズン | 11月~2月(最高なのは春分と秋分) |
外務省 | 海外安全情報 カンボジア |
ガイドブック | カンボジアのガイドブック |
ビザ | ビザ取得が必要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
時差 | -2時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 001(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるカンボジア語 | ①おはよう。
ជម្រាបសួរ.(チョムリアップ・スオ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V
|
通貨 | リエル(通貨コード:KHR、記号:R)で、補助通貨は「カク(kak)」及び「セン(sen)」。1リエル=100カク。
|
日本大使館 | ・HP |
カンボジアの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。