カペル橋はヨーロッパ最古の木造橋で、屋根が付いている可愛らしい外観が特徴です。ルツェルン駅からすぐの場所にあり、周辺には見どころが点在しているのでコンパクトに観光することができます(^^)
「カペル橋」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・チューリッヒからルツェルン
3・ベルンからルツェルン
4・カペル橋
5・ルツェルンの見どころ
5-1:瀕死のライオン像
5-2:ムゼック城壁
5-3:シュプロイヤー橋
5-4:イエズス教会
6:世界のすごい木造建築物
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の町はルツェルン。12世紀からの記録が残る町で、周辺にはルツェルン湖、ピラトゥス山、リギ山、ロイス川と美しい自然が広がり、スイス国内でも有数の観光地として知られています。人口は約8万人。
最寄りの空港はチューリッヒ空港(ZRH)。国内外合わせて160以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「シュトースバーン:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はスイスフラン(通貨コード:CHF、記号:Fr.)で補助通貨はサンチーム(Ct)とラッペン(Rp)。1スイスフラン=100サンチーム(ラッペン)です。スイスはEUに加盟していませんが、国鉄やホテルなどではユーロも使えます。本日のレートはこちら。
チューリッヒからルツェルン
photo by:Hapesoft
上記のチューリッヒ中央駅からルツェルン駅へ直通列車が出ています。
・5時半頃~24時半頃まで運行
・30分おきに運行
・所要時間:約500分
・料金:7.6フラン~
ベルンからルツェルン
■ベルン駅
photo by:Mike Lehmann
ベルン駅からルツェルン駅まで直通列車が出ています。
・5時半頃~23時頃まで運行
・所要時間:1時間~1時間半
・料金:11.80フラン~
カペル橋はルツェルン市内を流れるロイス川に架かる橋で、ヨーロッパ最古の木造橋として知られています。造られたのは1333年ですが、1993年に火災が起こり大部分が焼失してしまいました。その後、すぐに再建されて現在に至ります(^^)
こちらがルツェルン駅側の入り口です。右に見える八角形の塔は「水の塔」と呼ばれています。高さ43mで、昔は牢獄や拷問部屋として使われていたそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ 現在は「大砲教会」のギルドホールになっています。
こちらが内部の景色です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。カペル橋の特徴である組木で造られた屋根はとても見応えがあります。この三角構造は「トラス構造」と呼ばれるもので、三角形の性質を利用して強度を高めています。トラス構造の橋としては世界最古だそうです。
全長は205mで、お土産屋さんも入っています。そしてこちらが対岸側。
出口の目の前には聖ペーター礼拝堂があって、中世の雰囲気が残る一角になっています。そして最も美しいのが夜です(,,゚Д゚)
屋根付き橋ならではの独特な夜景が広がります。スイスは治安も良いですし、ぜひ夜も行ってみてください(^^)
スイスで最も有名なモニュメントの1つで、砂岩の崖に直接彫られています。「フランス革命時に約700名のスイス兵が命を賭してルイ16世とマリー・アントワネットの家族を守った」というエピソードがあり、それを聞いて感銘を受けたデンマークの彫刻家が1821年に造りました。
世界には他にも有名な像がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい像総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい91ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています。
1368年に建てられた城壁で9つの塔が併設されています。4月~11月に入場することができます。現在は9つの塔の内「メンリ塔(高さ:33m)」「シルマー塔(高さ27.5m)」「ヴァック塔(高さ:44m)、」「計塔(高さ:31m)」の4つが無料で公開されています(^^)
出典:https://www.bildebene.ch ※拡大できます
建造当初は町全体を囲んでいたとされる城壁ですが、現在は約900mほどが残されるのみとなっています。
世界のすごい要塞都市については「ルッカ①アクセスと城壁」などのページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
カペル橋から西に3つ目の橋で、規模は小さいですが、こちらも歴史ある木造橋です。全長は81m。1408年に造られ、1566年に洪水で倒壊したものの、すぐに修復されて現在に至ります。ルツェルン駅からは徒歩で15分くらいです。
1667年に造られたスイス最古のバロック式教会で、内部が女性的なデザインで美しく一見の価値があります。カペル橋からも近いです。
世界のすごい教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。
以上になります。おとぎの町のようなルツェルンとカペル橋。ぜひ行ってみてください(^^) スイスでは必須の観光パスについては「ベルン①観光の基本情報」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ゼンコフ教会(カザフスタン) |
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カザフスタン最大の都市・アルマトイにあります。高さ56mで世界で2番目に高い木造建築物と言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■メトロポール・パラソル(スペイン) |
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セビーリャにある世界最大の木造建築物です。屋根の上からは絶景を一望できます。詳細は下記からご覧ください。 |
■サンクチュアリー・オブ・トゥルース(タイ) |
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パタヤにある「宗教的建築物」で、1981年の着工以来、現在進行形で建設が進められています。無数の装飾は圧巻で、なんとクギを使わずに造られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■紫禁城(中国) |
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世界最大の木造建築群であり、世界最大の宮殿でもあります。現在は「故宮博物院」という博物館になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■程陽風雨橋(中国) |
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広西チワン族自治区にある木造橋で、トン族の叡智の結晶です。周辺には巨大な木造の鼓楼なども点在しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■カンピ礼拝堂(フィンランド) |
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ヘルシンキにある木造の礼拝堂です。ヘルシンキは知る人ぞ知るアーティスティックな都市で、教会や礼拝堂も面白いデザインのものが数多くあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■カルパティア地方の木造教会群(ポーランド・ウクライナ) |
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![]() photo by:Elke Wetzig (Elya) |
「ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群」として16の教会が世界遺産に登録されています。どれもこれも、おとぎ話に出てくる建物のようです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ウーベイン橋(ミャンマー) |
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マンダレー郊外にある橋で、木造橋としては世界一の長さになります。詳細は下記からご覧ください。 |
■キジ島の木造教会(ロシア) |
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プレオブラジェンスカヤ教会など木造の巨大建築物が並んでいて、それらは世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。 |
■トロイツキー大聖堂(ロシア) |
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サンクト・ペテルブルグにある世界最大級の木造教会です。サンクト・ペテルブルグには他にも魅力的な教会がたくさんあります。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-アブダビ(約10時間)
・アブダビ-チューリッヒ(約6時間) |
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ベストシーズン | 5月~9月 |
外務省 | 海外安全情報 スイス |
ガイドブック | スイスのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるドイツ語 | ①おはよう。
Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220-230V
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通貨 | スイスフラン(通貨コード:CHF、記号:Fr.)で補助通貨はサンチーム(Ct)とラッペン(Rp)。1スイスフラン=100サンチーム(ラッペン)。
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日本大使館 | ・HP |
スイスの絶景一覧 |
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