コル島は、なんとウバザメと泳ぐことが出来るレアスポットです。しかもスノーケリングでも可能なのでダイビングライセンスが無くても大丈夫です。周辺にはクジラ、イルカ、アザラシ、パフィンなども姿を表します(^^)
「コル島のウバザメスノーケリング」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
オーバンはスコットランドの「アーガイル・アンド・ビュート」という地区にあります。海岸線の美しい景観が有名で、夏には多くの観光客で賑わいます。人口は約8100人。
最寄りの空港はオーバン空港(OBN)。周辺の島々とのみ就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンスです。本日のレートはこちら。
コル島はスコットランドの北西部に位置します。北には絶景島の「スカイ島」があり、南西には柱状節理の島「スタッファ島(フィンガルの洞窟)」があるので、それらと合わせて旅程を組むのがオススメです(^^)
■コル島の中心地
ただ、コル島自体は、風光明媚な島ではあるものの特にめぼしいものはありません。何せ人口は200人ほどで、2本の道路が通っているものの公共交通機関はありません。宿は少しだけありますが、基本スタイルは「2人用のコテージを週単位で250ポンドからレンタル」となります( ̄▽ ̄;)
■コル島の内陸部
つまり、イギリス人がバケーション(長期休暇)で行く場所であり、外国人観光客がピョコッと滞在する感じでは無いということです。一応「B&B(Bed & Breakfast/一泊朝食付き民宿)」が2軒と、ホテルが1軒あるようなので、個人で行きたい方は事前に予約を確保した上で行ってください。港までの送迎も宿がしてくれますが、これもメールなどで確認してください。
■オーバン港
photo by:Mary and Angus Hogg
ウバザメとのスノーケリングは、オーバンやマル島からツアーに参加してしまうか、自分でコル島まで行ってツアーに参加するかになります。オーバンやマル島へのアクセスは「フィンガルの洞窟①各地からのアクセス」をご覧ください。オーバンからコル島へはフェリーが出ています。
・1日1便
・所要時間:約2時間半
・料金:18.6ポンド
・フェリーの公式HP
水面に姿を現す三角形と、ケージにも入らず泳ぐ人々…なかなかエキサイティングな光景です( ̄▽ ̄;) 中を見てみると…
でましたΣ(・∀・;) ウバザメはジンベエザメに次いで2番目に大きなサメで、最長で12.7mの個体が確認されています。亜寒帯の海に広く生息していて、ジンベエザメと同じくプランクトンを食べるため、水面近くで見られることが多いです。
巨体が水面近くでノンビリしているからか、英名は「バスキングシャーク(Basking Shark)」で「ひなたぼっこするサメ」という意味です(*´ω`*) 回遊性の魚で、コル島を訪れるのは4月から10月。ピークシーズンは7月から9月になります。そしてウバザメと言えば…
グア――――――――っと開く巨大な口!なんと体の高さよりも大きく開けることができますΣ(゚∀゚ノ)ノ
大迫力ですね( ̄□ ̄;) これは、プランクトンを水ごと一気にほおばり水だけを吐き出す「濾過摂食(ろかせっしょく)」という食べ方です。
くるっと反転。尾びれが三日月型になっているのも特徴の1つなのですが、最大の特徴はエラです。普通の魚はエラが体の高さの半分ほどになりますが、ウバザメは腹から背までエラになっていて、両方に付いているので一周してしまいそうな長さなんです(,,゚Д゚)
ちなみに、11月から3月にかけてはどこにいるかというと、てっきり温かい海に移っているのかと思いきや、なんと深海で冬眠しているそうですΣ(・∀・;) スゴいスケールの生き物ですよね。
通常は3~4体で行動するものの、ときに巨大な群れをつくり最大で100体ほどにもなるそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ 目で周囲を確認しているため船を仲間と誤認して近寄ってくることも多いとか。
ダイバーの存在も気にしないため、まるで一緒に遊泳を楽しむがごとく周囲を回ってくれることもあるそうです。これだけ口が大きいと、間違って飲み込まれないか不安になっちゃいますね(^^;)
この海では他にもクジラ、イルカ、アザラシなどが姿を表し、陸上ではハイランドキャトルやパフィンなど北欧のアイドル達も見ることができます(*´ω`*) パフィンのシーズンは4月~8月になります。
下記の会社などがウバザメツアーやアザラシツアーを扱っているので興味のある方はチェックしてみてください。
以上になります。世界で2番目に大きなサメと泳げるコル島。ぜひ行ってみてください(^^)
■オスプレイリーフ(オーストラリア) |
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オーストラリアのグレートバリアリーフにあるサンゴ礁で、サメのフィーディング(餌付け)が行われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ネプチューン島(オーストラリア) |
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南オーストラリアにある島で、水面か水深10~15m地点でのケージダイビングを楽しめます。詳細は下記からご覧ください。 |
■グランドバハマ島(バハマ) |
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人喰いザメである「イタチザメ」をケージに入ることなく観察出来るポイントや、野生のイルカと一緒に泳ぐことが出来るポイントがあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ザ・ビストロ(フィジー) |
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フィジーの代名詞ともいえるアクティビティで、人喰いザメの「イタチザメ」「オオメジロザメ」も間近で見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■オスロブ(フィリピン) |
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ジンベエザメの餌付けに成功した奇跡の村で、現在、世界中から観光客が押し寄せています。詳細は下記からご覧ください。 |
■マラパスクア島(フィリピン) |
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セブ島の北にある島で、オナガザメの一種である「ニタリ」というサメに高確率で出会える世界唯一の海として知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■グラデンスピット(ベリーズ) |
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ダイビング大国・ベリーズの有名なポイントで、別名「ジンベエザメゾーン」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。 |
■エビスザメ・ダイビング(南アフリカ共和国) |
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ケープタウンの近くにあるフォールス湾では、エビスザメという珍しいサメと泳ぐことが出来ます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハンスバーイ(南アフリカ共和国) |
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ケープタウンから南東に約180km離れた場所にあり、ダイバーでなくてもケージの中からホホジロザメを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■プロテアバンクス(南アフリカ共和国) |
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人食いザメの1種であるイタチザメやオオメジロザメをケージ無しで見られるダイビングスポットです。冬には「サーディンラン」というイワシの大群が出現し、それをエサにするクジラなども現れます。詳細は下記からご覧ください。 |
■カンクン(メキシコ) |
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毎年6月~8月にかけて沖合に数百頭ものジンベエザメが集結します。詳細は下記からご覧ください。 |
■グアダルーペ島(メキシコ) |
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全世界に約4000頭しか生息しないと言われるホホジロザメが約170体以上も確認されていて、ケージダイビングを楽しめます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的なダイビングスポットがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいダイビング&スノーケリングスポット総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい63ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ロンドン(約12時間半)
・ロンドン-グラスゴー(約1時間15分) |
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ベストシーズン | 7月~9月 |
外務省 | 海外安全情報 イギリス |
ガイドブック | イギリスのガイドブック |
ビザ | 6ヶ月以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 帰国時まで有効なもの |
時差 | 夏:-8時間/冬:-9時間 |
チップ | ・タクシー:10~15%
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220-240V
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通貨 | ポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンス。
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日本大使館 | ・HP |
イギリスの絶景一覧 |
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