ザ・ウェーブへの行き方と見どころ

 

ザ・ウェーブは、アリゾナ州の「バーミリオン・クリフ国定公園」にあるコヨーテ・ビュートの砂層です。景観保護の観点から、毎日抽選で選ばれた20人しか行くことが出来ないという秘境中の秘境になります。オンライン抽選と現地抽選があるので両方詳しくご紹介します(^^)

 

 

「ザ・ウェーブ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

ザ・ウェーブへの行き方と見どころ 

 

拠点の町はカナブ。ユタ州の町で、アリゾナ州との州境に位置します。1870年頃から定住が始まり、現在はグランドサークルの各ポイントに行ける拠点として賑わっています。人口は約4500人。

 

最寄りの空港はラスベガスのマッカラン国際空港(LAS)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内へのアクセスなどは「ラスベガス①アクセスと観光パス」をご覧ください。

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はアメリカ合衆国ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セントで、本日のレートはこちら。

 

 

 

どうやって行くのか?

抽選方法が大きく変わった
 
photo by:teofilo

 

以前は「オンラインでの事前抽選と、ビジターセンター(現地)での前日抽選(ビンゴ)」でしたが、「ビジターセンターでのビンゴが廃止され、完全デジタル化」されました。ただ「オンラインでの事前抽選に統合されたわけではない」です。「事前抽選はそのままで、ビジターセンターでのビンゴが、周辺エリアでのスマホでの直前抽選」に変わりました。それぞれ後述します(^^) それに伴い「1日の制限人数が少し緩和」され、これまでは「事前抽選:10人/現地抽選:10人」の1日20人でしたが、合計64人に増えました。

■事前抽選
・48人or12グループの少ない方

 

■直前抽選
・16人or4グループの少ない方

 

※いずれも1グループは最大6人までです。

 

とはいえ、世界的景勝地ですから、これでも狭すぎる門なので、春秋のハイシーズンには依然として、当選率数%という高倍率です(ノД`) そして、料金システムも多少変わりまして、下記のようになっています。

■抽選申込料
・1グループにつき9ドル
・事前、直前いずれも返金不可

 

■許可証代
・1人につき7ドル
・当選時にオンライン決済

 

当日、ビジターセンターで地図とコンパスを渡されるので、自力で行っても良いですし、現地ガイドを雇うこともできます。ただ、ほとんどは自力で行くそうです。というのは、ガイドを雇う場合「最低催行人数2名からのガイドツアーに参加する」という形になります。

 

つまり、1人でも2人分の料金を払うことになり、アメリカの秘境エリアの場合は300~500USDが相場です…ウンザリするほど高いですよね(;´・д・) 3人以上の場合は、追加1人につき125~250USDという感じです。

 

シーズンは春と秋がベストです。荒野なので夏は酷暑、冬は極寒になります。夏はハリケーンが発生する時期でもあり、鉄砲水についても注意が必要です。

 

ザ・ウェーブへの行き方と見どころ

 

オンライン抽選は公式HPで「4ヶ月前から申込み可能」になります。毎月1日が抽選日で、その前1ヶ月が申込み期間です。例えば次のようになります。

■2026年5月中に訪れたい場合
・2026年1月1日~31日:申込み期間
・2026年2月1日:5月の当選者の抽選日

 

以前は希望日を3つ指定できましたが、規制人数が緩和されたことで、逆に希望日は1日しか出せない形になりました。結果は当落に関わらずメールで通知されまして、もし当選していたら、すぐにオンライン決済を完了させる必要があります。その後、紙の許可証が自宅(日本)へ郵送されるか、各自で印刷する形になります。

 

■以前のビンゴの様子
ザ・ウェーブ アメリカの絶景
photo by:The Greater Southwestern Exploration Company

 

これはこれで風情がありましたが、現在はビジターセンターまで行く必要は無くなりました。ではどうするかというと、「ザ・ウェーブに行く2日前に、現地周辺の指定エリア内(カナブ、ペイジ、セントジョージなど)に滞在し、スマホのGPSで位置情報を証明した上で、スマホアプリ(Recreation.govのアプリ版)で抽選に参加する」ということです。

 

注意点として、このアプリは日本でダウンロードや会員登録などを終えておいてください。現地のインターネットは弱いです。また、言語設定を日本語にすると、うまく進まないかもしれないので、その場合は英語にしてみてください。

 

そして、このスマホ抽選に当選した場合、翌日(つまり訪問前日)の午前8時半に、指定された場所(カナブまたはペイジのビジターセンター)で安全のための講習を受け、紙の許可証を受け取る必要があります。このとき「ザ・ウェーブ」と「ペイジ」は「アリゾナ州」ですが、「カナブはユタ州」なので時差に注意してください。

 

両方とも「山岳時間」なんですが「サマータイム」の有無が違います。ユタ州(カナブ)は「サマータイムを採用」していて、アリゾナ州(ペイジ、ザ・ウェーブ)は「採用していない」です。そのため、3~11月は「隣町なのに1時間の時差が発生」します。クソ面倒くさいですね( ̄▽ ̄;) 分かっていても日本人はウッカリしてしまう部分ですから、時刻は現地の人によく確認してください。

 

また、落選した場合ですが、周辺には見どころが山程あるので、割り切って観光するのがオススメです。特に同じ「バーミリオン・クリフ国定公園」にある「ホワイトポケット」は絶景と評判です。

 

■ホワイトポケット
ザ・ウェーブ アメリカの絶景 

 

 

ザ・ウェーブ

 

 

自分が滞在している町を出たら、まずトレッキングのスタート地点となる「ワイヤーパス・トレイルヘッド」へ行きます。車で約1時間半の道のりなんですが、オフロードなので運転が不安な人はビジターセンターでガイドを雇う方が賢明です。

 

自力で行く場合、ビジターセンターで渡される紙に、地図、緯度経度、通過ポイントの写真11枚が添付されているので、その情報とGPSをもとにザ・ウェーブを目指します。

 

ザ・ウェーブ アメリカの絶景

 

スタート地点からザ・ウェーブまでの距離は片道約5km。所要時間は約2時間半です。携帯する水は1ガロン(3.75L)が推奨されていて、かなり過酷なトレッキングになります。地図やGPSはありますが遭難する人も珍しくないので、当選した時にスタッフから「10mおきに後ろの写真を撮ること」と言われます(^^;)

 

ザ・ウェーブ アメリカの絶景

 

道中は絶景が続きます(*´∀`*)

 

ザ・ウェーブ アメリカの絶景

 

細い道は「アンテロープ・キャニオン」と同じような景観を楽しめます(,,゚Д゚)

 

ザ・ウェーブ アメリカの絶景

 

そして、ついに到着です。

 

ザ・ウェーブ アメリカの絶景

 

画面をグルッと回して周囲を見てみてください(^^)

 

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 人間には決して造ることが出来ない大自然の芸術です。たくさん自分込みの写真を撮りたい場所ですから、特に一人旅の人はガイドをつけるのがオススメです。

 

「ザ・ウェーブ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

以上になります。世界の絶景の頂点の1つ「ザ・ウェーブ」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

中国のザ・ウェーブ

■龍洲波浪谷

中国・陝西省にある「龍洲波浪谷」と「雨岔大峡谷」は2017年に発見されたばかりの場所で、その光景は「中国のグランドサークル」と称されます。詳細は下記からご覧ください。

「雨岔大峡谷と龍洲波浪谷」徹底ガイド

 

世界には他にもスゴい渓谷がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい渓谷&峡谷総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい53ヶ所を5つのエリアに分けてご紹介しています。

 

 

グランドサークルの主な見どころ(50音順)

グランドサークルにはスゴイ見どころが無数にありますが、その中でも代表的な場所をご紹介します(^^)

■アーチーズ国立公園

砂岩でできた約2000もの天然アーチがある世界でも類をみない国立公園です。詳細は下記からご覧ください。

「アーチーズ国立公園」徹底ガイド

■アンテロープ・キャニオン

渓谷の上から指す神秘的なスポットライトが有名な場所で、「アッパー・アンテロープキャニオン」と「ロウワー・アンテロープキャニオン」があります。詳細は下記からご覧ください。

「アンテロープ・キャニオン」徹底ガイド

■化石の森国立公園

「化石化した森」のことで宝石のような「珪化木(けいかぼく)」がたくさん転がっています。エリアには「ブルーメサ」や「ペインテッド・デザート」など「七色の大地」も含まれています。詳細は下記からご覧ください。

「化石の森国立公園」徹底ガイド

■キャニオンランズ国立公園

ユタ州最大の国立公園で「アイランド・イン・ザ・スカイ」「ニードルズ」「メイズ」という3つのエリアで構成されています。詳細は下記からご覧ください。

「キャニオンランズ国立公園」徹底ガイド

■グランドキャニオン

世界三大渓谷の1つグランドキャニオン。約4000万年前にコロラド川による浸食が始まり、約200万年前に現在の姿になりました。当サイトでは5ページに渡って特集しております。詳細は下記からご覧ください。

「グランドキャニオン①アクセスと概要」徹底ガイド

■セドナ

複数のネイティブアメリカンの聖地で「世界三大パワースポット」の1つにも数えられています。詳細は下記からご覧ください。

「セドナ」徹底ガイド

■チリカワ国定公園

巨大な「賽の河原」のような奇岩群で、日本での知名度は低いものの素晴らしい絶景が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「チリカワ国定公園」徹底ガイド

■ホースシューベンド

ホースシューベンドは、グランドキャニオンをつくり上げたコロラド川が大地を蛇行し続けて生み出した絶景で「ホースシュー=馬の蹄」「ベンド=曲げる」という意味になります。詳細は下記からご覧ください。

「ホースシューベンド」徹底ガイド

■ホール・イン・ザ・ロック

セドナの拠点となる「フェニックス」という街にあるランドマーク的な岩山です。詳細は下記からご覧ください。

「ホール・イン・ザ・ロック」徹底ガイド

■ブライスキャニオン国立公園

「グランドサークルの華」と称される奇岩群で、無数の土柱が剣山のようにそびえ立っています。詳細は下記からご覧ください。

「ブライスキャニオン国立公園」徹底ガイド

■モニュメントバレー

アリゾナ州からユタ州にかけて広がるエリア総称で、「メサ」と呼ばれるテーブル状の大地が浸食されて出来た「ビュート」という岩山が立ち並んでいます。詳細は下記からご覧ください。

「モニュメントバレー」徹底ガイド

■ユタ州の細かい見どころ8選

グランドサークルの中でもユタ州は特に見どころが豊富で「ザイオン国立公園」「レインボーブリッジ国定公園」「ナチュラル・ブリッジ国定公園」などキリがありません(^^;) 詳細は下記からご覧ください。

「ユタ州の細かい見どころ8選」徹底ガイド

 

 

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観光の基本情報(全記事同じ項目です)

入国まで
ビザ 90日以内の観光・商用はビザ不要だが、電子ビザ「ESTA」の取得は必須で、72時間前までの申請が強く推奨される。一度取得すれば2年間(またはパスポートの有効期限まで)有効。ただし、2011年以降にイランやイラクなど特定の国に渡航歴がある場合はESTAが利用できず、大使館でのビザ申請が必要。
パスポート残存期間 滞在日数以上あれば入国可能だが、90日以上が望ましい。
治安 海外安全情報:アメリカ合衆国
ガイドブック アメリカのガイドブック
航空便例 ・日本-ロサンゼルス(約10時間)

・ロサンゼルス-ラスベガス(約1時間)

この場所の

ベストシーズン

春と秋
時差 ・6つのタイムゾーンがある

・東部時間:-14時間(ニューヨークなど)
・中部時間:-15時間(シカゴなど)
・山岳時間:-16時間(デンバーなど)
・太平洋時間:-17時間(ロスなど)
・アラスカ時間:-18時間(ジュノーなど)
・ハワイ時間:-19時間(ホノルルなど)
・サマータイム:ほとんどの州で採用

空港に到着したら
通貨とレート アメリカ合衆国ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セント。

 

ATM 国内の至る所に設置されていて、海外キャッシング可能なクレジットカードやデビットカードが広く使える。手数料が1回につき3~10USDかかるのが一般的。
SIMカード 3大キャリア「T-Mobile」「AT&T」「Verizon」など。eSIMも利用可能。
タクシー 街中ではメーター制が基本だが、空港タクシーはエリアによる定額が多い。流しのタクシーは、大都市以外はほとんど存在しない。ホテルで呼んでもらうか、配車アプリを使う。
配車アプリ 「Uber」と「Lyft」が広く普及していて、料金比較のため両方入れておくのがベスト。一部の大都市では、無人タクシーの「Waymo」も利用されている。
交通カード 都市によって異なる。カード代や残金は返済されないことが多い。むしろ、スマホの「ウォレット機能」やクレジットカードなどで「タッチ決済」するのが主流。
滞在中
Googleマップ 完全に利用可能
クレジットカード ほぼ完全なキャッシュレス社会で「Google Pay」「スマホのウォレット」「タッチ決済対応カード」などが使える。チップや個人商店用に20~50USDあればいい。
トイレ ドアの下や横の隙間が、防犯・薬物使用防止などのため非常に広いことが多い。公衆トイレは閉鎖されていることが多く、カフェ等ではレシートに記載された暗証番号が必要な場合もある。
喫煙 規制は非常に厳しい。ほとんどの州で、飲食店や公共交通機関での喫煙禁止はもちろんのこと、屋外でも建物から一定の距離を離れる必要があったりする。電子タバコも同様。価格は州によって税率が異なるため大きく異なる。安いところでは1箱5ドル、高いところでは10~18USD。
コンタクト用品 ドラッグストアなどで容易に購入可能
生理用品 ドラッグストアなどで容易に購入可能
スーパーやコンビニ ・コンビニ:「7-Eleven」「Circle K」「AM/PM」「Wawa」など

・安スーパー:「Walmart」「Target」「ALDI」「Trader Joe’s」など
・ドラッグストア:「CVS」「Walgreens」など

定番の軽食や

ファーストフード

マクドナルド、バーガーキング、Wendy’s、サブウェイ、Chipotle(メキシカン)、Taco Bell(メキシカン)、Chick-fil-A(チキンサンドイッチなど)、In-N-Out Burger(西海岸中心)など。
犯罪 エリアによって大きく異なるため、訪れる都市の最新の治安状況を必ず確認すること。銃社会なうえ、薬物中毒者やホームレスも多く、世界ワーストレベルに危険な場所も多々ある。アメリカについては、日本の外務省の安全情報は全く役にたたない。
緊急電話番号 911。「ジャパニーズ・プリーズ」と言えば日本語通訳につないでくれる。
チップ ・インフレにより相場が上昇している。

・レストラン(着席):18~25%
・タクシー/配車アプリ:10~15%
・ホテル(ベルボーイ/枕チップ):2~5USD

電圧とプラグ 電圧:100~120V

コンセントタイプ

現地で使える英語 ①お会計をお願いします。

Check, please.(チェック、プリーズ)

 

②チップは含まれていますか?
Is service included?(イズ・サービス・インクルーディッド?)

 

③(レストラン等で)持ち帰り用の容器をいただけますか?
Can I get a to-go box?(キャン・アイ・ゲット・ア・トゥーゴー・ボックス?)

 

④(指を差しながら)これをください。
I’ll take this.(アイル・テイク・ディス)

 

⑤タッチ決済で払えますか?
Can I tap?(キャン・アイ・タップ?)

 

⑥トイレはどこですか?
Where is the restroom?(ウェア・イズ・ザ・レストルーム?)

 

⑦(タクシーなどで)~までいくらかかりますか?
How much to go to~?(ハウ・マッチ・トゥ・ゴー・トゥ・~?)

 

⑧写真を撮ってもらえますか?
Could you take a photo for me?
(クッジュー・テイク・ア・フォト・フォー・ミー?)

 

⑨体調が悪くて病院へ行きたいです。
I feel sick. I’d like to see a doctor.
(アイ・フィール・シック。アイド・ライク・トゥ・スィー・ア・ドクター)

 

⑩財布を盗まれました。警察はどこですか?
My wallet was stolen. Where is the police station?
(マイ・ウォレット・ワズ・ストールン。ウェア・イズ・ザ・ポリス・ステーション?)

日本大使館 公式HP
アメリカの絶景一覧 アメリカの絶景

 

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