モニュメントバレーはグランドサークルのハイライトの1つで、巨大な岩山が立ち並ぶナバホ族の聖地です。日本ではグランドキャニオンなどに比べて何故か知名度が低いですが、世界でもトップクラスの絶景なので多くの観光客が訪れます(^^)
「モニュメントバレー」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:カエンタ
1-2:ペイジ
2・グランドサークルの概要
3・モニュメントバレーの概要
4・ビューポイント
4-1:ビジターセンター
4-2:アーティストポイント
4-3:ジョン・フォードポイント
4-4:トーテムポール
4-5:ノースウィンドウ
5・エリア内のホテル
5-1:ザ・ビュー(The view)
5-2:グールディングス・ロッジ
6・世界の同様の場所
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
カエンタ(アリゾナ州)は、モニュメントバレーまで約40kmの場所にあり、最寄りの拠点として多くのホテルやモーテルが建てられています。アリゾナ州はサマータイムを採用していませんが、ナバホの居留地は採用しているので時差に注意してください。また、ナバホの居留地での飲酒は禁止されています。人口は約5200人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ペイジは、1957年にグレンキャニオンダムの建設が始まり、そこで働く作業員とその家族が住み着いたことで町が造られていきました。レイクパウエルやアンテロープ・キャニオンなどの拠点としても知られていて、モニュメントバレーまでは車で約2時間です。人口は約7000人。
最寄りの空港はページ市営空港(PGA)。現在はフェニックスとのみ就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はアメリカ合衆国・ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セントで、本日のレートはこちら。
※アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます
グランドサークルはアメリカの一大観光エリアで、その全てを制覇することを目標にしている人も多いです。基準になるのは北米で2番目に大きな人造湖「レイクパウエル」(青)。この「猿の惑星」のロケ地にもなった絶景湖を中心に、半径230kmの円を描くと、その中にグランドキャニオンレベルの見どころが点在していますΣ(゚∀゚ノ)ノ
具体的には国立公園が10ヶ所、国定公園が16ヶ所、州立公園などが19ヶ所で、そのエリアはユタ州とアリゾナ州にまたがっています。アクセスはレンタカーになりますが、周遊ツアーも多く催行されているので、実は簡単にめぐることができます。
モニュメントバレーはアリゾナ州からユタ州にかけて広がるエリア一帯の総称で、「メサ」と呼ばれるテーブル状の大地が浸食されて出来た「ビュート」という岩山が立ち並んでいます。ビュートの高さは300mにもなり、アメリカの原風景として数々の西部劇映画のロケ地になってきました(,,゚Д゚)
一帯は先住民ナバホ族の聖地であり、実際に「ナバホ国」という独立国家となっていて、公園の管理もナバホ族によって行われています。朝、昼、夕暮れ、夜と様々な顔を見せてくれるので、後述するビューホテルでの宿泊がオススメです。
自分の車で観光できますが、決められた道しか入れないので色々な場所へ行きたい場合はビジターセンターで各種のツアーに申込みます。
3つのビュートが美しく並ぶポイントで、観光客に「モニュメントバレーに来たー!」という喜びを与えてくれます(*´∀`*) 真ん中の道を通って各ポイントへ進んでいきます。
大地の緑がより映える場所で、力強いビュートと優しい緑色が芸術的な景観になっています。
モニュメントバレーで数々の映画を撮影したジョン・フォード監督が好んでカメラを置いた場所です。力強いビュートの前に天然の舞台のような場所があり、客が来ると馬に乗った先住民が撮影用に立ってくれます。
まるで別な惑星に降り立ったかのような場所で、特に左の高い柱が何故崩壊しないのかが不思議です(,,゚Д゚)
2つのビュートの間があたかも天然の額縁のようになっていて、奥に広がる景色がより一層風情あるものになっています。
エリア内のホテル
photo by:Michael Kwok
その名にふさわしくモニュメントバレーを一望できるホテルです。ビュート側の客室には全てバルコニーが付いていて、朝日から星空までを満喫することができます。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
絶景ですね(*´∀`*) ロビーにはナバホ族の工芸品「カチーナ人形」が飾られていて、ネイティブアメリカンテイストがたっぷりな内装になっています。
ホテル比較サイトでは予約できないので公式HPから予約するか、ザ・ビューホテルを抑えている日本のツアーに参加してください。通常の部屋の他にキャビンタイプもあります。
photo by:Ron Cogswell
モニュメントバレーからは車で10分ほど離れていますが、もちろんビュートを眺めることができます。宿泊施設の他に、工芸品店、名物「ナバホ・タコス」が食べれるレストラン、プール、博物館などがあり、各ツアーもここから出発しています。
1921年創業の老舗ホテルで、数々の西部劇ロケの宿泊地として使われ、ハリウッドスターやジョン・フォード監督が何度も滞在したそうです。近年の映画でモニュメントバレーを舞台にした作品としては「フォレスト・ガンプ」が有名です。
05:08から映っている道は必ず通るので、ツアーの場合はフォトストップが設けられます。個人で行く人もぜひ忘れずに記念写真を撮ってください(^^) 詳細はこちらからご覧ください。
以上になります。ナバホの聖地モニュメントバレー。ぜひ行ってみてください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■シップロック(アメリカ) |
|
---|---|
![]() |
ニューメキシコ州にあり、360度何もない荒野に突如高さ500m近い岩山がそびえ立っています。詳細は下記からご覧ください。 |
■セドナ(アメリカ) |
|
![]() |
複数のネイティブアメリカンの聖地で「世界三大パワースポット」の1つにも数えられています。「ベルロック」「カセドラルロック」など、モニュメントバレーのビュートを思わせる岩山も多いです。詳細は下記からご覧ください。 |
■マサダ(イスラエル) |
|
![]() |
中東のシーギリヤ・ロックともいうべき岩山で、頂上には宮殿の跡が残されています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ウルル/エアーズロック(オーストラリア) |
|
![]() |
「地球のへそ」と呼ばれる世界最大級の一枚岩で、先住民族アボリジニの聖地です。当サイトではカタジュタも合わせて12ページに渡って特集しております。詳細は下記からご覧ください。 |
■ボールズ・ピラミッド(オーストラリア) |
|
![]() |
高さ562mという世界一の海食柱で、ロード・ハウ島からアクセスします。詳細は下記からご覧ください。 |
■シーギリヤ・ロック(スリランカ) |
|
![]() |
スリランカのシンボルで、元々は僧たちの修行の場として長く使われていました。未だに多くの謎が残る遺跡として知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な岩系大自然がたくさんあります。興味のある方は「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい92ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-ラスベガス(約1時間) |
---|---|
ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 アメリカ合衆国 |
ガイドブック | アメリカのガイドブック |
ビザ | ・90日以内の観光・商用は不要
・「ESTA」を取得する |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上あれば良いが90日以上が望ましい。 |
時差 | ・東部時間:-14時間(ニューヨークなど)
・中部時間:-15時間(シカゴなど) |
チップ | ・レストランやタクシー:15~20%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2~5US$ |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 100~120V
|
通貨 | アメリカ合衆国・ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
アメリカの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。