フリヒリアナは「アンダルシアの白い村」の1つで、まだそれほど観光地化が進んでいない素朴な雰囲気が魅力です。アクセスは手間がかかりますが、その価値がある場所です(^^)
「フリヒリアナ」徹底ガイド:目次
1:拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:フリヒリアナ
1-2:ネルハ
2:ネルハからフリヒリアナ
3:フリヒリアナ
3-1:概要
3-2:モザイク模様の道
3-3:色鮮やかな花
3-4:かわいらしいドア
3-5:ムーア人の面影
3-6:オープンテラスのレストラン
3-7:城塞跡(Castillo de Lizar)
4:人気の宿
4-1:La Posada Morisca
4-2:Hotel Los Caracoles
5:スペインの「白い村」
5-1:ミハス
5-2:カサレス
5-3:セテニル
5-4:ハリア村
6:ヨーロッパのカワイイ町や村
7:観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
フリヒリアナは「スペインで一番美しい村」と言われていて、毎年8月最後の3日間は、地域に住んでいるイスラム教徒・キリスト教徒・ユダヤ教徒の共存を祝う祭りが行われます。人口は約3060人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ネルハは人口約2万人の小さな町で、住民の約3分の1はイギリス人です。フリヒリアナやネルハ洞窟などの観光拠点になります。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地では「エウロ」「センティモ」と呼ばれています。本日のレートはこちら。
ネルハからフリヒリアナ
■ネルハのバスターミナル
ネルハのからは「GRUPO FAJARDO」という緑のバスがフリヒリアナへ行きます。停留所に併設されているチケットオフィスは「ALSA」のなので、そこでは買わずにバスのドライバーから直接購入します。
・料金:1€(片道)
・1日:10本前後
・所要時間:約20分
・時刻表
また、ツーリストトレインという観光列車もあります(^^)
・料金:3€(片道)
・1日:10本前後
・所要時間:約30分
・時刻表
タクシーだと「フリヒリアナ~ネルハ」間は一律12€です。
「スペイン一美しい村」と名高いフリヒリアナは、典型的な「アンダルシアの白い村」。バスが着いたらもう絶景です(^^) 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。村は「新市街」と「旧市街」の2つに分かれています。地図の右が新市街で左が旧市街です。
出典:https://www.taxifrigiliana.com
観光としての見どころは旧市街で、具体的には「レアル通り」や「バリオ・アルト(アルト地区)」の散歩です。イメージどおりの「白い村」を見ることができます。新市街は無料で入れる考古学博物館があるくらいです。マップは観光案内所でもらうことができます。
■観光案内所(Oficina de Turismo)
アンダルシアに「白い村」はいくつもありますが、フリヒリアナは道がモザイク模様になっていて、360度が美しい世界になっています(*´ω`*)
真っ白な家々には、赤・青・ピンク・黄色・オレンジ・緑…と色とりどりの花が飾られていて、見事な差し色になっています。
旧市街を散歩する中で目に飛び込んでくるのが、メルヘン極まりない、かわいらしいドアの数々。シャッターを切る手が止まらなくなります(^^)
旧市街にある「ムーリッシュ・ムデハル地域」は15世紀頃にムーア人が居住した地域で、旧市街の家々の壁には、ムーア人の文化や風習を今に伝えるかわいらしいイラストで描かれています。
■レストラン「El Mirador」
■レストラン「El Adarve」
レストランよりもさらに高い位置にあり、フリヒリアナだけではなく、ネルハや地中海までを一望することができます(,,゚Д゚)
フリヒリアナは2・3時間あれば充分なので、普通はネルハから日帰りで訪れますが、ゆっくり一泊するのも捨てがたいところですので、オススメの宿を2つご紹介します。1つ目のこちらは村を一望できる宿です。村の中心部からは1kmほど離れているので、タクシーに乗ってしまっても良いと思います。詳細はこちらからご覧ください。
変わった形の部屋が人気です。こちらからも村を一望することができます。詳細はこちらからご覧ください。
最も有名な白い村で「アンダルシアの白い宝石」とよばれています。フリヒリアナよりも観光地化が進んでいます。
こちらも近年注目を集めています。アクセスがなかなか大変です。
「岩に押しつぶされそうな村」ということで、SNSを通して近年一気に有名になりました。詳細は「セテニル:徹底ガイド」をご覧ください。
カナリア諸島にある村で「白い村」に「ヤシの木」が加わって独特なカッコよさになっています。詳細は「カナリア諸島④ランサローテ島:徹底ガイド」をご覧ください。
以上になります。美しい「アンダルシアの白い村」。ぜひ行ってみてください(^^)
■バイブリー(イギリス) |
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ハリーポッターのロケ地として有名な「コッツウォルズ」という地域の中心地で「イギリスで最も美しい村」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ライ(イギリス) |
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中世イギリスの町並みが残されている小さな町で、近年、知名度が高まっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■アルベロベッロ(イタリア) |
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とんがり屋根の「トゥルッリ」という伝統住居が並ぶメルヘンチックな町です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハルシュタット(オーストリア) |
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ハルシュタットは「世界で最も美しい湖畔の町」と称される場所で、オーストリアの代表的な景勝地として知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■フスカル(スペイン) |
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アメリカのアニメシリーズ「スマーフ」が実写映画化された際にロケ地となりました。世界屈指の「青い町」としても有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■チェスキー・クルムロフ(チェコ) |
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チェコの古都で「世界で一番美しい町」と称されてます。「チェスキー」は「ボヘミアの」、クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」という意味があります。詳細は下記からご覧ください。 |
■サクスン村(デンマーク) |
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「フェロー諸島で最も美しい村」と言われ、ヨーロッパでも屈指の人気を誇ります。詳細は下記からご覧ください。 |
■トースハウン(デンマーク) |
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こちらはフェロー諸島の首都です。海に突き出た部分の家は、赤壁に北欧特有の芝屋根が乗っかっていて非常にフォトジェニックです。詳細は下記からご覧ください。 |
■フロイデンベルグ(ドイツ) |
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白黒のハーフティンバー様式の家が立ち並ぶ町で、SNSを通して近年一気に有名になりました。詳細は下記からご覧ください。 |
■ローテンブルク(ドイツ) |
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「おとぎの国」「中世の宝石箱」と称されるほどカワイイ町並みが人気です。詳細は下記からご覧ください。 |
■コルマール(フランス) |
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ドイツとの国境に近いアルザス地方にある町で、「美女と野獣」や「ハウルの動く城」のモデルとして有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■コスタノヴァ(ポルトガル) |
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「パジャマシティ」と呼ばれる町で、ストライプの家が立ち並んでいます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な街や村がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい街や村総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい151ヶ所を9つのエリアに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-マドリード(約14時間)
・マドリード-マラガ(約1時間10分) |
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ベストシーズン | 5~6月 |
外務省 | 海外安全情報 スペイン |
ガイドブック | スペインのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | ・シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
・未使用査証欄1ページ以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 230V
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通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
スペインの絶景一覧 |
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