コルマールは、ドイツとの国境に近いアルザス地方にある町で、「美女と野獣」や「ハウルの動く城」のモデルになった町として有名です。パリからすぐに行けるので多くの人々が訪れます。こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。各地からのアクセスについては「コルマール①」をご覧ください(^^)
「コルマール②観光の見どころ」徹底ガイド:目次
1・美女と野獣の舞台
2・ハウルの動く城の舞台
3・頭の家(House of Heads)
4・サン・マルタン大聖堂
5・ヴィラージュ・アンシ
6・コルマール関税局
7・プチ・ヴェニス
8・プチ・トラン
9・クリスマスマーケット
10・世界のジブリスポット
11・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
コルマールは、1991年に公開されたディズニー映画の「美女と野獣」の舞台として一躍有名になりました。上の公式トレーラーだと1:23くらいで一瞬だけ街並みが出てきます(^^;)
今から30年も前に既にコルマールを取り上げていたとは。さすが世界のディズニーですね(*´ω`*) 木の骨組みの家々が作品の世界観に見事にマッチしています。
「真実の愛」を見つけないと解けない魔法をかけられた王子(アダム・野獣)と、村一番の美女であり風変わりな娘・ベルの物語。名前は知っていても見たことは無いという人も多いと思いますので、コルマールに行く機会があったら、ぜひ見てみてください。
コルマールを日本で一躍有名にしたのが2004年のジブリ映画「ハウルの動く城」。冒頭で描かれているソフィが暮らす町がコルマールをモデルにしています。中でも有名な建物がこちら。
■プフィスターの家 (Maison Pfister)
1537年に建てられた歴史ある建物で、1階のアーチ形の通路や、角に備え付けられた尖塔がユニークです。ソフィがハウルと出会い空中散歩をするシーンで、そのまま描かれています。
ジブリファンにはたまらないですね(^^) 街の中心部にあるので必ず見つけられると思います。中に入れるのは10時~18時です。
アクセスは、コルマール駅からだと徒歩15分ほどです。
こちらも1609年に建てられた歴史ある建築物で、出窓で装飾された正面のファザードに、たくさんの「頭の彫刻」が取り付けられていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
現在はホテル兼レストランとして使われていて、ジブリのスタッフも宿泊したとか。
なかなかの面構えですね( ̄▽ ̄;) プフィスターの家からは徒歩5分くらいで着きます。
世界には他にも面白いデザインの建物がたくさんあります。興味のある方は「世界の変わった外観の建物総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい94ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています。
14世紀に造られたゴシック様式の教会なんですが、あることで有名なんです。上の写真の赤で囲んだ部分を見てください。何か乗っかっているのが見えると思います。それがこちら。
赤ちゃんを運んでくるという言い伝えで有名な「コウノトリ」の巣があるんです(*´ω`*) コウノトリはアルザス地方の象徴的な鳥で、街中でも色々な場所でシンボルとして見ることができます。
巣はいつでも見られますが、コウノトリ自体はそうではないので「コウノトリを見られたら幸せになれる」とも言われています(^^)
世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。
ドイツ占領下のコルマールに生まれた画家ジャン・ジャック・ヴァルツの作品を集めた美術館です。「アンシおじさん」と呼ばれていた彼は、アルザス地方の風景を柔らかなタッチで描き続け、アルザス地方の象徴的な画家として知られています。
1階がブティック、2階が美術館になっていて、ブティックではたくさんのお土産が売られているので、ぜひ立ち寄ってみてください(^^) 世界のすごい美術館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。
関税局としては世界一かわいいのではないのでしょうか?(^^;) とても有名な観光名所で現地語では「Koïfhus」といいます。15世紀に造られた歴史ある建物で、ルネサンス時代に改装されて現在の形になりました。たくさんの花が飾られていて、非常にフォトジェニックな建物です。
反対側には噴水広場があり、コルマールらしい建物が並んでいるので休憩にはピッタリです。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
「ヴェニス」は運河で有名なイタリアの「ヴェネツィア」のことです。コルマールには小さい川が流れていまして、その周辺が「小さいヴェネツィア」という意味の「プチ・ヴェニス(プチット・ヴニーズ)」と呼ばれています。
10人乗りのボートで川からノンボリと街並みを眺めます。所要時間は約20分。料金は1人6€です。ボートスタッフがコルマールの歴史などを説明してくれます。
観光案内所の近くにある「マルティール広場(Place des Martyrs)」から「プチ・トラン(petit train)」という観光列車が出ています。街中の主要な見どころを巡るもので、公式HPはこちらです。
出典:https://petit-train-colmar.fr/
白と緑がありまして、白が通常の列車、緑が団体客用の列車です。
・所要時間:約40分
・料金:7€(大人)/5€(子供)
・日本語音声ガイド有り
・3月中旬~11月中旬のみ運行
・3月、11月:11時~16時
・4月、10月:10時~17時
・5月~9月:9時~18時
コルマールが特に美しく輝くのが12月のクリスマスマーケット(マルシェ・ドゥ・ノエル)の時期。周辺一帯の町が全てそうでありますが、コルマールも美しいライトアップに彩られ、メルヘン度合いも200%アップします(^^) マーケットは町中の6カ所で行われていますが、小さい町なので結局どこに行ってもマーケットが開かれている感じになります。
以上になります。コルマールをはじめとするアルザス地方では「タルトフランペ」という薄いピザが名物ですので、ぜひ食べてみてください(^^) 各地からのアクセスについては「コルマール①」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■腐海(ウクライナ) |
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腐海はウクライナ南部とクリミア半島北部の間に広がる「たくさんのピンクレイクがあるエリア」の総称で、ナウシカの腐海が実在したと話題になりました。当サイトでは5つのピンクレイクを取り上げています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■バッセルトン・ジェティー(オーストラリア) |
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パース近郊にある橋で、その上を電車が走っていることから「千と千尋」の終盤シーンに似ていると人気です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ロス・ビレッジ・ベーカリー(オーストラリア) |
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キキが働いたパン屋のモデルとなったお店です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ナヴァイオビーチ(ギリシャ) |
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ポルコの隠れ家と言われる有名ビーチで、最も信憑性の高い場所です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ワイトモ洞窟(ニュージーランド) |
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土ボタルがつくりだす幻想的な光がラピュタの「飛行石の洞窟」のようだと言われます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■マチュピチュ(ペルー) |
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ペルーを代表する世界的観光地で、都市遺跡部分の後ろにそびえるワイナピチュも含めて「天空の城」感に溢れています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にもたくさんの「ジブリ映画スポット」があります。興味のある方は「世界のジブリ映画スポット総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、6つの映画について25ヶ所をご紹介しています。
航空便例 | 日本-パリ(約13時間) |
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ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 フランス |
ガイドブック | フランスのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・レストラン:基本的には不要
・荷物を運んでもらう:2~5ユーロ |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるフランス語 | ①おはよう。
Bonjour.(ボンジュール)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
フランスの絶景一覧 |
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