プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園は、フィリピンのパラワン島にある世界遺産です。航行可能な地下河川としては世界最長で、全長8.2kmあります。地下河川観光後にエルニドに行く方法などは「エルニド①アクセスとツアーの注意点」をご覧ください(^^)

 

 

「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

プエルト・プリンセサ
プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方 

 

プエルト・プリンセサはパラワン州の州都です。周辺は素晴らしいダイビングスポットが点在していて、エルニドとともにダイバー垂涎の海として知られています。人口は約20万人。

 

最寄りの空港はプエルト・プリンセサ空港(PPS)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方 

 

サバンは地下河川がある村です。村といっても観光のための宿泊施設があるだけですが、高級リゾートから安宿まであるので、予算に応じて滞在できます。プエルト・プリンセサからは車で約3時間です。

 

通貨はフィリピン・ペソ(通貨コード:PHP、記号:P)で、補助通貨はセンタボ(centavo)。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

 

 

空港を出ると、道路を前にして右側に、2つのツアー会社とインフォメーションがあります。市内に行っても料金は変わらないので、この2つで話を聞いて、決めてしまって良いと思います。下の写真は左側の店です。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

空港から市内まではトライシクルになり、所要時間は約15分、料金は300ペソ。おそらくフィリピンで1番かわいいデザインで統一されたトライシクルです(^^)

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

 

サバンまでのアクセス

ツアーの概要

 

地下河川は基本的にツアーで訪れる場所です。プエルト・プリンセサ市内を7時頃に出発して、各宿から客をピックアップしつつサバンへと向かいます。フォトストップなどを経由するので、所要時間は約3時間です。サバンに到着したら、すぐに地下河川に行くわけではなく、希望制で別途料金のアクティビティをはさみます。希望しない場合は1時間くらい待つことになります。

 

そしてビュッフェ形式のランチを食べたら地下河川見学をし、13時頃にサバンを出て、16時頃市内に戻ります。料金は約2000ペソ。国立公園の入場料、ボート代、ランチ代も含まれています。

 

 

 

市内から北に約5km離れた場所にある「サンホセ・バスターミナル」から、「サバン行き」のワゴンが出ています。

・所要時間:2時間~2時間半
・料金:400~500ペソ(片道)

 

地下河川では、入場料が500ペソ、ボート代が1隻につき約1200ペソかかります。ボートは6人乗りなので、一番安ければ約200ペソになります。

 

 

地下河川ツアー

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方 

 

地下河川ツアーは絶景の連続です。宿を出発して、小一時間経つとフォトポイントで小休止します。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

ここからの景色は非常にキレイです(^^)

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

サバンに着いたら2つのアクティビティを選びます。1つはマングローブのカヤッキングで400ペソ。もう1つは、長さ800mのジップラインで750ペソです。ここではジップラインをご紹介します。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

まず、川をロープ付きのイカダで渡ります。これ自体楽しいですよね(*´ω`*) マングローブを抜けると、だだっ広い景色が広がります。

 

 

正面に写っているのがジップラインの到着場所です。右側からロープが延びているんですが、これだとさすがにロープは見えないですね(^^;) 空から見ると本当に雄大な場所です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

このストリートビューだと、ジップラインは画面反対側の奥のビーチの方にあります。ジップラインの出発地点は山を少し登ったところなので、ビーチから山道へ入っていきます。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

途中に見える景色が、また絶景です(*´ω`*) そしてスタート地点に到着。

 

 

今はどこでもストリートビューがあるので助かりますね(^^;) それでは実際に滑空している動画をご覧ください。03:13からスタートしています。

 

 

800mのジップラインというのは、世界的にもトップレベルの長さなので、ぜひやってみてください。そしてアクティビティの後に、ビュッフェ形式のランチを食べます。お腹いっぱい食べられるので男性でも安心です(*´﹃`*)

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

そして、いよいよ地下河川へ。まずは港へ向かいます。ボートが所狭しと並んでいて、器用に乗り場につけては順番に客を載せて出発します。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

乗るとき水に濡れる可能性が高いので、足元は濡れても良い格好にしてください(^^;)

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

ボートでは約2km移動します。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

ビーチに着くと、また雄大な景色が広がっています。黒い切り立った石灰岩の断崖絶壁は「エルニド」や「コロン島」と同じ風景です(,,゚Д゚)

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

入り口でライフジャケットをつけたら川へと向かいます。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

そして、ついに到着。ここの秘境感は素晴らしいものがあります。

 

 

ボートに乗ってレッツゴーですε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

このストリートビューは矢印方向に動かせます。前に進めていただくと、そのまま洞窟の中へ入れますのでやってみてください。特に入口近辺は非常にスケールが大きくて迫力があります(,,゚Д゚)

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

奥の方は暗くて良く見えないですよね。動画の方がまだ雰囲気が伝わりますのでご覧ください。洞窟は2:30からです。

 

 

ボートは先頭と最後尾にスタッフが乗っていて、ヘッドライトで見どころを照らしながら説明していきます。ライフジャケットを借りる場所で「日本語の音声ガイド」が渡されるのですが、見どころに着くとGPSによって自動で解説が始まり、スタッフの解説ともちゃんとリンクしています(^^)

 

内部の空間は広く、鍾乳石や石筍も規模が大きくて、圧倒的な大自然の歴史を感じられます。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

チャプ…チャプ…という「カヤックの音」のみが響く洞窟は、日常と完全に切り離された空間になっています。

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

所要時間は約45分です。洞窟だけだと、もしかしたら物足りなさを感じる人もいるかもしれません。しかしツアーの道中がホントに絶景の連続ですし、ジップラインも素晴らしいのでトータルで満足できると思います。ちなみに、このエリアにはオオトカゲが生息しているので、運が良ければ会えるかもしれませんΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園への行き方

 

 

パラワンバタフライエコガーデン

 

 

パラワンは、「最後の秘境」と呼ばれるエルニドに象徴されるように、手つかずの大自然が残っています。それ故に貴重な動植物も豊富で、この施設にはパラワン地方の珍しい生物が集結しています。インスタ映えバッチリのスポットなので、時間があったらオススメです。

 

 

以上になります。神秘的なプエルト・プリンセサ地下河川。ぜひ行ってみてください(^^) 地下河川観光後にエルニドに行く方法などは「エルニド①アクセスとツアーの注意点」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の特殊な洞窟

■氷の洞窟・スーパーブルー(アイスランド)

「洞窟の中に氷がある」のではなく、氷河の中に自然に誕生した洞窟です。詳細は下記からご覧ください。

「氷の洞窟・スーパーブルー」徹底ガイド

■メンデンホールアイスケーブ(アメリカ)

こちらも同じで、アラスカ州の「世界で最も市街地に近い氷河」と呼ばれる「ジュノー・アイスフィールド」にあります。詳細は下記からご覧ください。

「メンデンホールアイスケーブ」徹底ガイド

■フィンガルの洞窟(イギリス)

スタッファ島にある「柱状節理の洞窟」です。世界的に見ても非常に珍しいものになります。下記からご覧ください。

「フィンガルの洞窟②観光の見どころ」徹底ガイド

■ランコケーブ(インドネシア)

コモド島への拠点となるフローレス島にある洞窟で、干潮時になると天然の海水プールが現れて泳ぐことができます。下記からご覧ください。

「コモド島」徹底ガイド

■マルカス・ケーブ(オーストラリア)

西オーストラリアを代表する景勝地ウェーブロックの近くにある洞窟で、昔アボリジニの人々が住んでいたので壁画や手形などが残っています。詳細は下記からご覧ください。

「ウェーブロック」徹底ガイド

■プレジャマ城(スロヴェニア)

ポストイナにある城で岩壁と同化した姿が有名です。実は城の奥には洞窟があり、完全にRPGのダンジョンのようになっています。詳細は下記からご覧ください。

「ポストイナ②鍾乳洞とプレジャマ城」徹底ガイド

■中洞組(中国)

中国・貴州省にある巨大な洞窟で、その中にミャオ族の村が造られています。詳細は下記からご覧ください。

「中洞組」徹底ガイド

■羅妹蓮花洞(中国)

広西チワン族自治区にある全長970mの鍾乳洞で、世界最大級の「蓮花盆」を見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「大石囲天坑群(楽業天坑)」徹底ガイド

■クエバ・デ・ラス・マノス(チリ)

アルゼンチンのサンタ・クルス州にある洞窟で、名前には「手の洞窟」という意味があります。チリのマーブルカテドラルへのアクセスの中で少しだけご紹介していますので、興味のある方は下記からご覧ください。

「マーブルカテドラル」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な洞窟がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい洞窟総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい68ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

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観光の基本情報

航空便例 ・日本-マニラ(約5時間)

・マニラ-プエルト・プリンセサ(1時間半)

ベストシーズン 12月~5月(乾季)
外務省 海外安全情報 フィリピン
ガイドブック フィリピンのガイドブック
ビザ 30日以内の滞在ならビザは不要。
パスポート残存期間 帰国日まで有効なもの。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 -1時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使える

フィリピノ語(上)

ビサヤ語(下)

①おはよう。

Magandang umaga.(マガンダン ウマーガ)
Maayong buntag(マーヨン ブンタグ)

 

②こんにちは。
Magandang araw.(マガンダン アラウ)
Maayong hapon.(マーヨン ハポン)

 

③こんばんは。
Magandang gabi.(マガンダン ガビ)
Maayong gabii.(マーヨンガビイ)

 

④ありがとう。
Salamat Po.(サラマッポ)
Salamat(サラマッ)

 

⑤さようなら。
Paalam.(パアラム)
Babay(ババーイ)

 

⑥はい・いいえ
Oho・Hindi.(オーホ・ヒンディ)
Oo・Dili.(オオ・ディリ)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 フィリピン・ペソ(通貨コード:PHP、記号:P)で、補助通貨はセンタボ(centavo)。1ペソ=100センタボ。

 

日本大使館 HP

フィリピンの絶景一覧

フィリピンの絶景

 

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