プエルト・プリンセサ地下河川国立公園は、フィリピンのパラワン島にある世界遺産です。航行可能な地下河川としては世界最長で全長8.2kmあります。地下河川観光後にエルニドに行く方法などは「エルニド①アクセスとツアーの注意点」をご覧ください(^^)
「プエルトプリンセサ地下河川国立公園」:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:プエルトプリンセサ
1-2:サバン
2・空港から市内への移動
3・サバンまでのアクセス
3-1:ツアーの概要
3-2:個人で行く場合
4・地下河川ツアー
5・パラワンバタフライエコガーデン
6・世界の特殊な洞窟
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
プエルト・プリンセサはパラワン州の州都で、周辺は素晴らしいダイビングスポットが点在していて、エルニドとともにダイバー垂涎の海として知られています。人口は約20万人。
最寄りの空港はプエルト・プリンセサ空港(PPS)。国内外合わせて16都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
サバンは地下河川がある村です。観光のための宿泊施設があるだけで、一応高級リゾートと安宿の両方があります。プエルトプリンセサからは車で約3時間です。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はフィリピン・ペソ(通貨コード:PHP、記号:P)で、補助通貨はセンタボ(centavo)。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。
空港を出ると、道路を前にして右側に2つのツアー会社とインフォメーションがあります。市内に行っても料金は変わらないので、この2つで話を聞いて決めてしまって良いと思います。下の写真は左側の店です。
空港から市内まではトライシクルで300ペソ。おそらくフィリピンで1番かわいいデザインで統一されたトライシクルです(^^)
地下河川は基本的にツアーで訪れる場所です。プエルト・プリンセサ市内を7時頃に出発して、各宿から客をピックアップしつつサバンへと向かいます。フォトストップなどを経由するので所要時間は約3時間です。サバンに到着したら、すぐに地下河川に行くわけではなく、希望制で別途料金のアクティビティをはさみます。希望しない場合1時間くらい待つ必要があります。
そしてビュッフェ形式のランチを食べた後に地下河川見学をして、13時頃にサバンを出て16時頃市内に戻ります。料金は2000ペソ。国立公園の入場料、ボート代、ランチ代が含まれています。
市内から北に約5km離れた場所にある「サン・ホセ・バスターミナル」からサバン行きのワゴンが出ています。1日6便ほど。料金は片道200ペソです。地下河川では、入場料が500ペソ、ボート代が1隻につき1120ペソかかります。ボートは6人乗りなので、一番安ければ約190ペソになります。
つまり、昼食を200ペソで済ませたとすると、トータルの最安値は1290ペソ、最高値は2220ペソです。
地下河川ツアーは絶景の連続です。宿を出発して、小一時間経つととフォトポイントで小休止します。
ここからの景色は非常にキレイです(^^)
サバンに着いたら2つのアクティビティを選びます。1つはマングローブのカヤッキングで300ペソ。もう1つは長さ800mのジップラインで550ペソです。ここではジップラインをご紹介します。
まず、川をロープ付きのイカダで渡ります。これ自体楽しいですよね(*´ω`*) マングローブを抜けると、だだっ広い景色が広がります。
正面に写っているのがジップラインの到着場所です。海の方をグーッとアップにしていただくと、ちょうど滑空中の人が写っています。空から見ると本当に雄大な場所です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
ちなみにジップラインは画面反対側の奥のビーチの方にあります。ジップラインのスタート地点は山を少し登ったところなので、ビーチから山道へ入っていきます。
途中に見える景色が、また絶景です(*´ω`*)
そしてスタート地点に到着。実際に滑空している動画をご覧ください。03:13からスタートしています。
800mのジップラインというのは世界的にもトップクラスの長さです。アクティビティのあとは、ビュッフェ形式のランチになります。お腹いっぱい食べられるので男性でも安心です(*´﹃`*)
そして、いよいよ地下河川へ。まずは港へ向かいます。ボートが所狭しと並んでいて、器用に順番に乗り場につけては客を載せて出発します。
乗るとき水に濡れる可能性が高いので、足元は濡れても良い格好にしてください(^^;)
ボートでは約2km移動します。
ビーチに着くと、また雄大な景色が広がっています。黒い切り立った石灰岩の断崖絶壁はエルニドやコロン島と同じ風景です(,,゚Д゚)
入り口でライフジャケットをつけたら川へと向かいます。
そして、ついに到着。ここの秘境感は素晴らしいものがあります。
ボートに乗ってレッツゴーですε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
このストリートビューは矢印方向に動かせます。前に進めていただくと、そのまま洞窟の中へ入れますのでやってみてください。特に入り口近辺は非常にスケールが大きくて迫力があります(,,゚Д゚)
奥の方は暗くて良く見えないですよね。動画の方がまだ雰囲気が伝わりますのでご覧ください。洞窟は2:30からです。
ボートは先頭と最後尾にスタッフが乗っていて、ヘッドライトで見どころを照らしながら説明されていきます。ライフジャケットを借りる場所で日本語のガイドスピーカーが渡されるのですが、見どころにたどり着くとGPSによって自動で解説が始まり、スタッフの解説ともちゃんとリンクしています(^^)
内部の空間は広く、鍾乳石や石筍も規模が大きくて、圧倒的な大自然の歴史を感じられます。
チャプ…チャプ…というカヤックの音のみが響く洞窟は、日常と完全に切り離された空間になっています。
所要時間は約45分です。洞窟だけだと、もしかしたら物足りなさを感じる人もいるかもしれません。しかしツアーの道中がホントに絶景の連続ですし、ジップラインも素晴らしいのでトータルで満足できると思います。ちなみに、このエリアにはオオトカゲが生息しているので、運が良ければ会えるかもしれませんΣ(゚∀゚ノ)ノ
パラワンは「最後の秘境」と呼ばれるエルニドに象徴されるように、手つかずの大自然が残っています。それ故に貴重な動植物も豊富で、この施設にはパラワン地方の珍しい生物が集結しています。インスタ映えバッチリのスポットなので、時間があったらオススメです。
以上になります。神秘的なプエルト・プリンセサ地下河川。ぜひ行ってみてください(^^) 地下河川観光後にエルニドに行く方法などは「エルニド①アクセスとツアーの注意点」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■氷の洞窟・スーパーブルー(アイスランド) |
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「洞窟の中に氷がある」のではなく、氷河の中に自然に誕生した洞窟です。詳細は下記からご覧ください。 |
■メンデンホールアイスケーブ(アメリカ) |
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こちらも同じで、アラスカ州の「世界で最も市街地に近い氷河」と呼ばれる「ジュノー・アイスフィールド」にあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■フィンガルの洞窟(イギリス) |
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スタッファ島にある「柱状節理の洞窟」です。世界的に見ても非常に珍しいものになります。下記からご覧ください。 |
■ランコケーブ(インドネシア) |
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コモド島への拠点となるフローレス島にある洞窟で、干潮時になると天然の海水プールが現れて泳ぐことができます。下記からご覧ください。 |
■マルカス・ケーブ(オーストラリア) |
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西オーストラリアを代表する景勝地ウェーブロックの近くにある洞窟で、昔アボリジニの人々が住んでいたので壁画や手形などが残っています。詳細は下記からご覧ください。 |
■プレジャマ城(スロヴェニア) |
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ポストイナにある城で岩壁と同化した姿が有名です。実は城の奥には洞窟があり、完全にRPGのダンジョンのようになっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■中洞組(中国) |
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中国・貴州省にある巨大な洞窟で、その中にミャオ族の村が造られています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■羅妹蓮花洞(中国) |
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広西チワン族自治区にある全長970mの鍾乳洞で、世界最大級の「蓮花盆」を見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■クエバ・デ・ラス・マノス(チリ) |
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アルゼンチンのサンタ・クルス州にある洞窟で、名前には「手の洞窟」という意味があります。チリのマーブルカテドラルへのアクセスの中で少しだけご紹介していますので、興味のある方は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な洞窟がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい洞窟総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい68ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-マニラ(約5時間)
・マニラ-プエルトプリンセサ(1時間半) |
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ベストシーズン | 12月~5月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 フィリピン |
ガイドブック | フィリピンのガイドブック |
ビザ | 30日以内の滞在ならビザは不要。 |
パスポート残存期間 | 帰国日まで有効なもの。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | -1時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える フィリピノ語(上) ビサヤ語(下) |
①おはよう。
Magandang umaga.(マガンダン ウマーガ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | フィリピン・ペソ(通貨コード:PHP、記号:P)で、補助通貨はセンタボ(centavo)。1ペソ=100センタボ。
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日本大使館 | ・HP |
フィリピンの絶景一覧 |
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