ブルネイはマレーシアの中にチョコンと存在する国ですが、世界最大の水上集落、ボルネオ島にしかいないテングザル、アジア最大級の巨大なモスクなど様々な見どころがあります。当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。こちらのページは「ブルネイ②カンポン・アイール」になります(^^)
「ブルネイ②カンポン・アイール」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ブルネイには多くの見どころがありますが、ここは外せないという7ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
カンポン・アイールは「東洋のヴェネツィア」とも称される世界最大の水上集落です。名前はマレー語で「水の村」という意味があります。非常に歴史が長く、1521年にマゼランがブルネイを訪れた際には、既に約25000戸が存在していたそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ 世界の有名な水上集落には、例えばカンボジアの「トンレサップ湖」やペルーの「ベレン・バハ」などがあります。
■トンレサップ湖
これらの水上集落は、ほとんどの場合貧しさが原因で形成されていきます。土地として登録されてないため住民には戸籍が発生せず、国が税金をかけられなかったりするんです。しかし、カンポン・アイールの場合、人々は自発的に水上集落を形成してきたという特徴があります。
現在6つの集落があり、人口は約10250人。1990年頃には4万人に達していたのですが、政府が陸地への移住を奨励して減っていきました。電気や水道などは陸上と変わらないレベルで通っているので、水上にあること以外は本当に普通の町なんです(^^)
アクセスは橋と水上タクシーがあります。ただ、広いので「カンポン・アイールの中」以外は徒歩で散策する感じではありません。こちらは橋の1つです。
なーがいですね(^^;) なので水上タクシーを使うのが一般的です。色々な乗り場がありますが「ヤヤサンショッピングセンター」前が分かりやすいです。料金は1B$。
カンポン・アイール観光は「水上集落の見学」と「ボートクルーズ」の2つに大別されます。クルーズではテングザルを見に行くのが一般的ですが、テングザルが活発に動き回るのは涼しい午前中と夕方なので、まずはクルーズをしてしまいましょう(^^) 所要時間は約1時間、料金は20B$が相場です。
流れているのはブルネイ川。長さは41kmで、流域面積は765km²。東京23区より一回り大きい感じですね。ちなみにボートは速いですΣ(・∀・;)
屋根が付いているボートと付いてない無いボートがあって、1時間太陽の下にいることになるので結構快適さが違ってきます。値段が変わるわけではないので屋根付きがオススメです(^^) 下の写真のボートが屋根付きです。
立派なモスク、学校、消防所などを見て回ります。ボートのドライバーはガイドというわけではないので、特に細かい解説があるわけではありません。あそこがモスクで、ここが学校で…と教えてくれます。そして、マングローブ林へ。
テングザルはどこかな~?と探していると…
いました!…ただ、よく見ると…
は、鼻が大きくないΣ( ̄□ ̄;) 実は大きな鼻は大人のオスだけの特徴で、子供やメスは普通の鼻なんです。
こちらは…
デカイですヾ(≧∇≦*)/ こんな感じで探すのですが、そもそも木の上にいるため肉眼だと厳しいです。テングザルをしっかり見たい人は小型の双眼鏡を持っていってください。このほか、オオトカゲなども見られる可能性があります。
世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。
クルーズが終わったら水上集落を散策です。近づくと、当然ですが非常にしっかりした足場が組まれていることが分かります。ハシゴは至るところにありますが船着き場は「JETI ○←数字」と書いてあります。
こちらは「JETI17」です。「水上の交通網」という感じがしていいですね。「東洋のヴェネツィア」と呼ばれるのも納得です(^^)
足場は木で出来ているんですが…結構…不安定というか、心もとないです( ̄▽ ̄;) 現地の子供なんかはピョンピョン走っていますが、穴が空いている場所もあるので注意してください。
ノンビリ自由に散策することも出来ますし、お宅訪問ツアーも催行されています。カフェやレストランもあるので、思い思いの時間を過ごせます。
注意点として「公衆トイレ」のようなものがありません。水を飲みすぎないようにしてください。「カンポン・アイール・カルチュラル&ツーリズム・ギャラリー」という博物館があって、そこならトイレを使わせてもらえます。
■カンポン・アイール・カルチュラル&ツーリズム・ギャラリー
・営業時間:9時~16時半
・料金:無料
また、カンポン・アイールは猫が多いです。なぜかと言うと「イスラム圏だから」なんです。中学校の歴史の授業ではイスラム教について「コーラン」「断食」「酒を飲まない」「豚を食べない」などを習いますが、猫については触れないのであまり知られていません。実は開祖のムハンマドが猫好きだったそうで、ムスリムは猫を敬愛しています(^^)
水上集落を満喫したら、再び水上タクシー乗り場に行き本土へ戻ります。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
ブルネイは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
■トンレサップ湖(カンボジア) |
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東南アジア最大の湖で、世界最大規模の水上集落地でもあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■アンパワー水上マーケット(タイ) |
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朝、昼、夜、と違った顔を見せてくれるマーケットで、基本的には現地の人で賑わっています。ナイトツアーではホタルの群れを見ることもできます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ダムヌン・サドゥアク水上マーケット(タイ) |
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タイに6つある水上マーケットの中で最もポピュラーなマーケットです。大抵はツアーで訪れますが個人で行くことも可能です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハヌアバダ(パプアニューギニア) |
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首都のポートモレスビーにある水上集落で、先住民の人々が昔から自発的に水上で生活していました。詳細は下記からご覧ください。 |
■カンポン・アイール(ブルネイ) |
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「東洋のヴェネツィア」とも称される世界最大の水上集落です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハロン湾(ベトナム) |
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ベトナムを代表する景勝地で「海の桂林」と呼ばれています。山水画的な風景が有名ですが、世界レベルの鍾乳洞や大規模な水上集落などもあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■イキトス(ペルー) |
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ペルーのアマゾン地帯にあり「世界最大の陸の孤島」と呼ばれています。水上集落の「ベレン・バハ」やオシャレな水上レストランが見もので、「ベレン・アルタ市場」ではワニやカメなどが食材として売られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■チチカカ湖(ペルー) |
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ペルーとプーノにまたがる広大な湖で、なんと浮き草を使って水上集落が造られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■イエレー・パゴダ(ミャンマー) |
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ヤンゴンからタクシーで約1時間半ほどの場所にある水上寺院で、そのフォトジェニックな立地から現在人気が急上昇しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■インレー湖(ミャンマー) |
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パガンと並ぶ人気観光地で、水上集落や立ち漕ぎ漁など独特の文化がつむがれています。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | 日本-ブルネイ(約6時間半) |
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ベストシーズン | 2月~4月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ブルネイ |
ガイドブック | ブルネイのガイドブック |
ビザ | 14日以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。 |
時差 | -1時間(サマータイム無し) |
チップ | ・基本的には不要 |
日本への電話 | 00(識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるマレー語 | ①おはよう。
Selamat pagi.(スラマッ パギ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 230V
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通貨 | ブルネイ・ドル(通貨コード:BND、記号:B$)で、補助通貨はブルネイ・セント(sen)。1ブルネイ・ドル=100ブルネイ・セント。
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日本大使館 | ・HP |
ブルネイの絶景一覧 |
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