エルサレムの悲しみの道

 

エルサレムは世界屈指の古都であり、3つの宗教の聖地として複雑な歴史を歩んできたことで知られています。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「エルサレム⑤悲しみの道(2)聖墳墓教会」になります(^^)

 

 

「エルサレム⑤悲しみの道(2)聖墳墓教会」:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

聖墳墓教会の概要

エルサレムの悲しみの道

 

「ゴルゴダの丘」があった場所に建てられた教会です。ここでイエスは服を剥ぎ取られ(第10ステーション)、磔にされ(第11)、息を引き取りました(第12)。そして、マリアが亡骸を受け止め(第13)、その後イエスの墓(第14)が置かれました。

 

 

世界には無数の教会があり、その中には世界3大聖堂と称される「サン・ピエトロ大聖堂(バチカン)」「セント・ポール大聖堂(イギリス)」「セビーリャ大聖堂(スペイン)」など、豪華で壮大な教会も多々あります。しかし、それらの頂点に立つのが「イエスの墓」がある聖墳墓教会なんです。

 

 

第10ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

赤で囲んだ部分が第10ステーションです。ここでイエスは服を剥ぎ取られ、その服は人々がくじ引きで分け合ったそうです。

 

エルサレムの悲しみの道

 

 

第11ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

イエスが磔にされた場所で、1588年にヨーロッパの大富豪メディチ家から寄進された祭壇があります。この祭壇はカトリック教会が管理しています。

 

「エルサレム⑤悲しみの道(2)聖墳墓教会」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

第12ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

イエスが息を引き取った場所で、この祭壇はギリシャ正教が管理しています。下の台が透明になっていて中に岩があるのが分かるでしょうか。矢印の部分です。

 

「エルサレム⑤悲しみの道(2)聖墳墓教会」徹底ガイド 【旅の大事典】
photo by:Wknight94

 

これはなんと「ゴルゴダの丘の岩」なんですΣ(゚∀゚ノ)ノ 聖書に登場する2000年前の場所がそのまま残されているというのはスゴイですよね。しかも、訪れた人はひざまずいて穴から手を入れ岩に直接触れることができます。

 

「エルサレム⑤悲しみの道(2)聖墳墓教会」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

第13ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

息を引き取ったイエスが十字架から降ろされてマリアが受け止めました。その後、イエスの遺体には埋葬の準備として香油が塗られたのですが、そのときにイエスの遺体を横たわらせた大理石が安置されています。

 

エルサレムの悲しみの道

 

これにも触ることが許されていて、額をあてている人や自分の持ち物をこすりつけている人などがいます。

 

エルサレムの悲しみの道

 

第14ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

こちらが第14ステーションです。一体何だと思いますか?

 

エルサレムの悲しみの道

 

実はこちら、イエスの墓なんですΣ(゚∀゚ノ)ノ 考えてみれば墓があって当然なんですが、我々日本人からするとキリストは神話の中の人というイメージなので、現実世界に墓があることに少し驚いてしまいます。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

中は礼拝用の部屋と石棺が置かれている部屋に別れていて、礼拝の部屋は混んでいると1時間ほど並ぶことになります。

 

石棺の部屋には合計43本のろうそくが常に灯されていて、カトリック教会・ギリシア正教会・アルメニア使徒教会が13本ずつ、コプト正教会が4本という割当になっています。棺の蓋には3つの突起があって、イエスが死後3日目に復活したという出来事を表しています。

 

エルサレムの悲しみの道

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

エルサレムは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「エルサレム⑤悲しみの道(2)聖墳墓教会」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界のエルサレム

■ラリベラの岩窟教会群(エチオピア)

巨大な岩をくり抜いて造られた教会群で「第2のエルサレム建設」が目的でした。詳細は下記からご覧ください。

「ラリベラ」徹底ガイド

■ロザリオ教会(エルサルバドル)

世界全体で見ても屈指の美しさを誇る教会で、内部にはヴィア・ドロローサの各ステーションに見立てられた祈りの場があります。詳細は下記からご覧ください。

「ロザリオ教会」徹底ガイド

■塩の大聖堂(コロンビア)

使われなくなった岩塩坑に造られた地下220mに位置する大聖堂で、こちらもヴィア・ドロローサの各ステーションに見立てられた祈りの場があります。詳細は下記からご覧ください。

「塩の大聖堂」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-エルサレム(約12時間半)
ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 イスラエル
ガイドブック 中東のガイドブック
ビザ 90日以内の観光ならビザ不要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 夏:-6時間/冬:-7時間
チップ 基本的に不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるヘブライ語 ①おはよう。

Shalom(シャローム)

 

②こんにちは。
Shalom(シャローム)

 

③こんばんは。
Shalom(シャローム)

 

④ありがとう。
Toda raba. (トダ ラバ)

 

⑤さようなら。
Lehitraot(レヒットラオート)

 

⑥はい・いいえ
Ken・Lo(ケン・ロー)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 シェケル(通貨コード:ILS、記号:₪)で、補助通貨は「アゴラ(Agora)」。1シェケル=100アゴラ。

 

日本大使館 HP

イスラエルの絶景一覧

イスラエルの絶景

 

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