エルサレムの悲しみの道

 

エルサレムは世界屈指の古都であり、3つの宗教の聖地として複雑な歴史を歩んできたことで知られています。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「エルサレム④悲しみの道(1)第1~第9留」になります(^^)

 

 

「エルサレム④悲しみの道(1)第1~第9留」:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

「悲しみの道」の概要

 

「悲しみの道」は「イエスが裁かれてから、十字架を背負って歩いたゴルゴダの丘(現・聖墳墓教会)までの約1kmの道」をさします。英語では「ヴィア・ドロローサ(Via dolorosa)」と呼ばれていて、キリスト教信者にとって最重要な巡礼路となっています。

 

スタート地点は「エル・オマリヤ・スクール」(青)。ここから「聖墳墓教会」(緑)までに、第1ステーション(第1留)から第14ステーション(第14留)まで14ヶ所の見どころがあります。第10~14ステーションまでは全て聖墳墓教会の中にあります

 

アイコンをクリックすると写真と説明が表示されます。それでは、第1ステーションから順にご紹介していきます。専門家ではありませんので細部はご容赦ください(^^;)

 

 

第1ステーション

エルサレムの悲しみの道
photo by:Djampa

 

現在「エル・オマリヤ・スクール」という男子校になっていて、16世紀以降「ヴィア・ドロローサ」の始発点として定められています。

 

エルサレムの悲しみの道

 

ここでイエスはローマ総督のピラトに裁かれます。「ピラトはイエスを無実だと思っていたが、ユダヤ人達が強く死刑を求めたため、最終的には自分の政治生命を守るために死刑を言い渡した」という説が一般的なようです。

 

 

第2ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

「鞭打ちの教会」です。ここでイエスはローマ兵による鞭打ち刑を受けて満身創痍の状態になります。さらに茨の冠をかぶらされ、十字架を背負わされて、ゴルゴダの丘へと歩いていきます。

 

エルサレムの悲しみの道

 

内部のステンドグラスには、当時の様子が描かれています。画面をズームして見てみてください。後ろを見ると、意外と小さな教会なんだということもわかります。

 

 

 

第3ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

イエスはゴルゴダの丘にたどり着くまでに、十字架の重みに耐えられず3回つまづきます。その最初の場所とされているのが第3ステーションです。現在は「アルメニアン・カソリック教会(アルメニア使徒教会)」が建てられています。

 

エルサレムの悲しみの道

 

すぐ右には第4ステーションがあります。ちなみに「ヴィア・ドロローサ」は完全な観光ロードになっているので山程の土産物屋が出ています(^^) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

 

第4ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

イエスの母マリアが、十字架を背負って歩くイエスを見た場所と言われ、現在は「苦悩の母のマリア教会」が建てられています。

 

エルサレムの悲しみの道

 

内部は歴史を感じる風合いで、十字架を背負うイエスの絵がたくさん並んでいます。

 

 

 

第5ステーション

 

イエスが壁に倒れかかったときに残されたとされる「手型」があり、1つの観光名所になっています。正面奥の人だかりが出来ている場所にあります。

 

エルサレムの悲しみの道
photo by:Israel_photo_gallery

 

この場所で人々は周囲にいたシモンという男性をつかまえ、イエスの代わりに十字架を背負わせて、イエスの後ろから運ばせたそうです。

 

エルサレムの悲しみの道

 

 

第6ステーション

エルサレムの悲しみの道
photo by:Larry Koester

 

ベロニカという女性が、血と汗にまみれていたイエスの顔をハンカチで拭いたとされる場所です。その後、ハンカチにはイエスの顔が浮かび上がったとされていて「ベロニカ・ベール」と呼ばれています。なんと今に伝えられていて、現在はバチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」に保存されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

エルサレムの悲しみの道

 

 

第7ステーション

 

イエスが2度目につまづいたとされる場所です。イエスの死刑判決文が門に貼り出された場所でもあり「判決の門」と呼ばれています。

 

エルサレムの悲しみの道

 

 

第8ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

嘆き悲しむ女性たちがイエスのところに駆け寄り、イエスが「わたしのために泣くな。むしろ、自分と自分の子供たちのために泣け。」と慰めたそうです。

 

「エルサレム④悲しみの道(1)第1~第9留」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

第9ステーション

エルサレムの悲しみの道

 

イエスが3度目につまづいたとされる場所です。昔は聖墳墓教会の中に第9ステーションが定められていたのですが、16世紀以降に今の場所に移されました。

 

「エルサレム④悲しみの道(1)第1~第9留」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

エルサレムは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「エルサレム④悲しみの道(1)第1~第9留」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-エルサレム(約12時間半)
ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 イスラエル
ガイドブック 中東のガイドブック
ビザ 90日以内の観光ならビザ不要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 夏:-6時間/冬:-7時間
チップ 基本的に不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるヘブライ語 ①おはよう。

Shalom(シャローム)

 

②こんにちは。
Shalom(シャローム)

 

③こんばんは。
Shalom(シャローム)

 

④ありがとう。
Toda raba. (トダ ラバ)

 

⑤さようなら。
Lehitraot(レヒットラオート)

 

⑥はい・いいえ
Ken・Lo(ケン・ロー)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 シェケル(通貨コード:ILS、記号:₪)で、補助通貨は「アゴラ(Agora)」。1シェケル=100アゴラ。

 

日本大使館 HP

イスラエルの絶景一覧

イスラエルの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

スポンサーリンク