マスレへのアクセスと見どころ

 

マスレは「屋根の上が通路になっている町」として有名で、イランでは国内有数の観光地として知られています。山間にあるので気温も高くなく、どこを見ても絶景が広がるので海外からも多くの旅行者が訪れます(^^)

 

 

「マスレ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はテヘラン。イランの首都であり最大の都市です。歴史は非常に古く紀元前6000年頃の住居跡も発見されています。ペルシャ人が大多数で、基本的にペルシャ語が使われます。人口は約1300万人。各地からのアクセスや、空港から市内への移動については「各地からテヘランへのアクセスと見どころ」をご覧ください。

 

最寄りの空港は2つあります。格安航空券はこちらです。

■エマーム・ホメイニー国際空港
・新しい造られたメイン空港
・国外の38都市に就航
最新の就航路線一覧

 

■メヘラーバード国際空港
・国内線のみ
・国内の37都市に就航
最新の就航路線一覧

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はイラン・リヤル(通貨コード:IRR、記号:Rls)で、現地では「トマーン」と呼ばれています。補助通貨はディナールですが流通していません。1リヤル=100ディナールで、本日のレートはこちら。

 

 

 

マスレへのアクセス

 

テヘランの西バスターミナル(赤)からフーマン(青)へ行き、ミニバスに乗り換えてマスレ(紫)へ行きます。フーマンへのバスが無いときは、近くのラシュト(緑)という街まで行ってマスレ行きのミニバスに乗ります。

 

■テヘランの西バスターミナル

 

テヘランの西バスターミナルは地下鉄が隣接しているのでアクセスは簡単です。料金は7000リヤル。

■テヘラン→フーマン
・所要時間:約5時間
・料金:30万リヤル

 

フーマンについたら、マスレへのバス乗り場が少し離れているためタクシーで移動します。料金は1万リヤルくらいです。そしてマスレへのミニバスに乗ります。

■フーマン→マスレ
・所要時間:約30分
・料金:約5万リヤル

 

 

マスレ

 

 

ここに最初に村が出来たのは1006年のことでした。元々は今の場所から北西に約6km離れた場所に集落が出来ていたのですが、疫病や戦争などが起こったため、人々はこの地に逃れてきました。

 

標高は1050mで、標高差100mに渡って斜面に住宅が築かれています。山間にあるため「霧の町」とも呼ばれていて、天気が変化しやすいので服装に注意してください。

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

パッと見は山の斜面に家が並んでいるだけのように見えますが、アップにしてみると…

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

屋根の上を人が歩いていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

そう、ここは平地の狭さを克服するため「屋根が道になっている町」なんです(,,゚Д゚)

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

町中はどこもかしこもビューポイントという感じです。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

「霧の町」というのは伊達ではなく、さっきまで晴れていたと思っても突如さーっと霧が出てきます。

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

しかし、それもまた幻想的ですよね(^^)

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

夜になるとポツポツと灯りがついて、さらに幻想的な雰囲気が増します。

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

よく「ゲームの中の世界」と称されますが本当にそんな感じがします。食事処はたくさんあり、外の席が多いので旅情感抜群です(^^)

 

マスレへのアクセスと見どころ

 

現在はイランでも人気の観光地になっていて多くの人が訪れます。宿もたくさんあるので問題ありません。

 

 

町並み以外特に見どころは無いんですが、一泊出来る人はマスレ唯一の景勝地「マスレ滝」を見に行ってみてください。

 

マスレへのアクセスと見どころ
photo by:Adam Jones

 

以上になります。マスレは上り下りが多くて結構疲れます。体調を良くして行ってください(^^)

 

 

世界の変わった伝統的住居

■アルベロベッロ(イタリア)

とんがり屋根の「トゥルッリ」という伝統住居が並ぶメルヘンチックな町です。詳細は下記からご覧ください。

「アルベロベッロ」徹底ガイド

■カンドヴァン(イラン)

カッパドキアを小さくしたような奇岩群で、その中には住居が造られ今も人々が暮らしています。詳細は下記からご覧ください。

「カンドヴァン」徹底ガイド

■サルアガセイエッド(イラン)

photo by:Pantea Nikzad

「屋根の上を歩ける村」で、次にご紹介するマスレと似ていますが、それよりさらに秘境という感じです。詳細は下記からご覧ください。

「サルアガセイエッド」徹底ガイド

■マスレ(イラン)

「屋根の上を歩ける町」として有名で、イランでは国内有数の観光地として知られています。詳細は下記からご覧ください。

「マスレ」徹底ガイド

■トンコナン(インドネシア)

スウェラシ島のトラジャ族の地域で見られる、船の形をした独特な住居のことです。詳細は下記からご覧ください。

「トンコナン」徹底ガイド

■エチオピアの少数民族の伝統住宅

エチオピア南部の「オモ川流域」には、たくさんの個性的な少数民族が暮らしていて、日干しレンガや草などを利用した住居が建てられています。下記からご覧ください。

「エチオピアの少数民族②」徹底ガイド

■二崁聚落(台湾)

「マスレ」徹底ガイド 【旅の大事典】 澎湖諸島にある集落で「アーカン」と言います。サンゴや貝殻が建築材として使われていて独特の雰囲気を醸し出しています。詳細は下記からご覧ください。

「澎湖諸島②全体の見どころ」徹底ガイド

■福建土楼(中国)

福建省にある巨大な集合住宅で、一族の数十世帯・数百人が共同で暮らしています。詳細は下記からご覧ください。

「福建土楼②代表的な土楼」徹底ガイド

■チュニジアの伝統的倉庫

こちらは住居ではないのですが、チュニジア独特の伝統的な建物で、一般的には倉庫として使われてきました。その特異な見た目からスターウォーズのロケ地として世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。

「チュニジアのスターウォーズのロケ地②」徹底ガイド

■カッパドキア(トルコ)

トルコの世界的な奇岩地帯で、ギョレメの町などではキノコ岩がそのまま住居などに利用されています。詳細は下記からご覧ください。

「カッパドキア②ギョレメの町」徹底ガイド

■チチカカ湖のトトラの家(ペルー)

ペルーとプーノにまたがるチチカカ湖では、先住民族がトトラという浮き草を使って、なんと島をつくり家を建てています。詳細は下記からご覧ください。

「チチカカ湖②ウロス島」徹底ガイド

■サンタナ村(ポルトガル)

マディラ島にある村で、独特の茅葺(かやぶき)屋根が特徴です。詳細は下記からご覧ください。

「マディラ諸島」徹底ガイド

■ドゴン族の伝統住居(マリ)

ドゴン族はマリの先住民族で「住居」「仮面」「ダンス」「彫刻」「漁」「神話」など多くの見どころがあります。詳細は下記からご覧ください。

「ドゴン族②村のつくりと建物」徹底ガイド

 

世界の面白いデザインの建物については「世界の変わった外観の建物総特集」を、世界の様々な街や村については「世界のすごい街や村総特集」をご覧ください(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-テヘラン(約2時間)

ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 イラン
ガイドブック 中東のガイドブック
ビザ ビザ取得が必要
時差 夏:-4時間半/冬:-5時間半
チップ ・ツアーガイドなど:10%程度
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるペルシャ語 ①おはよう。

ソブ ベヘイル

 

②こんにちは。
サラーム

 

③こんばんは。
アスル ベヘイル

 

④ありがとう。
メルスィ

 

⑤さようなら。
ホダハフェズ

 

⑥はい・いいえ
バレ・ナ

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 イラン・リヤル(通貨コード:IRR、記号:Rls)で、現地では「トマーン」と呼ばれる。補助通貨はディナールだが流通していない。1リヤル=100ディナール。

 

日本大使館 HP

イランの絶景一覧

イランの絶景

 

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