エチオピアの少数民族

 

エチオピア南部の「オモ川流域」には、たくさんの個性的な少数民族が暮らしています。当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「少数民族②アルバミンチ/ドルゼ/コンソ」になります(^^)

 

エチオピア観光の強い味方「ETT」や、旅人を惑わすエチオピアン・タイムについては「ラリベラ:徹底ガイド」をご覧ください。

 

 

「エチオピアの少数民族②」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

主な少数民族の分布図

※アイコンをクリックすると土地の名前と写真が表示されます。

土地 部族 マーケットの曜日
1:アルバミンチ (拠点の町)
2:ドルゼ ドルゼ族 月・木
3:コンソ コンソ族 月・木
4:カイヤファール バンナ族・ツェマイ族
5:ジンカ ムルシ族・アリ族 火・土
6:アルバ バンナ族
7:ディメカ ハマル族 火・土
8:トゥルミ ハマル族 月・木
9:エルボレ エルボレ族
10:ムルレ カロ族
11:オモラテ ダサネチ族 毎日
12:キビシュ スルマ族

※こちらのページでは黄色いラインが引かれている町・村についてご紹介します。

 

 

アルバミンチ

 
photo by:Bernard Gagnon

 

拠点となるアルバミンチは、ここより南に移動する上で「最後の町らしい町」だと思ってください。ATMは一応「コンソ」と「ジンカ」にもあり、Wi-Fiはジンカのネットカフェで使うことが出来ますが、それをあてにして使えなかったら大変なので、アルバミンチを出るまでに全ての準備や情報収集を終えるようにしてください。なにせ周辺はこんな感じです。

 

 

アジスアベバから南に向かうバスは「ジンカ行き」もありますが、結局アルバミンチで一泊して翌日ジンカに向かうことになります。ただ、アルバミンチはできれば時間を取って観光したい場所でもあります。町の南には「チャモ湖」があり、巨大なワニやカバ、ペリカンなどを観察することが出来るので、特にケニアに行かない人にはオススメです(^^)

 

エチオピアの少数民族

 

エチオピアの少数民族 エチオピアの少数民族

 

少数民族の村を周る上で必携になってくるのが小額紙幣です。世界のどこでもそうですが、少数民族や先住民の写真を撮らせてもらう際には、チップ程度のお金を払う必要があります。エチオピアやケニアでもその習慣はあり、観光化されている村では、むしろ相手の方から写真を撮ってくれと言われます。

 

貴重な機会ですから写真はたくさん撮りたいところですが、高額紙幣で渡してもお釣りがもらえません。これは「お釣りを払う気が無い」とか「貧しくてお金が無い」ということではなく、単純に「お釣りの持ち合わせが無い」ということですね。5ブル(約15円)紙幣が適しているので、アジスアベバなどで用意しておくのがベストです(^^)

 

 

ドルゼ

 

 

アルバミンチから一番近い少数民族の村で、象の鼻をモチーフにしているという伝統家屋が見どころです。この家屋はバナナに似た「エンセーテ」という植物と竹で造られているのですが、エンセーテからは「コチョ」という彼らの主食を作ることもできます。

 

エチオピアの少数民族

 

村を訪問するとコチョを作る様子を見せてくれて、実際に食べさせてくれます。味は、エチオピアの主食である「インジェラ」をさらに酸っぱくさせたような感じです。美味しいという感じでは…ないですかね(^^;)

 

 

コンソ

 

 

コンソは少数民族観光(黒)とケニアへの国境超え(青)の分岐点となる場所です。

 

エチオピアの少数民族

 

少数民族の中では大規模な民族である「コンソ族」が暮らしていて、人口は20万人にのぼります。約500年前に他部族との争いに破れて、サバンナからこの地に移ってきたそうです。

 

今でも「王様」が存在していて王宮を見学することができますΣ(゚∀゚ノ)ノ 宗教は先祖崇拝に加え、キリスト教のエチオピア正教も入っています。

 

エチオピアの少数民族

 

周囲は起伏が多い地形になっていて、村は山の頂上につくられます。村の周囲は石垣で囲まれ「要塞」のようになり敵の侵入を防ぎ、石垣の外には段々畑がつくられ自給自足を可能にします。

 

家屋がキノコのような形をしているのも特徴的で、これらは「コンソの文化的景観」として世界遺産に登録されています。

 

エチオピアの少数民族
photo by:Rod Waddington

 

分かりやすい特徴としては、女性のスカートが2段になっています。少数民族の町や村では特定の曜日にマーケットが開かれまして、コンソは月・木に開かれるので、そこへ行けば間違いなく見られます。

 

■コンソの中心部

 

賑やかですね(*´ω`*) 近くにある「ニューヨーク」という奇岩群もあります。このようにコンソは見どころが多い村なので1日は観光にあてるのがオススメです。

 

エチオピアの少数民族

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「エチオピアの少数民族②」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-アジスアベバ(約4時間)
・アジスアベバ-アルバミンチ(約1時間)

ベストシーズン 10月~4月(乾季)
外務省 海外安全情報 エチオピア
ガイドブック 東アフリカのガイドブック
ビザ ビザ取得が必要
パスポート残存期間 申請時6ヶ月以上
時差 -6時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるアムハラ語 ①おはよう。

男:ウンデムン アッダルク
女:ウンデムン アッダルシ

 

②こんにちは。
テナ イステリン

 

③こんばんは。
男:ウンダミン アマシュフ
女:ウンダミン アマシャシ

 

④ありがとう。
アムセグナッロフ

 

⑤さようなら。
チャオ

 

⑥はい・いいえ
アオ・アーイ

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 ブル(通貨コード:ETB、記号:Br)で、補助通貨は「サンチーム(C)」。1ブル=100サンチーム。

 

日本大使館 HP

エチオピアの絶景一覧

エチオピアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

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