
福建土楼は円形や四角形の巨大な集合住宅で、一族の数十世帯・数百人が共同で暮らしています。見どころが点在しているので、しっかりと事前に知識を入れてから観光するのがオススメです。こちらのページでは代表的な土楼についてご紹介します。個人での行き方につきましては「福建土楼①厦門からのアクセス」をご覧ください(^^)
「福建土楼②代表的な土楼」徹底ガイド:目次
1・代表的な福建土楼一覧
2・南靖土楼(総称)
2-1:田螺坑土楼群
2-2:裕昌楼
3・塔下村の徳遠堂
4・河坑土楼群
5・永定土楼(総称)
5-1:承啓楼
5-2:福裕楼
5-3:振成楼
6・初渓土楼群
7・二宜楼
8・観光の基本情報
9・コメント欄
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤:南靖土楼(総称)
・田螺坑土楼群
・雲水謡土楼群(裕昌楼など)
・営業時間:7~19時頃
・料金:セットで90元
■黒:塔下村の徳遠堂
・上記の田螺坑土楼群に含まれる
・巨大な剣の形をした廟が見られる
■黄:河坑土楼群
・朝水楼、陽光楼など
・北斗七星陣と呼ばれる14の土楼
・営業時間や料金は無し
■青:永定土楼(総称)
【洪坑土楼群】
・振成楼、福裕楼など
・営業時間:7~19時頃
・料金:90元
【高北土楼群】
・承啓楼など
・営業時間:8~17時頃
・料金:50元
■緑:初渓土楼群
・営業時間:7時半~17時半頃
・料金:70元
アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。個人で公共交通機関を使って行く場合、基本的には「青:永定土楼」に到着します。他の場所に行く場合は、ここからタクシーやバイクタクシーをチャーターします。
福建土楼のハイライトの1つで、黄(ホアン)一族の土楼です。実は比較的新しくて、中央の方楼は1796年に造られましたが、他は1930~1960年頃に造られています。当ページで取り上げている土楼の中では、厦門から一番近いですが、それでも山道を約4時間走ってたどり着く距離です(^^;)

・歩雲楼:中央の方楼。
・和昌楼:3階建て。
・振昌楼:3階建てで各階に26部屋。1930年建設。
・瑞雲楼:3階建てで各階に26部屋。1963年に建設。
・文昌楼:3階建てで各階に32部屋。1966年に建設。
中国には「四菜一湯」という言葉があります。日本の「一汁三菜」のようなことで、「4品のおかずと1品のスープ」を意味しています。ここは中央の「方楼」を4つの「円楼」が囲んでおり、「まさにそのとおりだ」ということで「四菜一湯」が愛称になっています。ちなみに、昔、アメリカの人工衛星に発見されて、「核ミサイルの施設ではないか」との疑惑が持たれたそうです(^^;) 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
雲水謡土楼群に含まれる土楼で、1308年に劉一族によって建てられました。直径36mの5階建てで、各階に50もの部屋があります。

中国全体で見ても最古の土楼の1つで、設計ミスによって最大15度も傾いているため「東倒西歪楼」と呼ばれていますΣ(・∀・;) しかし、それでも700年以上健在なので、土楼がいかに住居として優れているのかが分かります。
ドラクエのテーマソングでも聞こえてきそうな場所で、たくさんの巨大な剣が並んでいますΣ(゚∀゚ノ)ノ 一体何なのかというと、この村をつくった一族の「廟」なんです。先祖の霊を祀るためのものですね。18世紀頃から造られ始め、現在の数は23本。1本につき1人が祀られています。
なんとも少年心をくすぐるデザインですよね(*´∀`*) 田螺坑土楼群に含まれていて、展望台などから無料の観光バスでアクセスできます。
上記の南靖土楼群に含まれますが、現在も住民が普通に暮らしているため、営業時間や入場料などはありません。14の土楼が北斗七星のように並んでいることから「北斗七星陣」とも呼ばれます。「朝水楼」や「陽光楼」が代表的で、展望台から一望できます。
1709年に、江(チャン)一族によって造られた4階建ての土楼で、直径は62.6m。各階に72部屋があります。「祖廟」を中心にして、同心円状に4つの円形土楼が並ぶ豪壮なつくりで、「土楼の王」と称されます(,,゚Д゚)

現在も約60世帯が暮らしています。世界遺産ですが、実は宿泊することが出来ますΣ(゚∀゚ノ)ノ 一泊100~200元です。
永定土楼群で最大の方楼で、「五鳳楼」とよばれる様式です。1880年に、タバコの商売で財を成した林三兄弟によって造られました。彼らは学校なども造って一帯の発展に貢献しました。
こちらも林三兄弟によって1912年に建てられました。風水を元に設計された「八卦楼」の1つで、ギリシャ風の祖廟を中心に、2つの円楼が同心円状に並んでいます。西洋の要素を取り入れた現代的な土楼なので、「土楼の王子」と呼ばれています(^^)

全部で184部屋あり、宿泊することも可能でシャワーなどもあります。土産屋なども充実していて、近くには「土楼民族文化村」もあるので観光としては一番メジャーな土楼の1つです。1986年には、ロサンゼルスの世界建築模型展覧会に出品され、「雍和宮」「長城」と共に「中国3大建築」として知られるようになりました。
初渓村には一際多くの土楼が立ち並んでいます。ハイライトは、これらの中で最大最古の「集慶楼」。1419年に建てられた土楼で、今は博物館として使われています。
ここは上記の土楼群とはかなり距離が離れているので、別な目的地と捉えてください。漳州市華安県の大地村にあり、「華安土楼大地景区」として公開されています。
■華安土楼大地景区
・営業時間:8時~17時半頃
・料金:90元
・二宜楼、南陽楼、東陽楼など
清の時代に造られた巨大な円楼で、直径は71.2m。こちらも「土楼の王」と呼ばれているんですが、普通の土楼とは違う特異な構造になっていて、一定の間隔で壁で仕切られています。
「4階建ての家が円状に並んでいる」という感じで、部屋の総数は210以上になります。仏教建築のように、壁画や彫刻があちこちに見られ、歴史的・芸術的な価値が高く評価されています(^^)
以上になります。中国を引っ張ってきた客家が造り上げた集合住宅。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスについては「福建土楼①厦門からのアクセス」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
・日本-上海(約3時間)
・上海-厦門(約2時間15分)
最寄り空港は「厦門高崎国際空港」だが、日本から厦門への直行便は限定的なため、上海を経由するのが一般的。厦門駅から高速鉄道で「南京(ナンジン)駅」まで約50分。そこから観光専用バスなどを使い、各土楼群へ60~90分でアクセス可能。
■2~3月
客家(はっか)の新年である旧暦1月は、土楼の各戸の玄関に赤い対聯(ついれん)が貼られ、一族が集まって爆竹を鳴らし、獅子舞が舞う。一年で最も活気に満ちた伝統的な光景が見られる。
■3~5月
「南靖土楼群」の中に位置する、川沿いの非常に美しい「水郷古鎮」である「雲水謡(うんすいよう)」がベストシーズン。春は巨大なガジュマルの木々が芽吹き、水車が回るのどかな風景の中、水墨画のような世界を散策できる。また、自家製の甘いお酒「糯米酒(もちごめ酒)」は、冬に仕込み、春に最も香りが熟成する。土楼を訪れた客人を歓迎する一杯として親しまれている。
■10~12月
秋は田螺坑土楼群の周囲の棚田が黄金色に染まり、代名詞の「四菜一湯」の光景が最も美しく映える。夜にはライトアップされ、暗闇の中に浮かび上がる姿は「大地に落ちた星空」と称される。また、客家伝統の蒸し鶏「客家塩酒鶏(ハッカ・イエンジュウジー)」は、身が最も肥える秋から冬が旬。地元の米酒と生姜で蒸し上げた鶏料理は滋養強壮に優れ、土楼の宴席には欠かせない逸品。
2026年初頭時点での「中国旅行において必須の最新情報」を28項目で徹底的にまとめましたので「中国の基本情報と絶景一覧」のページからご覧ください。日本で一番詳しく実用的な情報になっております。また、当サイトに掲載している129カ国については、全て同じ項目で最新の基本情報をまとめているので、海外周遊旅行や世界一周をする際に、ぜひご活用くださいm(_ _)m
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。











































