イランの基本情報と絶景一覧(目次)
イランの基本情報・徹底解説
名前を聞くだけで危ないイメージがある国・イラン。実はとてもオススメの旅行先だよ。首都はテヘラン。言語はペルシャ語・トルコ語・クルド語などで、宗教は主にイスラム教。通貨はイラン・リアルだけど、日常では昔の通貨である「トマン」が「1万リヤル=1トマン」で使われているよ。本日のレートはこちら。
人口は約8280万人で、面積は日本の約4.4倍にあたる約165万km²。日本との大きさを比べてみるとこんな感じだよ。

photo by:thetruesize.com/
それでは観光の基本情報をまとめるよ。イランは中東でも特殊な国なので、下記をしっかり読んで十分な準備をしていってね。
| ビザ | 15日以内の観光はビザ免除。ただし免除は6ヶ月に1回のみ。入国時、パスポートにスタンプは押されない運用となっている。
アライバルビザも存在するが、拒否されるリスクがあるため現在は非推奨。
2026年3月末現在、イラン全土に「危険レベル4(退避勧告)」が発令中。これが出ている間は渡航はしないこと。
2011年3月以降にイラン渡航歴があると、アメリカのビザ免除システム「ESTA」の利用が原則不可になり、大使館に行きビザを取得しなくてはならなくなるため注意。 |
|---|---|
| パスポート残存期間 | 6ヶ月以上必要 |
| 治安 | 外務省・海外安全情報:イラン |
| ガイドブック | ・イランのガイドブック |
| 航空便例 | ・日本-ドバイ(約12時間)
・ドバイ-イスファハーン(約2時間) |
| 時差 | ・-5時間半
・サマータイムは2022年に廃止 |
| トラベル
カレンダー |
気候は主に北部・中部・南部の3つに分かれる。北部はカスピ海に面しており比較的雨も降る。中部のテヘランやイスファハーンなどは内陸なので典型的な「大陸性気候」となり、乾燥していて昼夜の寒暖差が大きい。加えて、イスラム教の宗教行事、海外ブランドのクレジットカードの利用不可、そして戦争などの「地政学的リスク」が旅の成否を分かる。
【カレンダー①気候と食べ物】
■3~4月
■5月
■6~8月
■9~10月
■11~12月
【カレンダー②イスラム教】
■元旦
■アーシュラー
■マウリド
■ラマダン(断食月)
■イード・アル・フィトル
■イード・アル・アドハー |
| 様々な
国別指数 |
・パスポートの強さ(信頼性)
・国際平和度(安全性) |
| 通貨 | イラン・リヤル(通貨コード:IRR、記号:Rls)。補助通貨はディナールだが流通していない。
ただし、日常では昔の通貨単位である「トマン」が使われる。本来は「1トマン=10リヤル」だったが、2010年以降の極端なインフレにより、現在は「1トマン=10000リヤル」となっている。慣れないうちは混乱するため、買う前に必ず「トマン?」と確認すること。 |
|---|---|
| ATM | イランは長年「国際的な金融制裁」を受けており、国際金融ネットワークから孤立しているため「Visa/Mastercard」などの海外ブランドのクレジットカードが使えない。そのため外国人旅行者は現金一択となるが、クレジットカードが使えない以上、ATMでのキャッシングも出来ないため、USドルかユーロの現金(新札)を持参し、現地で両替するのがベスト。
注意点として、イランは「公定レート」と「実勢レート」で約10倍もの開きがある。「闇レート」ではないので両替所で両替すればいいが、レートは「銀行:最悪(公定レート)」「空港:悪い(銀行よりはマシ)」「街中の両替所:最も良い」となるので、空港では最低限の両替に留め、街中で本格的に両替すること。2026年に始まった戦争により状況は加速度的に変化するため、必ず最新の情報を確認すること。 |
| SIMカード | 大手は「Irancell」「MCI(Hamrah-e-Aval)」など。eSIMもあるが、不安定な場所が多いため物理SIM一択。
政府による通信規制がかかっており、一部のSNS(Instagram、X、YouTubeなど)やGoogleサービスは制限されている。また、アクセスできても速度が遅くなることが頻繁にあるため、イランにおいてインターネットは期待しないことが肝心。出発前に「必要なGoogleマップをオフライン保存する」「ホテルの住所はスクショで保存しておく」「ガイドとの待ち合わせなどは、場所と時間を事前に決めておく」など、現地で調べようとしないことが大切。 |
| タクシー | 交渉制。メーターは使われない。公認タクシーは黄色や緑の車体で、屋根に「TAXI」の表示があるが、都市ごとに特徴は異なる。都市部なら「流し」もつかまえやすいが、イランの流しのタクシーは基本的に「相乗り」なので、旅行者は「ダルバスト?(貸し切り)」と確認して、料金交渉してから乗ること。身体的な危険性は少ないが、夜間や女性1人で流しを利用することは避けるのが無難。個人が勝手に営業している「白タク」は一般的で、外国人相手だと基本的にボッタクリをしてくるため非推奨。イランでは、ホテル配車のタクシーか配車アプリを使うこと。 |
| 配車アプリ | 「Snapp!」「Tap30」が利用可能 |
| 交通カード | 「Tehran Card(旧「Ez-Pay」)」が、テヘランの地下鉄・BRT・路線バスで利用可能。どちらもチャージ式ICカードで、駅で購入・チャージでき、他人も使っていい。 |
| Googleマップ | 利用可能だが、上記のとおり政府によるネット規制がかかっているため期待しないこと。必要な地図は出発前にオフライン保存しておくことが重要。現地アプリ「Neshan」「Balad」を入れておくのも有効な手段。 |
|---|---|
| クレジットカード | 海外ブランドは一切使えないため現金一択。 |
| トイレ | 高級ホテルや大型のモールは清潔。それ以外は一般的な途上国のレベル。トイレットペーパーは無く、ハンドシャワー(途上国の洋式便器のトイレによく見られるウォシュレットで、ホースの先に小さなシャワーノズルが付いており、レバーを引くと水が出るので自分でお尻を洗う)が基本。それを使いたくない場合はトイレットペーパーを常に持参すること。ただ、流すと排水管が詰まってしまうためゴミ箱に捨てる必要があるが、ゴミ箱が設置されていなければハンドシャワーを使うしか無い。 |
| 喫煙 | 屋外は比較的寛容。ラマダン中の日中は屋外喫煙がトラブルの原因になるため注意。1箱150~300円程度(イラン・リヤルはあまりに不安定なため、日本円でイメージしておけばいい)。 |
| コンタクト用品 | 都市部では入手可能だが、期待せず持参すること |
| 生理用品 | 都市部では入手可能だが、期待せず持参すること |
| スーパーやコンビニ | ■コンビニ
キオスクやガソリンスタンド併設店がコンビニ代わりで、個人商店「バッカル」も同様の役割。
■スーパー
■ドラッグストア |
| 定番の軽食や
ファーストフード |
マクドナルドなど世界的チェーンは存在しない。国産のバーガーチェーンやピザチェーンはあるが、外国人旅行者はケバブスタンドや街中の食堂を利用するのが一般的。
■主食・軽食
■肉・メイン料理
■デザート・飲み物 |
| 犯罪や病気 | 一般犯罪よりも国際情勢悪化による「突発的な武力衝突」「拘束」「通信遮断」「移動困難」などが最大の懸念。一般犯罪では、観光地や混雑した場所でのスリ・引ったくり・偽警官詐欺・性的嫌がらせなどに注意。デモや集会には近づかず、政府や軍事関連施設の撮影は厳禁。国境地帯での移動や滞在は慎重に行い、特に東部(パキスタン・アフガニスタン側)は避けること。
狂犬病リスクがあり、南東部の一部ではマラリアのリスクもある。もし、これら思われる重い症状が現れた場合、即旅行を中止して病院に行かなくてはいけない。特に狂犬病は発症してしまうと現状100%死に至るため、迅速な対応が急務。イランにはこれらに対応できる高度な病院があるため、焦らず落ち着いて対応すること。海を挟んで隣国となるドバイには、日系の病院があり日本語も通じるため、最悪の場合の国外救急搬送の候補となる。
よって大切なのは、自分の旅程に合った海外旅行保険を契約すること。通常の枠を超えた高額な補償の保険であることはもちろん、現地での支払いが不要で後日完全に保険会社が支払う「キャッシュレス診療対応保険」、別な国への緊急搬送ができる「海外医療搬送対応保険」などをしっかり検討するのが大事。ちなみに「戦争」に対応する海外旅行保険は、一般旅行者向けには無い。正規メディア、プロのジャーナリスト、政府や軍事関係者などに超高額の保険があるのみ。
■イランの高度な病院
■ドバイの日系病院
【中東の国々の簡潔な説明】
①はUAE(ドバイやアブダビが属する)、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、バーレーンの6カ国。②はイラク・シリア・レバノン・イスラエルの「中東北部4カ国」+イエメン(南部)。北部4カ国は波があり、何か起こると一気に悪化するが、一定期間は落ち着くこともある。しかしイエメンは2014年以降、終わる気配無く内戦が続いている。北部4カ国は「エルサレム」という「世界史の中心地」に近いため、そもそも歴史的・民族的・宗教的に非常に複雑だったが、大戦中~大戦後に欧米が引っ掻き回したため、それが悪化・恒常化してしまった。現在もアメリカ・ロシア・サウジアラビアという大国の利害関係に常に巻き込まれ、不安定な状況が続いている。
③のイランは「石油が採れてお金もある」「でも立地はアジア寄り」「歴史的・面積的に大国」「独特な政治・宗教体制」などの理由から周辺への影響が大きく、他国との関係がとりわけ複雑。④のヨルダンは一言でいえば「政治が上手な国」。王政が強くてクーデターなどが起こりづらく、他国との立ち回り方も上手。そして資源が少ない国なので、大国の利害関係に巻き込まれづらい。これらによりヨルダンは、上記の北部4カ国に隣接していながら、長らく「安全に観光が可能な国」として知られており、ペトラ遺跡、死海、ワディ・ラムなどは世界的に人気の観光地となっている。
中東を周遊する際は、これらを基本事項として頭に入れておくことが大事。 |
| 緊急電話番号 | ・警察:110/救急:115/消防:125
・英語は基本通じない |
| チップ | 基本的には不要 |
| 電圧とプラグ | ・電圧:220V
|
| 現地で使える
ペルシャ語 |
①おはよう。
ソブフ・ベヘイル(自分から)
②こんにちは。
③こんばんは。
上記の全てにおいて「サラーム」でいい
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい/いいえ
「バレ」は一般的な「はい」。カジュアルな場面では「アレ」もよく使われる。「ナ」はシンプルな否定で「ナ、メルシー(いいえ、結構です)」が便利。
⑦ちょっと、すみません。
英語の「Excuse me」に相当。 |
| 日本大使館 | ・公式HP |
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イランの絶景一覧(50音順)
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