イスファハーンのイマーム広場

 

イスファハーンは「ここには世界の半分がある」と称されたイマーム広場を中心に、美しい青タイルを基調としたイスラム建築の傑作が並びます。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「イスファハーン②イマーム広場」になります(^^)

 

 

「イスファハーン②イマーム広場」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

イスファハーンの見どころ一覧

 

イスファハーンには多くの見どころがありますが、ここは外せないという7ヶ所を厳選しました。このページでは多くの見どころがあるイマーム広場(青)をご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

イマーム広場の概要

 

 

イランの代名詞とも言える場所で、かつて「ここには世界の半分がある」と称されたことで有名です。建設を手掛けたのはサファヴィー朝のシャー・アッバース1世。1598年にイスファハーンへ遷都した際に、イマーム広場を中心とした新しい街を造り始めました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

とんでもないですねΣ(・∀・;) 東西に159m、南北に512mという広大な長方形になっていて、周囲をアーケードが囲んでいます。各辺の中央には豪華で大規模な建築物があり、それらを見て回ることからイスファハーン観光は始まります。

 

 

イマーム・モスク

イスファハーンのイマーム広場

 

南の中央にある1629年に建てられた大モスクで「ジャメ・アバシ・モスク」「シャー・モスク」「マスジデ・シャー」ともいいます。「王のモスク」という意味があり、もちろんシャー・アッバース1世を指しています。高さは門が33m、ミナレットが42m、ドームはイスファハーンで最大となる53mですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

ウズベキスタンのサマルカンドなどにも青を基調にした美しいモスクが多くありますが、こちらもさすがの一言です。門は三方を壁に囲まれ一方が空いている「イーワーン」というスタイルで、上部には鍾乳洞をイメージした「ムカルナス」という装飾がほどこされています(^^)

 

内部も含め合計150万枚に及ぶタイルが使われていて、青がベースではありますが実は七色使われています。こちらは中庭の様子です。

 

 

モスクの上から撮影した素晴らしいストリートビューがありました。すぐ後ろにはドームもあります。

 

 

イマーム広場を上からとらえているので全景がよく分かります。普通は近づけない大ミナレットが、デザインまでハッキリと分かる距離で写っているのがスゴイです(*´∀`*) 金曜は入れないので注意してください。

 

 

シャイフ・ルトゥフッラー・モスク

イスファハーンのイマーム広場

 

東の中央にあるモスクで、日本語では「聖職者長のモスク」。広場の4つの建物の中で最も早い1619年に完成しました。「イランで最も美しいモスク」と呼ばれています(,,゚Д゚)

 

 

王族専用のモスクだったので、対面にあるアリ・カプ宮殿とトンネルでつながっていて、王族が街へ出ること無く直接行けるようになっています。こちらは毎日入れます(^^)

 

 

アリ・カプ宮殿

イスファハーンのイマーム広場

 

西の中央にある7階建ての宮殿で「サファヴィー建築の最高傑作」と称されます。イーワーンは広場に突き出た形になっていて、その上は王が姿を現す謁見場になっています。現在は観光客も上がることが出来て、イマーム広場を一望できるのでオススメです。改めて見ると、とんでもない広場ですよね(,,゚Д゚)

 

 

宮殿の内部も見どころが多く、特に有名なのが最上階の「音楽堂」です。音の反響を効率よく吸収出来るように複雑な装飾が施されています。エレベーターは無く、螺旋階段で昇降します。

 

 

 

カイセリーヤ門

イスファハーンのイマーム広場

 

北の中央にある門で、奥のバザールへと続いています。広場を囲むアーケードもバザールになっていて、レストラン・カフェ・土産物屋などがたくさん入っています。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

 

中東のすごいモスク

イスファハーンなど1つの街にたくさんのモスクやマドラサがある場合は街単位で記載しています(^^)

■シェイク・ザーイド・グランド・モスク(アラブ首長国連邦)

2007年にアブダビに完成した、世界で6番目に大きなモスクです。詳細は下記からご覧ください。

「アブダビ②観光の見どころ」徹底ガイド

■マスジェデ・ナスィーロル・モスク(イラン)

シーラーズのシンボルともいえるモスクで、その美しさから「ローズモスク」「ピンクモスク」とも呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「シーラーズ」徹底ガイド

■シャー・チェラーグ廟(イラン)

同じくシーラーズにあります。「廟」が付いていますがモスクという認識で良いみたいです。内部がスゴすぎることで有名です。同じページに記載しておりますので下記からご覧ください。

「シーラーズ」徹底ガイド

■スルタン・カブース・グランド・モスク(オマーン)

オマーン最大のモスクで、2001年に完成しました。6500人を収容出来る大礼拝堂は圧巻です。詳細は下記からご覧ください。

「オマーン①アクセスとグランド・モスク」徹底ガイド

■ステート・グランド・モスク(カタール)

カタール最大のモスクで2011年に完成しました。屋根のドームはなんと99個あります。詳細は下記からご覧ください。

「ドーハ②観光の見どころ」徹底ガイド

■クウェートシティ(クウェート)

クウェートの首都で、クウェート最大の「グランドモスク」や、不思議な形をした「シェイク・ファティマモスク」などがあります。詳細は下記からご覧ください。

「クウェートシティ」徹底ガイド

■マスジド・ハラーム(サウジアラビア)

イスラム教最大の聖地です。イスラーム暦の12月8日~12日には「ハッジ」という大巡礼が行われ、世界中から300万人以上といわれる信者が集まります。詳細は下記からご覧ください。

「メッカ」徹底ガイド

■メディナ(サウジアラビア)

メッカに次ぐイスラム教第2の聖地で「預言者のモスク」や「クバー・モスク」が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「メディナ」徹底ガイド

■キングダムセンター(サウジアラビア)

サウジアラビアの首都・リヤドにある超高層ビルで、77階に「世界一高いモスク」が、99階に「スカイブリッジ」という展望フロアがあります。詳細は下記からご覧ください。

「リヤド」徹底ガイド

■イスタンブール(トルコ)

古代から世界史の中心地の1つで、ブルーモスクこと「スルタン・アフメット・ジャーミー」や、紆余曲折を経てモスクに戻った「アヤソフィア・ジャーミー」など、スケールの大きなモスクが並んでいます。詳細は下記からご覧ください。

「イスタンブール②スルタン・アフメット地区」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的なモスクがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいモスク総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい38ヶ所を6つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-イスファハーン(約2時間)

ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 イラン
ガイドブック 中東のガイドブック
ビザ ビザ取得が必要
時差 夏:-4時間半/冬:-5時間半
チップ ・ツアーガイドなど:10%程度
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるペルシャ語 ①おはよう。

ソブ ベヘイル

 

②こんにちは。
サラーム

 

③こんばんは。
アスル ベヘイル

 

④ありがとう。
メルスィ

 

⑤さようなら。
ホダハフェズ

 

⑥はい・いいえ
バレ・ナ

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 イラン・リヤル(通貨コード:IRR、記号:Rls)で、現地では「トマーン」と呼ばれる。補助通貨はディナールだが流通していない。1リヤル=100ディナール。

 

日本大使館 HP

イランの絶景一覧

イランの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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個別のガイド記事です。

 

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大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

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