スノードン山は、標高1085mの山頂へ蒸気機関車で簡単に行くことが出来る山で、ウェールズの最高峰でもあります。頂上からは絶景が広がっていて、時には雲海を見ることも出来ます(^^)
「スノードン山」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:チェスター
1-2:スランベリス
2・チェスターからスランベリス
3・登山鉄道の概要
3-1:ディーゼル機関車
3-2:蒸気機関車
3-3:ルートと停車駅
4・スノードン山
5・世界の旅行で行けるスゴい山
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
チェスターはウェールズとの境にある街で、極めて保存状態が良い城郭都市として有名です。人口は約8万人。各地からチェスターへのアクセスは「ザ・ロウズ:徹底ガイド」をご覧ください。
最寄りの空港はリバプール・ジョン・レノン空港(LPL)。国内外合わせて約60都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
スランベリスはウェールズ北西部のグウィネズにある村で、登山・トレッキング・クライミングなどのほか、スキューバダイビングなどが盛んに行われています。スノードン山の麓にあり登山鉄道の出発地点になります。人口は約2000人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンスです。本日のレートはこちら。
チェスターからスランベリス
■チェスター駅
photo by:Tagishsimon
チェスター駅から、まずはバンガー駅へ行きます。
・6時半頃~23時頃まで運行
・30~90分おきに運行
・所要時間:約1時間
・料金:13ポンド~
■バンガー駅
photo by:N Chadwick
バンガー駅からスランベリスまでは「85番」の路線バスに乗ります。バス停はいくつかあるので、駅のインフォメーションセンターで確認してください。
・所要時間:約45分
・料金:4.5ポンド(往復)
・1日4本程度
町中にもバスターミナルがあります。
■スランベリスのバスターミナル
登山鉄道の概要
photo by:Kenneth Allen
スランベリスに着いたら登山鉄道の駅へ行きます。列車は3月~10月のみの運行で、2種類あります。両方とも予約は必須で、ハイシーズンは予約無しだと乗れない可能性も十分にあります。予約は公式HPから可能です。
ディーゼル機関車は軽油で動くエンジンを搭載した機関車です。60人乗りで、こちらの方が安いです。
黄色で囲んだ部分が「サミット(頂上)」行き。5月~10月のみです。左の表示が往復で右が片道なので、どちらかを歩きにすることもできます。水色で囲んだ部分は、頂上の1つ前の「グログウィン駅(Clogwyn)」行きです。
9時から30分間隔で運行していて、9時の列車は大幅に割引になります。頂上までの往復が25ポンド、グログウィン駅までの往復が18ポンドです。
こちらは文字通り蒸気で動く機関車で、34人乗り。運行は5月から9月のみで、料金も少し高くなります。
■料金表
拡大できます
※拡大できます
登山鉄道の全長は約7.5km。標高1085mの頂上までを片道約1時間でつなぎます。頂上での滞在時間は30分と決まっていて、往復で2時間半の鉄道の旅になります。
世界の面白い列車については「南アフリカの豪華列車:徹底ガイド」に一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
最初の駅は「ウォーターフォール駅(waterfall)」。アフォンヒューチ川を渡り、美しい滝を見ることが出来ます。
続いて「ヘブロン駅(Hebron)」。上のストリートビューの真ん中に小さく写っています(^^;) 「ヘブロンチャペル」という礼拝堂や、荒廃した農場、放牧される羊など牧歌的な風景の中を進んでいきます。
■ヘブロンチャペル
photo by:Hefin Owen
photo by:AHEMSLTD
3つ目は「ハーフウェイ駅(Halfway)」。この一帯にはハヤブサの営巣地があり、空を悠々と舞う姿も見ることができます(^^)
4つ目は「ロッキーバレー駅(Rocky valley)」。ここまで来ると非常に雄大な景色になってきます。
5つ目が「グログウィン駅(Clogwyn駅)」。段々と雲の上になってきます(,,゚Д゚) こんなところに鉄道で楽々行けるのが嬉しいですね。雲はあっても無くても絶景です。
photo by:Patrick Mackie
そして頂上駅「ハフォッド・エリリ(Hafod Eryri)」に到達です。ビジターセンターがありまして、カフェやギフトショップなどが入っています。1820年には既に建てられていて、現在では年間で約50万人が訪れます。駅からはもちろん絶景が広がっています。
しかし、実は駅の後ろに「Snowdon Peak」という真の頂上がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ
とはいえ徒歩で簡単に行けまして、駅をも見下ろす「これぞ頂上!」という場所になっています(^^)
帰りは絶景を見ながら徒歩で戻るのもありで、麓まで約2時間半になります。ケガなどにはくれぐれもご注意ください。
以上になります。ウェールズの最高峰スノードン山。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ポテトチップ・ロック(アメリカ) |
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サンディエゴのウッドソン山にある「うすーい岩」で、通称ではなく正式名称なのも面白いところです。詳細は下記からご覧ください。 |
■クリ・ムトゥ山(インドネシア) |
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山頂にある3つのカルデラ湖が全て違う色をしていることで有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■シャムス山とアフダル山(オマーン) |
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「オマーンのグランドキャニオン」と称される大渓谷を形成していて、壮大な景観を楽しむことができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■スルジ山(クロアチア) |
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「アドリア海の真珠」と称されるドブロブニク旧市街を一望できます。詳細は下記からご覧ください。 |
■月亮山(中国) |
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中国の桂林のハイライトの1つである「陽朔」にあります。周辺には写真の月亮山の他に、あと2つ月亮山と名前がつく山があり、それぞれ大穴が空いています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ネムルト山(トルコ) |
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標高2000mを超える山頂部分に「頭部だけの像」がたくさん並んでいます。日本では知名度が低いですが、サンライズやサンセットの名所で世界中から多くの旅人が訪れます。詳細は下記からご覧ください。 |
■ワイナ・ポトシ(ペルー) |
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標高6088mの山で「世界で最も挑戦しやすい6000m峰」と言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■キナバル山(マレーシア) |
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マレーシア最高峰で標高は4095m。富士山よりも高いですが、登山ルートに危険が無いため初心者でも登山できる場所として有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な山がたくさんあります。興味のある方は「世界の『旅行で行けるスゴい山』総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい74ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | 日本-ロンドン(約12時間半) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 イギリス |
ガイドブック | イギリスのガイドブック |
ビザ | 6ヶ月以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 帰国時まで有効なもの |
時差 | 夏:-8時間/冬:-9時間 |
チップ | ・タクシー:10~15%
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220-240V
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通貨 | ポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンス。
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日本大使館 | ・HP |
イギリスの絶景一覧 |
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