
アルメニアは南コーカサス地方の小国ですが、美しい大自然や古い教会跡など多くの見どころがあります。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。こちらのページは「アルメニア②ガルニ渓谷」になります(^^)
「アルメニア②ガルニ渓谷」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
・赤:エレバン
・青:ガルニ渓谷
・緑:ゴクト
・紫:ゲガルド修道院
「ガルニ渓谷(青)」と「ゲガルド修道院(紫)」はアルメニアきっての観光スポットです。幸いエレバン(赤)からゲガルド修道院の道中にガルニ渓谷もあるので合わせて訪れることができます。アクセスはツアーになりまして、個人で自由に動きたい方はタクシーチャーターでも良いと思います。ツアー料金の3分の2くらいにはなります(^^)
■ガルニ渓谷ツアー
・料金:8000~25000ドラム(こちらの会社が安いですね)
公共交通機関で行く場合、エレバンからゴクト(紫)まではマルシュルートカがあるのですが、そこからゲガルド修道院までは徒歩やヒッチハイクになります( ̄▽ ̄;) 約5kmの道のりで、行きが上りです。この場合は下記の流れになります。
■1日目
エレバンからガルニへ移動し、ガルニ渓谷観光。
■2日目
ガルニからゴクトまでマルシュルートカで行き、最後自力でゲガルド修道院へ行き、自力でゴクトへ戻り、マルシュルートカでガルニへ戻る。さらに一泊しても良いし、そのままエレバンに戻ることも可能。
この場合、宿泊と食事が1日分増えることで予算がかさみ、さらに体力も使うので、観光が目的であればやはりメリットがありません。ただ、長期旅行で時間が余っていてガルニやゴクトの町もノンビリ見て回りたいという人には良いと思います(^^)
■エレバンのマルシュルートカ乗り場
ガルニ方面のマルシュルートカはエレバンの市内中心部から東に約6.5km離れています。アクセスはバスやトラムになり、エレバン中央駅から「22番」「44番」のバスを使うのが一般的です。
■エレバン~ガルニ
・30~60分に1本程度
・所要時間:約50分
・料金:300ドラム
■ガルニ~ゴクト
・30~60分に1本程度
・所要時間:約10分
・料金:100ドラム
■ゴクト~エレバン
・30~60分に1本程度
・最終便:18時
ゲガルド修道院へのヒッチハイクは簡単ですが、女性1人の場合は注意してください。徒歩だと約1時間半です(^ω^;)
観光ルートはガルニ神殿がスタート地点となります。川まで山道を降りていき、川に沿って歩く中で壮大な柱状節理を見て回り、町へと戻ります。下のストリートビューの真ん中にガルニ神殿が写っています。周辺は雄大な景観が広がっているので、画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ まずはガルニ神殿からご紹介します。
1世紀中頃のアルメニア王・ティリダテス1世が太陽神ミールをまつるため建設しました。そして301年、ティリダテス3世が世界で初めてキリスト教を国教とします。その際、従来の神殿などは全て破壊されましたが、ガルニ神殿のみ破壊を免れました(,,゚Д゚)
理由は「芸術の傑作だったから」「神殿ではなく王の墓であり、隣にすでに教会が建っていたので新たな教会を建てられなかった(上の写真の神殿横の円形部分が教会跡)」「景色が非常に良かったので、王の夏の離宮として使われた」など諸説あります。いずれにしてもアルメニアにおいて非常に重要な場所といえます(^^)
柱越しの地平線もなかなか雄大です。画面を反対側にしていただくと「チェラ」という内部空間が写っています。とても神秘的ですよね。ただ…残念ながら最初の建物は1679年に大地震で崩壊していて、現在の建物は1975年に再建されたものです( ̄▽ ̄;)
しかし、最大の見どころは神殿よりもガルニ渓谷のパノラマです。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
5月から10月は夜になるとライトアップされるので、ガルニに宿泊する人は夜も必見です(^^) 3月21日にはお祭りも行われています。

■ガルニ神殿
・入場時間:10時~21時半
・料金:1500ドラム
渓谷をくだり、川沿いを歩いていくと、周囲を柱状節理が囲む壮大な谷が現れます(,,゚Д゚) ここで既にスゴいですが、ハイライトのシンフォニー・オブ・ストーンズは圧巻です。それではご覧ください。
うぉおおお…と言葉を失うほどの大自然の芸術です( ̄□ ̄;)
柱状節理は「マグマが急速に冷え固まって出来た柱状の岩」のことです。世界中で広く見られるもので、当サイトでも多数取り上げておりますが(下記参照)、ここはアメリカの「デビルズタワー国定公園」や、スコットランドの「フィンガルの洞窟(スタッファ島)」に匹敵する、世界トップクラスの柱状節理です。
特に珍しいのが、この屋根のようになっている部分ですΣ(゚∀゚ノ)ノ 下の部分は崩れ落ちたのか、それとも途方も無い力で上に引っ張り上げられて最初からこの状態なのか…。大自然の圧倒的なパワーを目の当たりにできます。この先もまだまだ続いていて、大きくくぼんでいる場所が複数あります。
どこを見てもスゴい柱状節理なので写真をひたすら撮りたくなりますが、このような大規模なフォトポイントが分かりやすく点在しているので、そういう場所だけで良いと思います。
まるでイランのイスファハーンなどで見られるイーワーン門のようですね(,,゚Д゚)
■イマーム・モスクのイーワーン
このまま道沿いに歩くと町の中心部に戻る道が出てきます。町には目ぼしいものはありませんが、古い教会の廃墟などは残っているので、時間がある方は散策してみてください。
■Mashtots Hayrapet Church
例えばこちらは12世紀に建てられた教会なのですが、「尾に永遠のロゼットを持つ鳥」のレリーフが有名です(^^)

photo by:Liveon001
矢印の部分にオレンジを輪切りにしたようなデザインがありますよね。これが「永遠のロゼット」と呼ばれる異教(キリスト教以外の土着宗教)のシンボルの1つなんです。太陽、月、生、死、永遠の再生などが表現されていて、このレリーフがあることで、この教会が異教の神殿跡に建てられたものだということが分かります(,,゚Д゚) 内部は小ぢんまりとしていますが、しっかり整備されています。
以上になります。続きまして下記から他のページをご覧ください(^^)
アルメニアは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
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■スバルティフォス(アイスランド) |
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滝王国のアイスランドにおいても非常に珍しい「柱状節理を流れる滝」です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■デビルズタワー国定公園(アメリカ) |
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ワイオミング州の「柱状節理で出来た山」です。スティーブン・スピルバーグ監督が、映画「未知との遭遇」のロケ地として使用し一躍有名になりました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■デビルズ・ポストパイル国定公園(アメリカ) |
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ヨセミテ国立公園の奥にある大規模な柱状節理です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■シンフォニー・オブ・ストーンズ(アルメニア) |
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アルメニア観光のハイライトで、世界一といっても過言ではない柱状節理です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■フィンガルの洞窟(イギリス) |
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スコットランド西部に浮かぶ「スタッファ島」にある洞窟で、珍しい「柱状節理の洞窟」です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ジャイアンツ・コーズウェイ(イギリス) |
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北アイルランドにある有名な「柱状節理の海岸線」です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ガウラーレンジ国立公園(オーストラリア) |
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約1億5000万年前に形成された見事な柱状節理が残っています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■天帝淵瀑布(韓国) |
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「チョンジェヨンポッポ」と読みます。韓国最大の島である済州島にあり、3段の段瀑の1つ目が柱状節理を流れる滝になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■大浦柱状節理帯(韓国) |
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こちらも済州島にあり「テポチュサンチョルリデ」と読みます。詳細は下記からご覧ください。 |
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■池東大菓葉玄武岩(台湾) |
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台湾の澎湖諸島にあります。島自体が溶岩が冷え固まって出来ているので、大規模な柱状節理を見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な岩系大自然がたくさんあります。興味のある方は「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい92ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
| ビザ | 180日以内の観光ならビザ不要
アルメニアは「アゼルバイジャン本土への渡航歴」があっても問題なく入国できるが、アゼルバイジャンは「アルメニアへの渡航歴」があると厳しく質問されることがある。また、旧ナゴルノ・カラバフ共和国(アルツァフ共和国)へ、アゼルバイジャンの許可なく入域した経歴がある場合、アゼルバイジャンには永久に入国禁止となる。よって、この2国を周る場合は「アゼルバイジャン→(イランやジョージアなどの第3国)→アルメニア」の順に入国すること。
「ナヒチェヴァン」(アゼルバイジャンの飛び地)への渡航歴がある場合、それは元々アゼルバイジャンの領地なので、アルメニア入国には何も問題ない。しかし、旧ナゴルノ・カラバフ共和国(アルツァフ共和国)への渡航歴がある場合、公式には決着しているものの、実際には未だにセンシティブな問題なので、アルメニア入国時に厳しく質問されることがある。よって、旧ナゴルノ・カラバフ共和国(アルツァフ共和国)へは軽々に渡航しないこと。 |
|---|---|
| パスポート残存期間 | 法律的には「帰国時まで有効ならOK」だが、航空会社の搭乗拒否を避けるため6ヶ月以上が推奨。 |
| 治安 | 海外安全情報:アルメニア |
| ガイドブック | ・アゼルバイジャンのガイドブック |
| 航空便例 | ・日本-ドバイ(約11時間)
・ドバイ-エレバン(約3時間) |
| この場所の
ベストシーズン |
春と秋。6~7月:アプリコットが旬。9~10月:ザクロが旬。 |
| 時差 | -5時間(サマータイム無し) |
| 通貨とレート | ドラム(通貨コード:AMD)で補助通貨はルマ(luma)。1ドラム=100ルマ。
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|---|---|
| ATM | 都市部は銀行併設のATMが街中に多くあり、安全に利用できる。路上のATMも比較的安全だがスキミングに注意。現金切れや故障は少ないが、地方はATMが少ないため、現金はエレバンで確保すること。 |
| SIMカード | 大手は「Team Telecom」「Viva-MTS」「Ucom」。eSIMもあるが首都以外は電波が不安定なのでSIMカードがオススメ。 |
| タクシー | 以前は交渉制だったが、現在はメーター制が基本。流しのタクシーも比較的安全に利用できる。公認タクシーは、黄色のプレートやチェッカー旗のマークが付いている。 |
| 配車アプリ | 「Yandex Go」と「GG」が主流。エレバンでは配車アプリ一択と考えていい。 |
| 交通カード | 「Yerevan Card」という観光パスに、公共交通機関の利用も含まれている。「Telcell Wallet」というアプリでのQR決済の他、クレジットカードのタッチ決済も利用可能。車内の現金利用は嫌がられることが多く、使えてもお釣りは期待できない。 |
| Googleマップ | 利用可能だが精度が低い場所もある |
|---|---|
| クレジットカード | エレバンでは非常に高い普及率で、小さな個人商店でも利用可能。地方では現金が必要な場面もあるので、少額は用意しておくこと。 |
| トイレ | トイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てる |
| 喫煙 | 屋外は比較的寛容だが公共の場所は避ける。吸いたい場合は確認するのが無難。1箱800~1200ドラム。 |
| コンタクト用品 | 首都なら購入可能だが、地方だと難しい。 |
| 生理用品 | 容易に購入可能 |
| スーパーやコンビニ | ■スーパー
「Yerevan City」「SAS」
■ドラッグストア |
| 定番の軽食や
ファーストフード |
■軽食
「ラマジョ(アルメニア風ピザ)」や「ホロヴァツ(串焼き肉)」が定番。 ■ファーストフード ケンタッキーやバーガーキング、ピザハットが非常に多い。マクドナルドは無い。 |
| 犯罪 | 世界的に見て安全な国の1つ |
| 緊急電話番号 | ・警察:102/救急:103/消防:101
・共通:112(英語が伝わる可能性が高い) |
| チップ | 基本的には不要 |
| 電圧とプラグ | ・電圧:230V
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| 現地で使える
アルメニア語 |
①おはよう。
Bari luys.(バリ ルイス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
| 日本大使館 | ・公式HP |
| アルメニアの
見どころ一覧 |
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1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

















































