「アルメニア①観光の基本情報」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

アルメニアは南コーカサス地方の小国ですが、美しい大自然や古い教会跡など多くの見どころがあります。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。こちらのページは「アルメニア①観光の基本情報」になります(^^)

 

 

「アルメニア①観光の基本情報」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

アルメニア観光の基本情報 
photo by:Serouj Ourishian

 

拠点の街はエレバン。アルメニアの首都であり最大の都市です。世界最古の街の1つで、紀元前8世紀には要塞が築かれていました。旧約聖書に登場する「エデンの園」があった場所とも言い伝えられています。人口は約約107万人。

 

最寄りの空港はエレバンの「ズヴァルトノッツ国際空港(EVN)」。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

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通貨はドラム(通貨コード:AMD)で補助通貨はルマ(luma)。1ドラム=100ルマで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

アルメニア観光の基本情報 
photo by:Armenia The World

 

空港は市内中心部から南西に約12km離れています。市内への移動方法は空港バス、タクシー、空港送迎の3つです。空港の地上交通のページはこちら。

■空港バス
・201 Express Bus
・24時間運行
・7時~22時:30分おき
・22時~7時:60分おき
・所要時間:25分
・料金:500ドラム
公式HP

 

■タクシー
・所要時間:約15分
・料金:約2000ドラム

 

空港送迎は色々あります。詳細はこちらからご覧ください。

アルメニア観光の基本情報

 

 

イランからエレバン

国際バスで行く

 

イランの西バスターミナルから、タブリーズのセントラルバスターミナルを経由して、エレバンのセントラル・バス・ステーション(キリキア・バスステーション)に行く国際バスが出ています。週2~3便で、テヘランで満員になるとタブリーズからは乗れないので注意が必要です。

■所要時間
・テヘランから:約23時間
・タブリーズから:約12時間

 

■料金
・テヘランから:約250万リヤル
・タブリーズから:約200万リヤル

 

イランの通貨はイラン・リヤル(通貨コード:IRR、記号:Rls)ですが、昔の通貨「トマン」も「10リヤル=1トマン」として使われています。補助通貨はディナールですが流通していません。1リヤル=100ディナールで、本日のレートはこちら。

 

 

タブリーズは街自体には目ぼしい見どころが無いのですが、郊外に「カンドヴァン」というスゴい場所があるので、ぜひ立ち寄っていただきたいところです(^^) 詳細は「カンドヴァン:徹底ガイド」をご覧ください。

 

■キリキア・バスステーション
 

 

 

タブリーズを出発し、タクシーや乗り合いバスで「ジョルファ(緑)」やイミグレのある「ノルドゥズ(青)」へ行き、アルメニアの「ゴリス(黄)」などの観光地を経て「エレバン(紫)」へ行く方法もあります。これは数日かけての移動なので時間がたっぷりある人向けです。両替ですが、アルメニアで両替するとレートが落ちるので、イラン側で済ませてください

 

 

トビリシ(ジョージア)からエレバン

夜行列車で行く
■トビリシ中央駅
ジョージア(グルジア)のトビリシの見どころ 

 

トビリシ中央駅からエレバン駅へ直通列車が出ています。

・週4便程度
・所要時間:約10時間
・料金:90~200ラリ

 

チケットは駅か公式HPで購入するんですが、このHP…日本語に自動翻訳されますが、肝心の行き先選択のプルダウンが翻訳されないので、よく分かりません…(^^;)

 

■エレバン駅
アルメニア観光の基本情報 
photo by:23artashes

 

ジョージアの通貨はラリ(通貨コード:GEL、記号:₾)で補助通貨はテトリ(tetri)。1ラリ=100テトリです。本日のレートはこちら。

 

 

 

■トビリシの中央バスステーション

 

マルシュルートカは上記のトビリシ中央駅と、中央バスステーションから出ています。

■中央駅発
・1日5本程度
・到着地:エレバン中央駅

 

■中央バスステーション発
・1日3本程度
・到着地:キリキア・バスステーション

 

■所要時間:約7時間
■料金:35~50ラリ

 

 

アゼルバイジャンとの関係

■現在の領土状況
アルメニア観光の基本情報

・赤:アルメニア
・青:アゼルバイジャン
・紫:アゼルバイジャンの飛び地「ナヒチェヴァン」
・緑:アルツァフ共和国=ナゴルノ・カラバフ共和国
   →実質的な独立国でアルメニアが保護している状態

 

ここまで、南のイランと北のジョージアからのアクセスをご紹介してきましたが、東のアゼルバイジャンは関係性が複雑なので注意が必要です。大前提として知っておかないといけないことは次の4点です。

アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャンを、まとめて南コーカサス地方と呼ぶ。

 

全て1991年までソ連の領土だった。

 

実は1920年代にアゼルバイジャン内にアルメニア人の自治州が誕生していた。

 

ソ連崩壊時に、アゼルバイジャンの飛び地が誕生した。

 

ややこしいですね( ̄▽ ̄;) ただ、これは致し方なくて、この地方は元々位置的に世界の激動を全て浴びてしまうという特性がありました。

 

アルメニア観光の基本情報

 

古くはローマ帝国に始まり、ペルシャ勢力、イスラム勢力、モンゴル帝国、オスマン帝国、ソ連と、次々に大帝国に支配されてきました。その中ではオスマン帝国によるアルメニア人の大虐殺などの悲劇もありました。

 

■1991年までの領土状況
アルメニア観光の基本情報

 

そんな中で、常に領土紛争の種になっていたのが、緑のナゴルノ・カラバフ地域でした。アルメニア人は「古代アルメニア王国(B.C.2世紀~B.C.1世紀)の中心地じゃー」と言って自国の領土だと主張しますが、アゼルバイジャン人は「それ以前に、俺たちの先祖がつくったカフカース・アルバニア王国(B.C.20世紀頃)の中心地じゃー」と言うので一向に状況は進展しませんでした(=_=;)

 

■1988年の帰属変更要求デモ
アルメニア観光の基本情報
photo by:Ռուսլան Սարգսյան

 

1921年には「山岳アルメニア共和国」として独立を宣言するも、3ヶ月の戦闘の末に国は消滅。同時にアルメニア領に帰属することが決定するも、アゼルバイジャンが猛反発して翌日にはアゼルバイジャン領になりますΣ(・∀・;)

 

そして、1988年に「ナゴルノ・カラバフ戦争」が起こり、ソ連が崩壊した1991年には「アルツァフ共和国(ナゴルノ・カラバフ共和国)」として独立を宣言。国連は認めていませんが、アルメニアが保護して実質的な独立国となりました。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

■アルツァフ共和国の首都ステパナケルト

 

そして、2020年に再び戦争が起こり、アルメニアはアルツァフ共和国の大部分の土地をアゼルバイジャンに返還しました。しかし、それ以降もアルツァフ共和国は約15万人の人口を持ち、首都のステパナケルトには約5万人が暮らしていました。もちろん全員アルメニア人です。

 

しかし2023年9月、紛争は「アゼルバイジャンの勝利」という形で決着し、ついにアルツァフ共和国は消滅。全てのアルメニア人住民は、事実上の強制退去にてアルメニア本土へ戻ることとなりました。

 

 

さて、説明が長くなりましたが、それではアゼルバイジャンからアルメニアには入れるのでしょうか?また、逆はどうなのでしょうか?結論は「この2国は国交が無いため陸路・空路共に直接国境を超えることは出来ない。南北のイランやジョージアを経由する。」となります。なお、アゼルバイジャンはコロナ禍に「隣国からの陸路入国を禁止」しており、現在も継続中なため注意してください。

 

■ステパナケルトの大聖堂

 

以上になります。続きまして下記から他のページをご覧ください(^^)

 

アルメニアは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

アルメニア観光の基本情報

 

 

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観光の基本情報(全記事同じ項目です)

入国まで
ビザ 180日以内の観光ならビザ不要

 

アルメニアは「アゼルバイジャン本土への渡航歴」があっても問題なく入国できるが、アゼルバイジャンは「アルメニアへの渡航歴」があると厳しく質問されることがある。また、旧ナゴルノ・カラバフ共和国(アルツァフ共和国)へ、アゼルバイジャンの許可なく入域した経歴がある場合、アゼルバイジャンには永久に入国禁止となる。よって、この2国を周る場合は「アゼルバイジャン→(イランやジョージアなどの第3国)→アルメニア」の順に入国すること

 

「ナヒチェヴァン」(アゼルバイジャンの飛び地)への渡航歴がある場合、それは元々アゼルバイジャンの領地なので、アルメニア入国には何も問題ない。しかし、旧ナゴルノ・カラバフ共和国(アルツァフ共和国)への渡航歴がある場合、公式には決着しているものの、実際には未だにセンシティブな問題なので、アルメニア入国時に厳しく質問されることがある。よって、旧ナゴルノ・カラバフ共和国(アルツァフ共和国)へは軽々に渡航しないこと。

パスポート残存期間 法律的には「帰国時まで有効ならOK」だが、航空会社の搭乗拒否を避けるため6ヶ月以上が推奨。
治安 海外安全情報:アルメニア
ガイドブック アゼルバイジャンのガイドブック

コーカサス地方のガイドブック

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-エレバン(約3時間)

この場所の

ベストシーズン

春と秋。6~7月:アプリコットが旬。9~10月:ザクロが旬。
時差 -5時間(サマータイム無し)
空港に到着したら
通貨とレート ドラム(通貨コード:AMD)で補助通貨はルマ(luma)。1ドラム=100ルマ。

 

ATM 都市部は銀行併設のATMが街中に多くあり、安全に利用できる。路上のATMも比較的安全だがスキミングに注意。現金切れや故障は少ないが、地方はATMが少ないため、現金はエレバンで確保すること。
SIMカード 大手は「Team Telecom」「Viva-MTS」「Ucom」。eSIMもあるが首都以外は電波が不安定なのでSIMカードがオススメ。
タクシー 以前は交渉制だったが、現在はメーター制が基本。流しのタクシーも比較的安全に利用できる。公認タクシーは、黄色のプレートやチェッカー旗のマークが付いている。
配車アプリ 「Yandex Go」と「GG」が主流。エレバンでは配車アプリ一択と考えていい。
交通カード 「Yerevan Card」という観光パスに、公共交通機関の利用も含まれている。「Telcell Wallet」というアプリでのQR決済の他、クレジットカードのタッチ決済も利用可能。車内の現金利用は嫌がられることが多く、使えてもお釣りは期待できない。
滞在中
Googleマップ 利用可能だが精度が低い場所もある
クレジットカード エレバンでは非常に高い普及率で、小さな個人商店でも利用可能。地方では現金が必要な場面もあるので、少額は用意しておくこと。
トイレ トイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てる
喫煙 屋外は比較的寛容だが公共の場所は避ける。吸いたい場合は確認するのが無難。1箱800~1200ドラム。
コンタクト用品 首都なら購入可能だが、地方だと難しい。
生理用品 容易に購入可能
スーパーやコンビニ ■スーパー

「Yerevan City」「SAS」

 

■ドラッグストア
「Alfa-Pharm」「Natali Pharm」

定番の軽食や

ファーストフード

■軽食

「ラマジョ(アルメニア風ピザ)」や「ホロヴァツ(串焼き肉)」が定番。


■ファーストフード

ケンタッキーやバーガーキング、ピザハットが非常に多い。マクドナルドは無い。

犯罪 世界的に見て安全な国の1つ
緊急電話番号 ・警察:102/救急:103/消防:101

・共通:112(英語が伝わる可能性が高い)

チップ 基本的には不要
電圧とプラグ ・電圧:230V

現地で使える

アルメニア語

①おはよう。

Bari luys.(バリ ルイス)

 

②こんにちは。
Bari or.(バリ オール)

 

③こんばんは。
Bari yereko.(バリ イェレコー)

 

④ありがとう。
Šnorhakal yem.(シノルハカルテム)

 

⑤さようなら。
Nerec‘ek‘ inj. (ツテスチュン)

 

⑥はい・いいえ。
Ayo・Voč‘.(アヨー・ヴォチ)

日本大使館 公式HP
アルメニアの

見どころ一覧

アルメニアの絶景

 

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