「カズベキ村のツミンダ・サメバ教会」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

カズベキ村のツミンダ・サメバ教会は「限りなく天国に近い教会」と称されていて、標高2170mの山頂にポツンと建っています。その景色はジョージアの象徴であり、訪れた人が皆絶賛する素晴らしい絶景が広がっています(^^)

 

 

「カズベキ村のツミンダ・サメバ教会」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はトビリシ。ジョージア(グルジア)の首都で、紀元前4000年頃の人類の痕跡が残されています。5世紀頃に端を発する街ですが、その立地からペルシャ・ローマ・モンゴル・オスマントルコ・ソビエトなど様々な国に支配されてきました。人口は約110万人。

 

最寄りの空港はトビリシ国際空港(MLA)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。空港から市内への移動は「トビリシ:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はラリ(通貨コード:GEL、記号:₾)で補助通貨はテトリ(tetri)。1ラリ=100テトリです。本日のレートはこちら。

 

 

 

トビリシからカズベキ村

概要
 

 

メトロの「ディドゥベ駅」前にあるバスターミナルから、カズベキ村へのマルシュルートカ(乗合ワゴン)が出ています。

■直行便
・1日10本程度
・所要時間:約3時間半
・料金:15ラリ

 

■観光地経由便
・所要時間:約5時間
・料金:20~25ラリ

 

経由便は「ジンバリ貯水池」「アナヌリ教会」「ロシア・ジョージア友好のモニュメント」などを経由します。数を減らすことで安くもなります(^^)

 

・赤:ツミンダ・サメバ教会
・黄:ロシア・ジョージア友好のモニュメント
・紫:アナヌリ教会
・緑:ジンバリ貯水池
・青:トビリシ

 

このトビリシからカズベキ村への道路は「ジョージア軍道」といって、地図の北に表示されているロシアの「ヴラジカフカス」まで212kmに渡って延びています(,,゚Д゚)

 

 

キレイですね(*´ω`*) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。この貯水池は、1986年にソビエト連邦がダムを造ったことで誕生しました。面積は東京都の国分寺市と同じ11.5km²で、最大水深は75m。トビリシの人口の半分に水を供給しています。

 

 

元々は13世紀に一帯の統治者が造った城でした。そのため、要塞のように壁で囲まれていて、内側には2つの教会と鐘楼、さらには牢獄などもあります。「アナ」は女性の名前で、現地にはこんな伝説が残っています。

~城は敵に囲まれることが多かったが、地下通路で外とつながっていたため食料や水が尽きることがなく、敵に落とされることが無かった。あるとき、敵が「ヌリ」という土地出身の「アナ」という女性を捕まえ、地下通路について教えるよう拷問した。しかし女性は教えることなく死を選んだ。ここから城は「アナヌリ」と呼ばれるようになり、彼女は伝説となった…~

 

中世ヨーロッパの話ですから、本当にあったことなのかもしれません(T^T) 貯水池側は絶景が広がっていて、人気のフォトスポットになっています。

 

 

1783年、ロシアとジョージア間で「ゲオルギエフスク条約(Treaty of Georgievsk)」が結ばれました。当時ロシアはエカチェリーナ2世という圧倒的な力を持った女王が君臨していて、この条約を結んだことにより、ジョージアはペルシャ系国家やオスマン・トルコの侵攻をから国を守ることができました。

 

 

そして1983年、条約の200周年を記念して、このモニュメントが造られました。アーチの下はそれぞれが展望台のように飛び出していて、どこからでも絶景を一望できます(^^)

 

 

ツミンダ・サメバ教会

カズベキ村のツミンダ・サメバ教会へのアクセスと見どころ 

 

カズベキ村は正しくは「ステパンツミンダ」と言います。バスステーションに到着したら、教会までは車か徒歩でアクセスします。徒歩だと所要時間は片道1時間半~2時間。普通に疲れるので体調が悪いときは無理をしないでください。徒歩の場合ルートがいくつかあります。宿のスタッフにオススメのルートを確認するのが確実です。グーグルマップでも一応表示されます。

 

 

そして、2018年に車道が整備されて車でも簡単に行けるようになりました。片道20ラリが相場で、天気が良ければ帰りを歩きにしても良いと思います。ただ、それで引き受けてくれるドライバーが少ない可能性はあります。所要時間は片道約15分です。

 

 

そして教会に到着です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 右側の大きな道路が車道で、左側の細い道が登山ルートです。

 

 

登山ルートからの眺めも良いですね(*´ω`*) 車道と反対側のルートが一番緩やかなのでオススメです。ただ、いずれにしても帰りだけで十分かとも思います。

 

カズベキ村のツミンダ・サメバ教会へのアクセスと見どころ

 

馬達がなんともフォトジェニックです(^^)

 

カズベキ村のツミンダ・サメバ教会へのアクセスと見どころ

 

この教会は14世紀に建てられました。標高は2170mで、ロシアの詩人・プーシキンは「雲に支えられ空中に浮かんでいるようだ」と表現しました。確かにその通りですね(,,゚Д゚) また、イギリスの「デイリー・テレグラフ」という新聞は「世界の驚くべき教会23」の1つに選出しています。

 

 

それにしても「何でこんな場所に…?」という感じですよね(^^;) 言い伝えによれば「鳥に牛の肉をくわえさせて飛ばし、肉を落とした場所に建てた」とのことです。突拍子もない話ですが、ソビエトが宗教弾圧を行った際には、国内各地の教会から重要な聖人画などが避難のため運ばれ、無事処分を免れたそうです。

 

 

雄大なロケーションとは対象的に教会はとても小さいです。中に入る際には決まりがあります。

・写真撮影禁止
・肩の露出した服、短パン、サンダルなどは入場不可
・女性はさらに下記の内容
  ・帽子やスカーフで頭を隠す
  ・入口でスカートを借りて履く

 

内部には石造りのドームから光が差し込み、ジョージアの教会らしい重厚な雰囲気を演出しています(^^)

 

カズベキ村のツミンダ・サメバ教会へのアクセスと見どころ
photo by:Lidia Ilona

 

ちなみに周辺はシーズンや天気によってガラッと雰囲気が変わります。まずは普通の状態です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

続いて雲海が出たとき。こちらもスゴいですね(,,゚Д゚)

 

 

そして、実は冬でも行けますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

以上になります。限りなく天国に近い「ツミンダ・サメバ教会」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

カズベキ村のツミンダ・サメバ教会へのアクセスと見どころ

 

 

世界の特殊な立地の教会

■サンタアナの丘の教会(エクアドル)

エクアドルの最大都市・グアヤキルの有名観光地です。詳細は下記からご覧ください。

「グアヤキル②観光の見どころ」徹底ガイド

■ヴィソヴァツ修道院(クロアチア)

クルカ国立公園の湖の孤島に建てられています。詳細は下記からご覧ください。

「クルカ国立公園③ロシュキ滝&ヴィソヴァツ島」徹底ガイド

■塩の大聖堂(コロンビア)

使われなくなった岩塩坑に造られた地下220mに位置する大聖堂で、その素晴らしさから「近代建築の宝石」と称されています。詳細は下記からご覧ください。

「塩の大聖堂」徹底ガイド

■カツヒの柱(ジョージア)

高さ40mの巨岩の上に礼拝堂が建てられている場所です。20世紀になってようやく研究が始まり少しずつ解明されていますが、未だ謎も多い神秘的なスポットです。詳細は下記からご覧ください。

「カツヒの柱」徹底ガイド

■サン・フアン・デ・ガステルガチェ教会(スペイン)

2014年にスペインの人々が選ぶ「自然が美しい観光名所」で第1位に輝いた景勝地です。詳細は下記からご覧ください。

「サン・フアン・デ・ガステルガチェ教会」徹底ガイド

■聖マリア教会(スロヴェニア)

「アルプスの真珠」と称えられるブレッド湖の孤島に建てられています。詳細は下記からご覧ください。

「ブレッド湖」徹底ガイド

■スヴァールバル教会(ノルウェー)

人口1000人以上の町としては世界最北端にあたる「ロングヤービーエン」にあります。つまり「世界最北端の教会」ということです。ただ、教会自体は普通です(^^;) 詳細は下記からご覧ください。

「ロングヤービーエン」徹底ガイド

■ペーニャ教会(ブラジル)

リオ・デ・ジャネイロの小高い丘の上に造られた教会で、リオの街並みを一望できます。詳細は下記からご覧ください。

「リオ・デ・ジャネイロ⑩そのほかの見どころ」徹底ガイド

■サン・ミシェル・デギュイユ礼拝堂(フランス)

ヨーロッパにおいて聖地巡礼の起点として知られる街「ル・ピュイ」にあります。詳細は下記からご覧ください。

「ル・ピュイ」徹底ガイド

■ヴィエリチカ岩塩坑の「聖キンガ礼拝堂」(ポーランド)

ヴィエリチカ岩塩坑は、1978年に初めて世界遺産に登録された12件のうちの1つです。地下には「岩塩の宮殿」や「岩塩の教会」とも称される空間が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「ヴィエリチカ岩塩坑」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

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観光の基本情報

入国まで
ビザ 1年以内の観光・商用目的ならビザ不要。

 

ただし、滞在期間分の旅行保険の加入が必須。クレジットカードの付帯保険で大丈夫だが「英文の保険付帯証明書」を持参して証明できるようにしておかないと認めてもらえない可能性が高いため注意。

パスポート残存期間 法律的には「帰国時まで有効ならOK」だが、航空会社の搭乗拒否を避けるため6ヶ月以上が推奨。
治安 海外安全情報:ジョージア
ガイドブック ジョージアのガイドブック

コーカサス地方のガイドブック

航空便例 ・日本-北京(約4時間)

・北京-トビリシ(約9時間)

この場所の

ベストシーズン

6月下旬~9月:雪が溶け道路が完全に開通しており、アクセスが保証されている。

 

【ジョージアのクリスマスについて】
ジョージアは正教会なので「ユリウス暦(旧暦)」が基準となるため、1月7日がクリスマス。まず1月6日の夜(クリスマスイブ)に、家々の窓辺にキャンドルが灯される。そして1月7日の午前に、トビリシをはじめとした各都市で、白い衣装を着た聖歌隊や民族衣装の市民による大規模なパレード「アリロ(Alilo)」が行われる。最大の特徴は、白い髭のような形をしたジョージア独特のクリスマスツリー「チチラキ(Chichilaki)」で、1月19日の「洗礼祭」で燃やし、前年の不運を払い去るという習慣がある。ジョージア独自のクリスマスを味える最高の場所は下記。

 

■トビリシ
イブの夜には、ジョージア最大の聖堂「ツミンダ・サメバ」に数万人が集結してミサが行われる。クリスマスの午前中には最大の「アリロ・パレード」が行われ、数千人の市民が参加する。オルベリアニ広場ではクリスマス・マーケットが開催され、ジョージアの伝統工芸品やスパイス、チチラキが並ぶ。

 

■ムツヘタ
ジョージア最古の首都でありキリスト教受容の地。「キリストの衣」が埋葬されているとされる世界遺産の「スヴェティツホヴェリ大聖堂」でクリスマスを過ごすのが、ジョージア人にとって最も神聖な体験の一つとされている。観光客向けの華やかさとは無縁の、深い精神世界を体感できる。

 

■カヘティ地方(Kakheti)
ワインの名産地である東部地方では、より家庭的なクリスマスが受け継がれている。断食を終えた人々が「サツィヴィ(クルミソースの七面鳥料理)」や「ゴジナキ(クルミの蜂蜜固め)」を囲んで祝杯をあげる伝統的な「スプラ(祝宴)」が行われていて、現地のワイナリー併設のゲストハウスに宿泊すると、ジョージア本来の「もてなし」の真髄に触れられる。

 

■メスティア
コーカサス山脈の奥深くにある「スヴァネティ地方」の村。中世の監視塔が雪の中にそびえ立つ光景は、まるでおとぎ話のよう。独自の言語と非常に古いキリスト教の習慣が残っており、厳しい寒さの中で、村人が集まって歌う古代のポリフォニー(多重合唱)がクリスマスの夜を彩る。

時差 -5時間(サマータイム無し)
空港に到着したら
通貨とレート ラリ(通貨コード:GEL、記号:₾)で補助通貨はテトリ(tetri)。1ラリ=100テトリ。

 

ATM 都市部では問題なく使えるが、路上のATMはスキミング被害もあるため、銀行併設ATMを使うこと。地方では現金切れ・故障などで使えない場合もあるため注意。
SIMカード 大手は「MagtiCom」「Silknet」「Cellfie」。eSIMも普及している。
タクシー 基本的に交渉制で、外国人にはボッタクってくるため配車アプリが推奨。公認タクシーはトビリシでは白の車体。ただの個人タクシーが屋根に「Taxi」の表示を付けているケースもあるので注意。
配車アプリ 「Bolt」が圧倒的。「Yandex Go」も利用可能。
交通カード トビリシには「Metromoney」があり、地下鉄、バス、ロープウェイ、空港バスで利用可能。カード代は返金不可。バス車内での現金支払いは出来ない。
滞在中
Googleマップ 利用可能だが精度が低い場所もある
クレジットカード トビリシなど都市部は非常に高い普及率で現金不要。ただ地方では現金必須。
トイレ 比較的清潔だが、トイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てる
喫煙 屋外は比較的寛容。1箱7~9ラリ。
コンタクト用品 首都なら購入可能だが、地方だと難しい。
生理用品 容易に購入可能
スーパーやコンビニ ■コンビニ

「Spar」「Nikora」「Ori Nabiji」

 

■スーパー
「Carrefour」「Agrohub」「Goodwill」

 

■ドラッグストア
「PSP」「Aversi」「Pharmadepot」

定番の軽食や

ファーストフード

■軽食

「ハチャプリ(チーズパン)」や「ヒンカリ(巨大小籠包のようなもの)」が定番。


■ファーストフード

マクドナルド、バーガーキング、ケンタッキーに加え、Wendy’sが多くて人気。

犯罪 世界的に見て安全な国の1つ。狂犬病リスクが残っているため野犬に注意。
緊急電話番号 警察・救急・消防:112(英語が通じる)
チップ 基本的には不要
電圧とプラグ ・電圧:220V

現地で使える

ジョージア語

①おはよう。

დილა მშვიდობისა.
ディラ ムシュヴィドービサ

 

②こんにちは。
გამარჯობა.
ガマルジョバ

 

③こんばんは。
საღამო მშვიდობისა.
サガモ ムシュヴィドービサ

 

④ありがとう。
მადლობა.
マドロバ

 

⑤さようなら。
ნახვამდის.
ナッファムディス

 

⑥はい・いいえ。
დიახ・არა.
ディアフ・アラ

日本大使館 公式HP
ジョージアの

見どころ一覧

ジョージアの絶景

 

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