
ロングヤービーエンは、人口1000人以上の町としては世界最北端にあたり、「○○端」が好きな旅人たちからは昔から人気の渡航先です。ノルウェー本土ではなくスヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島にあります。
「ロングヤービーエン」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
3・ロングヤービーエンの概要
4・ロングヤービーエンの見どころ
4-1:白夜と極夜
4-2:メインストリート
4-3:スヴァールバル博物館
4-4:北極点遠征博物館
4-5:コープ(COOP)
4-6:スヴァールバル世界種子貯蔵庫
4-7:スヴァールバル教会
4-8:ツアーアクティビティ
5・ピラミデンの町
6:世界の果ての場所
7・コメント欄
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ロングヤービーエンは、北緯78度13分、東経15度33分にあり、一年の大部分が白夜か極夜になるという、まさに「極地にある町」です。人口は約2000人。
最寄りの空港はロングヤービーエン空港(LYR)。国内の2都市と就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちらです。極北の小さな町なので宿は非常に少ないです。野営は不可能な場所ですから、必ず宿を確保してから行ってください。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はノルウェー・クローネ(通貨コード:NOK、記号:kr)で補助通貨はオーレ(Øre)。1クローネ=100オーレです。本日のレートはこちら。
空港は市内から北西に約5km離れています。空港から市内へはシャトルバスが出ていて、全ての到着便に対応しています。また全てのホテルへ送迎してくれるので、よほどのことがない限りシャトルバスの利用で大丈夫です。
・所要時間:約10分
・料金:110クローネ
・公式HP
町の見どころは多く無いのですが、そもそも全てが世界最北端ですから、そう考えると全部記念になるとも言えます(^^) また町の人口は約2000人ですが、諸島全体には約3000頭のホッキョクグマが生息しているとされています。幸い町には来ないそうですが、あまり辺鄙な場所には行かない方が良いです。

ロングヤービーエンはスヴァールバル条約という条約が締結されていて、加盟国の国民であればビザ無しで自由に移住してビジネスをして良いことになっています。何と日本も加盟しているので、我々はいつでも世界最北端の町に移住できるんですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 実際、現地には数名の日本人が暮らしています。また、約2000人の内、6分の1はノルウェー以外の国籍だそうです。

これは「ノルウェーの領地ではあるものの、ノルウェーの法律は適用されていない」ということでもあります。そのため、もちろん北欧なので元々の物価水準は高いですが「僻地特有の物価高」になっていません。
通常、日本であっても山の上や離島等は物価が高くなりますよね。運搬の分のお金がのっていますから仕方ありません。ただ、ここの場合「運搬代は加算されるものの、ノルウェー本土の税金がかからないため、差し引きで本土と同じくらいになる」ということなんです。
こちらは映画館と図書館が入っています。一応2000人の町なので、他にも幼稚園から高校、病院や銀行など一通りの施設は揃っています。また郵便局もあるのですが、ここは世界最北ではなく2番目になります。最北は同じスピッツベルゲン島の「Ny-Ålesund Post Office」です。
■Ny-Ålesund Post Office
photo by:Superchilum
やることが定まっていない場合は、一度インフォメーションに行って、その時期のオススメを聞くのが良いと思います(^^)
■観光案内所
緯度が約78度にもなるロングヤービーエンでは、4/20~8/23までが白夜になります。日本ではなかなかイメージが付きませんが、上の動画が分かりやすいので見てみてください。太陽がずーっと横に移動します(,,゚Д゚)
そして、10/26~2/15までは逆に一日中太陽が昇らない「極夜」になります。
町唯一のメインストリートでレストランやカフェ、土産物屋などが並んでいます。ロングヤービーエンは20世紀初頭に炭鉱の町として発展したので、メインストリートには「名もなき鉱山労働者の像」が立っています。
ホッキョクグマやセイウチのグッズなども人気ですが、防寒具もさすがにクオリティが高いので人気があります。
スヴァールバル諸島の歴史が、動物の剥製などと共にわかりやすく展示されています。また、お土産も色々揃っています。
■スヴァールバル博物館
・営業時間:10~17時
・料金:160クローネ
・公式HP
photo by:Bernt Rostad
スキー、犬ぞり、ボート、飛行船など様々な方法で極地探検をしてきた歴史が展示されています。ここでぜひ見ていただきたいのが、お土産で売られているホッキョクグマのヌイグルミです。面白い売られ方をしているので、ぜひ見てみてください(^^)
■北極点遠征博物館
・2~9月のみオープン
・営業時間:9~17時
・料金:150クローネ
・公式HP
世界のすごい博物館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。
世界最北端のスーパーです(^^) それだけですが話のタネに記念写真を撮ることをオススメします。中は充実していて大抵のものは手に入ります。営業時間は11時~18時です。
photo by:Subiet
現代版「ノアの箱舟」とも称される施設で、空港の近くにあります。正しくは「あらゆる危機に耐えうるように設計された終末の日に備える北極種子貯蔵庫」といいますΣ(゚∀゚ノ)ノ

出典:https://annx.asianews.network ※拡大できます
最大450万種までの貯蔵が可能で、1品種あたり平均500粒の種子が保存されています。温度は常に-18~20℃に保たれていて、仮に機械が壊れても-4℃に保てる環境になっています。また、温暖化による海面上昇を考え、海抜120~130m地点に建設されています。
2018年の段階で100万種を超えていて、それらは20年ごとに新しい種子に入れ替えられるそうです。残念ながら観光客が中に入ることは出来ません。ただ、現代版「ノアの方舟」は良い記念になるのではないでしょうか(^^)
1921年に建てられた、スヴァールバル諸島で唯一の教会で、もちろん世界最北の教会です。元々は「スピッツベルゲン救世主教会」という教会でしたが、戦時中にドイツ軍によって破壊されてしまいました。現在の教会は1958年に再建されたものです。
内部はスッキリしていて、むしろ公民館みたいな雰囲気です。後には飲食スペースもあって、ホッキョクグマの剥製も置かれていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
世界のすごい教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。
ロングヤービーエンでは様々なツアーが催行されています。代表的なのが「犬ぞりツアー」で、氷の洞窟への往復が人気です。

そのほか、オーロラツアー、氷河ツアー、ホエールウォッチング、カヤックツアー、スノーモービルツアーなど多種多様なツアーがあるので、ぜひトライしてみてください(^^) 夏であればパフィン(ニシツノメドリ)も見られる可能性があります。
ロングヤービーエンから50kmほど北に位置する、世界最北の「ゴーストタウン」ですΣ(゚∀゚ノ)ノ 1910年にスウェーデンが炭鉱を発見し誕生した町で、1927年にはソ連に売却されました。その後1998年に炭鉱が閉じられてから完全なゴーストタウンになっています。旧ソ連の香りがプンプンする町は、廃墟好きにはたまらない場所です。

ツアーが催行されているので実は簡単に行けます。スノーモービルで爆走するツアーや、フェリーで海を渡るツアーがあり、フェリーだと氷河やアザラシを見ることもできるのでオススメです(^^) ゴーストタウンではありますが、ツアー客用にホテルが1軒あるので宿泊することもできます。ツアーはこちらの会社などが催行しているので興味のある方はチェックしてみてください。

以上になります。世界最北端の町「ロングヤービーエン」。ぜひ行ってみてください(^^)
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■ウシュアイア(アルゼンチン) |
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世界最南端の都市で、博物館では「世界の果て記念スタンプ」を押してもらえます。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ニューファンドランド島(カナダ) |
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バイキングが入植した北米最初の土地で、スピア岬が北米の最東端になります。島は世界トップクラスの壮大な自然が広がっていて、氷山ウォッチングなども楽しめます。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ロカ岬(ポルトガル) |
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ユーラシア大陸の最西端で、首都のリスボンからすぐにアクセスできます。詳細は下記からご覧ください。 |
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■喜望峰(南アフリカ共和国) |
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アフリカ大陸の最南端で、ケープタウンからアクセスします。詳細は下記からご覧ください。 |
| ビザ | シェンゲン協定加盟国。90日以内の観光はビザ不要。 |
|---|---|
| パスポート残存期間 | 「シェンゲン協定加盟国からの出国予定日」から3ヶ月間以上が必要。 |
| 治安 | 海外安全情報:ノルウェー |
| ガイドブック | 北欧のガイドブック |
| 航空便例 | ・日本-ワルシャワ(約15時間)
・ワルシャワ-オスロ(約2時間15分) |
| この場所の
ベストシーズン |
3~5月:極夜が明け、太陽の光と雪の両方が楽しめる「最も美しい北極」の時期です。スノーモービルや犬ぞりで氷河を駆けるアクティビティに最適。
6~8月:白夜により24時間太陽が沈まない。ボートツアーや高山植物の観察、北極ギツネの探索に最適。
11~1月:極夜なので24時間真っ暗だが「日中のオーロラ」が見られる世界でも稀な場所として人気がある。
【ノルウェーのクリスマスについて】
サンタクロースは「ユールニッセ(Julenisse)」と呼ばれていて、元々は「農場を守る小さな妖精」という存在。機嫌を損ねないよう、24日の夜には屋根裏や玄関にバターをのせたお粥(Rømmegrøt)を供える習慣がある。また、塩漬けし乾燥させた羊の肋骨を蒸した「ピンネヒョット(Pinnekjøtt)」がソウルフード。ノルウェー独自のクリスマスを味える最高の場所は下記。
■ベルゲン
幼児からお年寄り、学校、警察、企業それぞれが「自分たちの建物」や「理想の家」を焼いて持ち寄る「市民総出の伝統的一大プロジェクト」で、世界中のメディアから「最も甘く美しいアート」と評されている。お菓子なので、どうしても型崩れなどが起こるため、行くなら早ければ早い方が美しい姿を見られる。12月31日まで続き、収益の多くは子供のためのチャリティに寄付される。
■ロロス(Røros)
■オスロ |
| 時差 | ・3月下旬~10月下旬:-7時間
・10月下旬~3月下旬:-8時間
ブーベ島(無人島・南極圏)は通年-12時間 |
| 通貨とレート | ノルウェー・クローネ(通貨コード:NOK、記号:kr)で補助通貨はオーレ(Øre)。1クローネ=100オーレ。
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|---|---|
| ATM | キャッシュレス化が極限まで進んでいるため、ATMは探すのが困難なほど少ない。銀行併設がほとんどで、安定して安全に使える。 |
| SIMカード | 大手は「Telenor」「Telia」「Ice」。eSIMも普及している。
ドイツ同様に本人確認が厳格で、アクティベーションのハードルが高いため、短期旅行なら日本でeSIMを契約するのがベスト。物理SIMの場合は空港でアクティベートが出来ず、街中にあるキャリアの店舗へ行きアクティベートしてもらうが、約1時間待つと想定しておくこと。 |
| タクシー | 完全メーター制。流しをつかまえる習慣は無く、タクシー乗り場に行くか、電話やアプリで呼び出す。オスロ駅周辺では観光客を狙った個人タクシー(白タク)のボッタクリがたまに報告されている。正規料金を装っておき「法外な予約手数料」を上乗せする、という手口なので注意。 |
| 配車アプリ | 「Uber」「Bolt」が利用可能。 |
| 交通カード | 「Ruter(ルーター)」:オスロ圏の電車、地下鉄、バス、トラム、フェリーに共通して使える。カードよりは「Ruterアプリ」やクレジットカードのタッチ決済が主流で、車内での現金支払いは不可。 |
| Googleマップ | 完全に利用可能 |
|---|---|
| クレジットカード | 世界最高レベルの普及度。現金は断られるため、キャッシュレス決済の手段を必ず2つは用意しておくこと。 |
| トイレ | 清潔で紙も流せる。公衆トイレは有料が多い(タッチ決済)。 |
| 喫煙 | 規制が非常に厳しい国の1つ。屋外でも吸いたい場合は確認するのが無難。1箱150~170クローネ。ただ、北欧特有の口たばこ(スヌース)には非常に寛容で、街中の至る所で使用後のパウチが捨てられており、清潔なイメージとのギャップに驚く旅行者が多い。 |
| コンタクト用品 | 容易に購入可能 |
| 生理用品 | 容易に購入可能 |
| スーパーやコンビニ | ■コンビニ
「7-Eleven」「Narvesen」「Deli de Luca」
■スーパー
■ドラッグストア |
| 定番の軽食や
ファーストフード |
■軽食
ヴァフレル(ノルウェー風ワッフル):ブラウンチーズをのせて食べるのが定番。ホットドッグ(Pølse)。
■ファーストフード |
| 犯罪 | 基本的に極めて安全だが、観光地でのスリや、夜の街の酔っ払いなどに注意。 |
| 緊急電話番号 | 警察・救急・消防:112(英語が通じる) |
| チップ | 基本的には不要 |
| 電圧とプラグ | ・電圧:230V
|
| 現地で使える
ノルウェー語 |
①おはよう。
God morgen.(グモーン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
| 日本大使館 | ・公式HP |
| ノルウェーの
絶景一覧 |
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