プリンスエドワード島は「赤毛のアン」シリーズを執筆した小説家L・M・モンゴメリが誕生した島として有名で、世界中から多くのファンが訪れます。「赤毛のアン」以外の要素で見ても、歴史・景観・グルメなど魅力がたっぷりなので、実はファンならずとも楽しめる島なんです(^^)
「プリンス・エドワード島」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
3・島の見どころ
3-1:グリーン・ゲイブルズ・ハウス
3-2:ケンジントン駅舎
3-3:アヴォンリー・ビレッジ
3-4:グリーンゲイブルズ博物館
3-5:ダルベイ・バイ・ザ・シー
3-6:モンゴメリの生家
3-7:ケープ・トライオンの灯台
3-8:キャベンディッシュ・ビーチ
3-9:フレンチ・リバー
4・世界の魅力的な島々
5・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
プリンスエドワード島は、セントローレンス湾に浮かぶ島で東京都の約3倍の面積があります。先住民「ミックマック族」は「波間に浮かぶゆりかご」を意味する「アベグウェイト」と呼んでいました。カナダが独立する際に「建国会議」が開かれた由緒ある土地でもあります。人口は約14万人。
拠点の町はシャーロットタウン。1720年にフランス人兵士が入植して造られた町で、漁業・造船業・木材業で栄えました。現在はプリンスエドワードアイランド州の州都になっています。人口は約35000人。
最寄りの空港はシャーロットタウン空港(YYG)で、国内の3都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はカナダ・ドル(通貨コード:CAD、記号:C$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1カナダ・ドル=100セントで、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Robert Linsdell
空港は市内中心部から北に約6km離れています。市内への移動はタクシーのみで、所要時間は約10分、料金は定額制で14C$です。
「緑の切妻屋根の家のアン」を再現した建物で、内部にはモンゴメリーや小説の主人公アンに関する資料が展示されています。家の近くにはファンにはたまらない「恋人の小径(こみち)」「お化けの森」などもあって、実際に歩くことが出来ますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
■恋人の小径
■お化けの森
アンとマシューが初めて会った場所である「ブライト・リバー駅」のモデルとされている場所です。現在は鉄道は走っていませんが線路跡などは残されています。
photo by:TravelingOtter
以前は入場料が設けられていて、教会やモンゴメリが教えていたワンルームスクールの建物を見たり、赤毛のアンの野外劇を鑑賞したりする場所でした。現在は入場料はなく、気軽にショッピングや軽食が食べられる施設となりました。
photo by:Smudge 9000
モンゴメリの親戚であるキャンベル家が住んでいた住居で、当時の品々が展示されています。併設されている「シャイニングウォーター・クラフトショップ&ティールーム」ではショッピングや軽食が楽しめるほか、モンゴメリが挙式をした広間で結婚式を挙げることが可能です(^^)
photo by:sarahcstanley
物語に登場する「ホワイト・サンド・ホテル」のモデルといわれています。もともとは、アメリカの大富豪が19世紀に建てた別荘で、禁酒法時代の密輸を隠蔽するためのホテルだったなど面白い逸話も残っています。
「赤毛のアンツアー」で訪れることが出来ます。モンゴメリに関する様々な展示がなされていて、赤毛のアン以外の小説に関するものもあります。
photo by:DanBhentschel
島にはとても多くの灯台が建っています。「赤毛のアンツアー」では実は含まれておらず「北海岸の見どころツアー」のようなもので訪れることが出来ます。レンタカーでも可能ですが、道中に何もないので少し不安になるかもしれません(^^;)
しかし、現地はカナダの僻地らしく絶景が広がっているのでオススメです。北海岸ツアーでは「コーブヘッド灯台」や「インディアンリバー教会」なども含まれています。
プリンスエドワード島国立公園に指定されていて、この島独特の赤土の景観を見ることが出来ます。夕日の名所でもあるので、レンタカーの方は行ってみてはいかがでしょうか(^^)
photo by:Dave Bezaire
ニューロンドンから車で約10分。プリンスエドワード島で最も有名かつ風光明媚な景勝地です。絵葉書やガイドブックで見る景色は、ここの写真が多いです。
フレンチリバー沿いに並ぶわずか十数軒の小さな漁村では、ロブスター・カキ・ムール貝などの漁が盛んです。ベストシーズンは6月中旬から下旬でルピナスが美しく咲きほこります。
以上になります。赤毛のアンの世界を味わえる牧歌的な島、プリンスエドワード島。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■バリ島(インドネシア) |
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言わずとしれた世界的なリゾート地で、現在は「スイング」が大ブームになっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■カンガルー島(オーストラリア) |
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オーストラリアでも有数の「野生動物と触れ合える場所」として知られています。また、大自然が造り上げた芸術作品ともいえる奇岩群は必見です。詳細は下記からご覧ください。 |
■セントマーチン島(オランダ・フランス) |
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南がオランダ領、北がフランス領という島で、テレビなどで一度は見たことがある、飛行機が地上スレスレの高さを飛ぶビーチがあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ニューファンドランド島(カナダ) |
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バイキングが入植した北米最初の土地で、世界トップクラスの壮大な自然が広がっています。また、タイタニック号が沈没した海域に近いことでも知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ザンジバル島(タンザニア) |
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タンザニアの東に浮かぶ島で、美しすぎる海と、岩の上に造られたレストラン「ザ・ロック」が特に有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■海南島(中国) |
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「中国のハワイ」と呼ばれる海南島は、世界最大の観音像やコスタリカを思わせる大規模なエコパークなど、たくさんの見どころがあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■イースター島(チリ) |
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太平洋上に浮かぶ絶海の孤島で、巨大な石像「モアイ」があまりにも有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■タヴェウニ島(フィジー) |
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![]() photo by:Paul Lenz |
「最もフィジーらしい」と称される島で、かつて日付変更線が通っていたことで有名です。また「世界のすごいダイビングスポット50」に選ばれるほどの世界的なダイブサイトでもあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ボホール島(フィリピン) |
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フィリピンで10番目に大きな島で「チョコレーオヒルズ」や世界最小のメガネザル「ターシャ」などで有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ヤップ島(ミクロネシア連邦) |
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戦時中に日本が統治した島で、巨大な石貨が有名です。また、大量のマンタに出会える世界トップレベルのダイビングスポットとしても知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■キジ島(ロシア) |
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キジ島は木造の巨大建築物であるプレオブラジェンスカヤ教会などが有名で、それらの教会は世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な島がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい島&諸島総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい83ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-モントリオール(約12時間)
・モントリオール-シャーロットタウン(約1時間半) |
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ベストシーズン | 5月~10月 |
外務省 | 外務省 海外安全情報 カナダ |
ガイドブック | カナダのガイドブック |
ビザ | ・6ヶ月以内の観光・商用は不要
・「ETA」を申請する |
パスポート残存期間 | 滞在日数+1日以上が必要 |
時差 | ・ニューファンドランド時間:-12時間半(セント・ジョンズなど)
・大西洋時間:-13時間(ハリファックスなど) |
チップ | ・レストランやタクシー:10~15%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2~5US$ |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるフランス語 | ①おはよう。
Bonjour.(ボンジュール)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 110~120V
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通貨 | カナダ・ドル(通貨コード:CAD、記号:C$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1カナダ・ドル=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
カナダの絶景一覧 |
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