ニューファンドランド島はバイキングが入植した北米最初の土地で、世界トップクラスの壮大な自然が広がっています。また、タイタニック号が沈没した海域に近いことでも知られています。当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。こちらのページは「ニューファンドランド島②バイキングと氷山ウォッチング」になります(^^)
「バイキングと氷山ウォッチング」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ニューファンドランド島には多くの見どころがありますが、ここは外せないという5ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
ニューファンドランド島は、1497年にイタリア・ジェノヴァの商人カボットが発見しました。名前はそのまま「新しく発見された土地」となり、豊富に生息するタラのおかげで町は発展していきました。しかし、実はその約500年も前の11世紀にバイキングが入植していましたΣ(゚∀゚ノ)ノ
バイキングは、ヨーロッパ各地に進出した「ゲルマン人」のうち、北へ進出した人々(黄緑)の総称という感じです(^^)
■ゲルマン人の分布図
その中でさらに「ノルマン人」と「ノース人」に大別され、ニューファンドランド島にはノース人がやってきました。(赤の矢印)
photo by:Bogdan
ちなみに、北欧には「サガ」という言い伝えがあります。その中で「アイスランドのバイキングが海を超えて、ブドウのなる『ヴィンランド』という土地に至った」という話があるのですが、長らくこれは謎のままでした。
しかし、ノルウェー人の学者がニューファンドランド島の北端で遺跡を発見。1961年から調査が行われ、先住民は使わない鉄製の品々が発見したことで、バイキングの史跡であると認定されました(,,゚Д゚) この遺跡は「ランス・オ・メドー」と呼ばれていて「草原の入江」という意味があります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
建物の中は当時の様子が再現されています。衣装を着たスタッフ達が説明をしてくれて、一緒に写真も撮ってくれます(^^)
photo by:D. Gordon E. Robertson
こちらは教会です。確かにバイキングっぽいですね(*´∀`*)
アクセスですが、セント・ジョンズからは1000km以上離れているので車で行ける距離ではありません(^^;) 飛行機で島北部にあるセント・アンソニー空港へ行きます。
空港に着いたらシャトルバスでセント・アンソニーの町へ行き、町から遺跡はレンタカーや現地ツアーになります。
氷山ウォッチング
■島へ流れてくる氷山のルート
ニューファンドランド島(赤)の北には「世界最大の島」であるグリーンランドがあります。日本の5.73倍もの面積があり、しかも約80%が氷床や万年雪に覆われています。巨大なフィヨルドも多く、「イルリサット・アイスフィヨルド(青)」は世界的な観光地として知られています(,,゚Д゚)
■イルリサット・アイスフィヨルド
このフィヨルドを削る「イルリサット氷河」は「世界最速の氷河」で、なんと1日に約20m、1年で約7kmも移動しますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は「イルリサット・アイスフィヨルド:徹底ガイド」をご覧ください。それは膨大な氷が海へ流れ出していることを意味していて、ニューファンドランド島周辺の氷山も90%がグリーンランド西岸からのものです。
■ニューファンドランド島周辺の氷山(以下同様)
島に氷河が流れてくるのは6月~8月。この時期は「ウィットレス湾」に無数のパフィンや20種以上のクジラが集まるため、島の観光としてもベストシーズンです(*´ω`*) 詳細は「ニューファンドランド島③観光の見どころ」をご覧ください。
氷山ウォッチングは北東部の町「トウィリンゲート」が有名で、上記の「セント・アンソニー」でも活発に行われています。北から流れてくるので、単純に北の海に面した町の方がしやすいわけですね(^^)
■トウィリンゲート
・アイスバーグ・クエスト社などがツアーを催行
・アクセスはガンダーの町から車で約2時間。ガンダーにはガンダー国際空港があり
セント・ジョンズなど国内5都市に就航。最新の就航路線はこちら。
■セント・アンソニー
ノースランド・ディスカバリー社などがツアーを催行
ツアーは午前・正午・夕方と3回行われるのが一般的で、大人が70~80C$、子供が40~50C$といった感じです。南極に行けばさらに大規模な世界が広がっているわけですが、さすがにそこまで行くのは大変ですし、グリーンランドも十分に僻地です(^^;) ここは最も容易に氷山ウォッチングが楽しめる場所と言えるのでオススメです。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ペリトモレノ氷河とウプサラ氷河(アルゼンチン) |
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南部パタゴニア地方に広がるロス・グラシアレス国立公園にあります。ペリトモレノ氷河は正面からの堂々とした姿が美しく、ウプサラ氷河はクルーズで巨大な氷塊を目の当たりにできます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■サウスジョージア島(イギリス) |
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南米にあるイギリス領で、キングペンギンの世界最大のコロニーです。クジラ、ゾウアザラシ、オットセイ、アホウドリなども見られますし、巨大な氷山や氷塊も楽しめます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■コロンビア大氷原(カナダ) |
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ジャスパー国立公園にある氷原で「アサバスカ氷河」など複数の氷河の「源」になります。詳細は下記からご覧ください。 | |
■アレッチ氷河(スイス) |
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アルプス最長の氷河で、エッギスホルン展望台から一望できます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■イルリサット・アイスフィヨルド(デンマーク) |
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世界最大の島「グリーンランド」にあるフィヨルドで、氷河から流れ出した巨大な氷塊をたくさん見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■グレイ湖(チリ) |
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トレス・デル・パイネ国立公園にある湖で、グレイ氷河から流れ出る氷塊が浮かんでいます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■サンタ・イネス氷河(チリ) |
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南部パタゴニアのサンタ・イネス島にある氷河で、クルーズ船で観光できます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■パストルリ氷河(ペルー) |
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「南米のスイス」と称される「ワスカラン国立公園」にあります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な氷系の場所がたくさんあります。興味のある方は「世界の氷系スポット総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい28ヶ所を4つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-カルガリー(約10時間半)
・カルガリー-セント・ジョンズ(約5時間半) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 外務省 海外安全情報 カナダ |
ガイドブック | カナダのガイドブック |
ビザ | ・6ヶ月以内の観光・商用は不要
・「ETA」を申請する |
パスポート残存期間 | 滞在日数+1日以上が必要 |
時差 | ・ニューファンドランド時間:-12時間半(セント・ジョンズなど)
・大西洋時間:-13時間(ハリファックスなど) |
チップ | ・レストランやタクシー:10~15%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2~5US$ |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるフランス語 | ①おはよう。
Bonjour.(ボンジュール)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 110~120V |
通貨 | カナダ・ドル(通貨コード:CAD、記号:C$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1カナダ・ドル=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
カナダの絶景一覧 |
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